バラバラの肉片に解体された死体が見つかる。いったい、誰が何のためにこのような惨殺を実行したのか。一方、被害者とその雇用主であった製薬会社の正体は。二つの謎が解けたと思ったら、ときすでに遅し? 最後は大活劇で幕を閉じる。
徐々に謎が積み重なり、頂点まで達したと思ったらあとは一直線。ジェットコースターのような小説だった。最後は一気読み間違いなしだ。
話の展開や薬物のディテールには突っ込みどころがたくさんあるが、それも含めて楽しむ作品ということにしておきたい。
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