2019年3月10日日曜日

【読書メモ】森絵都『カラフル』(文春文庫)

 小5の娘に買ってあげた本。もう読んだか聞くと
「学校の朝の読書で読んだで。めっちゃ面白かった~」
とのこと。そう言われると、こっちも読むのが楽しみになってくる。

 月並みな表現だが、いい小説だ。何年か経って読み直すと、また違った発見があるだろう。娘には、中学生、高校生になったときに、再読してほしい。新たな思いが湧いてくるに違いない。
 精神的に本気で参っているときは、本など読む気がしないだろうが、少し元気が出てきたときに読んでほしい作品だ。一人称の人生を三人称で眺めてみれば、フッと気が楽になるだろう。

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【中央競馬予想の回顧】フィリーズR、金鯱賞、中山牝馬S、阪神ジャンプS(2019)

 今週はフィリーズR。
 ◎ジュランビルは6番人気と、思った以上に人気がない。馬券はワイドで勝負した。
 レースでは前につけていつでも抜け出せる構え。直線でも手応え通りに伸び、人気のアウィルアウェイを競り落として先頭に立った。押し切りそうなところを、最後は1、2着馬に差されたが、イベリスとの3着争いを制してくれた。
 結果は内を抜けたノーワンと外から差したプールヴィルが同着で1位。ノーワンの坂井溜星騎手は重賞初勝利。
 馬券はノーワンは押さえていなかったが、>プールヴィル-ジュランビル>のワイドをとった。

 中京では金鯱賞。
 ◎>ギベオンは2番手。直線では後続を待ち、満を持して追い出したが、あまり伸びず6着。上位とは力の差を感じる内容だった。
 勝ったのはダノンプレミアムギベオンの真後ろから、ビュンと抜けて1馬身1/4差の完勝。復活を遂げた。

 土曜は中山牝馬S。
 ◎ウラヌスチャームは予定通り後方から。4コーナー手前から追い上げ、馬場の中ほどを通ってグイグイ追い上げる。最後はフロンテアクイーンとの叩き合いには破れたが、ハナ差の2着に踏ん張った。
 フロンテアクイーンは推奨穴馬だったので、馬連をとった。40倍近くついたら十分。

 阪神では阪神ジャンプS。
 ◎オジュウチョウサンは番手からひとマクりで、タイセイドリームを振り切って楽勝。馬券はタイセイドリームを買っておらず、ハズレ。

 今週は4戦2勝。土曜阪神メインのポラリスSで今年初の万馬券をとるなど、何年ぶりかの大幅プラスを計上した。春の嵐がこなければよいが。

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2019年3月9日土曜日

【中央競馬予想と与太話】フィリーズR、金鯱賞(2019)~バラ一族の代表馬~

 今週は阪神でフィリーズレビューが、中京で金鯱賞が組まれている。

 フィリーズRは、かつては4歳牝馬特別というレース名で、いまのフローラSも4歳牝馬特別だったため、ややこしかった。今の名前になったのは、2001年のことだ。
 その2001年、最初の「フィリーズR」の勝ち馬がローズバド。このレースで待望の2勝目をあげて賞金を加算すると、次走はフローラSで3着。そこからオークス、ローズS、秋華賞、女王杯と、怒濤の2着続き。惜しくもGIは取れなかった。
 母としてローズキングダムを出すなど、繁殖としても成功したと言ってよいだろう。「バラ一族」を代表する一頭だ。

ローズバド。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 18頭のフルゲートで、重賞を勝った馬はゼロ。馬券的には非常に面白い。
 本命は◎ジュランビル。ファンタジーSでダノンファンタジーと0.3秒差、2着とはクビ差の3着の実績はここでは一枚上。賞金を持っていないため、ここは勝負レース。好位から抜け出してほしい。
 推奨穴馬はココフィーユ。フジカンの一発がないか。

 金鯱賞は◎ギベオンが本命。強い4歳世代がここも制すると見た。

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2019年3月8日金曜日

【中央競馬予想と与太話】中山牝馬S、阪神スプリングJ(2019)~藤沢流ローテーション~

 まだ3月前半だというのに、ポカポカに近い陽気。このまま春になっていくのだろうか。
 そんな土曜は中山で中山牝馬ステークスが、阪神で障害重賞の阪神スプリングジャンプが組まれている。

 中山牝馬Sは牝馬のハンデ重賞らしく大きく荒れた時期もあったが、近年は比較的平穏に収まっている。
 今年と同じ3月9日に行われたのは、直近が2002年とずいぶん前だ。日曜から土曜に変わったことが原因かもしれない。その2002年の勝ち馬がダイヤモンドビコー。サンデーサイレンス産駒の良血馬で、ローズSを勝ったが秋華賞や女王杯はパスして阪神牝馬S、京都牝馬S、中山牝馬Sと、牝馬S3連チャンのローテを組んだ。藤沢流ローテだ。3連チャンの最後がこの中山牝馬Sで、1番人気に応えて5馬身差の圧勝劇を演じた。
 母としてパッとしなかったのは残念。孫やひ孫から大物が出てほしいものだ。

ダイヤモンドビコー。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 好調な馬が揃い、なかなかのメンバーと言ってよいだろう。今年はヴィクトリアマイルに結びつくかもしれない。
 本命は◎ウラヌスチャーム。前走の愛知杯に続いての本命抜擢だ。その前走は、位置を取りにいったのが裏目に出たか、いつものキレが見られなかった。今回は行きたい馬が多く、スローにはならないだろう。後方一気を期待したい。
 推奨穴馬はフロンテアクイーン。堅実。

 阪神スプリングJは◎オジュウチョウサンで仕方なかろう。落馬さえなければ。
 相手は前にいける6枠の2頭、シークレットパスドラゴンバローズに絞りたい。オジュウチョウサンにはゆっくり来てほしい。

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2019年3月4日月曜日

【お父さんの週末料理】2019年3月2・3日~大ヒット肉団子~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小5)、息子(小2)の4人である。
 最近は、特に息子の野球のある日は、朝をしっかり食べて昼を軽めにというパターンが定着。

 今週はずっと家で食べた。

 3月2日(土) 

◆朝・昼ご飯◆
 妻が朝は卵焼きを、昼はそばを作ってくれた。土曜日の午前中が優雅だ。

◆晩ご飯◆
 この日は娘がヒマ人だったので、久しぶりにうどんと水餃子を作ってもらった。小麦粉をこね、同じ種からうどんと餃子を作る。
 半分は水餃子に使い、鍋にして食べた。鶏ガラで出汁をとった鍋は大好評。手作り水餃子はモチモチ。みんなでモリモリ完食した。
 他は鮭のカルパッチョ。カルパッチョソースが残っていたので使った。

モチモチ水餃子

 3月3日(日) 
息子が前日の練習で突き指したので、この日は野球を休んだ。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は前日に作りおいたニギスの焼き浸し。お腹を開いて、頭を残して焼き、ネギとシメジと一緒に漬け込んだ。小骨はあるが食べられるので、骨の苦手な息子も苦労せず完食。ニギスが旬なのか、安くて美味しい。
 他はスープとパン。息子はゴボウサラダ、黒カボチャ、鶏ネバーも食べた。
 昼は前日に娘が作った種をうどんに転用。モチモチ食感を楽しんだ。卵入り。他はサラダのみ。

ニギスの焼き浸し

◆晩ご飯◆
 肉団子をたくさん作った。こねるのは息子が担当し、丸めるのは娘も参加。揚げ焼きにしてタレを絡めた。タレは甘酢とカレーの2種類。みんな甘酢に軍配を上げた。やはり定番の組合せが最も美味しいのだろうか。息子が
「うめえ~」
と気に入った。散歩でお腹が減っていた娘もたくさん食べた(ただし、娘は甘酢専門)。また作ろう。
 この日はひな祭り。娘にちらし寿司を作ってもらった。と言っても、寿司飯を作って盛り付けただけだが。ちょっと貧相だが味はグー。
 他はサラダとスープ。

親子3人で肉団子作り

肉団子、甘酢バージョン

肉団子、カレーバージョン

ちらし寿司

◆作り置き◆
 スーパーでうま辛チキンなるものが半額になっていたので、2パック購入。玉ねぎと炒めた。フライパンで焼くだけの簡単メニュー。

◆リサイクル炒め◆
 ほぼ毎週、日曜の夜に、リサイクル炒めなるものを作っている。ダシを取った後の昆布や大根の皮や葉など、捨てることも多い部分を再利用するので「リサイクル炒め」なのだ。娘が命名した、妻のお気に入りメニュー。
 今週は大根の皮、ダシを取った後の昆布、キャベツの外葉。味付けはオイスターソースと生姜焼きのタレ。

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2019年3月3日日曜日

【中央競馬予想の回顧】弥生賞、チューリップ賞、オーシャンS(2019)

 今週は弥生賞。
 ◎カントルは3番手のインから。3コーナー過ぎから激しく手が動き始める。4コーナーでは前の馬が外へふくらんだので、ラチ沿いを抜けてきた。願ってもない展開。いったんは先頭に立ったが、最後はドドッとかわされて5着。渋った馬場はよくないのか、ソラを使ったのか。
 1~3番人気が揃って馬券圏外に沈み、本番では人気を落としそうだ。
 勝ったのはメイショウテンゲン。まさかの外差しで穴を開けた。推奨穴馬のシュヴァルツリーゼが2着に入ったが、本命が飛んでは意味なし。

 土曜はチューリップ賞。
 ◎ダノンファンタジーは好位でジッと我慢。直線では前がなかなか開かずヒヤッとしたが、外に進路ができるとあとは独壇場。1馬身差以上の楽勝だった。本番の1番人気は確定だろう。
 馬券は、2着のシゲルピンクダイヤを押さえておらず、ハズレ…。

 中山ではオーシャンS。
 ◎エスティタートは後方からそれなりに追い上げたが、行った行ったの展開では6着まで。差しの決まる展開になるという前提が崩れてはドモナラズだった。
 勝ったのは逃げたモズスーパーフレア。最初の3ハロンを32.3秒で行って、1馬身3/4差をつけて逃げ切るのだから、後続はなすすべなし。

 今週は3戦0勝。他もチョロチョロではトータルはマイナス。先週の勝ちが飛んだ。

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2019年3月2日土曜日

【中央競馬予想と与太話】弥生賞(2019)~三冠馬の通り道~

 今週は弥生賞。
 昔はトライアル中のトライアルとも言えるレースだったが、近年はローテーションの多様化もあり、レベルは下がり気味だ。3年前に、久しぶりにマカヒキがこのレースとダービーの両方を勝ったが、今年はそれに続く馬が出るだろうか。

 弥生賞というと中山2000 mのイメージだが、意外にも1983年までは1800 mだった。その1983年の勝ち馬がミスターシービーで、翌年に初めて2000 mで行われたときの勝ち馬がシンボリルドルフ。2年連続で三冠馬が通過したように、まさに王道の時代だった。

 レースにいってみたい。
 10頭の少頭数だが、それなりのメンバーが揃った。本命は◎カントル。昨年のダービー馬、ワグネリアンの全弟という超良血だ。ここまで4戦2勝だが、荒削りでまだまだ伸びる余地がある。一瞬の脚は、むしろ中山向きかも。走りに集中できれば。
 推奨穴馬はシュヴァルツリーゼ。底を見せていない馬は押さえるに限る。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...