2014年3月4日火曜日

娘(年長組)と息子(3歳児組)の生活発表会

 娘(年長組、もうすぐ小学生)と息子(3歳児組、来春から年少組)がお世話になっている保育園では、毎年、生活発表会なるものがある。いわゆる発表会だ。
 昨年、はじめて見に行った。行く前は
「自分の子どもの発表だけでいいのに」
と、あまり乗り気ではなかったのだが、子どもたちが一生懸命に演技する姿を見て元気をもらった。今年はどんな発表をしてくれるのだろうか。
 娘によると、年が明けてからは、この発表会に向けて毎日、血のにじむような(ウソです)練習をこなしてきたそうだ。

 まずは息子のダンス。「きどりっこカメさん」という歌に合わせたダンスを披露した。3歳児クラスだと、ただ突っ立っている子も多い。昨年は慣れない雰囲気に泣いてしまう子もいたように思うのだが、今年はそういう子はいなかった。優秀な(?)学年なのだろうか。わが息子は、4月生まれということもあり、ずいぶん上手に踊っていた。よくできました。


 娘の出番は後半戦。年中組や年長組になると、何種類かのダンスがあり、そのうちの一つに参加する。娘はバレリーナの一員として登場したのだが、本人は別のダンス(何かは忘れた)がよかったらしい。子どもでも、隣の芝は青く見えるものなのだろうか。
 年長組ともなると、みんな真剣だ。特に女の子は、ポーズをバッチリ決めてくる。


 中には「楽しくて仕方ない」とばかりにニコニコしながら踊っている子もいるのだが、たいていの子は緊張感を漂わせている。娘は後者だ。
 娘は発表会前にインフルエンザにかかり、最後の数日は練習できなかったのだが、そのハンデを感じさせないダンスを見せてくれた。よくできました。

 最後は学年ごとに音楽の発表。息子は歌とマラカスを披露した。大きな声で一生懸命歌っていた。


 娘は先日の音楽フェスティバルのために練習した、アフリカンシンフォニー、宮崎アニメメドレー、エーデルワイス、蛍の光を演奏した。音楽発表会に力を入れている保育園でもあり、なかなかの迫力だ。娘は、担当のピアニカを(たぶん)上手に演奏した。


 娘は、保育園では最後の発表会だった。今回は主役だったが、春になれば下っ端に逆戻りだ。保育園生活もあと1カ月。楽しい思い出を作ってほしい。
 先生方にもいろいろお世話になりました。あまり世話のかからない子だったと思うのだが、それは親のひいき目だろうか?

 自分の子ども以外のものでは、年少組の「カエルさん」の発表がよかった。保育園の発表は、簡単なモチーフのほうが魅力が伝わるように思う。

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

2014年3月2日日曜日

予想の回顧 阪急杯、中山記念、アーリントンC 2014

 日曜の阪神メインは阪急杯。
 ◎ラトルスネークはまたも出遅れ…。3、4コーナーで外を回して前にとりつくが、直線はジリジリになり、6着まで。内を突いた馬が上位を占める展開では厳しかった。いつも、何か噛み合いませんなあ…。
 本命に推すのをやめたらアッサリ勝ってしまいそうで、こういう馬はなかなか見限れない。まるで、悪い女に捕まってしまったような状態だ…。

 中山では中山記念。スタートでトウケイヘイローが大きく出遅れ、スタンドがどよめく。他馬の騎手もビックリしただろう。◎ロゴタイプは5、6番手のインから。
 出遅れたトウケイヘイローが1コーナー過ぎでハナに立つという、珍しい展開に。直線までそのままの体勢で進む。直線を向き、◎ロゴタイプジャスタウェイと並ぶようにして追い出すが、アッサリ突き放される。それでも2着は確保しそうな脚色だったのだが、最後の最後にアルキメデスに差されてハナ差の3着。馬券はハズレ。
 ジャスタウェイが先行して内をズバッと突き抜けたのには驚いた。道中、ロゴタイプの近くにいたのでよく見えており
「こんなところにジャスタウェイ? アッサリ勝ってしまうやん」
と思っていたら、まさにそうなった。またもやノリマジックにしてやられた。福永騎手には悪いが、ドバイでもノリに乗ってもらうほうがよいのではないだろうか。
 ◎ロゴタイプは、休み明けでハナ差の3着。これならドバイ遠征にも楽しみがもてる。二走目の上積みに期待したい。

 土曜の阪神メインはアーリントンC。
 ◎ミッキーアイルは-6 kg。陣営は「馬体重を増やすために間隔を取った」とコメントしていたので少し心配になるが、パドックを見るとそれほどイレ込んだり細くなっているわけではなさそうなので、予定通りこの馬から勝負した。
 レースでは好発を切ってスイスイ逃げていき、3コーナーでは4~5馬身ほど後続との差を広げる。
「ちょっと行きすぎでは…」
と心配していると、4コーナーでは後ろとの差が縮まり、直線入り口では左右にフラフラする面を見せる。
「ヤバいかも…」
という不安をよそに、まっすぐ走り出してからは後続との差を広げ、3馬身半差の完勝。この相手では力が違った。NHKマイルCは東京なので、馬体の維持と輸送によるイレ込みが課題か。
 2番手争いはフェルメッツァタガノグランパに迫るが、最後は同じ脚色になり、タガノグランパが2着を確保。安かったが馬連を本線で取った。

 今週は3戦1勝だが、他のレースが散々で、最終馬連の恩恵も受けられず、トータルの収支はかなりのマイナスになった。開催が替わってガタッとこないよう、来週は巻き返したい。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年3月1日土曜日

2014 阪急杯、中山記念 予想と与太話

 阪神・中山開催開幕週は、西で阪急杯、東で中山記念が組まれている。
 昨年の中山記念の予想
「中山記念は別定のGIIだが、例年、一線級の参戦はそれほど多くない。最も渋い別定GIIと独断したい」
と書いたのだが、お詫びして撤回したい。私の言葉に馬と調教師が発奮したのか、今年はGI並の好メンバーが揃った。そうではなく、ハイレベルの理由はドバイ。近年、ドバイに遠征する日本馬が飛躍的に増えている。今年はいったい何頭が出るのだろう。そのステップとして、このレースが選ばれているのだ。
 ドバイミーティングは招待レースだから、向こうから呼んでもらえないと出走できない。よって出走馬が増えているということは、ドバイで日本馬の評価が高まっているということだ。よいことである。

 レースにいってみたい。
 予想は阪急杯を中心に。高松宮記念の前哨戦が、なぜ1400 mに延長されたのかワケワカメだが、◎ラトルスネークにとっては好都合。1400 mはベストの距離だ。ここ数走、出てくるたびに本命に推しているのだが、歯がゆい結果が続いている。出遅れたり、前残りになったり、不利があったりと、どうも恵まれないのだ。だからついつい
「力さえ発揮できれば…」
と、懲りずに本命に推してしまう。今度こそ期待に応えてほしい。
 推奨穴馬は休み明け得意のバーバラマヤノリュウジン。実績馬パドトロワも怖い。

 中山記念は◎ロゴタイプを狙う。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年2月28日金曜日

2014 アーリントンカップ 予想と与太話

 土曜日から3月が始まるのにあわせて、阪神・中山開催もスタート。今週のアネモネSからトライアルも始まり…と思っていたら、アネモネSは2週間後に移動したらしい。なぜなのだろう。

 そんな土曜の阪神メインは、アーリントンC。昨年、一昨年のこのレースの予想にも書いたのだが、アーリントンはアメリカのテキサス州の地名で、MLBのレンジャーズの本拠地である。レンジャーズといえばダルビッシュ投手だが、実はもう一人の日本人がいる。田中賢介内野手だ。
 日ハム時代は日本一の二塁手といえる存在だったのだが、昨年はメジャーでプレーしたのはほんの数試合。しかも外野手としての起用だった。今年はメジャー契約を勝ち取り、ダルビッシュとともにプレーできるのか。ひそかに注目している。

 レースにいってみたい。
 10頭立てと、少し寂しいメンバーになった。みんな◎ミッキーアイルを避けたのだろうか。この相手ならこの馬が本命で仕方なかろう。阪神の1600 mはタフなコースだが、開幕週の馬場を味方に逃げ切ってほしい。
 この馬とバンドワゴンとイスラボニータの3頭には、ぜひNHKマイルCで激突してほしいものだ。3頭とも、マイル前後の距離に適性があると思うのだが。
 推奨穴馬はレッドルシファー。前走の大敗は重馬場のせいだろう。巻き返しがあるかも。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年2月27日木曜日

書評 首藤瓜於『脳男』(講談社文庫)

インパクトのある書名も、読んで納得。なるほど「脳男」だ。


 連続爆弾事件の犯人を追い詰めた現場には、もう一人の男(鈴木一郎)がいた。犯人は逃げ去り、鈴木だけが逮捕される。精神科医が鈴木の精神鑑定を重ねていくにつれ、驚くべき事実が発覚する。鈴木には「感情がない」のだ。
 鈴木の生い立ちが明らかになっていくにつれ、鈴木の本性が徐々に見えてくる。感情のない人間、すなわち「脳男」とはどういう存在なのか。さらに、鈴木は爆弾犯の共犯なのか、それとも犯人の敵なのか。謎が謎を呼ぶ。そこに新たな爆弾事件が発生じ、ハラハラドキドキのラストへ。

 というのが粗筋。最初は「脳」男が「悩」男に見えて、悶える男みたいなのを想像していたのだが、全然違った(……)。
 感情がない脳は情報を受動的に入出力するだけで能動的な行動を一切起こさない、という設定が面白い。読んでなるほど、鈴木はたしかに「脳男」だ。このインパクトのある書名も、人気の大きな要因の一つだろう。
 鈴木はあのときなぜああいう行動をとったのかなど、残っている謎もあり、続編が気になるように書かれているのもニクい。

 感情がなければ困るだろうが、一方で私の煩悩だらけの脳にも困ったものだ。少し脳男を見習いたい。



【送料無料】脳男 [ 首藤瓜於 ]
【送料無料】脳男 [ 首藤瓜於 ]
価格:620円(税5%込、送料込)(楽天ブックス)

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

2014年2月26日水曜日

書評 涌井良幸・涌井貞美『数的センスを磨く 超速算術 筆算・暗算・概算・検算を武器にする74のコツ』(実務教育出版)

確かにこの本をマスターすれば速算の達人になれる。でも、74は多すぎない?


 書名に偽りなし。素速く計算するためのさまざまなコツ(公式といってもよいかも)をまとめた本である。確かに本書に書いてあるコツをマスターすれば、スイスイと計算できるようになる。
 たとえば、帯に載っているのはこの三つの計算である。

(1) 102+97+105+99
(2) 745×755
(3) 325÷25

こんな計算が「ホイッ」とできるようになるのだ。この三つのタネを簡単に明かしておく。
(1)は100を基準にその差を考えればよい。

  (100+2)+(100-3)+(100+5)+(100-1)
 =100×4+(2-3+5-1)
 =400+3=403

(2)は「『下2ケタの和が100』で『最上位が同数』の掛け算」という、22番目のコツである。この場合、上のケタは

  (最上位の同数)×(最上位の同数+1)
 =7×8=56

下のケタは足して100になる数どうしの掛け算になる。

  45×55=2475

よって 745×755=562475

(3)は「5、25、125で割るなら掛け算にチェンジ」という、30番目のコツを用いる。すなわち

  325÷25=325×4÷100=1300÷100=13

というわけだ。このような「計算を素速く行うためのコツ」が、74個紹介されている。
 でも、74は多すぎないか…。そりゃ、これだけのコツ(公式)を頭に入れておけば、サクサク計算できて、みんなを驚かすこともできるだろう。しかし、74のコツを頭にインプットしておき、それぞれの計算に最適なコツを適用するというのは、あまりにハードルが高い。せめて、10程度の基本のコツに絞るべきだったのではないだろうか。

 本書のコツには、和算のノウハウがかなり入っているように思った。電卓のなかった時代に、素速い計算力を身につけるために、寺子屋ではこのようなコツ(公式)を生徒たちにたたき込んでいたのかもしれない。

 以下は、本書をちょっと離れた、計算に関する私見である。
 計算は数学ではないと思う。私は、数学はわりと得意なほうだったが、暗算は得意ではない。2ケタ+2ケタの足し算も、すぐにはできない。だから、数学力と計算力が別物だということは、分かっているつもりだ。計算は苦手でも数学はできる。
 とはいえ「計算が苦手でよかった」と思ったことはない。計算が上手なことは、少なくとも各種試験におおいに役に立つだろう。その他のさまざまな場面でも、計算ができるに越したことはないはずだ。
 したがって私は、ソロバンや公文式などの計算トレーニングには意味があると思う。計算は約束事であり(数学ではないからこそ?)トレーニングすればするほど上手になる。
「電卓や表計算ソフトがある時代に計算トレーニングですか?」
という意見には「それでもやはり意味がある」と答えておきたい。

 そんな思いもあって「本書を読めば速算が簡単に身につくかも」と期待していたのだが、改めて「計算力はトレーニングを積まないと身につかない」ことを知らされた。
 結局、学問に王道なしということのようだ…。



【送料無料】数的センスを磨く超速算術 [ 涌井良幸 ]
【送料無料】数的センスを磨く超速算術 [ 涌井良幸 ]
価格:1,470円(税込、送料込)(楽天ブックス)

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

2014年2月24日月曜日

予想の回顧 フェブラリーS、ダイヤモンドS、共同通信杯、洛陽S、斑鳩S 2014

 日曜はGI開幕戦、フェブラリーS。
 ◎ホッコータルマエは5、6番手から。思ったよりも少し前の位置取りだ。4コーナーでは少し外に持ち出して、後ろを待つ。そこに並びかけてきたのはブライトライン。満を持して追い出すと、ブライトラインを競り落とす。前にいるのは道中2番手につけていたコパノリッキーのみ。これは確勝パターンだ。すでに勝ったつもりで
「何か差して、2着に上がってこいっ」
と捕らぬ狸の何とやらをしていたのだが、なかなかコパノをかわせない。結局、そのままの体勢でゴール。最低人気のコパノリッキーが粘りきった。まあビックリ。故障明けの2走が惨敗だったので、まったくノーマークだった。これは何回買っても取れそうにない。

 洛陽Sは◎ノーブルジュエリーが中団から馬群を割って突き抜け、1馬身半差の完勝。人気に応えた。ただ、馬券は馬券道場の単勝を取っただけに終わった。

 土曜の東京メインはダイヤモンドS。◎フェイムゲームは1番人気。このメンバーなら順当なところか。ところが、ゲートの扉に突進してぶつかった直後にスタートが切られ、大きく出遅れてしまう。
「なんぼ長距離レースでも、こりゃアカン」
と諦めムードだったのだが、2周目の向こう正面から徐々にポジションを上げていくと、3、4コーナーでは外をマクって、直線では早くも先頭に立つ。
「おいおい、超横綱相撲やな。最後はタレるんちゃうか…」
と呆れているうちに、そのまま押し切ってしまった。結果的にはこのメンバーでは力が2枚も3枚も上で、長距離適性もあったということなのだろう。強かった。
 馬券は、2着のセイクリッドバレーを押さえており、馬連を取った。

 斑鳩Sは◎ダイナミックガイが中団に構え、4コーナーではいい感じで外を上がっていったのだが、一つ内にいたエーシンシャラクが外にふくらんできたアオリを受け、かなり外を回されてしまう。直線もほとんど伸びず、9着に惨敗。
 確かに不利はあったが、それがなくてもどうだったか。ガッカリ。

 代替開催の月曜メインは共同通信杯。
 ◎イスラボニータはかかり気味に3番手のインから。直線では少し外に持ち出してうまく進路を確保。持ったままで前に並びかけ、残り200 m手前から満を持して追い出すと、ズバッと切れて1馬身1/4差で見事に1着。クラシック戦線の関東代表の座を確たるものにしたといってよいだろう。ただ、血統や走りからは、ダービーよりも皐月賞向きか。
 馬券は、安かったが馬連を取った。

 今週は安い馬券ばかりだったが5戦3勝。さらに最終馬連の恩恵も受け、トータルの収支もまずまずプラスになった。次開催もこの調子でいきたい。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年2月23日日曜日

2014 共同通信杯 予想と与太話

 先週中止になった共同通信杯が月曜に行われる。その結果、東京では土・日・月と三つの重賞が組まれているのに、京都では一つもナシというアンバランスなことになってしまった。

 共同通信杯といえば思い出すのがナリタブライアン。前年の朝日杯を勝った馬がここを使ってくるという異例のローテーションで、2着に4馬身差をつけて完勝した。その後はスプリングSも勝って皐月賞へ向かった。タフな三冠馬だった。

 レースにいってみたい。
 本命は◎イスラボニータ。ここまでの戦績は3-1-0-0。唯一負けた相手はハープスターだけである。前走でお世話になっていることもあり、素直に実績を信頼。前走のように、内をグイグイ伸びてきてほしい。
 推奨穴馬はハギノハイブリッド。前走はいい競馬だった。左回りはよさそうだし、好枠を引いた。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年2月22日土曜日

2014 フェブラリーS、洛陽S 予想と与太話

 日曜の東京メインはフェブラリーS。今年最初のGIである。
「この厳冬期にGIですか…」
なんて思っているのは今や少数派なのだろうが、春の到来とともにGIが開幕するほうが気候的にも気分的にもよいと思えてならない。
 とはいえ、GIと聞けば予想に力が入ってしまうのが競馬オヤジの悲しいところだ。

 レースにいってみたい。
 よいメンバーが揃った。現在のダート戦線の強豪が、それぞれ順調な調整過程を経て、このレースを迎える。ダートナンバーワン決定戦といってよいだろう。
 本命は◎ホッコータルマエ。「本命は枠順を見てから決めよう」と思っていたところ、この馬が外のいい枠を引いた。今回は、JCDとは逆に、この馬がベルシャザールやニホンピロアワーズを見る位置でレースができそうだ。JCDは目標にされた分と早めに抜け出したために惜敗したが、今回は一本かぶりの人気にはならないだろうし、自分のレースに徹すれば勝利が見えてくる。
 推奨穴馬はワンダーアキュート。この実績馬に穴馬とは失礼だが、何度好走しても人気が出ず、今回も今のところ5番人気。これだけ毎回人気の盲点になる馬も珍しい。怖いのは根岸S組。中でもドリームバレンチノが大穴候補だ。芝でロードカナロアと接戦をしていた馬。前走だけでは見限れない。

 洛陽Sは人気でもノーブルジュエリー

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年2月21日金曜日

2014 ダイヤモンドS、斑鳩S 予想と与太話

 今週は、3週間ぶりに雪のない週末になり、久々に良馬場での競馬が楽しめそうである。どうやら寒さもピークも越え、春の足音が聞こえてきたようにも感じる。競馬カレンダーも、京都・東京開催は今週で終わって、来週からは阪神・中山開催がスタート。早いものだ。

 そんな土曜の東京メインはダイヤモンドS。めっきり少なくなった3000 m超のレースの一つだ。
 ところで、JRAに3000 m以上の平地レースがいくつあるのか、ちょっと調べてみた。すると、天皇賞・春、菊花賞、阪神大賞典、ステイヤーズS、ダイヤモンドS、万葉Sの六つだけらしい。寂しいなあ。もう少しあってもよいと思うのだが…。
 とはいえ、今回のダイヤモンドSも11頭立てで、各上挑戦の馬もちらほら。この現状では、増やしてくれという意見はなかなか通らないか。

 レースにいってみたい。
 例年はステイヤーズSをステップにした馬が多いと思うのだが、今年はほとんどいない。となれば万葉S組が人気するのは自然の流れか。しかし、今年の万葉Sはほとんど準オープンのようなメンバーでレベルに疑問がある。
 というわけで、本命は◎フェイムゲーム。いままで走った一番長い距離のレースは前走のAJCC(2200 m)なので距離適性は未知数だが、半兄にバランスオブゲームがいて、父がハーツクライなのだから、こなしてくれないか。距離さえ保てば、実力は一枚上のはず。
 推奨穴馬はナシ。少頭数でもあり固く収まりそうだ。

 京都のメインは斑鳩S。斑鳩は「いかるが」と読む、奈良の地名だ。法隆寺が斑鳩町にあるのだが、そういえば小学生の遠足以来行っていない。
 本命は◎ダイナミックガイ。準オープンに昇級してからの2戦を0.3、0.2秒差にまとめている。もうひと押しを期待。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年2月18日火曜日

予想の回顧 京都記念、東京新聞杯、クイーンC、アルデバランS 2014

 日曜の京都メインは京都記念。馬場はやや重にまで回復。すごいぞ日本の競馬場。
 レーススタート。どの馬が逃げているのか、まったく気にしていなかった。まさかその馬が勝ってしまうとは…。
 ◎トーセンラーは中団の外で折り合いをつける。人気のジェンティルドンナはかかり気味に3番手。かなり行きたがっているように見えた。
 向こう正面でトゥザグローリーが我慢できなくなり行ってしい、そこからレースが動き始める。トーセンラーはジッと我慢して直線では大外へ。そこからよく伸びて逃げ馬を捉えたのだが、その逃げ馬がもう一度盛り返してゴール。恐れ入った。
 勝ったのはデスペラード。まさかこの馬が逃げ切るとは…。ノリマジックにしてやられた。この馬は渋った馬場での成績がいまいちだったので馬券対象外だったのだが、よく見たら渋った馬場はダートでしか経験がなく、良馬場以外の芝で走ったのは今回が初めてだったようだ。馬柱はよく見ないと…。
 ◎トーセンラーは、休み明けで58 kgで大外を回してのもの。力は示した。3着にしぶとく伸びてきたアンコイルドも、期待通りの走りだったといってよいだろう。
 ジェンティルドンナは6着に沈んだ。年齢を重ねてきて、ますますポン駆けしなくなってきているのかもしれない。次走はドバイで実力を発揮してほしい。
 馬券は、1着のデスペラードを押さえておらず、ハズレ。

 代替競馬の月曜メインは東京新聞杯。◎クラレントは3、4番手につけて直線では内に潜り込む。この馬の勝ちパターンだ。
「よしっ」
と思ったところに外から伸びてきたのはホエールキャプチャ。牝馬の57 kgで休み明け。全く馬券対象外だった。勝った騎手が驚いているほどだから、手が出なくても仕方なかろう。

 異例の火曜競馬のメインはクイーンC。映像は見えていないのだが◎フォーエバーモアが圧倒的人気に応えてキッチリと勝った。春が楽しみだ。
 2着のマジックタイムは相手本線。馬連をとった。

 土曜の京都メインはアルデバランS。
 ◎タイムズアローはちょうど真ん中あたりでレースを進めるが、直線は伸びずバテずで6着。物足りなかった。
 勝ったエーシンゴールドは強かった。先週のすばるSに続いて4歳馬の勝利。連闘でフェブラリーSに向かうのだろうか。

 今週は4戦1勝だが、障害レースで穴っぽいところをチョロっととり、ほぼトントン。トータルではまずまずの結果だった。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年2月17日月曜日

2014 クイーンカップ 予想と与太話

 異例の火曜競馬の東京メインはクイーンカップ。クイーンSとクイーンCがあって、ややこしい。
 クイーンCは、この時期に行われる3歳牝馬の重賞。厳冬期のレースだが、GI戦線で活躍する馬を次々と送り出している。東京の1600 mは実力が出るコースなのだろう。

 本命は◎フォーエバーモア。1番人気になるだろうが、逆らうこともないだろう。阪神JFでは二強とタイム差なしの3着に入った。二強ばかりが注目されているが、この馬の実力もかなりのものと見た。ここは通過点にしてほしい。
 推奨穴馬はタイセイティグレス

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年2月16日日曜日

2014 東京新聞杯 予想と与太話

 中止になった先週日曜の東京競馬の代替競馬が月曜に行われる。メインレースは東京新聞杯。東京新聞はたしか中日新聞の系列紙だったはずだが、地方紙の系列紙が東京で発行されているのは珍しいなあと思って改めて調べてみた。
 もともとは東京の新聞だったのだが、経営不振に陥ったのを中日新聞が買い取ったのだそうだ。朝刊は110円と、他の大手新聞よりも安いらしい。やはり読者は東海地方出身者が多いのだろうか。

 さてレースにいってみたい。
 先週の中止の影響で、関西馬は再輸送になる。影響の出る馬もいそうだが、フタを開けてみないと分からないことは、深く考えても仕方ないということにしておく。
 本命は◎クラレント。府中の1600 mはベストの舞台。連覇を期待したい。阪神C掲示板からの臨戦過程も昨年と同じ。重馬場は少し心配だが、こなしてくれないか。
 推奨穴馬はレイカーラ。力をつけた印象。関東馬で再輸送がないのもよい。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年2月15日土曜日

2014 京都記念 予想と与太話

 東京競馬は、前日のかなり早い時間に中止の発表。異例の早期決定だった。これで東京競馬は開催日4日連続の中止。
「2週連続の中止は数年に一度ある気がするが、3日連続は珍しいなあ…」
と思っていたら、4日に伸びてしまった。過去にこんなことがあったのだろうか。

 というわけで共同通信杯は延期になり、日曜の重賞は京都記念だけになった。このレース、今回で107回目を迎える伝統のGIIなのだが、107年前から行われているわけではない。昔は1年に2回あったそうだ。いまで言う天皇賞のような感じだったのだろう。
 冬場のレースということもあり、かつては一線級の参加はあまり見られなかった。ところが近年は、ローテーションの多様化と、ドバイへのステップにちょうどよいということから、スターホースが出走するようになった。今年もまさにそのパターンだ。
 今回のスターホースは、もちろん○ジェンティルドンナ。今年はここをひと叩きしてドバイへ飛ぶ。しかしこの馬は、休み明けがイマイチ得意ではない。昨年の宝塚記念、天皇賞秋などを取りこぼしている(といっても3着は外していないのだが)。対抗まで。
 本命は◎トーセンラー。こちらのほうがポン掛けする印象があるし、京都も大の得意。心配は休み明けよりも馬場状態か。
 もう一頭、▲アンコイルドまでが馬券対象。いつもいい競馬をしているのに人気がなかったが、今回は3番人気。ついに実力が認められはじめたようだ。
 珍しくド本命サイドだが、この3頭のボックスで。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年2月14日金曜日

2014 アルデバランS 予想と与太話

 今週も雪予報だ。金曜日夕方の時点で、早くも土曜の東京競馬の中止が決定。2週連続の中止はいつ以来だろうか。開催日3日連続の中止は記憶にない。
 代替競馬は異例の火曜日に行われることになったそうだ。火曜競馬も(金杯を除けば)記憶にない。しかし、土・日・月・火と4日連続で競馬が楽しめると、前向きに考えることもできそうだ。
 京都と小倉だけでも、無事に開催されることを願いたい。

 ちなみにわが家はインフルエンザ禍に見舞われ、てんてこ舞い。妻はほとんど仕事に行けず、ドモナラズ状態である。子どもの病気だから仕方ないとはいえ、どうしてもお母さんにしわ寄せがいってしまうなあ。いつもすみません…。

 そんな土曜の京都メインはアルデバランS。先週の土曜に続いて、星の名前のダートオープン特別だ。この時期の土曜メインはこのパターンで、という内規でもあるのだろうか。

 本命は◎タイムズアロー。ここ3走はすべて掲示板に乗り、0.4秒差以内。堅実に駆ける。重、不良は3-0-0-2と得意にしているのも心強い。55 kgは恵まれた印象。

 推奨穴馬はバーディバーディ。長期休み明けだが、重馬場は得意。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年2月11日火曜日

書評 駒崎弘樹『「社会を変える」を仕事にする ―社会起業家という生き方―』(ちくま文庫)

「文句言ってるばかりじゃなくて、行動しようよ」と背中を押された気がした。

 駒崎氏が、病児保育サービスのNPO法人「フローレンス」を立ち上げて、その事業を軌道に乗せていく過程を自ら著した本。駒崎氏は私より少し年下なのだが、同世代といってよい年齢だ。同世代に、こういう頑張りをしている人がいるのは、とても励みになる。
 駒崎氏は、気になる存在だった。私と同世代のビジネスマンというと(少し年上だが)楽天の三木谷氏やライブドアのホリエモン氏など、ITベンチャーで財をなした方々が代表選手だ。
 その中で駒崎氏は「若いのに地に足がついていて、全体がよく見えているなあ」という印象で、IT系の人たちとは違う雰囲気を感じていた。

 その、駒崎氏の本を読んでみようと選んだのが本書。駒崎氏がフローレンスを立ち上げようと思い立つまでの過程、事業を軌道に乗せるための奮闘ぶり、そして何より、フローレンスにかける思いが詰まっている。
 フローレンスは、病児保育のサービスを手がけるNPO法人だ。ところで、病児保育とは何か、ご存じだろうか。読んで字のごとく「病気の子どもを保育する」サービスなのだが、日本ではこのサービスはほとんどなかったのだ。
 日本の保育所事情はいろいろ改善の余地があるが、その筆頭が
「病気の子どもの保育」
だろう。私も子どもを保育所に入れるまでは知らなかったのだが、日本の保育所は病気の子どもは預かってくれないのだ。病気の子どもを預かれない事情も分かるし
「子どもが病気のときくらい、仕事休めよ」
という意見も分かる。わが家も「子どもが病気のときは仕事を休もう」というスタンスで、妻がそういう条件の仕事に就いている。大げさに言えば、妻の仕事を犠牲にしているわけだ。
 それはそれで一つのポリシーなのだが、それ以外の道は選べないというのはよろしくないだろう。父母ともにバリバリ仕事をして、背中で子育てをするという道もあってもよいはずだ。しかし現在の日本では、祖父母と同居するかベビーシッターを雇わない限り、それはほぼ不可能だ。
 もっと切実なのは母子家庭だ。「子どもが病気する度に休まなければならないので、収入も減るし、正社員にもなれない」。こんな現実があるらしい。

 前置きが長くなってしまったが、この現状に切り込んだのが駒崎氏である。病児保育を事業として成り立たせる、すなわち「利益の出る」事業として展開するために、さまざまなアイデアを出し、協力を仰ぎ、交渉を重ね、実現していく。その発想と交渉力には、若さゆえのまっすぐさと、若者らしからぬ老かいさが同居している。
 一つ触れておきたいのは「NPOは利益を出してもよい」ということについてだ。NPOというと、ボランティアで成り立っている団体であり、利益を出すことを目指してはならないと思っていないだろうか。私も本書を読むまではそう思っていたが、そうではないそうだ。NPOは
「出資者(株主)に利益を還元してはいけない(配当はない)」
というルールがあるだけで、法人自体は利益を出してもよいのだそうだ。

 駒崎氏も含めたわれわれの世代(第二次ベビーブーム世代)は、(私も含めて)ブツブツ文句を言うだけで何も行動しないものだから、人数は多いのに、影が薄くて影響力もない。そんな中で、ブツブツ言うだけじゃなくて行動している後輩に、背中を押される思いがした。




にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

2014年2月9日日曜日

予想の回顧 きさらぎ賞、すばるS 2014

 今週は東京開催が土・日とも中止になった。二日とも中止になったのはいつ以来だろうか。数年前に一度あったような。
 というわで東京新聞杯は延期になった。

 日曜の京都メインはきさらぎ賞。
 ◎バンドワゴンはスタートでややもたつくが、もともとスタートはそれほど速くない馬なので想定内か。和田騎手はハナに立たずに2、3番手で抑えたかったようだが、我慢できずに行ってしまう。一方、もう一頭の人気馬トーセンスターダムは中団でピタリと折り合う。
 そのままの隊列で直線へ。バンドワゴンが他馬を引き離すが、トーセンスターダムが猛然と追い込んできて、頭差でかわしたところがゴール。抜群の切れ味を見せた。クラシック戦線の主役の座に躍り出たといってよいだろう。
 バンドワゴンは、スタート直後に行きたがったのが最後に響いたか。しかも今日は少頭数でのもの。多頭数になったときには、さらに不安が増す。気性面の課題が浮き彫りになった。
 馬券は、迷ったあげく馬単で勝負したのが裏目に出て、ハズレ。

 土曜の京都メインはすばるS。
 ◎ベストウォーリアは何と1番人気。3、4番人気かと思っていたのだが、想定外だ。レースでは中団に待機。4コーナーでは安全運転で外を回すと、先に抜け出したウォータールルドを難なく捉まえて見事にレコードで勝利。期待に応えてくれた。まだ4歳になったばかり。今後が楽しみだ。
 2着争いにウォータールルドが残ってくれたお陰で馬連を取った。

 今週は2戦1勝で1勝も本命馬券だったが、今週もまた最終馬連の恩恵もあってトータルはプラスになった。いい感じだ。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年2月8日土曜日

2014 きさらぎ賞、東京新聞杯 予想と与太話

 今週は土曜の東京開催が中止になった。京都、小倉は開催されて、東京だけが中止というのは珍しい。太平洋にある低気圧が雪を降らすという、あまりない気圧配置になったことが原因のようだ。
 そういえば、以前にきさらぎ賞が雪のためダート変更になったときがあったような…と思って調べてみると、きさらぎ賞ではなく共同通信杯だった。
 1998年の共同通信杯。そこまでダートで7馬身、9馬身差で圧勝し、初の芝挑戦が注目されていたのがエルコンドルパサーだった。ところがダートに変更になり、単勝1.2倍の人気に応えて勝った。その後は芝に転じて輝かしい実績を残したのはご存じだろう。

 きさらぎ賞とは関係のない話題はこれくらいにしておきたい。
 今年のきさらぎ賞は、真冬のレースにもかかわらず注目度の高いレースになった。牡馬クラシックの最有力候補ともいえる2頭が早くも激突。この2頭を避けたのか、9頭の少頭数となった。
 本命は◎バンドワゴン。ここまで2戦2勝。逃げて最速の上がりでまとめるのだから、勝てるわけがない。ミホノブルボンを思い出すのは私だけだろうか。ここも突破して、クラシックへ王手。
 トーセンスターダムは、陣営の「自分の競馬に徹する」的な発言が気になる。「本番を見据えて、急がせる競馬はしない」という意味だろう。本番に向けてはそれでよいと思うのだが、このレースに限っては割引材料だ。じっくり構えていてはバンドワゴンは捉まえられないだろう。とはいえ、この2頭の馬券がやはり本線。
 推奨穴馬はオールステイバンドワゴンとの行った行ったがないか。

 東京新聞杯は◎クラレントを狙う。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年2月7日金曜日

書評 バーバラ・N・ホロウィッツ、キャスリン・バウアーズ『人間と動物の病気を一緒にみる』(インターシフト)

人間は、高度な精神を持つ特別な動物なのだろうか。改めて考えさせられた。


「人間も動物である」とは分かっていても、どこかで「人間は高度な精神を持ち、発達した社会や文明の中で暮らしている、他の動物とは一線を画した存在だ」という思いは、誰もが持っているだろう。
 しかし本書を読んで、改めて「人間も動物の一員だ」ということを再確認した。

 本書は、ヒトの病気や振る舞いを動物と照らし合わせることにより、新たな知見を与えてくれる。ヒトも、他の動物と同じ祖先から進化した動物なのだから、同じ病気にかかるのは当たり前といえば当たり前だ。
 いくつかの「病気」は分かりやすい。たとえば人畜共通感染症(ヒトにも動物にも感染する生物による病気)を、ヒトと動物の両方から見ていくことには違和感はない。医学部の中にも(マイナーではあるが)そういう分野はある。

 しかし、ヒトの高度な精神や社会的要因がからんでくる病気はどうだろうか。うつ病や拒食症などがそれだ。拒食症は、目の前に食べ物(エサ)があるのに食べないという疾患だ。これは進化の観点からはなかなか説明できない。
「目の前のエサを食べない」
という行動が、進化上で有利に働くはずがない。ということは、この病気はDNAにすり込まれたものではなく、高度な精神を持ったヒトに特有の病気に違いない。
 しかし本書ではこの疾患も、進化の観点から説明してしまう。他にも「いじめ」など、ヒトに特有と思われている振る舞いも、進化の過程でDNAに刻まれたこと行動であると論じる(だからしてよい、という話ではない)。

 私が最も面白かったのは、第11章「おとなになるのは大変」という章だ。この章は「思春期」を扱った章である。
 思春期こそ、ヒトに特有の時期だと思っていた。無愛想になったり、反抗的になったり、グレたり、時速200 kmで飛ばしてみたり…。そんなことをしても命の危険が増すだけで、進化上有利にはならないだろう。そんな振る舞いがDNAに刻まれているわけがない。
 ところがここでもまた、本書では思春期のさまざまな振る舞いを進化の産物だと説明するのだ。グレたり暴走したりして、果たしてどういうメリットがあるのだろうか…。

 本書にかける著者の思いは、第1章に集約されている。これからは医師と獣医がもっと連携して、病気を解明していくべきだと熱く語る。
 その後の章は具体例だ。ヒトと動物のさまざまな病気や振る舞いを比較して、いままでになかった知見を導き出す。第2章から順に、失神、がん、セックス、中毒、心臓発作、肥満、自傷、過食と拒食、性感染症、思春期を取り扱う。

 ヒトは、われわれ自身が思っている以上に動物だったようだ。そういう目で見てみると、仕事のストレスも、子どものワガママも、客観的に受け止められるようになり、少し気が楽になった。




にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

2014 すばるS 予想と与太話

 いやあ冷える。おそらく今週末が今シーズンの寒さのピークだろう。明日は、インフルエンザを発症した息子を病院に連れて行かなければならないが、雪で車は使えないかもしれない。憂鬱だ。
 競馬も前日発売は見合わせ。無事に開催されることを願いたい。

 そんな土曜の京都メインはすばるステークス。星の名前シリーズの一つだ。すばるがどんな星かは、昨年調べた。日本語名の星というと北極星がパッと思いつくが、他はピンとこない。なぜ星の名前はカタカナが多いのだろうか。日本でも昔から星は見えただろうに。

 それは今後の課題として、レースにいってみたい。
 ダートのオープン特別。いかにも土曜のメインレースだ。メンバーも
「フェブラリーSはちょっと敷居が高いなあ…」
という馬が勢揃いした。土曜のメインにふさわしいメンツといえる(?)。
 本命は◎ベストゥオーリア。昨夏に重賞を制し、その後ひと休み。そして秋は一走しただけで、またひと休みしてこのレースを迎える。なぜこんなに休み休み使われているのかよく分からないが、ケガなどではないようだし、力は発揮できると見た。前走はベルシャザールと0.1秒差。3歳秋の時期に、ダート重賞で古馬相手に勝ち負けできる馬は少ない。力は上位。

 推奨穴馬はエーシンウェズン。重馬場、休み明け、ともに得意。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年2月4日火曜日

娘(6歳)と息子(3歳)を連れて、弟の結婚式に行ってきた

 先日、弟がめでたく結婚式を挙げた。晩婚だったのだが、よい奥さんが見つかったようでよかった。待てば海路の日和あり、といったところか。
 その結婚式に、妻と二人の子ども(6歳と3歳)とともに出席した。

◆サンダーバードで出発◆
 ちょうどよい時間に特急サンダーバードがあったので、それに乗ることにした。子どもたちは、あこがれのサンダーバードに乗れると大喜びだったのだが、乗ったらすぐに飽きた。息子に至っては、サンダーバードの車内で
「サンダーバード、いつ乗るの?」
と聞く始末。いま乗っているのがサンダーバードだということを理解していなかったようだ。がっくり。

◆衣装選び◆
 結婚式は服選びが面倒だ。大人の男は礼服を着れば問題ないが、女性はそうもいかないらしい。子どもも、みすぼらしくなく、かつ過度ではない服を選ぶ必要がある。さらに子どもの場合は、今回きりで二度と着ない可能性も高いので、あまり高価なものを買うのももったいない。
 わが家の選択はこちら。

結婚式、子どもの衣装、子どもの服

 娘は、私の妹(娘から見たら叔母)の七五三のときの着物を拝借した。最初はドレスの予定だったのだが、実家で着物を見せたところ
「かわいい~。これにする~」
となったのだ。百聞は一見にしかず、とはこのことか(?)。
 息子の服はネットで買った。ワイシャツ、ズボン、ベスト、ネクタイに、サービスでサスペンダーがついているセットだ。買ったのはこちらの店。

シーシー・プリンセス

 二人ともなかなかお似合いだ(←親バカ)。今回しか着ないのはもったいないなあ。もう一度くらい、着る機会がないものだろうか。どなたか、結婚式やパーティに呼んでいただけませんかね。

◆娘がリングガールに◆
 結婚式では、娘には大役が課せられていた。出席した子どものうちで最年長のわが娘が、リングガールに抜擢されたのだ。リングガールとは、結婚指輪を祭壇まで運ぶ係である(今回は人前式だったので、正確には祭壇ではないが)。
 まずは新郎が入場。弟には悪いが、次に出てくる娘が気になる。

結婚式、新郎

 続いて、リングガールが登場。
 両開きのドアが「ダーン」と開いて娘が現れた。娘が結婚するわけではないのに、思わずドキッとしてしまった(汗)。何年後に本番を迎えるのかなあ…。
 躓いたり、指輪を落としたり、粗相をしないか少し心配したのだが、立派に役目を果たしてくれた。本人いわく、とても緊張したらしい。そりゃそうだろう。お疲れ様でした。

結婚式、リングガール、6歳、人前式

◆披露宴◆
 続いての披露宴では、シャンパンやワインとともに、フランス料理を堪能。なかなか予約の取れないお店らしい。たしかに雰囲気、ロケーション、味の三拍子が揃った素晴らしいレストランだった。

ラ・フェットひらまつ

 娘も息子も、最後までお利口にできました。大好きなおじさんの結婚式に参加できてよかったね。娘は
「今日はいろんな人に『可愛い~』って言ってもらえたで~」
とご満悦だった。

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

2014年2月2日日曜日

予想の回顧 シルクロードS、根岸S、北山S 2014

 今週は京都でシルクロードS。◎レディオブオペラは好発から予定通りハナを切る。競りかけてくる馬もおらず、スムーズに直線を向いた。これは確勝かと思いきや、番手につけたストレイトガールが突き抜けた。
 焦点は2着争い。レディオブオペラが粘るところへリトルゲルダが追い込んでくる。
「やめて~、そのまま~」
テレビ中継の画面ではかわされたように見えたのだが、レディオブオペラが何とかハナ差で残してくれた。お陰様で馬連を取った。

 東京では根岸S。
 ◎アドマイヤロイヤルは中団のやや後ろ。直線ではしぶとく脚を伸ばすが、上位争いには加われず、5着。堅実なのだが、もう一押しが足りない。

 土曜の京都メインは北山S。
 本命の◎マイネルクロップは想定外の1番人気、しかも単勝1倍台だ。そこまで人気するか…。
 私は自分の本命馬が想定外に人気することには、それほど悲観的ではない。「それだけ実力を評価されているんだ」と、前向きに解釈している。もちろん、配当が低くなるというマイナス面はあるが、競馬は当たってナンボ。配当は当たってから考えればよい。
 しかし今回は、余りにも人気しすぎのような…。
 レーススタート。◎マイネルクロップは、逃げる馬を見る位置から。4コーナーで馬なりで先頭に並びかけ、手応えの通りに突き抜けて3馬身半差の完勝。心配は杞憂に終わり、単勝1倍台にふさわしい勝ちっぷりだった。
 焦点は2着争い。バンブーリバプール(馬券を押さえている)にワンダーアシャード(押さえていない)が襲いかかる。
「バルジュー!」「そのまま~」
という声も虚しく、ハナ差かわしたところでゴール。馬券は馬券道場の単勝200円をとっただけに終わった。

 北山SとシルクロードSで、本命馬が最後に追い詰められるというリプレイのような形になったが、片方だけでも取れたのでよしとしておきたい。

 今週は3戦1勝で、1勝も大本命馬券だったが、今週から始まった「最終馬連」の恩恵を早くも受けて、トータルの収支はプラスになった。最終馬連、ナイス。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年2月1日土曜日

2014 シルクロードS、根岸S 予想と与太話

 今週は京都でシルクロードS、東京で根岸Sと、GIの前哨戦が行われる。
「なぜ根岸Sというレースがあるのだろうか」
と思って調べてみると、その昔、横浜市の根岸に横浜競馬場があったことから、このレースが行われているのだそうだ。東京の根岸(台東区)とは関係なかったのか。根岸といえば東京の根岸とばかり思っていたのだが、横浜にも根岸があったとは、知りませなんだ。
 ちなみに「根岸」でググってみると、東京、横浜以外にもたくさん根岸という地名があることが分かった。何か「いわれ」があるのだろうか。

 さてレースにいってみたい。予想はシルクロードSを中心に。
 このレース、京都芝1200 mはもともと内枠が有利なうえに、近年はBコースの開幕週にあたっているので、外枠はかなり不利だ。
「有力馬が外枠を引けば面白い」
と思っていたのだが、まったく逆になった。それなら、無理に逆らう必要もなかろう。
 本命は◎レディオブオペラ。4連勝中の登り馬だ。最内枠を引いたし、おそらくハナを切るだろう。スプリント界の新星誕生なるか。
 相手筆頭はストレイトガール。前走で輸送競馬を克服し、2番枠といいところを引いた。この2頭の馬券をガッツリ押さえる。
 推奨穴馬は痛恨の外枠を引いたが、スギノエンデバーテイエムオオタカ

 根岸Sは大混戦。本命は◎アドマイヤロイヤル。安定感を買う。休み明けも得意。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年1月31日金曜日

2014 北山ステークス 予想と与太話

 年が明けたと思ったら、もう1月も終わり。週末から2月に突入し、京都・東京開催がスタート。早いなあ。

 ところで、今週から「最終馬連」が始まる。明日から3月23日まで、最終レースの馬連で払戻金が売り上げの5%分上乗せされるのだ。詳細はこちらを。

最終レースは「馬連」がおトク

 私は、JRAにできる究極のファンサービスは控除率の引き下げだと考えている。馬券をたくさん買う人ほど恩恵は大きい。競馬ファンを増やすことも必要だが、すでに競馬をしているコアなファンに対するサービスという意味でも、この手のキャンペーンは大歓迎だ。最終レースの馬連だけというのはちょっとセコいが、これからどんどん拡大してもらいたいものだ。

 土曜の京都メインは北山S。北山とは京都の北山通りのことだろう。バブルがはじける前は「京都の青山」的な感じでオシャレゾーンになりかけたのだが、バブル崩壊とともに開発もストップ。中途半端なオシャレゾーンになってしまった。

 さてレースにいってみたい。
 本命は◎マイネルクロップ。前走は展開に恵まれた感もあったが、2着に粘った。1着は同馬主のマイネルバイカで、次走は重賞で3着に入った。それを物差しにすれば準オープンでは力上位だろう。2、3番手からの抜け出しを期待したい。
 推奨穴馬はスターバリオン。前走の負けで人気を落としているが、前々走が忘れられていないか。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年1月30日木曜日

娘(年長組)の音楽フェスティバル@近江八幡市文化会館

 娘の通っている保育園は、毎年、音楽フェスティバルに参加している。滋賀県内からいくつかの保育園が集まり、音楽とダンスを披露するのだ。今年(2014年)は、1月25日(土)に行われた。

学習成果を披露 幼児音楽フェス - 滋賀報知新聞(滋賀報知新聞なるものがあるのか)

 当日は現地集合。車で会場の近江八幡市文化会館へ向かう。市役所の隣にある施設だ。

音楽フェスティバル、年長組、発表会、近江八幡市文化会館

開会の挨拶には近江八幡市長さんも登場。市長さんも、土曜の朝からたいへんだなあ。
 来賓の挨拶が終わると、いよいよ園児の発表がスタート。館内は写真撮影禁止のため画像がないのが残念だ。「消防法により写真撮影が禁止されている」との説明なのだが「写真屋さんの利権を守るためやろ」と思ってしまう私は心が狭いのだろうか…。

 演奏は、先生のキーボードをベースに、園児のピアニカや太鼓を合わせていくという形が主流。しかし中には、園児の和太鼓だけというのもあった。すごい。
 各園とも完成度が高い。ちゃんと音楽になっている。行く前は
「娘の発表を聞くだけでいいわ。他の園の発表は聞かなくてもエエのになあ」
なんて思っていたのだが、演奏が始まると思わず聞き入ってしまった。息子(3歳)がいたため、全部聞いたわけではないのだが、他の園の演奏も聞けてよかった。個人的には、先生の助けのない和太鼓の演奏に敢闘賞を差し上げたい。

 娘の発表は、午前の最後。アフリカンシンフォニーと宮崎アニメメドレーとエーデルワイスの3本立てだ。娘の担当はピアニカ。本当は太鼓をしたかったらしいのだが
「あなたはピアニカが上手だから」
と先生に説得されたのだという。こういうところで、社会生活を学んでいくのだろう。
 娘の保育園の演奏も、なかなかよかった。ひいき目もあるし、人数が多い分、迫力も出るのだろうが、他の園よりも上手だったように聞こえた。

 午後は各園のダンスの発表。娘はレオタードを着て登場し、いきものがかりの「1 2 3~恋がはじまる~」の音楽に乗せてダンスを披露した。女の子は可愛らしいですなあ。こんなことを言っていられるのも、今のうちかもしれない。
 娘の園はそうではなかったのだが、他の園のダンスでは、明らかな主役が一人いるというパターンもあった。その一人が全体を指揮したり、一人でバトンでパフォーマンスをしたりするのだ。最近はAKBなどの影響で「センター」という言葉が流行しているが、まさにその「センター」である。子どもどうしのヤッカミはもちろん多少はあるだろう。親どうしのイサカイのタネにもなりそうだ。変な平等主義も気持ち悪いが、かといって明らかな主役が一人だけいるというのも、ちょっとどうなのかなあと思ったりした。

 行く前は「朝から夕方まで一日仕事かよ…」と少し憂鬱だったのだが、子どもたちの一生懸命な姿を見て、心が洗われた。自分の子ども以外の子どもたちの発表を見るのも、たまにはよいものだ。

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

2014年1月26日日曜日

予想の回顧 京都牝馬S、アメリカジョッキークラブC、東海ステークス 2014

 土曜の京都メインは、京都牝馬S。
 ◎ウリウリは後方から。インで前に壁を作り、折り合いをつける。折り合いに難のある馬なのでそれはよいのだが、密集した馬群をどうさばくのか。3、4コーナーも内を回り、直線も内を突く。
「こりゃ、ゴチャつきそうだ」
と諦めモードだったのだが、狭いところをズバッと抜け出し、快勝。斤量差も味方して、ドナウブルーの追撃を退けた。結果オーライの気がしないでもないが、浜中騎手は会心の騎乗だっただろう。
 馬券は、2着のドナウブルーを押さえ程度にしか買っておらず、ほぼトントン。

 日曜の中山メインはAJCC。
 混戦模様の下馬評通り、4コーナーでは馬群がひとかたまりに。さあ、どの馬が抜け出してくるか。ボックスで馬券を買っていると、どの馬に注目するかが難しい。
 外を回るサクラアルディードの手応えがいい。よし、いけっ。さらにその外のヴェルデグリーンの手応えがさらによい。あら、買ってない。そこへ、内からフェイムゲームが差してきた。おお、買っている。
「いいぞ差せ、いやそのまま、ん~わけ分からん」
となったところがゴール。結果は、4頭ボックスのうちの3頭(サクラアルディード、フェイムゲーム、レッドレイヴン)が2、3、4着に入り、2-3着のワイドをとった。1着の馬(ヴェルデグリーン)がいなければウハウハ大当たりだったのだが、競馬にタラレバは禁物。当たったのでよしとしておきたい。

 中京メインの東海Sは、◎ニホンピロアワーズが予想通り圧勝したが、2着のグランドシチーは押さえておらず、馬券はハズレ。結果は、7歳馬のワンツーとなった。ダートは高齢馬がよく走る。
 推奨穴馬のマイネルバイカが3着に突っ込んだことはプチ自慢しておきたい。

 今週は3戦2勝で、外れたレースも本命馬は1着。いい流れということにしておきたい。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年1月25日土曜日

2014 アメリカジョッキークラブC、東海ステークス 予想と与太話

 年始の京都・中山開催最終日は、中山でAJCC、中京で東海Sが行われる。
 東海Sは昨年から平安Sと入れ替わってこの時期になった。季節感も何もあったもんじゃない。しかし、昨年の勝ち馬のグレープブランデーがフェブラリーSを制し、さっそく本番に結びついた。今年もこの流れが続くのだろうか。

 AJCCは、かつては日経新春杯と同じ日だったのだが、1週間ずれた。確かに、同じ日に、同じような距離のGIIをしなくてもいいよなあと、珍しく番組変更に肯定的な見解を示しておく。

 さてレースにいってみたい。
 AJCCのほうは、混戦模様だ。実績馬はこのところ不調の馬ばかり。かといって、これといった登り馬もおらず、どこからでも入れそうだ。
 馬券はボックスで勝負する。内から、前走長期休養あけを0.2秒差にまとめたフェイムゲーム、いつも着順ほど負けていないサクラアルディード、前々走は3000 mのGIだから度外視できるダービーフィズ、人気でもレッドレイヴン。この4頭のワイドボックスで。一つでも引っかかればプラスになるだろう。余裕があれば4頭の3連複ボックスも押さえたい。

 東海Sは、この相手で57 kgなら◎ニホンピロアワーズで大丈夫だろう。この歳にして左回りがはじめてというのは少し心配だが、何事もないことを期待したい。
 本命が人気馬なので相手は絞りたい。追い切りで動いて復調の兆しを見せたグレープブランデー、この時期に力をつけることが多い4歳馬からケイアイレオーネサトノプリンシパル
 推奨穴馬は昇級戦だがマイネルバイカ。すんなり行ければ崩れない。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年1月24日金曜日

2014 京都牝馬ステークス 予想と与太話

 今年最初の開催も今週で終了。ついこの前、年が明けたと思ったら、来週で1月も終わってしまう。
 ここまでの馬券成績はいま一歩。このあたりで上昇気流に乗っていきたいところだ。

 そんな京都最終週の土曜メインは京都牝馬S。ヴィクトリアマイルができるまでは、古馬牝馬マイル女王決定戦ともいえるレースだった。その頃の勝ち馬には、スカーレットブーケやノースフライトなどの名が見える。ノースフライトといえば角田晃一のお手馬だと思っていたのだが、いま調べてみると、このレースを勝ったときは武豊が鞍上だったらしい。
 ノースフライトとサクラバクシンオーとの対決には胸躍るものがあった。ノースフライトの産駒の成績がイマイチなのは残念だが、その中からミスキャストが種牡馬に抜擢され、ビートブラックを輩出した。血統は面白い。

 さてレースにいってみたい。
 往時の面影はなく、かなり手薄なメンバーだ。1000万条件戦を勝ったばかりの馬を含め、格上挑戦の馬が数頭いる。
 それなら本命は◎ウリウリ。本命に推した秋華賞では、絶好の手応えで直線を向いたが、伸びなかった。いま思うと、距離が長かったのかもしれない。1800 mの前走は着差以上の強さだった。1600 mなら、さらに切れそう。52 kgも恵まれた。
 推奨穴馬はマイネボヌールコスモネモシンのラフィアン牝馬2頭。堅実に走る。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年1月22日水曜日

書評 村山斉『宇宙になぜ我々が存在するのか ―最新素粒子論入門―』(講談社ブルーバックス)

 あの村山氏が、今度は素粒子を易しく解説。たとえ話の豊富さ、わかりやすさが素晴らしい。

『宇宙は何でできているのか』で一般向け科学書の書き手としてブレイクした村山氏の最新作。今度のテーマは素粒子だ。

 物質を小さく分けていくと、原子になるのはご存じだろう。しかし原子も物質の最小単位ではなく、原子は陽子、中性子、電子でできていることが明らかになった。ここまでは我々の想像力が何とか働く世界で、中学や高校の教科書にも載っていることである。
 ところが、陽子、中性子、電子も物質の最小単位ではなく、素粒子でできていることがわかってしまった。さらに、素粒子は物質を作る材料となってるものだけではなく、他にもたくさんの種類があることまで明らかになってしまった。

 この素粒子を、一般人にもわかるように解きほぐしたのが本書である。一流の科学者であると同時に、一般向け科学書の一流の書き手でもある村山氏が、大胆な比喩(これがわかりやすい)を交えつつ、素粒子や量子力学について解説した。
 村山氏は、身近な話題を比喩に用いて、難しい話をグッと身近に感じさせてくれる。たとえばヒッグス粒子を説明している箇所では、こんなたとえを用いる。

たとえば、『千と千尋の神隠し』に登場したカオナシ、『ハリー・ポッター』シリーズに出てきたディメンターなどは、本人の顔がわからないですよね。ヒッグス粒子も素粒子の世界ではのっぺらぼうで顔が見えないのです。

いままで雲の上の存在だったヒッグス粒子が、とても身近に感じないだろうか。本書を読んで、いままで漠然としていた素粒子のイメージが、かなり明確になった。
 また、現在の素粒子論がどのような位置にあり、どのような方向に向かって、何を解き明かそうとしているかもよく理解できた。近い将来、宇宙の成り立ちはかなり深いところまで明らかになるのかもしれない。

 とはいえ素粒子はやはり難しい。おそらく、イメージや比喩で理解できることには限界があるのだろう。その限界ギリギリのところまでかみ砕いてくれたのが本書である。これ以上のことを理解するには、ちゃんと勉強するしかなさそうだ。

 この手の本を読むといつも思うことなのだが(したがって、この手の本の書評にはいつも書いてしまうのだが)、物質を小さいほう小さいほうへたどっていくと、話は宇宙の誕生に行き着いて、無限に広い宇宙のことを考えざるを得なくなるというのが、とても興味深い。



【送料無料】宇宙になぜ我々が存在するのか [ 村山斉 ]
【送料無料】宇宙になぜ我々が存在するのか [ 村山斉 ]
価格:840円(税込、送料込)(楽天ブックス)

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

2014年1月19日日曜日

予想の回顧 日経新春杯、京成杯、雅S、ニューイヤーS、恋路ケ浜特別 2014

 日曜の京都メインは日経新春杯。
 ◎ラブイズブーシェは中団から。4コーナーでは内を突いて馬群を割るが、たいして伸びず8着。+14 kgが応えたか、瞬発力勝負は向かないのか。それにしても見せ場がなかった。

 京成杯は本命の◎ピオネロが3コーナー手前から手綱をしごいて上がっていく。4コーナーでは勝ったプレイアンドリアルと同じ位置にいたのだが、突き放される。しぶとく伸びたが4着まで。上位陣とは切れ味の差が出たか。距離はもっとあってもよさそうだ。

 土曜の京都メインは雅S。本命◎アサクサショパンは後方馬群。4コーナーでは大外を回すが、前が止まらず10着に惨敗。内枠の先行馬が残る展開だったとはいえ、不甲斐なかった。

 中山ではニューイヤーS。◎レッドアリオンは1番人気。中団に構えて4コーナーでは馬群の外へ。そこからグイグイ伸びて2馬身差の完勝。強かった。
 2着争いは馬券を買っていないルナが粘るところ、馬券を買っているタイキパーシヴァルセイルラージが追い込んできた。
「差せ、差せっ」
という声に応えてくれたのか、セイルラージがハナ差で2着争いを制し、馬連を取った。ありがとうございました。

 中京の恋路ケ浜特別は◎ヒロノプリンスがハナを切って粘り込みをはかったが、最後は捉まって3着に惜敗。馬券もハズレ。

 今週は5戦1勝だが、本線で取ったので、惨敗は免れた。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年1月18日土曜日

2014 日経新春杯、京成杯 予想と与太話

 明日は雪予報のため、京都の前日発売は中止らしい。競馬もだが、センター試験にも影響がないように願いたい。

 今週の日曜京都メインは日経新春杯。京都名物、伝統のハンデGIIである。
「そういえば、ハンデのGII戦って、どれくらいあるのだろう」
と思って調べてみると、このレース、目黒記念、アルゼンチン共和国杯の三つだけらしい。どれも長い歴史を持つレースだ。何か理由があるのだろうか。

 今年も、GI級の馬がお休みの間にひと稼ぎしようという馬が集まった。一方、重賞未勝利馬がトップハンデ(しかも2頭)というのは珍しい。
 本命はそのトップハンデの◎ラブイズブーシェ。昨年のJRA最多勝利馬らしい。前走はオルフェーヴルにはちぎられたが、2着とは0.6秒差。この相手なら。京都の馬場は内がかなり有利なので、何とか内に潜り込んでほしい。
 推奨穴馬は、これというのがいないが、しいて挙げるならクラウンレガーロ

 中山では京成杯。今年は例年になくレベルが高い印象。引退したエイシンフラッシュの後を継ぐ馬が出るのだろうか。
 本命は◎ピオネロ。前々走は極重馬場で度外視できる。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年1月17日金曜日

2014 雅S、ニューイヤーS、恋路ケ浜特別 予想と与太話

 1月も半分を過ぎて、松の内も明けた。子どもたちは早く鏡餅を食べたくて仕方がないようだ。大人にとっては何てことないことなのだが、子どもには楽しげなイベントに映るのだろう。いいことだ。
 どうせなら競馬で餅代を稼いで、豪華に食べたいものだ。

 そんな極寒の京都の土曜メインは雅S。ずっとこの時期に行われているダートの準オープン戦だ。もう20年以上この条件が続いているのだから、かなり長い。やはり「雅」といえば正月じゃないと、ということなのだろうか。理由はともかく、レースの移り変わりの激しい中で、貴重なレースと言えるのかもしれない。

 さてレースにいってみたい。
 このクラスで1~3走目の馬が多く、フレッシュな顔ぶれ。特にダート馬は、年を取ってからでも急激に力をつけていくことがある。このメンバーの中にもそういう馬がいるかもしれない。
 本命は◎アサクサショパン。ハイアーゲーム、ダイワマッジョーレを兄弟に持つ良血馬が軌道に乗り始めた。前走は昇級初戦で0.5秒差なら及第点。得意の京都に変わって前進を期待したい。外枠はちょっと痛いが、鞍上が何とかしてくれないか。
 推奨穴馬は、これという馬がいないが、しいて挙げるならピンウィール

 ニューイヤーSは◎レッドアリオンが本命。素質馬が立ち直った。
 恋路ケ浜特別は◎ヒロノプリンス。大外枠を克服してほしい。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年1月14日火曜日

予想の回顧 シンザン記念、フェアリーS、淀短距離S、ポルックスS、大和S、招福S 2014

 日曜は京都でシンザン記念。ミッキーアイルがスタートを決め、ハナを切る。◎ウインフルブルームはそれを見る位置。4コーナー手前からミッキーを捉まえにいったが、最後までかわせず2着。ミッキーが楽に逃げる展開だったので捉まえきれなかったが、堅実に走る。馬券は、ミッキーアイルを外していたため、ハズレ…。買い目を絞っていたため、仕方ない。

 中山メインはポルックスS。◎エアハリファは思いのほか人気がなく、4番人気。これは美味しい。しかし、それは取らぬ狸の皮算用に終わり、5着に敗れた。

 月曜祝日は中山でフェアリーS。◎シーロアは最後の伸びを欠いて7着。接戦だっただけに、もう一踏ん張りがほしかった。

 京都の淀短距離Sは本命◎エピセアロームが2着に入ったが、1着のレディオブオペラを蹴飛ばしていたため、馬券はハズレ。相手を絞るのは難しい。

 土曜の京都メインは大和S。◎フリートストリートは2、3番手から進め、4コーナーで先頭に並びかけるが、最後は脚が上がって10着に惨敗。前に行く馬には厳しい流れだったし、+14 kgも応えたか。

 中山では招福S。◎アンアヴェンジドは中団からまったく伸びず、8着。何があったのか。

 今週は6戦0勝。他がチビチビ当たっているので大ケガはしていないが、低調である。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年1月12日日曜日

2014 フェアリーS、淀短距離S 予想と与太話

 三日間開催最終日の中山メインはフェアリーS。かつては暮れの中山で1200 mで行われていた地味なレースだったのだが、年明けに移って1600 mになってから今年で6回目。そろそろ傾向も出てくるころだ。
 過去5回、ここで好走した馬は、桜花賞やそのトライアルでそこそこ人気するのだが、結果が伴わない場合が多いように思う。ハッキリ言えば、レベルが低いということだ。

 そして今年。出走を表明した全馬が賞金400万円(1勝)という前代未聞の重賞となった。実質、500万条件戦というわけだ。しかも、有力視されていた馬が数頭除外され、さらにレベルが低くなった。
 まさに、どんぐりの背比べといったメンバー。それなら、枠順が明暗を分けそうだ。中山1600 mは外枠が不利。とうわけで、本命は◎シーロア。最内枠を利しての抜け出しを期待。前走は休み明けで+24 kgだったが見事に初勝利。叩き2走目の上積みも見込みたい。
 推奨穴馬はケンタッキーミント。前走は6着だが0.4秒差。流れが向けば。

 淀短距離Sは◎エピセアローム。人気するだろうが、得意の京都1200 mで好枠を引いたここは逆らえない。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年1月11日土曜日

2014 シンザン記念、ポルックスS 予想と与太話

 三日間開催の中日の日曜日は京都でシンザン記念。
 昔はクラシックにサッパリ結びつかない重賞だったのだが、オルフェーヴル、ジェンティルドンナの両三冠馬を輩出するなど、いつの間にやら大出世レースになった。調教技術の進歩やローテーションの多様化により、この時期に素質馬が出走するようになったのかもしれない。シンザンもさぞ喜んでいることだろう。今年もこの流れが続くだろうか。
 と、書いていて思い出したのだが、昨年か一昨年にも似たようなことを書いたような気がする。

 レースにいってみたい。
 重賞勝ち馬こそダートの地方交流を勝ったニシケンモノノフだけだが、期待の素質馬的な馬が数頭いる。その中から本命は◎ウインフルブルーム。前走はGIで0.2秒差の3着。しかも中山1600 mでは圧倒的に不利な外枠でのもの。この前走を高く評価したい。今回は好枠も引いた。どこでミッキーアイルを捉まえにいくかがポイントになりそうだ。

 推奨穴馬はタガノグランパワイレアワヒネか、と思っていたら、4、5番人気。穴というほどではないが押さえておきたい。

 ポルックスSは◎エアハリファ。人気するだろうが、逆らう必要もなかろう。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年1月10日金曜日

2014 大和S、招福S 予想と与太話

 今週から、サブタイトルをちょっと変えてみた。

 寒波がやってきて激しく寒い。私の住んでいる地域では今シーズンの初雪が降った。子どもたちは大喜びだが、オッサンには堪える寒さだ。春が待ち遠しい。

 そんな3連休三日間開催初日の京都メインは大和S。大和とは奈良県のことだ。大和Sはあるのに奈良特別や奈良ステークスがないのはなぜなのだろうか。大阪杯や京都記念はGIIだというのに、えらく扱いが違うものだ。そういえば「滋賀」のつくレースもないなあ。

 レースにいってみたい。
 ダート1400 mのオープン特別という、いかにも土曜メインらしいレースである。ダートオープン特別常連組に、あわよくばフェブラリーSに出走したいという登り馬が加わったメンバー構成。芝の2歳チャンピオンのダート初出走も注目される。
 そんな中から、本命は◎フリートストリート。前走はレース前に外傷を負って除外されたが、その影響さえなければ力は上位。馬場が渋りそうなのも好都合だ。
 推奨穴馬はサウンドガガ。3連勝があるかも。

 招福Sは◎アンアヴェンジド

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年1月9日木曜日

書評 青木 薫『宇宙はなぜこのような宇宙なのか―人間原理と宇宙論』(講談社現代新書)

 宇宙を知りたければ、まずこれを読め。これで分からなければ、諦めるべし。

「われわれが住む宇宙は、なぜこのような宇宙なのだろうか」
この根源的とも言える問いに対する最新の科学的知見を、一般向け科学書翻訳の第一人者が易しく解きほぐした本。宇宙論を歴史に沿って振り返ることにより、科学に疎い素人にも、宇宙論のエッセンスがスイスイと理解できる。これは名著だ。

 古来、宇宙の成り立ちに関する考察は、哲学や宗教に属していた。しかし、原子の存在が証明され、20世紀になって量子論や素粒子論が確立されると、その問題は科学の範疇に入ってきた。
 その結果、「われわれが存在するように宇宙ができた」のではなく「まず宇宙があり、その結果として、われわれが存在する」という考えが当然のこととして受け入れられるようになった。「宇宙がこのような宇宙である」のには、何か必然があるはずだ、というわけである。しかし、数々の天才たちがいくら知恵を絞っても、「宇宙はこのような宇宙でなければならない」という理由が見つからない。
 そこに出てきたのが、本書の副題にもある「人間原理」である。たいへん大雑把に言うと「現にわれわれが存在するのだから、宇宙はわれわれが存在するようにできているはずだ」という考え方である。
 これには、多くの科学者が反発した。「科学に神を持ち込んではいけない」という拒否反応である。しかし驚くことに、現在ではこの「人間原理」はおおむね認められているのだという。その経緯や理由を、われわれにも分かるように示してくれたのが本書である。

 宇宙論の歴史的な流れを説明する、すなわち科学史的な観点から説明することにより、難しい内容をなるべく避けて宇宙論を解説することに成功している。数々の一般科学書を翻訳した青木氏ならではの構想であり、それが見事にハマッた。ブラボー。
 宇宙論や素粒子論を易しく説明した本が、このところ立て続けに出版されているが、その頂点に立つ本だと思う。
「これで分からなければ諦めなさい」
というのは言い過ぎかもしれないが、一般読者が現在の宇宙論を概観するのにこれ以上適した本は今のところないだろう。

 宇宙を知りたければ、まずはこれを読むべし。



【送料無料】宇宙はなぜこのような宇宙なのか [ 青木薫 ]
【送料無料】宇宙はなぜこのような宇宙なのか [ 青木薫 ]
価格:798円(税込、送料込)(楽天ブックス)

2014年1月7日火曜日

予想の回顧 京都金杯、中山金杯、万葉S、ジャニュアリーS 2014

 2014年開幕週の京都メインは、もちろん京都金杯。
 ◎オースミナインは何と1番人気。これには驚いた。レースは後方2、3番手から進める。開幕週の京都の馬場では、少し後ろ過ぎないかと心配になる。4コーナーでもまだ後ろ。しかも、少しゴチャつく。
「こりゃダメだ」
と諦めかけていたのだが、内に切り込んで馬群を抜けてきた。先に抜けた1着馬には及ばなかったものの、2着を確保。これは強い内容だった。この先が楽しみだ。
 馬券は、1着のエキストラエンドを蹴飛ばしていたため、ハズレ。

 中山金杯の本命は◎ユニバーサルバンク。中団につけるが、3コーナーから手が動き始め、流れ込んだだけの11着。距離が短かったようだ。

 月曜は京都で万葉S。◎タニノエポレットは3番手でガッチリ折り合い、インを確保。4コーナーでは内を突き、ズバッと突き抜けて3馬身半差の圧勝。人気に応えた。馬券は2着のラブラドライトが抜けており、単勝をチョロッと取っただけに終わった。

 中山のジャニュアリーSは、◎アドマイヤサガスが4コーナーで先頭に立つが、最後は後ろから来た馬にまとめてかわされて5着。前に行く馬には厳しい展開だった。

 2014年開幕週は4戦全敗。出だしからつまずいた…。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年1月5日日曜日

2014 万葉S、ジャニュアリーS オレの予想を聞いてくれよ

 今年は、金杯の翌日の月曜日にも競馬がある。重賞も組まれておらず、おそらく売り上げは非常に少ないと思うのだが、どういう意図があるのか。平日に無理に開催するくらいなら、ローカル開催を増やすほうが…と思うのは私だけだろうか。

 そんな平日・月曜日の京都メインは万葉ステークス。めっきり少なくなった3000 m超のレースの一つだ。そのマラソンレースがメインとは、何だか嬉しい。
 しかしそんなうれしさとは裏腹に、メンバーは非常に手薄である。10頭中4頭が条件馬で、その4頭中3頭は1000万クラスの馬。そして、オープン馬6頭のうち、3頭が芝未勝利である。私が馬主なら、是非出走させて賞金を狙いたいレースだ。
「ホンマにこの中に勝ち馬がいるんやろか…」
と疑いたくなるようなメンバーの中から、本命は◎タニノエポレット。準オープンの身だが、このメンバーで53 kgなら。長距離レースは望むところ。
 推奨穴馬は、クラシカルノヴァ。芝未勝利だが、距離適性はありそう。

 ジャニュアリーSは◎アドマイヤサガス。1200 mに戻れば。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2014年1月4日土曜日

2014 京都金杯、中山金杯 オレの予想を聞いてくれよ

「9連休って、どんだけ長いねん」
と思っていたのだが、案外アッという間に過ぎてしまった。昨年の競馬成績の総括も済んでいないまま、今年の競馬が開幕する。
 アベノミクスの恩恵もなく、あまり給料もアップしないのに毎週競馬をさせてもらえる。今年も感謝の念を忘れず、薄く広く馬券を楽しみたい。

 そんな2014年開幕週の京都メインは京都金杯。昨年に続き、1月5日が平日ではないので、JRAとしてはホクホクだろう。
 ところで、金杯は必ず1月5日でなければならないのだろうか。いち競馬オヤジとしては、平日よりも土日に開催してくれるほうがありがたいし、そのほうが売り上げも伸びるように思うのだが。

 さてレースにいってみたい。
 例年通り、一線級は冬休み中。その間に賞金を稼いでおこうという馬が揃った。
 本命は◎オースミナインを抜擢。前走で準オープンを勝ち上がったばかりの馬だが、通算成績は4-3-2-1と抜群の安定感を誇っている。初の重賞挑戦でも、54.0 kgの斤量でこの相手なら。
 推奨穴馬はシャイニープリンス。成績は地味だが、いつも差のない時計で走っている。

 中山金杯は◎ユニバーサルバンクが本命。前走で馬券を取らせてもらったこの馬を、もう一度狙う。その前走(重賞)で2着したわりには、56.0 kgのハンデは恵まれた印象。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

【お父さんの週末料理】2024年4月26~29日<small>~GWのから揚げ大会~</small>

 わが家では土曜、日曜の晩ご飯は主に父(私のこと)が担当している、そのメニューを絶賛(?)公開中、  家族構成は父(アラフィフ)、母(年齢非公表)、娘(高2)、息子(中2)の4人、  GW前半の3連休。金曜に休みを取ったので4日分の料理記録。  4月26日(金)   昼...