2014年9月19日金曜日

【魚釣りリベンジ編】海釣り公園みかたに行ってきた~初心者ファミリーに超オススメ~

 先月の白浜旅行で釣り堀に行ったのだが、釣果はたったの一匹。それも娘(小1)の釣ったもので、父・母ともにボウズ。この屈辱を晴らさなければならないと、さっそくリベンジの機会を作った。

 大津市のわが家から最寄りの海は若狭湾。その辺りで、素人でも大丈夫な釣り場がないか探してみると…ありますがな。小浜の奥に「海釣り公園みかた」という釣り堀を発見。結論を言うと、釣りがビギナーや素人ファミリーには超オススメの釣り堀だった。

【上級コース、ですか?…】
 朝はほぼ予定通りに出発。道路もガラガラで、スムーズに到着した。しかし、ここで大問題が発生。団体の予約が入っているので、ファミリーコースは1時間待ちとのこと。なんてこった…。釣り堀の人は
「上級コースならすぐに入れますよ。今日はけっこう釣れてますねえ」
と勧めるのだが、6歳と4歳の子どもを連れた素人家族が上級コースって…。迷ったが、竿は1本のレンタルでよいというし、釣り堀の人が勧めてくるのだから迷惑がられることもないだろうと、上級コースにチャレンジすることにした。

【いざスタート】
 竿をレンタルしてエサを買い、いざ釣り堀へ。釣り場から海面までけっこうな高さがあり、ちょっと怖い。ライフジャケットもなく、子どもたちが落ちないか心配だ。子ども連れの方は、念のためライフジャケットを用意しておくほうがよいだろう。

海釣り公園みかた、上級者コース、子ども連れ、初心者

 なお、この釣り場には係の人が常駐しており、世話を焼いてくれる。常連の客とは挨拶を交わし、素人の客が来ればあれこれ教えてくれる。これは心強い。素人のわれわれは勝手もよく分からないし、仕掛けが外れたりすればお手上げなのだが、この人のお陰で何の不安もなく釣りを楽しめた。これだけでも、釣り堀代を払った価値はあった。

 この前と違い、竿はリールとウキがついていて、子どもたちが魚を釣り上げるのはちょっと無理だ。それでも張り切って釣り糸を垂らす娘と息子。しかし
「今日は釣れるといいなあ」
という思いも虚しく、時間が過ぎていく。前回の悪夢が頭をよぎる。周囲の釣果も、ポツポツといったところだ。
 そこへ船が来て、大量の魚(タイ)を釣り堀に投入。魚はたくさんいるはずなのに、どうしてうちのエサを食べてくれないんだろうか…。

【場所替えが転機に】
 そうこうするうちに、周りで魚が釣れだした。四角形の釣り堀の特定の一辺で、次々に魚が上がっている。
「またあっちやなあ…」
とボソッとつぶやくと、係の人が聞いていたらしく
「あっちに行ってみますか」
と提案してくれた。
「はいはい、もちろんそうします」
と、いそいそと移動するわが家族。恥も外聞もないが、しかしこれが運命の分かれ道だった。

 場所を確保するため、私が竿を持って先に移動して家族を待っていると、何と家族が到着する前にいきなりヒット!
「来た来た」
と魚と格闘していると、娘が
「このジュースの空き缶、どうすればいいのよっ」
とKYな発言を浴びせながら近づいてきた。そのせいかどうか分からないが、無理に竿を立ててしまったのか、バレてしまった。千載一遇のチャンスを逃した…。何でやねん。

 ここで「代わってよ」という妻と交代。すると、すぐにヒット! バラすことなく見事に釣り上げた。よくやった。
 これが契機になり、その後は次々と竿がしなる。娘も息子も、魚をヒットさせた(釣り上げたのは親ですが)。釣り上げるコツも分かってきて、どんどん釣果が上がっていく。当然だが、わが家だけでなく、周囲でも釣れていた。
 不思議なもので、釣れるときは釣れるものだ。時間帯や潮の流れなど、魚がエサを食べるタイミングがあるにちがいない。「まずめ」とはこういうことを言うのだろう。
 結局、6匹のタイを釣った。上級コースだけに、どれも大きい。大満足の結果になった。運とタイミングに恵まれた。ビギナーズラックとも言えるかもしれない。

【釣った魚は美味しくいただきました】
 帰りは白鬚神社近辺で渋滞に巻き込まれたが、夕方には到着。6匹のうち、2匹はご近所に分けることになった。
 6匹の大きなタイをさばくのはけっこう骨が折れたが、みんなで釣った魚だと思うと、ちょっと楽しかった。鱗をとって、内臓を除いて、2枚、3枚におろした。たびたびこういう機会があるなら、出刃包丁がほしくなるなあ。
 その日の晩ご飯はタイづくし。刺身、カルパッチョ、潮汁、ムニエルのフルコースだ。美味しくいただきました。意外にも、親だけでなく子どもたちにも、潮汁が好評だった。
 次の日は塩焼き、その次の日は煮物と、3日間タイを楽しんだ。それでもまだ、一匹分が冷凍されている。

【また行こう】
 やはり釣りは、釣れないと面白くない(当たり前か)。けっこうお金がかかるし、子どもたちもまだ釣り竿を十分に使えないので、本格的な趣味にするにはまだ早いが、ちょくちょく行くようなら道具を揃えてもよいかもしれない。
 来年になるかもしれないが、また行こう。

【釣り公園はありがたい】
 今回の釣りが楽しかった一番の理由は、もちろんたくさん釣れたことなのだが、それを支えてくれたのは「海釣り公園みかた」のスタッフの方々だった。特に、釣り場に係の人が常駐しているのはありがたかった。仕掛けが外れても無料ですぐに交換してくれるし、釣れるようにアドバイスしてくれる。
 未経験の人がいざ釣りをしようとすると、道具を買い揃えたり、釣り場を探したり、いろいろハードルが高いが、釣り公園なら手ぶらでも面倒を見てくれる。初心者には、ぜひ海釣り公園みかたを推薦したい。

2016年5月に再び訪れました。次回はファミリーコースに挑戦!


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