2020年9月27日日曜日

【中央競馬予想と与太話】神戸新聞杯、オールカマー(2020)~物議を醸した善戦ホース~

 今週は中京で神戸新聞杯が、中山でオールカマーが組まれている。

 阪神以外で神戸新聞杯が行われたことは何度かあり、直近が2006年。そのときの勝ち馬がドリームパスポートだった。
 皐月賞は2着、ダービーは3着と、メイショウサムソンにこそ勝てなかったが、両レースとも馬券圏内に頑張った。迎えた秋初戦の神戸新聞杯は、ダービー1、2着馬に次ぐ3番人気。当時は松田博厩舎の所属だった高田騎手を背に、メイショウサムソンをクビ差でかわして勝利をあげた。
 期待された菊花賞は、横山典騎手に乗り替わったが、ソングオブウインドの鬼脚に屈してまたも2着。次走はジャパンカップに果敢に挑戦し、ディープインパクトの2着。その後も善戦はするものの、結局、神戸新聞杯が最後の勝ち鞍となってしまい、GIには手が届かなかった。
 この馬が物議を醸したのが、4歳のときの有馬記念。松田博師が、その年は未勝利だった高田騎手を、やや強引に鞍上に据えたのだった。これが原因で馬主サイドと軋轢が生じたのだろう。有馬記念後に転厩した。

 レースにいってみたい。
 無敗の二冠馬が登場。逆らう必要はなかろう。本命は◎コントレイル。ダービー上位馬が出てきたときは素直に信頼してよいレース。サリオスもいないここは、まず連は外さないだろう。
 推奨穴馬は地方馬のシンボ。芝の長丁場はあう。

 オールカマーは◎クレッシェンドラヴが本命。中山、渋った馬場ともに得意。

0 件のコメント:

コメントを投稿

【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...