今年の夏の家族旅行は、白浜へ行ってきた。
娘が1歳のときにも行ったのだが、娘(いまは小1の6歳)はそのときのことは覚えていないと言うし、当時はまだ生まれていなかった息子(いまは年少で4歳)もパンダを見てみたいと言うし、5年ぶりに再訪した。
【出鼻をくじかれる】
ほぼ予定通りの時刻に出発。高速道路を乗り継いで、約3時間の予定だ。ところが出発してすぐ、ラジオで交通情報が入った。
「阪和道で火災が発生。渋滞10 km」
とのこと…。いま、まさにそこを目指して走っているのに、何てこった。後で調べると、トラックが炎上し、阪和道が通行止めになっていたらしい。
阪和道下り線で車両火災 和北IC~和歌山IC間が一時通行止め
そこへ着くまでに渋滞が解消されていることを期待したのだが、そうは問屋が卸さず、見事に渋滞に巻き込まれた。久しぶりに大きな渋滞に巻き込まれた。小学生以来かもしれない。火災現場では、真っ黒なトラックが横たわっていた。いったい、何が原因だったのだろう。
【海の幸で昼食】
30分以上ロスしたが、ようやく白浜に到着して昼食。海鮮問屋丸長という店で寿司や刺身を堪能した。値段はそれなりにしたが、さすが白浜、海の幸が美味い。
娘が選んだのは手巻き寿司セット。
自分で手巻き寿司を作って食べるという、なかなか楽しそうなメニューだ。ところが、娘のテンションがいまいち上がらず、食が進まない。申し訳なかったが、少し残して店を後にした。
【エネルギーランドへ】
続いて、白浜エネルギーランドへ。関西電力関連のミニテーマパークなのだが、ここがなかなか面白い。まずは「トリックアートハウス」へ。
板の上を歩いているように見えないだろうか。でも実はこれ、すべて平面なのである。落ちそうになっている息子が平然としているのも、そのためなのだ。立体的に見えるのは目の錯覚なので「トリックアート」というわけだ。
続いて体力測定コースへ。写真のような遊具(?)をいくつクリアできたかで、体力を測定するというもの。
体力測定というよりも、アスレチックに近い感覚だった。10歳くらいの子どもなら存分に楽しめるだろう。4歳の息子には、ちと早かったようだ。
そしてミステリーゾーンへ。写真はわが家のものではなく、エネルギーランドのウェブサイトに載っていたもの。
人が傾いているように見えるだろうが、そうではなく、建物のほうが傾いているのだ。写真の人は笑っているが、これがなかなか気持ち悪い。平衡感覚が狂わされて、フラフラしてしまう。娘は
「もうイヤや~」
と半泣きだったし、息子はバランスを失って派手に転んでいた。また行きたいとは思わないが、人には
「けっこう面白いで。行ってみたら?」
と勧めたくなる施設である。
【夕食はホテルでコース料理】
たっぷり遊んだ後はホテルへ。さっそく大浴場で気持ちよく汗を流した。
そして夕食。当初は外で夕食の予定だったのだが
「ホテルで食事をしてくれる方を優先的に予約します」
ということだったので、渋々ホテルのレストランを予約していた。足下を見てるなあ(怒)。
ただ食事は美味しかった。フレンチとイタリアンをミックスさせたコース料理で、前菜からメインまで、どれも絶品。特にエビを使ったパスタは美味だった。もし近辺に住んでいたら、間違いなく行きつけにするのになあ。ご馳走様でした。
【最後にまたアクシデントが】
一日目も無事に終了し、ネンネタイム…と思っていたら、どうも娘の様子がおかしい。熱があるようだ。昼食が進まなかったのも、エネルギーランドで「もう帰りたい」とか言い出したのも、このせいだったようだ。気づかなくて悪かったね。
明日はメインイベントのアドベンチャーワールドなのに、娘はホテルで静養かも…。
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