2013年11月7日木曜日

息子よ、スマンかった

 ウチには6歳の娘と3歳の息子がいる。二人とも、規則正しい生活を送っている健康優良児だ。だから土曜も日曜も、7時過ぎ頃には目を覚ます。
 一方、両親は毎晩夜更かしして酒宴を繰り広げているため、寝不足である。不健康ダメ親だ。だから土曜と日曜は、なるべく寝かせてもらいたい。

 よって、子どもたちがテレビの操作を覚えたのをよいことに、土曜と日曜は、子どもたちが先に起きてテレビを見るという生活パターンが定着している。
「いかんなあ」
と思いつつ惰眠をむさぼるダメ親なのだった。

 そして、この前の日曜日(2013年11月3日)。息子が一番に起きて、テレビを見に行った。7時半は過ぎていたので、もうキョウリュウジャーは始まっているはずだ。娘は珍しく、まだグーグー寝ている。私は
「楽になったもんだ」
とダメ親っぷりを発揮して、二度寝した。

 すると、8時過ぎ頃に、息子が母親のところへ戻ってきた。何だろうと思っていると
「6チャンネルでいいんやんな」
と聞く(わが家は関西です)。
「そうやで、6チャンネルやで(そんなことで起こすなよ)」
と、テレビのところへ行くと…映っているのは、何と駅伝。確かに6チャンネルだ。この日は駅伝中継のため、獣電戦隊キョウリュウジャーと仮面ライダーガイムはお休みだったらしい。知らなんだ…。

 息子は30分以上、薄暗い部屋(カーテンを閉めていた)で
「いつキョウリュウジャーが始まるのかなあ」
と、ジーッと駅伝を見続けていたらしい。
 息子よ、すみませんでした。起こされても怒らないから、今度はお父さんを呼んでください。

 あとで息子に聞くと、驚いたことに、駅伝は駅伝でけっこう面白かったらしい。好みがシブいですな。

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿

【読書メモ】東野圭吾『あなたが誰かを殺した』(講談社)

 加賀刑事シリーズ、最新第12作。娘が学校の図書館で借りてきてくれたので、文庫化前に読むことができた。  このところ、加賀の人生に絡んだ話が多かったが、シリーズの原点回帰。加賀は探偵役に徹して事件を推理する。いかにもミステリーなミステリー小説だ。  別荘地で起きた連続殺人事...