そんな土曜は東京で府中牝馬ステークスが、京都で大原ステークスが組まれている。
大原Sは、ずっと秋の京都で行われている準オープンのレース。2000~2009年の10年間は「夕刊フジ杯」の冠がついていたが、なくなった。また2015、16の2年間はレースがなく、昨年復活。そして今年はメインレースに復帰した。どういう事情なのか分からないが、変化の多いレースといえるだろう。
1997~2001年の間はダートで行われていた。その間の1999年の勝ち馬がサンフォードシチー。村山騎手(現調教師)のお手馬だと思っていたが、それは5歳になってからで、4歳にこのレースを制したときは福永騎手が乗っていた。
5歳時のジャパンカップダート(現チャンピオンズC)がキャリアの絶頂期で、ウイングアローには3馬身半ちぎられたが2着に入った。私は府中競馬場には一度だけ行ったことがあり、そのときに見たのがこのレースだった。ウイングアローの剛脚が印象に残っている。
サンフォードシチーに乗っていた村山騎手は、残念ながらGIは勝てずに調教師に転身した。管理する馬がダートに偏っているのは、このときの雪辱を果たすためなのだろうか。
レースにいってみたい。予想は府中牝馬Sを中心に。
11頭立てと少頭数だが好メンバーが揃った。本命は◎リスグラシュー。その切れ味は牝馬屈指。勝ち味に遅いが、そのお陰で斤量も54 kgと恵まれた。府中の長い直線で能力全開。
推奨穴馬は、穴というほどではないがジュールポレール。前走GI勝ちのわりには人気がなさそうだ。
大原Sは◎アドマイヤエイカンが本命。良馬場で前進。

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