2015年9月9日水曜日

年中組の息子の夏祭り~お主、なかなかやるのう~

 夏休みの最後に、保育園年中組の息子の夏祭りがあった。天気はあいにくの雨。室内での実施となった。
昨年は張り切って最初から参加したので時間をもてあました。その反省もあり、今年はやや遅れて保育園へ。到着するなりさっそくアイスを平らげ、映画鑑賞へ。映画はドラえもんだ。
 そして晩ご飯。会場内はご覧の混雑で、食事を取る場所をキープするのに骨が折れた。


何とか場所を確保して食事にありついた。カレー(ちょっと薄かったような?)、唐揚げ、チヂミ、ポテトフライなどをもりもりと完食。どれも美味しかった。給食作りの方たちが用意してくださったのだろう。ご馳走様でした。
 娘はOGとして参加して、ヨーヨー釣りを楽しんだ。息子はくじ引きで1等賞を当て、アンパンマンのお面をゲット。


 その後は姉弟バラバラに。娘は小学校の友達を何人か見つけ、一緒に遊んでいた。息子はもちろんあちこちに友達がいる。ふと見ると、女の子に声をかけて、二人で楽しく遊んでいた。お主、なかなかやるのう…。



 そして、ようやく息子の盆踊りタイム。年長さんと一緒に踊った。


ビシッと手が伸びて、なかなか様になっている。着ているのは私の浴衣。母がとっておいてくれたものだ。
 最後は親鸞様(仏教系の保育園です)にご挨拶をしてバイバイ。さあ帰ろうと思って娘を探すと、なんと大雨の中一人で砂場で遊んでいたらしい…(いちおう屋根はついていたが)。子どもは、何に夢中になるか分かりませんなあ…。

 息子も年中組になり、友達もたくさんできたようだ。親にくっついて離れないなんてのは昔の話。友達とともに、あっちに行ったりこっちに行ったり、探すのがたいへんだった。
 4月生まれなので、いまはまだリーダー格なのだそうだが、そろそろ早生まれの貯金も尽きてきているような。駆けっこでもお勉強でも、上位に食い込むには努力が必要な時期が近づいている。さあ、どうする息子(笑)。

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2015年9月8日火曜日

【書評】F・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(早川書房)

機械が心を持つようになったとき、われわれはどうすればよいのだろうか


 先日、映画『ブレードランナー』を観たので、その原作を読んでみた。
 粗筋は映画と同じ。近未来、人類は高性能アンドロイドの開発に成功。しかし高性能化に伴って、アンドロイドが心を持つようになってしまう。不満やねたみを抱えた一部のアンドロイドが、人類への反逆を企てる事件が頻発。それらの反逆アンドロイドを壊す(殺す)ことを職業とする警察官が主人公だ。主人公とアンドロイドとの追いつ追われつのせめぎ合いの結末やいかに。

 ディックの作品は初めて読んだ。ちょっと陰鬱な、独特の世界観。『ねじまき少女』と似た雰囲気を感じた。そして、噂には聞いていたが、やや難解なストーリー。事前に映画を観ていなければ、ついていくのがしんどかったかもしれない。舞台設定に関する説明がなく、おもむろに話が始まるのだ。
 しかし、ファンにとってはそこがよいのかもしれない。あれよあれよという間に引きずり込まれてしまい、気がつけば読み終えていた。
 本作品のテーマは「心」。アンドロイドが心を持つようになったとき、われわれ人類はそれを尊重すべきなのか、それともそれは作り物だから無視してよいのか。SFの王道テーマが見事に描かれた名作だ。

 分かりやすさを求めるなら映画が、よりディープな世界観を堪能するなら小説がいいだろう。舞台設定は同じだが、映画化にあたっていろいろひねってあるので、その違いを楽しむのももちろんお勧め。




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2015年9月6日日曜日

【お父さんの週末料理】2015年9月1・5・6日

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯はパンとヨーグルト程度で済ませているので、特別に何か作ったとき以外は省略する。

 今週の火曜日は、私の仕事が休みだったので食事を作った。週末は、土曜の昼は妻と子どもたちはお出かけ。私の一人メシ。

 9月1日(火) 

◆昼ご飯◆
 この日は私の会社が休み。息子は給食なので、私と娘の二人で食事という珍しいシチュエーションだった。息子がいると食べられない、豆腐づくし。うちの息子は豆腐が全くダメなのだ。

<冷や奴>
 豆腐を味わうには、やっぱ冷や奴。


<豆腐ステーキ>
 豆腐が主役のメインと言えばこれ。木綿豆腐を水切りして、バターで炒めた。

<鶏肉スープ>
 昆布と鶏肉がベースのスープ。もちろん豆腐入り。

<サラダ>
 キュウリ、こんにゃく、シメジ、パプリカをドレッシングで和えた。


<白ご飯>
 普通の白ご飯。

<切り干し大根と鶏肉の煮物>
 切り干し大根を鶏肉とともに弱火でゆらゆら煮込んだ。


―評 価―
 二人で豆腐のフルコースを堪能。別に珍しい料理ではないのだが、普段は出てこないものが出てくると、ご馳走に見えるのが不思議。

◆晩ご飯◆
 ジャガイモがたくさんあったので、パルマンティエを作った。

<パルマンティエ>
 マッシュポテトとミンチを層状に重ねてオーブンで焼くグラタン。ずっしり食べ応えがある。マッシュポテトが少量できちんと層状にならなかったが、味にはそれほど影響なかった。


<鶏肉スープ>
 昼と同じ。

<サラダ>
 昼と同じ。

<白ご飯>
 普通の白ご飯。

<切り干し大根と鶏肉の煮物>
 昼と同じ。

―評 価―
 パルマンティエは相変わらず好評。白ご飯はいらなかったかも。

 9月5日(土) 

◆昼ご飯◆
 私以外の3人(妻、娘、息子)は保育園のママ友たちとトンカツ屋でランチ。一人メシだったので、作り置きできる麻婆ナスを作った。

<麻婆ナス>
 ナスの美味しい季節。陳建一氏のレシピで作ってみた。


みんなのきょうの料理 マーボーなす

<ペヤング焼きそば>
 コンビニでカップ麺を物色していたところ、噂のペヤング焼きそばを発見。初めて食べた。


―評 価―
 ペヤングは、噂ほどではなかったというか、他のカップ焼きそばとそれほど変わらなかったという印象。普通に美味しかった。ペヤングにこだわる人には、違いが分かるのだろうか。麻婆ナスは、われながら美味しくできた。手抜きせずにナスを素揚げすると、味が全く違う。

◆晩ご飯◆
 息子が選んだ「今週の魚」はセイゴ。スズキの幼魚だ。

<セイゴのムニエル>
 立派なセイゴが1匹400円とお買い得。2枚に下ろしてもらって、小麦粉を振ってムニエルにした。

<具だくさんスープ>
 昆布とタマネギがベース。具はかまぼこ、麩、油揚げ、エノキ、ニンジン、こんにゃく。

<クラゲサラダ>
 娘の好きなクラゲを、キュウリ、こんにゃく、ニンジン、油揚げ、甘トウガラシ、エノキと和えた。

<麻婆ナス>
 昼と同じ。

<ご飯>
 普通の白ご飯。

―評 価―
 私以外の3人は、トンカツ屋さんでデザートまでたらふく食べていたので、少量を心がけたが、それでも少し多かったかも。特に息子は進まなかったが、グズらなかったのは成長の証か。娘は意外に空腹だったようで、作り置きの麻婆ナスも食べた。セイゴはとても美味しかった。お腹が重かったわりには、すいすい食べたほうか。

 9月6日(日) 

◆昼ご飯◆
 タンドリーチキンがメイン。初めて作ったメニュー。

<タンドリーチキン>
 たまにはちょっと変わったものも作ってみようとメインに抜擢。みんなのきょうの料理を参考に。皮は取らなかった。

みんなのきょうの料理 ヘルシータンドリーチキン

<白ご飯>
 普通の白ご飯。

<具だくさんスープ>
 昨日と同じ。わかめを加えた。

<クラゲサラダ>
 昨日と同じ。

<麻婆ナス>
 昨日と同じ。

―評 価―
 タンドリーチキンはまずまず好評。ヨーグルトがいい感じでしみている。娘はピリ辛が苦手で、カレー粉が少し辛かったようだ。他はすべて昨日と同じもの。サクッと完食した。

◆晩ご飯◆
 みんな大好き、タコ焼き。

<タコ焼き>
 タコ焼き粉が残っていたこともあり、タコ焼き大会。プレーン、チーズ、キムチの3種類を作るのがわが家流。今日は、それに加えて「白ご飯」入りを作った。

<具だくさんスープ>
 昨日と同じ。

<クラゲサラダ>
 昨日と同じ。

<麻婆ナス>
 昨日と同じ。

―評 価―
 タコ焼きはもちろん好評。また、作る過程も楽しい。子どもたちも、早く自分でクルクルとひっくり返したくて仕方がないようだ。今日はタコ焼きを少なめにして残っていたものを平らげた。息子は「タコ焼きがもっと食べたかった~」とブーイング。

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【予想の回顧】小倉2歳S、新潟記念、札幌2歳S、北九州短距離S

 今週は小倉2歳S。
 ◎シュウジは出遅れ。ちょっと焦ったが、二の脚で先団にとりつくと、3コーナーで逃げ馬を捉まえにいき先頭へ。そのまま押し切って2馬身半差の完勝。力が違った。今回、1200 mを使ってしまったので、次走以降の折り合いが心配。
 2着争いはレッドラウダが粘るところを、外から推奨穴馬のサイモンレーゼがクビ差で交わしたところがゴール。お陰で馬連が的中。

 新潟では新潟記念。
 ◎マジェスティハーツは先頭集団の一角。4コーナーでは先頭を射程圏に捉え、いい感じで直線を向いたのだが、失速して10着。距離延長でかかったのか、またもたれたのか、緩い馬場が向かなかったか。いずれにしろ、何の見せ場もなかった。惨敗。
 勝ったのは6番人気のパッションダンス。最後もデムーロマジックが炸裂した。掲示板の5頭がすべて6番人気以下で、3~5着は2桁人気という大荒れの結果となった。

 土曜は札幌で札幌2歳S。
 本命◎スパーキングジョイは予定通り後方から。前走よりはすんなりついて回れているようだ。3コーナーから進出し、4コーナでは大外へ。
「さあ、前走の再現だ」
と期待したのだが、思ったほど伸びず、6着。もう少し流れてほしかった。
 レースは直線入り口で抜け出した、人気のプロフェットアドマイヤエイカンが併せ馬のままゴールイン。ハナ差でアドマイヤエイカンが1着。ちょっと馬場と展開に恵まれたような気も。

 小倉では北九州短距離S。
 ◎アットウィルは離れた2番手から。ペースはスロー。3コーナー過ぎから前を捉まえににいったが、外からピタリとメイショウライナーがついてくる。最後はこの2頭の一騎打ちとなり、メイショウライナーがグイッと抜け出したところがゴール。アットウィルは、目標にされた分、競り負けたか。

 今週は4戦1勝。その1勝も、単勝1倍台の馬が本命ではトータルはマイナス。3週連続プラスとはならなかった。

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2015年9月5日土曜日

【予想と与太話】小倉2歳S、新潟記念~来年には結びつかなくても~

 今週は小倉で小倉2歳ステークスが、新潟で新潟記念が行われる。
 小倉2歳Sは小倉の2歳チャンピオン決定戦。新潟や札幌の2歳Sがクラシックとの結びつきが強いのに対して、こちらはサッパリ。過去の優勝馬を見ても、2006年のアストンマーチャンが後にスプリンターズSを制したのが目立つくらいで、来年に結びつくとは言い難いレースだ。
 しかし、これはこれでよいということにしておきたい。早熟馬が小倉でスピードを競う夏の風物詩を楽しもう。

 レースにいってみたい。
 昨年こそ15番人気のオーミアリスが激走したが、意外に平穏に収まっている。それなら本命は◎シュウジ。前走は距離が懸念されたがあっさり逃げ切った。1200 mはむしろ歓迎。外差しの決まる馬場での内枠は心配材料だが、そこは鞍上の手腕に期待したい。
 推奨穴馬はサイモンゼーレ。前走の勝ちっぷりがよかった。外枠も魅力。

 新潟記念は◎マジェスティハーツが本命。前走から着用している馬具が効いているようだ。まっすぐ走れば。

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2015年9月4日金曜日

【予想と与太話】札幌2歳S、北九州短距離S~そんなに前だったか~

 気がつけば9月。2学期がスタートし、運動会の練習も始まった。競馬も今週で小倉・新潟・札幌開催が終了。来週からは秋競馬だ。毎週のように書いているが、早いものだ。

 そんな土曜の小倉メインは北九州短距離S。札幌では重賞の札幌2歳Sが組まれている。
 札幌2歳Sは今年でちょうど50回目を迎える伝統の2歳重賞。札幌に芝コースがなかった頃からあるレースなので、当初はダートの重賞だったそうだ。その後、芝1200 mで定着し、1800 mに距離が延長されたのは最近…と思っていたら、1997年。そんなに前から1800 mだったかなあ。
 距離延長後は(延長前もなんだけど)数々のGI馬を排出する出世レースとなった。今年もここからA級馬が出るのだろうか。

 レースにいってみたい。
 このレース、前走で逃げ切った馬は苦戦の傾向にある。また、不良馬場で行われた一昨年を除くと、牝馬も分が悪い。
 これらの傾向を考慮し、本命は思い切って◎スパーキングジョイ。前走はもっさりと出て行き脚もつかなかったが、向こう正面から徐々に進出すると、4コーナーでは大外に持ち出して差しきった。決め手はここでも通用するはず。流れが向いてほしい。
 本命が人気薄なので、推奨穴馬はナシ。相手筆頭は○アラバスター
 いま、「夏の2歳単勝」のキャンペーン中なので、馬券は単・複を中心に勝負する予定。

 北九州短距離Sはいつの間にか準オープンに格下げされていた。
 本命は人気でも◎アットウィル。前走は着順こそ悪いが差はわずか。相手に恵まれた。

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2015年9月3日木曜日

【書評】秋川滝美『放課後の厨房男子』(幻冬舎)

食べ物×男子高校生=安くて腹一杯


 『バッテリー』や『一瞬の風になれ』をはじめ、『ドカベン』や『タッチ』など、部活男子は小説やマンガの王道テーマである。しかし、文系の部活をテーマにした作品は少ない。ましてや男子校の料理部を扱った小説は、おそらく本邦初だろう。野球やサッカーもよいけれど、料理を媒介にして繰り広げられるちょっとお馬鹿な青春ストーリーが心地よかった。

  食べ物×男子高校生=安くて腹一杯

この永遠不滅の公理を満たす料理が続々登場。それも変に凝ったものではなく、家庭でも作れるようなレシピばかり。海原雄山には一喝されるだろうが、腹の減った男子高校生にはそれでよいのだ。
 部員たちの青春の様子は現代風。先輩・後輩の垣根がなく、和気藹々なのだ。「上下関係」などという言葉はもはや死語なのか。

 ただ、イラストがあまりにもビジュアル系すぎるような…。いくら草食系といえども、男子校の生徒がみんなこんなに爽やかな訳がない。女性目線から見た、あこがれの男子校ってこういうイメージなのかもしれない。
 また(続編を狙っているのか)閉じていないエピソードや展開が散見され、一冊の本としてのまとまりにはやや欠けるように感じた。しかし、これがネット時代の作風なのかもしれない。

【粗 筋】
 男子校である末那(まな)高校には、いわゆる料理部である「包丁部」があり、常に廃部の危機にさらされている。主人公は怪我で陸上を諦めて包丁部に入部した2年生。3年生の先輩二人とともに、廃部を免れるべく部員を勧誘し、なんとか二人の1年生の入部にこぎ着けた。この5名の包丁部員たちが繰り広げる青春・男メシ物語。

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【抜く週とGWが重なった】滋賀のおっさんランナーのランニング週報:2024年4月22~28日の記録

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は51歳。  2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成! 自己ベストは2024年3月のびわ湖マラソンの2時間54分台。 ◆総 評◆  先週は、5 km走と15 kmビルドアップ走を両方やったら疲れ...