【読書メモ】長江優子『サンドイッチクラブ』（岩波書店）、濱野京子『with you』くもん出版

　子どもたちが選んだ今年の課題図書をまとめてメモしておく。『サンドイッチクラブ』は小学校高学年向け、『with you』は中学生向けの作品。両方とも主人公（一人称）とそのパートナーの関係を描いた物語だ。

　『サンドイッチクラブ』は小学生の女子二人の友情が主軸。これという目標もなく「なりたい自分が分からない」という普通の小学生の珠子が、ちょっと変わり者だが成績抜群のヒカルと友人になり、「サンドイッチクラブ」を結成する。砂像作りでタッグを組み、ライバルの葉真（男子小学生）との対決にのぞむ。
　小学生女子のふわふわした焦燥感や友情、そしてほんのりした恋心もうまく表現されている秀作だ。

　『with you』の主人公も「なりたい自分が分からない」系の中3男子の悠人。成績抜群で優等生の兄へのコンプレックス、離婚した両親への反発、見いだせない人生の意味。「中学生男子あるある」な少年だ。
　その悠人が出会ったのが朱音。夜の公園で会話を交わすうちに、朱音が「ヤングケアラー」であることを知る。ヤングケアラー自身の悩みと同時に、ヤングケアラーに対してどのように接すればよいかという周囲の悩みも描かれているところがよい。
　中学生のラブストーリーに、ヤングケアラーという社会問題を見事に閉じ込めた、まさに夏の課題図書にふさわしい青春小説だ。

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【お父さんの週末料理】2021年8月28、29日～またハマチを買ってしまった～

　わが家では土曜、日曜の晩ご飯は主に父（私のこと）が担当している。そのメニューを絶賛（？）公開中。
　家族構成は父（40代後半）、母（年齢非公表）、娘（中2）、息子（小5）の4人。
　滋賀県も緊急事態宣言となったため、娘のクラブも息子の野球も活動停止。日曜は娘を除く3人で比叡山を登った。

　8月28日（土）　

　久しぶりに何もない休日。

◆朝・昼ご飯◆
　妻が朝はうどんを、昼はチャーハンを作ってくれた。お陰でゆっくり走れた。

◆晩ご飯◆
　スーパーに行くと「今からハマチ安くしますよ～」とアナウンスが。私の来店を待っていたのだろうか（たぶん違う）。あまりに立派で一匹は多すぎるので、半身を購入した。刺身と塩焼きを堪能。娘はご飯に乗っけて海鮮丼にした。満足したようだ。
　他はサラダ、スープ、ご飯。

ハマチの刺身と塩焼き

　8月29日（日）　

　朝ご飯を食べて比叡山へ。登山道はそれほど人もおらず、気持ちよく上り下りできた。登ったところにお店があるのがありがたい。

◆朝・昼ご飯◆
　朝はハマチの塩焼きの残りを食べた。他はトマトと五穀米。
　昼は比叡山下山後に、JR駅前でラーメン。「この猛暑にラーメン？…」と思っていたが、意外にズゾズゾと平らげてしまった。ラーメン恐るべし。息子はずっと気になっていた店に行けて喜んでいた。
　娘は家で一人メシ。スーパーでだし巻きを買って、ご飯と食べたそうだ。相変わらず小食やねえ…。

比叡山延暦寺にて

◆晩ご飯◆
　ポークステーキを焼いた。バローの厚切りUSポークはなかなかグー。息子が「やった、肉や～」と喜んだ。
　他はサラダ、スープ、五穀米。

ポークステーキとご飯

◆作り置き◆
　豚キムチを作りおいた。明日から食べてください。

豚キムチ

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【サブ3を達成して燃え尽き気味】48歳おっさんランナーの練習週報：2021年8月23～29日の記録

　2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は49歳。
　2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成！ 続く2021年3月のなにわ淀川マラソンで2回目のサブ3を達成したが、やや燃え尽き気味…。
　ポイント練習は週3回で、スピード練、閾値走、ロング走が基本。
　滋賀県も、ついに緊急事態宣言。運動施設は使用禁止になってしまった。
　今週は夏休みをとったので、火・木・土曜にポイント練習を入れた。

◆総　評◆
　週間走行距離は55 kmとそれほど多くないが、それに加えて、バイクの移動が20 kmあって、比叡山のトレイル（登山）もしたので、運動量としてはかなりになった。
　今月は距離増進月間。夏休みを取ったので、週に2回のロング走を実施した。中1日でロング走をしたのは初めてだ。

◆スピード練◆
　夏休みに、子どもたちを連れて土のトラックへ。車で移動して、アップとダウンは野球やテニスで代用したので、距離は全く稼げなかった。
　子どもたちがテニスしている横を、400 m×10本。30℃超の気温にしては、まずまずのペースで走れたか。
　練習後は近所の人気ラーメン屋へ。冷やし中華が美味しかった。

ガーミンのトレーニング機能を使っているので実際の距離はもう少し短め

トラックの横でテニス

◆閾値走◆
　今週はロング走を2回やったので、閾値走はナシ。

◆ロング走◆
　初めて週に2回のロング走を実施した。猛暑なので、普通に走るのは無理。公園に水を置いて、日陰の国道を往復した。5往復（ほぼ20km）で120分。坂道なので、キロ6分に近いペースになる。2回とも、ほぼ同じタイムになった。
　バイクの移動と合わせて2時間半ほど体を動かせれば合格点。猛暑の時期に、週2回よく頑張ったのでは。

1回目

2回目。ほぼ同じタイム

◆比叡山トレイル◆
　息子の野球チームが緊急事態で活動停止になったので、息子と妻と一緒に比叡山を登った。JR比叡山坂本駅から1時間強で延暦寺に到着。山頂（大比叡）まで行くと、途中で拝観料を要求されるので、今回はパス（「登山です」と言うと支払わなくてよいのだが）。
　下山後はJR駅前のラーメン屋で舌鼓。猛暑なのに、けっこうな混雑ぶりだった。

延暦寺にて。おみくじを引いたら大吉だった

◆まとめ◆
　最高気温が35℃に近い猛暑のなか、よく体を動かせた。スタミナがついていると思いたい。
　来週は9月。気温が下がるのが待ち遠しい。


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【お父さんの週末料理】2021年8月21、22、24～26日～今月の餃子大会～

　わが家では土曜、日曜の晩ご飯は主に父（私のこと）が担当している。そのメニューを絶賛（？）公開中。
　家族構成は父（40代後半）、母（年齢非公表）、娘（中2）、息子（小5）の4人。
　今週は夏休みを取ったので、火～木曜も私がご飯を担当した。

　8月21日（土）　

　滋賀県にもマンボーが発令されたため、野球は午後に自主練。娘の部活は活動停止。

◆朝・昼ご飯◆
　妻が朝はシウマイを、昼はチャーハンを作ってくれた。ご馳走様でした。

◆晩ご飯◆
　今週の魚は鯵（あじ）。大きいのを2匹買って刺身と塩焼きで食べた。いつもより刺身を増やしたら子どもたちが喜んだ。
　他はサラダ、豚ホルモン、スープ、五穀米。豚ホルモンはレバーとハツと白モツ。白モツが人気だった。

鯵の塩焼きと刺身

枝豆が旬で美味

　8月22日（日）　

　この日は午前に野球の自主練。

◆朝・昼ご飯◆
　朝は鯵の残りを食べた。朝ご飯にピッタリ。他は簡単サラダと五穀米。
　昼は冷しゃぶ。「暑い日は冷たいのがええなあ～」と息子がモリモリ食べた。他はサラダと冷や奴（娘と私のみ）と五穀米。

冷しゃぶ

◆晩ご飯◆
　私の誕生日の前祝いで（？）ステーキを焼いた。バローのアンガスビーフはなかなかイケる。この美味しさで100 g 198円とはコスパが高い。
　他は焼き野菜、冷しゃぶの残り、豚ホルモン、五穀米。
　誕生日当日は子どもたちがチャンプル、卵焼き、クッキー、プリンを作ってくれた。ありがとう！

バローのアンガスビーフ

子どもたちが作ってくれたバースデーメニュー。ありがとう

　8月24日（火）　

　夏休み1日目。午前中に娘と息子を連れてグランドへ行った。

◆朝・昼ご飯◆
　朝は妻がホットドッグを作ってから出勤してくれた。ありがとうございます。
　昼はグランドで運動した後に、息子と私は近所のラーメン屋へ。息子はとんこつを、私は冷やし中華をチョイス。冷やし中華はけっこういけたが、1シーズンに1回でいいかな。娘は朝のホットドッグの残りを食べた。

テニスをやった

◆晩ご飯◆
　子どもたちに何が食べたいか聞くと、グラタンで意見がまとまった。子どもたちの大好物だ。いつも通り美味しくできたが、チーズが溶けてしまって存在感がなくなったのは残念。しかし息子は「前回より美味しかったで」だそうだ。
　他はサラダとスープ。

グラタン

　8月25日（水）　

　夏休み2日目。

◆朝・昼ご飯◆
　朝はシウマイ。チンするだけで美味しくできる便利食材だ。他はグラタンの残りとご飯。
　昼はローストビーフの冷製茶漬け。ご飯にローストビーフと海苔を乗せ、冷たいダシをかける。暑くて食欲のないときのスペシャルメニュー。
　他はグラタンの残りとサラダ。

わが家名物ローストビーフの冷製茶漬け

◆晩ご飯◆
　鮭の塩焼きがメイン。バローのチリ産の鮭は「今日の鮭、めっちゃ美味しいで～」と大好評。確かに脂がのって美味しかった。
　他はサラダ、スープ、五穀米。

鮭の塩焼きとご飯のゴールデンコンビ

　8月26日（木）　

　滋賀県も、明日から緊急事態。グランドが使用禁止になるので、息子の自主練はこの日で当面最後。

◆朝・昼ご飯◆
　朝は鮭の塩焼きの残り。朝ご飯にピッタリ。他は簡単サラダ、ご飯。
　昼はカップ麺大会。夏休みなのでちょっと手抜きした。娘はカップのチキンラーメン、私は袋の塩ラーメン。それぞれ美味しく食べた。
　他は簡単サラダとエビの揚げ物（スーパーの惣菜）。
　息子は友達と野球の練習をして、友達のおじいちゃん（名監督）にから揚げ定食をご馳走になった。いつもありがとうございます。

◆晩ご飯◆
　今月の餃子大会。50個を子どもたちと私の3人で包んだ。特に娘が気に入って、コソコソ取ってはパクパク食べていた。めっちゃ食べてたの、バレてるで（笑）。
　他はサラダ、スープ、ご飯。サッと食べて息子の野球に行った。

今月の餃子大会。これで3分の1

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【サブ3を達成して燃え尽き気味】48歳おっさんランナーの練習週報：2021年8月17～22日の記録

　2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は48歳。
　2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成！ 続く2021年3月のなにわ淀川マラソンで2回目のサブ3を達成したが、やや燃え尽き気味…。
　ポイント練習は週3回で、スピード練、閾値走、ロング走が基本。
　先週のポイント練習が月曜にずれ込んだので、今週は火～日曜の6日間。

◆総　評◆
　6日間の走行距離は62 km。久々にそこそこ距離を踏めた。雨が少なかったためと、移動にバイクを使わなかったためだ。距離を踏む月なので、平日に時間が取れれば、週に2回ロング走をやってもよいのかもしれない。

◆スピード練◆
　土曜にいつもの公園外周をインターバル走5周。これが全然ダメで、全くスピードが上がらなかった。8時にノソノソ起きて、10時前からインターバル走というのは無理があったか…。しんどくて走れないというより、しんどくなるほどスピードが出せない感じだった。

なんぼ何でも遅すぎたか…

◆閾値走◆
　心拍数を85%に保って10 km走るトレーニング。雨が上がったので、木曜の仕事後に実施した。雨上がりで気温が低く、ペースが上がるかと思ったら、先週と変わらなかった…。同じゾーン4でも先週より心拍数が低かったので、その分かもしれない。

心拍数はかなり上手に収められた

◆ロング走◆
　日曜にびわ湖岸を130分走った。曇り空だったので、久しぶりにびわ湖岸に行ったら、途中はかんかん照りでバテた…。 　序盤から体が重く、キツかったが、何とか2時間以上を完走。土曜・日曜と、どうも調子が上がらなかった。もう少し距離を踏みたかった気もするが、真夏だしこんなもんということにしておきたい。

◆まとめ◆
　久しぶりにそこそこ走れた。ただ、体が重く、調子は悪かった。3週目で疲れが蓄積しているのだろうか。
　夏休みやワクチンとの兼ね合いで、次週もポイント練習を実施する予定。故障には気をつけたい。夏休みを取るので、ロング走を2回入れることも考えている。


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子どもたちの一学期と夏休み【中2の娘と小5の息子】

　コロナの第4波が一学期と重なったが、休校にはならず、部活や少年野球も通常に近いかたちで行われたのは不幸中の幸いだった。
　中2の娘も、小5の息子も、無遅刻・無欠席で完走できたのは偉かった。続けてほしいものだ。

◆部活と少年野球◆
　娘は軟式テニス部に入っており、延び延びになっていた新人戦が2年生の夏にようやくできた。炎天下のなか、こっそり見に行ったところ、見事に1回戦を突破。2回戦は強豪ペアに敗れたが、一つ勝ててよかったね。
　息子は少年野球に打ち込んでいる。6年生の試合にも出してもらっているのはよい経験になるだろう。チームがもう少し勝てるよう、仲間と一緒に頑張ってほしい。

サーブを打つ娘

息子は捕手もやっている

◆通知表◆
　通知表は2人とも大きな問題はなし。娘はこの成績が続けられれば、それなりの高校に行けそうだ。
　息子は勉強はついい行けているが、文字が汚く、「がんばろう」（3段階評価の一番下）を食らっていた…。きれいじゃなくても、読める字を書きましょう。

◆息子の永遠の課題◆
　後片付けを初めとする「目の前の面倒くさいこと」を避けたり先延ばしにしたりするのは、息子の昔からの悪い習慣だ。この夏休みにも、公文の宿題をまったくやらずに白紙で提出していることが、またバレた…。
　私の堪忍袋の緒も切れて、公文と一緒に野球もやめさせようと思いもしたが、もうあまり激しく怒るのはやめた。父が何度、大爆発して大説教を食らわせても、何の効果もない。
　息子は「今回はあまり怒られへんかったな。ラッキー」と思っているのだろうが、もう知らんで。自己責任でやってくれ。

◆娘の反抗期◆
　娘が満を持して（？）反抗期に突入。何を聞いても「ゴニョゴニョ」と返すので、意思疎通が不便で仕方ない…。
　こちらの指示やアドバイスも、すべて否定する。何でも否定するのは勝手ですが、その行動の責任は自分で取ってください。

◆自転車◆
　息子の自転車がパンクしたので自転車屋に行くと「けっこう走り込んでますねえ」とのこと。親には報告せず、友達と遠乗りしたりしているのかもしれない。
　タイヤの交換を勧められたが、いまの自転車は身長的にギリギリだし、交換したところでそんなに長くは乗れない。「いっそ買い換えを検討してもよいかもしれませんねえ」というセールストークにも乗せられて、新車の購入を決断した。
　子ども用は卒業して、大人用のサイズに乗れる身長になったので、選択肢が増えた。選んだのはアドバンテージという車種の赤色。オートライトのスポーツママチャリだ。長く乗って下さい。
　自転車屋さんが「今日、入荷したところなんですよ」と、入れた自転車がすぐに売れて嬉しそうだった（笑）。

アドバンテージ。セオサイクルより

◆夏休み◆
　第4波と第5波の間に、おじいちゃんとおばあちゃん（私の両親）と会えたのはよかった。いつもありがとうございます。次に会えるのは、いつになることやら…。
　また、息子の希望で、小浜に釣りにも行った。日が昇ってからの釣りでは、サビキで小さい魚がチョロチョロ釣れた程度だったが、息子は楽しかったそうだ。娘も、釣りはそれなりに面白かったらしいが「早起きがイヤやし、もういい」だそうだ。朝が苦手な父の血を引いてしまったようだ…。

　その後は第5波が到来し、夏休み中に娘と息子の学校でも感染者や濃厚接触者が続々と出ている。二学期が始まれば、どうなることやら。
　滋賀県にマンボーが発令され、娘の部活も息子の少年野球も活動停止になり、もう一度釣りに行く計画も中止にした。子どもたちの活動は、なるべく止めてあげたくないのだが、仕方ないのかなあ。これで最後になることを強く願いたい。

夏休みの1コマ

空振り？…

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【読書メモ】東野圭吾『魔力の胎動』（角川文庫）

　『ラプラスの魔女』の前日譚。「魔女」の羽原円華が、物体・流体の動きを読めるという自らの魔力を駆使して物事を解決する短編が五つ収められている。
　円華の小悪魔ぶりと、各話に登場する流体力学とが巧みに絡みあい、テンポよく読ませるのはさすが東野小説。
　今回、円華の相棒を務めるのは、鍼灸師の工藤ナユタ。このコンビでさまざまな人を救っていき、四話目は意外なと人物が救われる。最後の五つ目は『ラプラスの魔女』につながる一話で締めくくられる。
　『ラプラスの魔女』を読んだら、こちらを読まない手はないだろう。

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