日曜の中山メインは弥生賞。ディープインパクトを始め、多くの馬がここをステップに超一流馬へと登りつめていったはず…と思ってここ10年の結果を見てみると、意外や意外。ディープインパクト以外では、ロジユニヴァースがダービー馬となったくらいで、案外、クラシックとの結びつきが薄い。ローテーションの多様化が進んでいるということなのだろう。
一昔前までは、皐月賞よりもむしろダービーと縁の深いレースだったのだが、それも過去の傾向となってしまったようだ。
しかし、今後につながるかどうかはともかく、レースの傾向としては実績・人気重視だ。最近10年の勝ち馬のうち、ここが初重賞制覇だったのはディープインパクトのみ。1番人気はここ7年連続連対中。というわけで、◎アダムスピークには逆らわないほうがよさそうだ(前日のチューリップ賞の予想でも同じようなことを書いたが、ジョワドは3着に敗れた。ちょっと縁起が悪いなあ)。
この馬を推すもう一つの理由は、昨年のラジオNIKKEI杯だ。このレースのレベルが非常に高かったように思う(独断ですが)。2着だったゴールドシップが、先日の共同通信杯でディープブリランテに完勝したのは記憶に新しいところ。それを物差しにすれば、この馬の強さが分かるだろう。
相手が絞りづらい。人気でもフェノーメノとジョングルールは押さえる。推奨穴馬は、ちょっと多め。外枠の関西馬3頭、クラレント、サイレントサタデー、エキストラエンドに、底を見せていないブリスアウト。
1番人気が軸のわりには相手が多いが、競馬は当ててナンボ。トリガミ覚悟で。
中日新聞杯は◎エーシンジーラインを狙ってみたい。新潟も阪神もそうだったように、コース改修直後は前が残りやすい(ように思う)。
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