2019年4月1日月曜日

【中央競馬予想の回顧】大阪杯、ダービー卿CT(2019)

 今週は大阪杯。良馬場に回復したが、やや重めの馬場だった。
 ◎キセキは押して位置を取りにいき、エポカドーロの番手に収まる。いいポジションだ。淡々と流れ、1000 mが61.3秒のスローペース。絶好の展開だ。4コーナーで逃げ馬に並びかけ、少し外に持ち出して先頭に。
「そのままっ」
と声が出たところに、開いた内をアルアインワグネリアンが差してきた。最後はワグネリアンの追撃をクビ差で振り切って2着を確保。開けた内を突かれて負けたのだから、結果的には、外に出したのは失敗だったか。
 馬券は、首尾よくアルアインとの馬連をとった。35倍以上ついたのは嬉しい誤算。アルアインが9番人気とは思わなかった。

 土曜は中山でダービー卿CT。
 ◎ドーヴァーは何と1番人気。レースでは中団のやや後ろに待機。直線では外に出して追い込みをはかったが、不発に終わって7着止まり。レースレコードのペースについていけなかった。
 勝ったのはフィアーノロマーノ。ハイペースの流れを好位から押し切った。強い内容だった。南半球産の大物が誕生か。

 今週は2戦1勝。大阪杯のお陰でトータルはかなりプラスになった。この調子でクラシックも当てていきたいものだ。

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2019年3月30日土曜日

【中央競馬予想と与太話】大阪杯(2019)~落とし物を探しながら走る馬~

 今週は大阪杯。GIに昇格してから3回目だ。
 GIになる前から春の阪神開催の2週目に定着しており、ほとんどは4月の第1週に行われるが、カレンダーの関係で、今年のように3月末になることもある。
 1996年も、今年と同じ3月31日に行われた。そのときの勝ち馬がタイキブリザード。タイキやマル外馬の全盛時で、それを代表する一頭と言ってよいだろう。タイキ、藤沢厩舎、岡部騎手のゴールデントリオで走った馬だ。このレースを含めて重賞は3勝(うち、GIが1勝)だが、それ以上の能力を感じた馬だった。
 また、かなりクビを下げて走る姿が印象に残っている。いつも落とし物を探しながら走っていたので、なかなか1着になれなかったのかもしれない。

タイキブリザード。頭を下げて走る姿が印象的。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 GI馬が8頭揃った。ドバイと重なったわりには、豪華メンバーと言ってよいだろう。本命は◎キセキ。春の甲子園の試合が中断したように、土曜はかなり雨が降っているので、馬場が悪くなりそうだ。そうなると思い出されるのが2017年の菊花賞。泥んこ馬場を39.6秒の最速の上がり(!)で差しきったのがキセキだ。その再現を期待したい。
 推奨穴馬はスティッフェリオダンビュライトの音無勢2頭。馬場が悪くなれば怖い。8枠に同居したのも、何かのサインか。

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2019年3月29日金曜日

【中央競馬予想と与太話】ダービー卿CT(2019)~マッケンローが由来?~

 今週で3月は終わり、週明けから新年度。ビシッと当てて年度を締めくくりたいものだ。

 そんな土曜は中山でダービー卿チャレンジトロフィーが組まれている。なぜレース名に「チャレンジ」が入っているのかという謎は未解明のままだ。ダービー卿トロフィーでよいような気がするのだが。
 このレースはグレード制施行の1984年以来、ずっと1600 mで行われてきた…かと思いきや、1990~95年は1200 mだった。そういえば、そんなこともあったような。
 再び1600 mに戻った1996年の勝ち馬がフジノマッケンオー。芝・ダート兼用の馬で、皐月賞3着の実績がある。そのときの勝ち馬はナリタブライアンだ。その後は5歳時の本レースなど、ボチボチと勝利や入着を重ねながら、最後は地方に行って9歳まで走ったタフな馬だった。
 馬名はおそらく「負けん」+「王」が由来で、テニスのマッケンローとは関係なさそうだ。

 レースにいってみたい。
 フルゲートの16頭が揃った。中山1600 mのハンデ戦。荒れそうな雰囲気が漂っている。本命は◎ドーヴァー。準オープンクラスで停滞していた馬が、昨秋に覚醒し、準オープン、オープンと2連勝。特に奥手の血統ではないが、何か思うところがあったのだろうか。
 前走後はひと息入れてリフレッシュ。調教で好度計を叩きだして、態勢は万全。3連勝で重賞制覇へ。
 推奨穴馬はヒーズインラブダイワキャグニー。堅実。

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2019年3月26日火曜日

【お父さんの週末料理】2019年3月17・23・24日~から揚げ祭り~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小5)、息子(小2)の4人である。
 最近は、特に息子の野球のある日は、朝をしっかり食べて昼を軽めにというパターンが定着。

 3月16日からの週末は実家にお邪魔したので、日曜の晩ご飯だけ家で食べた。

 3月17日(日) 
昼ご飯まで実家でいただいた。

◆晩ご飯◆
 増しバーグを作った。ミンチと玉ねぎに、小松菜を加えてカサを増すので増しバーグだ。前日のお出かけ前にタネを作っておき、丸めて焼くだけの状態にしておいた。小松菜から水分が出たのと、パン粉を切らしていたのとで、やや緩くなってしまった。味は普通にグー。たくさん作って冷凍した。
 他はサラダ、実家からもらったざる豆腐、おにぎり。息子が口の中を怪我しており、おにぎりが痛いと泣いた。痛いのは分かるが、泣くことか…。

増しバーグ

ざる豆腐

 3月23日(土) 

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻が卵焼きを焼いてくれた。冷凍の増しバーグも食べた。
 昼は娘がホットケーキを作ってくれた。サラダ、黒カボチャ、鶏ワカーも食べた。
 土曜の午前中が楽ちんだ。

◆晩ご飯◆
 オーブンレンジのレシピ集から、重ねるミルフィーユかつ。豚肉にチーズを挟んでパン粉をまぶし、オーブンで加熱する、ノンオイルフライメニュー。サクッと上手に仕上がった。肉好きの息子はもちろん、娘も気に入った。また作ろう。
 他はサラダ、スープ、餅米入り五穀米。

ノンオイルフライの重ねるミルフィーユかつ

 3月24日(日) 

◆朝・昼ご飯◆
 朝は前日に作りおいた鰈(かれい)の煮付け。旬なのか、安くて美味しかった。他は、サラダ、スープ、餅米入り五穀米。
 この日は娘が用事で朝からお弁当をもってお出かけ。サンドイッチを作った。息子も野球前にサッと完食。他はサラダ、牛レバー、スープ。スーパーの精肉屋のレバーの特価がまだ続いている。レバー嫌いの息子は「いつまで続くんやろ…」とため息(笑)。

◆晩ご飯◆
 今週から春休みなので、子どもたちも昼はお弁当。むね肉5枚でから揚げを山盛り作った。小麦粉多めバージョン、片栗粉多めバージョン、ネギ入りバージョンの3種類。小麦粉多めも片栗粉多めも、そんなに変わらなかった。むしろ揚げ時間で差が出るのかも。
 他はサラダ、スープ、アスパラ菜のお浸し、白ご飯。近所の直売所でアスパラ菜というのを発見。初めて食べた。菜の花の仲間で、アスパラとは遺伝的な関係ないが、食感と味が似ているためこの名前がつけられたそうだ。

から揚げ祭り

◆リサイクル炒め◆
 ほぼ毎週、日曜の夜に、リサイクル炒めなるものを作っている。ダシを取った後の昆布や大根の皮や葉など、捨てることも多い部分を再利用するので「リサイクル炒め」なのだ。娘が命名した、妻のお気に入りメニュー。
 今週は大根の葉・皮と、ダシを取った後のネギ。ポン酢と柚子胡椒でピリ辛風味にした。

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2019年3月24日日曜日

【読書メモ】三浦しをん『風が強く吹いている』(新潮文庫)

 初めて読んだ、しをん小説。気になる作品はいろいろあったのだが、駅伝を描いたというなら、まずは読まねばなるまい。

 陸上経験のない大学生が中心の弱小陸上部が箱根駅伝を目指すという、いかにもエンタメ小説らしい設定。
「素人が厳しいトレーニングを半年したら、キロ3分で走れるようになりました」
なんてことは実際にはあり得ないが、それはおいといて楽しめる作品だ。
 10人のランナーのバランスが絶妙。それぞれキャラが立っており、かぶることなく、相乗効果でお互いを際立たせている。このあたりがしをん氏の腕のなせる技なのだろう。
 最後の箱根駅伝本番の2日間は、分かっていてもウルウルしてしまう。新装表紙の裏の特別読み物も、思わずほろっときてしまった。

 実は私はマラソンが趣味なのだが、怪我でしばらく走れていない。もどかしい思いをしていたところに、この小説に出会えてよかった。
「速いだけが目的なら、新幹線に乗ればいい。強く走れ」
という言葉が身にしみた。
 早く怪我を治して、強い走りを目指したいものだ。

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【中央競馬予想の回顧】高松宮記念、マーチS、毎日杯、日経賞(2019)

 今週は高松宮記念。
 ◎モズスーパーフレアは注文通りハナを叩いた。そのまま直線を向き、前走・前々走の再現を期待したが、直線半ばでギヴアップ。15着に沈んだ。逃げ馬が負けるときはこんなものか。外枠だったこともあり、行ききるまでに脚を使ってしまった印象。
 勝ったのはミスターメロディ。本命の前走は惨敗。無印の今回は激走。私とは相性の悪い馬なのか…。

 中山ではマーチS。
 ◎ロードゴラッソは中団から。直線では狭いところを差してきたが6着まで。2着とは0.1秒差だから、あとひと息ではあった。
 勝ったのはサトノティターン。外から豪快に差して穴を開けた。

 土曜は毎日杯。
 ◎アントリューズは好位につけたが直線では伸びを欠き、10着に惨敗。この程度の馬なのか。
 勝ったのはランスオブプラーナ。まんまと逃げ切った。レースのレベルはちょっと低調な印象。

 中山では日経賞。
 ◎エタリオウは向こう正面でグイグイ上がっていき、ハナを切ったメイショウテッコンに並びかける。直線ではこの2頭の一騎打ちに。最後はメイショウテッコンがグイッと抜けて重賞制覇。エタリオウはまたも2着。乗り難しい馬なのだろう。
 馬券はメイショウテッコンを切っていたので、ハズレ。

 今週は4戦0勝。他もダメでトータルは大きくマイナス。先々週の大勝ちの反動が止まらない…。

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2019年3月23日土曜日

【中央競馬予想と与太話】高松宮記念、マーチS(2019)~GII番長~

 今週は高松宮記念とマーチステークスが組まれており、阪神では日曜の重賞はない。

 高松宮記念が1200 mになってGIに昇格してから、はや20年以上。時の経つのは早いものだ。
 最後のGIIとなった1995年の勝ち馬がマチカネタンホイザ。マチカネの冠名で知られる細川氏の代表馬の一頭で、長く活躍したステイヤーだ。ダイヤモンドS、目黒記念、AJCCと、この高松宮杯の四つの重賞を勝った、いまでいうアルバートやバランスオブゲーム的な立場の馬だった。当時はこういうGII番長がたくさんいたが、いまはめっきり減ってしまった。ナイスネイチャやロンシャンボーイが懐かしい。

マチカネタンホイザ。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 フルゲートの18頭が揃った。本命は◎モズスーパーフレア。ここ2走の内容が圧巻。前半3ハロンを32秒台で入って、後半を34秒台でまとめるのだから、後続はなすすべがない。もう少し内の枠がほしかったが、そこは武豊騎手の手腕に期待したい。左回りを克服できれば。
 推奨穴馬はダイメイプリンセス。馬体が戻っていれば。

 マーチSは◎ロードゴラッソが本命。ダート界にまた新星誕生。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...