2024年4月24日水曜日

【読書メモ】東野圭吾『あなたが誰かを殺した』(講談社)

 加賀刑事シリーズ、最新第12作。娘が学校の図書館で借りてきてくれたので、文庫化前に読むことができた。
 このところ、加賀の人生に絡んだ話が多かったが、シリーズの原点回帰。加賀は探偵役に徹して事件を推理する。いかにもミステリーなミステリー小説だ。

 別荘地で起きた連続殺人事件は、犯人が自首して一応の幕を下ろしたが、釈然としない部分が多く残った。そこで遺族が集まり検証会が行われ、加賀が探偵役となり理路整然と謎を解いてゆく。あらゆる可能性が排除され、最後に残った結論は…。

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