2014年5月17日土曜日

ヴィクトリアマイル 予想と与太話2014

 今週はヴィクトリアマイル。ついこの前できたGIだと思っていたら、今回でもう9回目。早いものだ。ところで「ヴィクトリア」とはどういう意味なのだろうか。ヴィクトリア朝は関係なさそうな…。ということで、昨日に続いてJRAの特別レース名解説で調べてみると。

競走名のヴィクトリア(Victoria)は、ローマ神話に登場する勝利の女神のこと。

だそうだ。知りませなんだ。勉強になりました。

 レースにいってみたい。
 1番人気は9回のうち5回で連対しているからまずまず頑張っているのだが、ヒモがよく荒れる。また、連対した5回のうち4回はウオッカとブエナビスタが2回ずつ。このレベルの馬でないと人気に応えるのは難しいということなのだろうか。

 今年は面白いメンバー構成になった。昨年と一昨年の覇者、昨年の最優秀3歳牝馬、登り馬、前走でGIで1番人気の馬など、どこからでも狙えそうだ。
 本命は◎スマートレイアー。1番人気になりそうだが、その期待に応えられるだけの馬だと見た。前走と前々走が圧巻の内容。出遅れも何のその、豪快に差しきった。着外の2走がいずれも左回りなのは少し気がかりだが、東京は勝鞍もあるし、問題ないということにしておきたい。
 相手は8枠の2頭。馬券でたびたびお世話になっている馬が同じ枠に入った。フーラブライドウリウリは厚く押さえたい。
 推奨穴馬はエクセラントカーヴ。前走だけで評価が下がりすぎていないか。

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2014年5月16日金曜日

京王杯スプリングC、都大路S 予想と与太話2014

 もう5月も半分が終わった。早すぎる…。娘、息子とも、五月病とは無縁で、楽しく小学校と保育園に通ってくれるのはありがたい。
 来週はオークス、再来週はダービーと、競馬界が最も盛り上がる時期だ。その前に、資金を調達したいところ。

 そんな土曜の京都メインは都大路S。都大路とは京都の大通りを指す言葉だが「都大路通り」という名前の大通りがあるわけではない。京都の大通り一般を指す言葉だ。確認のため、久しぶりにJRAの特別レース名解説を見てみると

都大路は、京都市内を縦横に走る通りの総称。都の大通り、都の幅広い主要な道路のこと。京都は碁盤の目状に区別された平安京を基に発達した町で、現在でも三条通、四条通といった当時を偲ばせる呼び名の通りが残っている。

ということらしい。

 レースにいってみたい。近走でオープンクラスで好走した馬がほとんどおらず、登り馬にもチャンスがありそうだ。
 このメンバーなら◎ディサイファが抜けている。昨秋に1600万クラスを卒業すると、三走前はGIIIで0.1秒差、二走前もGIIIで0.2秒差、前走は明日のGIでおそらく1番人気になるであろうスマートレイアーから0.2秒差の2着。惜しい競馬が続いているが、相手に恵まれたここは鬱憤を晴らしてほしい。
 推奨穴馬はシャトーブランシュ。前走以外はそれほど大きく負けていない。

 東京では京王杯SC。本命は◎クラレント、対抗は○コパノリチャード。近年荒れ気味なのは気になるが、今年はこの2頭が抜けている。

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2014年5月12日月曜日

書評 東野圭吾『新参者』(講談社文庫)

下町情緒あふれる連作ミステリー


 東京の人形町を舞台にした、加賀刑事物の連作集。人形町のアパートで、中年女性が殺害される。その殺人事件を巡る短編が九話収められており、読み進めていくにつれて事件の真相が徐々に明らかになっていく。
 1~5章は、煎餅屋、料亭、瀬戸物屋、時計屋、洋菓子屋という、人形町の店が舞台。下町情緒あふれる小話を読んでいくと、殺人事件の輪郭が浮かび上がっていく。相変わらずお見事。
 後半の6~9章は、いわば解決編。加賀刑事が事件の核心に迫る。

 得意のどんでん返しこそないが、人間味にあふれた下町の様子にしみじみとさせられる。加賀刑事物の真骨頂だ。初めてでも楽しめるが、加賀刑事物をいくつか読んでいると、さらに味わいがアップすること間違いなし。
 また加賀刑事の描写が、阿部寛を意識したものになっているところにはニヤッとしてしまった。東野氏はこういうところもうまいなあ。

 本書は妻が買ってきたのだが
「しんざんしゃ、しんざんしゃ」
と連呼していたので、最初は何の本のことやらさっぱり分からなかった。指摘すると逆ギレされそうなので、そのまま放置しているのだが、教えてあげるほうがよいのだろうか…。



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2014年5月11日日曜日

予想の回顧 NHKマイルカップ、新潟大賞典、京都新聞杯 2014

 NHKマイルCの本命は◎サトノルパン。心配されていたスタートを決めると、中団より前へ。しかし口を割って、かなりかかっている。何とか折り合いはついたように見えたが、直線では馬群に包まれ、ジエンド。進路が開いてからも伸びなかったので、スムーズでも厳しかったか。前半に折り合いを欠いたのが応えたかもしれない。いつもスタートが悪い馬が普通にスタートを切ると、逆にリズムに乗れない場合がある。今回がまさにそれだったか。
 勝ったのは断然人気のミッキーアイル。最後はギリギリで後続の追撃をしのぎきった。スタートがよくて二の脚も速いから、他馬が競りかけられない。そのため、自分のペースでレースを作れるのだろう。今後どういう路線を選ぶのか楽しみだ。意外と、中距離のほうが持ち味をさらに発揮できるかもしれない。
 2、3着は1枠の人気薄2頭が突っ込んだ。タガノブルグは3勝馬なのに17番人気とは、人気の盲点だった。
 惜しかったのは推奨穴馬のホウライアキコミッキーアイルについていき、ゴール寸前まで2着に粘っていた。1600 mまでなら牡馬相手でも十分通用しそうだ。

 新潟では新潟大賞典。
 本命◎タマモベストプレイは中団の内を追走。直線でもうまくさばいて内を伸びてくるが、外から差した馬が上位を占める展開では7着まで。内枠があだになったか。

 土曜は京都新聞杯。
 本命◎ミヤビジャスパーは内を突いたが伸びきれず、5着。距離か、休み明けの分か。いずれにしろ、物足りなかった。

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2014年5月10日土曜日

NHKマイルカップ、新潟大賞典 予想と与太話2014

 今週から東京で5週連続GI。しかもそのうち三つが1600 m。どれか一つ関西へもってくるべきだろう。ヴィクトリアマイルを作ったときに、どうして東京にしたのかなあ。

 今週はNHKマイルC。マル外ダービーなどと言われていたのは昔の話で、最後に外国産馬が勝ったのは2001年のクロフネ。今年も内国産馬の争いになりそうだ。
 昔は内国産限定の重賞などもあったのだが、いつの間にやらなくなった。カブトヤマ記念が懐かしいが、日本の競走馬のレベルが上がっているのは喜ばしいことだ。サンデーサイレンスが日本の競馬を変えたと言えるだろう。

 レースにいってみたい。
 個人的には、このレースでミッキーアイルとバンドワゴンとイスラボニータに激突してほしかったのだが、かなわなかった。いつか実現してほしいものだ。そのミッキーアイルが抜けた人気になっているが、メンバーを見るとそれも納得。
 そんな前振りとは関係なく、本命は◎サトノルパン。きさらぎ賞で掲示板を外したのは減点材料だが、休み明けの分だったということにしておきたい。中京競馬場がリニューアルされ、タフなコースに変身した。そのため、ファルコンSとこのレースの結びつきが強くなるだろうと見込む。昨年、さっそくインパルスヒーローが2着に来たのは記憶に新しいところ。ファルコンS最先着のサトノルパンに期待したい。
 推奨穴馬は同枠のホウライアキコ。脚質転換に成功し、桜花賞でも結果を出した。馬券は、枠連での勝負も考えている。

 新潟大賞典は◎タマモベストプレイを狙う。叩き2走目と距離短縮で。

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2014年5月9日金曜日

京都新聞杯 予想と与太話2014

 大型連休も終わり、季節は初夏。暑くもなく寒くもなく、気候的には一番よい時季だ。馬券も当たりそうな気分になってくる。

 そんな土曜の京都メインは京都新聞杯。
「やはり京都新聞杯は菊花書のトライアルであるべきで…」
とはさすがにもう言わないが、もう少し格の高いレースにできないものだろうか。何頭ものスターホースが菊花賞へのステップとした時代との格差が何だか寂しいのは私だけではないだろう。

 毎年恒例の繰り言はこれくらいにして、レースにいってみたい。
 皐月賞組は14着のスズカデヴィアスのみ、毎日杯組も5着のアズマシャトルと13着のリーゼントロックの2頭。重賞実績のある馬がほとんどおらず、前走で500万条件戦を勝ち上がってきた馬が大挙出走してきた。
 このメンバーなら、本命は◎ミヤビジャスパー。ラジオNIKKEI杯でワンアンドオンリーから0.3秒差の4着、若駒Sでトゥザワールドから0.2秒差の2着の実績は、ここなら一枚上。距離がカギになるが、母父のスペシャルウィークの血が後押ししてくれないか。
 推奨穴馬はダンディーズムーンモーリスダンディーズムーンは阪神の2400 mで2連勝中。スタミナが生きるレースになれば。モーリスは重賞でそれほど差のない競馬をしてきた馬。

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2014 G.W. ラ・フォル・ジュルネびわ湖、敦賀観光、おごと温泉湯元館に行ってきた その3

 敦賀観光の翌日はおごと温泉湯元館に行った。
 この日は天気予報も悪く、雨でも楽しめるところということで、当初はスーパーリゾート雄琴あがりゃんせに行く予定だった。ところが行ってみてビックリ。
「女性は2時間待ちです」
とのこと。流行っているとは聞いていたが、まさかここまでとは…。2時間など待てるはずもなく、帰路へ。みんな温泉気分になっていたのに、全くがっかりだ。
 ところが帰り道に「おごと温泉湯元館」を通りがかったので、日帰り入浴ができないかダメ元で寄ってみたところ、これが大正解だった。


◆5月5日(月・祝)おごと温泉湯元館◆
 駐車場に車を入れると、すかさず係の人が寄ってくる。駐車場までお出迎えとはサービスがよい。
「日帰り入浴できますよ」
との返事にみんな大喜び。ただ、まだ料金を聞いていない。しかし、係の人に
「どうぞ~」
と玄関まで案内され、受付へ。逃げられない状態になってしまった。
「日帰り入浴はお一人様5000円になります~」
何て言われたらどうしようとビクビクしていたが、4人で6000円とのこと。後で調べると、大人も子どもも一律1500円らしい。この料金なら許容範囲だ。もちろんタオル代も込みである。

 さあ、いざ大浴場へ。何と、男女それぞれ3カ所の大浴場に入れるのだ。この日は、男性は11階の最上階露天風呂、8階の眺望大浴場、2階の回遊大浴場に入浴可能。女性は11階の最上階露天風呂の代わりに5階の湯幻逍遥(とうげんしょうよう)という自然風の露天風呂に入れた。11階と5階は、日によって男女が入れ替わるそうだ。
 私は息子(4歳)とともに男湯巡り。まずは8階へ。本日の男湯は、山側の「山望の湯」だ。新緑の比叡山や比良山がきれいに見える。風呂も脱衣所も清潔で気持ちよい。さすが一流旅館だ。時間帯もよかったのか、かなり空いているのもありがたかった。
 やはり大きいお風呂はいいですなあ。


 続いて11階の最上階露天風呂「月心の湯」へ。こちらも最高だった。10階建てのホテルの屋上に露天風呂を作ったようなものである。息子も、11階という高さにややビビり気味ながらも、絶景を楽しんだ。
 琵琶湖が一望できる絶景露天風呂はぜひお勧めだ。


 最後は2階の回遊大浴場へ。これは、上の二つと比べると施設も古く、地味だった。また、初めて電気風呂に入ったのだが、筋肉がピクピクして気持ち悪かった。何か効果があるのだろうか…。

 以上の3カ所の大浴場に入浴した後は、地下のゲーセンで少しゲームをしてから帰路についた。これで1500円はお値打ちだ。昼食付きのプランもあるらしいので、次回はそれも考えてみたい。
 急遽立ち寄った湯元館だったが、予想外の大満足体験となった。ぜひまた行きたい。

 今年のG.W.はラ・フォル・ジュルネびわ湖、敦賀観光、おごと温泉湯元館とも初めての体験だったが、おおいに楽しんだ。また行こう。

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【読書メモ】東野圭吾『あなたが誰かを殺した』(講談社)

 加賀刑事シリーズ、最新第12作。娘が学校の図書館で借りてきてくれたので、文庫化前に読むことができた。  このところ、加賀の人生に絡んだ話が多かったが、シリーズの原点回帰。加賀は探偵役に徹して事件を推理する。いかにもミステリーなミステリー小説だ。  別荘地で起きた連続殺人事...