2018年4月14日土曜日

【中央競馬予想と与太話】皐月賞、アンタレスS~不良馬場の皐月賞~

 今週は皐月賞。雨が降ることは間違いなさそう。馬場状態がどこまで悪化するかが、明暗を分けるかもしれない。
 皐月賞が重馬場または不良馬場だったのはいつ以来か調べてみると…やや重は散見されるが、なかなかない。どうやら、1989年までさかのぼるようだ。この年は不良馬場で行われ、3番人気のドクタースパートが勝利。1番人気のサクラホクトオーはなんと最下位に沈んだ。泥んこ馬場の得手・不得手が結果に出たのだろう。

 レースにいってみたい。
 前日のアーリントンCをタワーオブロンドンが制して、昨年の朝日杯の評価がさらに高まった。本命は◎ステルヴィオ。その朝日杯で2着だった馬だ。前走は中団につけて、最後は粘る逃げ馬を捉えて見事に1着。追い込み一手から卒業できたのは大きい。距離が伸びてよい血統ではないが、2000 mまでならこなしてくれるだろう。外枠が有利に働いてほしい。
 推奨穴馬は5枠の2頭、オウケンムーンジェネラーレウーノ。一発なら、非トライアル重賞の勝ち馬か。

 アンタレスSは思い切って◎トップディーヴォを狙う。重馬場得意の先行馬に期待。

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2018年4月13日金曜日

【中央競馬予想と与太話】アーリントンC、中山グランドJ~オグリ伝説の幕開け~

 今週からは小学校の新年度も始まり、春満開。馬券も満開といきたいところだ。
 そんな土曜は阪神でアーリントンカップが、中山で中山グランドジャンプが組まれている。

 アーリントンCはずっと阪神開幕週に行われていたが、今年から最終週に移ってきて、NHKマイルCのトライアルとなった。約2カ月ずれるので、傾向も変わってくるだろう。アーリントン競馬場と阪神競馬場が提携したのを機に、1992年に創設されたレースで、それ以前はペガサスSというGIIIが5回だけ行われたらしい。
 1988年の第2回ペガサスSの勝ち馬がオグリキャップ。中央転厩初戦がこのレースだった。河内騎手を背に、1番人気のラガーブラックを差して3馬身ちぎった衝撃の勝ちっぷり。オグリ伝説のスタートとなったレースだった。

 レースにいってみたい。
 クラシックに向かう馬は出てこないので、時期が移ったことによってレベルが下がるかもしれない。本命はインディチャンプ。前走の毎日杯は、かなりハイレベルだった可能性が高い。そのレースでスローペースを後方から追いかけて、2着とクビ差の3着。強い内容だった。この相手なら。
 推奨穴馬はレッドヴェイロン…と思ったら、わりに人気しているようだ。

 中山グランドJは◎オジュウチョウサンに逆らう必要はなかろう。バローネターフの記録に並んでほしい。

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2018年4月11日水曜日

【書評】新井素子『グリーン・レクイエム』(講談社文庫)

コミカルでシュールで、それに加えてほんのり暖かい


 新井氏の初期の作品。電子書籍版がセールス価格になっていたのを購入した。絶版本がこういう形で読めるのはありがたいことだ。
 表題作に加えて「週に一度のお食事を」と「宇宙魚顛末記」の合計三つの作品が収められた短編集。三つとも、基本はコミカルSFだが、設定はシュールで、なぜかほんのり暖かいという新井テイストの作品。独特な作風で、固定ファンがたくさんいるのもなるほどである。
 グリーン・レクイエムはマンガ化、映画化もされた。たしかに映像化には向いていそうだが、音楽をどう聞かせるかが難しかっただろう。

 新井作品といえば思い出すのが「結婚物語」。沢口靖子主演でドラマ化もされた作品だ。普段はドラマは見ない私が、たまたま見ていたところ、母親に
「あんた、沢口靖子のファンなん?」
とツッコまれた。けっこう図星だったので驚いた…。



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2018年4月9日月曜日

【お父さんの週末料理】2018年4月7・8日~面倒だけど美味しいお好み焼き~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小5)、息子(小2)の4人である。
 最近は、特に息子の野球のある日は、朝をしっかり食べて昼を軽めにというパターンが定着。


 4月7日(土) 
妻は食事会で午前中から不在。昼と夜は3人で食べた。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻がオムレツとトーストを焼いてくれた。洋風ブレックファーストもいいねえ。
 昼は子どもたちはモスバーガー。好きなハンバーガーを一つ買ってきて、家で食べることに。サラダとスープと鶏ネバーは用意して、それに加えてハンバーガーというメニュー。モスチーズバーガーを勧めたら、二人ともそれを買ってきた。しかし息子は、ぼとぼと落としながら、超下品な食べ方…。モスは食べるのが難しいのが欠点だ。
 私はランニングの後に鶏団子とエビカツサンドを買って食べた。

モスチーズバーガー。食べるのが難しいのが欠点…

◆晩ご飯◆
 小麦粉を間違ってダブって買ってしまったので、それを使うためにお好み焼き。みんなのきょうの料理のレシピで作ってみた。1枚ずつ焼くたびに、生地とキャベツの重さを測って、卵を加えて混ぜるという、やや面倒なレシピ。しかし、確かに生地とキャベツのバランスが絶妙で、美味しかった。
 他はサラダ、スープ、鶏ネバー、黒カボチャ。鶏ネバーは、ダシを取った後の鶏むね肉を裂いて和えたもの。今週はひじきと和えてポン酢と醤油で味付けした。ネバッとはしていないが、好評。特に娘の好物だ。

お好み焼き。少々面倒だが美味しかった

 4月8日(日) 

◆朝・昼ご飯◆
 朝は実家からもらったイサキを焼いた。見たことのない、ビッグサイズのイサキだった。冷凍だったがほろほろで美味。
 他は餃子スープ、サラダ、鶏ネバー、黒カボチャ。餃子は皮から自作した。これもみんなのきょうの料理のレシピで、同じタネから餃子の皮とうどんを作る。娘のお気に入りメニューだ。娘がタネを作ってくれて助かる。
 昼も、朝からイサキを抜いただけで、ほぼ同じメニュー。私だけは、ランニングの後に餃子バーグ(餃子のタネに卵を加えてハンバーグ風に焼いたもの)も食べた。

餃子スープとイサキ。餃子はトマトスープで、イサキは塩焼きで食べた

◆晩ご飯◆
 メインは豚肉のグルグル巻き。今週も月・火は家族みんな弁当なので、翌日分までたくさん作った。豚の薄切りを少しずつずらして縦に並べ、クルクル巻いてつまようじで止めて蒸し焼きに。間に海苔と湯葉を挟んだ。まったくのオリジナルではなく、こちらのレシピを参考にした。海苔も湯葉も好評。
 他はうどん、サラダ、鶏ネバー、黒カボチャ。うどんは、昼の餃子の皮と同じタネから作った手打ち麺。モチモチの食感がグー。

豚肉のグルグル巻き。左が海苔、右が湯葉

手打ちうどん。モチモチ

◆番外編◆
 ほぼ毎週、日曜の夜に、リサイクル炒めなるものを作っている。ダシを取った後の昆布や大根の皮や葉など、捨てることも多い部分を再利用するので「リサイクル炒め」なのだ。娘が命名した、妻のお気に入りメニュー。
 今週は大根の皮、キャベツの外葉、セロリの葉、ブロッコリーの茎、ダシを取った後の昆布とネギ。ポン酢と醤油で味付けした。
 ネギが残っていたので、もう一品、ネギとグングンのカレー風味も作った。ネギと魚肉ソーセージのグングンを炒めてカレー粉を振っただけ。息子が気に入ったと思う。

今週のリサイクル炒め

ネギとグングンのカレー風味

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2018年4月8日日曜日

【書評】西加奈子『漁港の肉子ちゃん』(幻冬舎文庫)

肉子ちゃんがええキャラしてる。元気もろたわ


 初めて読んだ西作品。人情がしみ出てくるような、いい作風だ。ひねりのない、ある意味淡々とした展開が、暖かみを感じさせる。飽きのこない、おばんざいのような作品。

 肉子ちゃんがいいキャラをしている。大きな愛、無償の愛。愛の塊だ。何でもかんでも
「よっしゃ、よっしゃ」
と引き受けてしまう、大阪のオバチャンの究極形とでも言えばよいのだろうか。楽天的な前向きさに、元気をもらった。

 でも小説だから元気をもらえたけど、こういう人が実際にいたら、友達になりたいかどうかは、ちょっと微妙かも(笑)。



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【中央競馬予想の回顧】桜花賞、阪神牝馬S、ニュージーランドT

 今週は桜花賞。
 ◎リリーノーブルは人気のラッキーライラックを見る位置取り。4コーナー手前から仕掛けてラッキーライラックに迫ったが、直線では突き放されて3着まで。力負けと言わざるをえない。距離が伸びて逆転があるだろうか。
 勝ったのは直線でぶっ飛んできたアーモンドアイ。そつのない競馬で先頭に立ったラッキーライラックを外から一気に差しきったのだから強かった。オークスでの敵は距離だけか。

 土曜は阪神牝馬S。
 ◎リスグラシューは中団の内。直線では少し待たされたが、前が開くとグイグイ伸びた。しかし、先に抜けた2頭を捉えきれず、3着まで。武豊騎手のコメントにもあったように「スローとは思っていたが、ここまでとは…」。
 勝ったのはミスパンテール。あっと驚く逃げの先方で重賞3連勝。

 中山ではニュージーランドT。
 ◎ラムセスバローズは-10 kg。数字通り、少し細く見えた。レースでは2、3番手につけたが、4コーナーで手応えがなくなり、試合終了。この程度の馬だったのか。
 勝ったのはカツジ。外から伸びて、前走の凡走から巻き返した。

 今週は3戦0勝。他も不発でトータルはマイナス。泥沼だ。

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2018年4月7日土曜日

【中央競馬予想と与太話】桜花賞~京都の桜花賞~

 今週は桜花賞。今年もクラシック開幕だ。
 阪神の誇る名物レースだが、1995年は阪神・淡路大震災のため京都で行われた。勝ったのはワンダーパヒューム。1勝馬でアネモネS2着からの参戦では人気するはずもなく、7番人気。しかしレースでは中団から鋭く伸び、ダンスパートナーの追撃をクビ差でしのいで見事に桜の女王となった。田原成貴騎手の会心の騎乗だった。
 ちなみに1番人気はアンカツ騎乗の地方馬ライデンリーダーだったが、4着に終わった。

ワンダーパヒューム。会心の騎乗だった

 レースにいってみたい。上記のダンスパートナーの妹のダンスインザムード以来、14年ぶりの無敗の桜花賞馬誕生なるかが話題になっている。しかし、ここ3年連続で断然人気馬が人気を裏切っているし、最内枠も痛い。ラッキーライラックにあっさり勝たれたら仕方ない。
 本命はリリーノーブル。前走はラッキーライラックに完敗だったが、大型馬で上積みが見込めるし、枠もいいところを引いた。阪神JFのときのように、先に抜け出したい。
 推奨穴馬はアンコールプリュ。前走も強い競馬をしている。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...