京都新聞杯が菊花賞トライアルの時期から5月に移ってきて、はやくも20年。トライアルの青葉賞よりも、ダービーとの結びつきが強い。ずっと関西馬が強かったことと無関係ではないだろう。
最後の菊花賞トライアルとなった、1998年の勝ち馬がアドマイヤベガ。父サンデーサイレンス、母ベガという、日本の至宝とも言える超良血馬だ。
ナリタトップロードとの大接戦を制してダービー馬となり、迎えた秋初戦がこのレースだった。1番人気はナリタトップロードに譲ったが、レースではダービーに続いてクビ差で勝利。貫禄を見せた。次走の菊花賞は距離も長かったのか6着に破れ、それが引退レースになってしまった。
4世代しか子を残せなかったこともあり、種牡馬としてはいまいちパッとしなかった。父系がつながらなかったのは残念。
アドマイヤベガ。netkeiba.comより
レースにいってみたい。
ぶっちゃけ、今年はそれほどレベルは高くなさそう。ダービーにも結びつかないと予想しておく。本命は◎タガノディアマンテ。皐月賞は6着で惜しくもダービーの切符を取れなかったが、このメンバーなら実績上位。中山から京都に変わり、差し脚もさらに生きるだろう。ペースが流れてほしい。
推奨穴馬はハバナウインド。折り合いがつけば。
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