2019年3月30日土曜日

【中央競馬予想と与太話】大阪杯(2019)~落とし物を探しながら走る馬~

 今週は大阪杯。GIに昇格してから3回目だ。
 GIになる前から春の阪神開催の2週目に定着しており、ほとんどは4月の第1週に行われるが、カレンダーの関係で、今年のように3月末になることもある。
 1996年も、今年と同じ3月31日に行われた。そのときの勝ち馬がタイキブリザード。タイキやマル外馬の全盛時で、それを代表する一頭と言ってよいだろう。タイキ、藤沢厩舎、岡部騎手のゴールデントリオで走った馬だ。このレースを含めて重賞は3勝(うち、GIが1勝)だが、それ以上の能力を感じた馬だった。
 また、かなりクビを下げて走る姿が印象に残っている。いつも落とし物を探しながら走っていたので、なかなか1着になれなかったのかもしれない。

タイキブリザード。頭を下げて走る姿が印象的。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 GI馬が8頭揃った。ドバイと重なったわりには、豪華メンバーと言ってよいだろう。本命は◎キセキ。春の甲子園の試合が中断したように、土曜はかなり雨が降っているので、馬場が悪くなりそうだ。そうなると思い出されるのが2017年の菊花賞。泥んこ馬場を39.6秒の最速の上がり(!)で差しきったのがキセキだ。その再現を期待したい。
 推奨穴馬はスティッフェリオダンビュライトの音無勢2頭。馬場が悪くなれば怖い。8枠に同居したのも、何かのサインか。

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