2019年10月6日日曜日

【中央競馬予想の回顧】京都大賞典、毎日王冠、サウジアラビアRC(2019)

 今週は京都大賞典。
 ◎ウラヌスチャームは7番人気。来たらデカい。レースでは後方のイン。窮屈になりながらも徐々に押し上げて4コーナーへ。しかし、前がばらけても、さほど伸びず7着まで。前残りの流れでは厳しかった。
 勝ったのはドレッドノータス。番手につけて抜け出した。展開がハマった。

 東京では毎日王冠。
 ◎ダノンキングリーは単勝1.6倍の1番人気。1番人気とは思っていたが、ここまでとは。
 レースでは何と出遅れ。アエロリットが軽快に飛ばし、インディチャンプがこれを追う。マズい展開だ。直線を向き、ダノンキングリーはまだ後方。これは厳しい、と諦めモードに入ったら、何とグイグイ伸びてきた。
「おお、いけ~」
という声に応えて、上がり33秒4の鬼脚で差しきった。これは強かった。
 馬券はアエロリットとの馬連をとった。少しプラスになった。

 土曜はサウジアラビアRC。
 ◎クラヴァシュドールは人気のサリオスを見る位置取り。直線でもこれを追ってスパートし、一騎打ちに持ち込んだが、最後は突き放されて2着。相手が悪かった。
 馬券は馬連が当たったが、もちろんトリガミ。

 今週は3戦2勝だが、2勝とも馬連の1番人気ではトータルはマイナス。開催が変わってもパッとしないなあ…。

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2019年10月5日土曜日

【中央競馬予想と与太話】京都大賞典、毎日王冠(2019)~究極の選択~

 今週は京都大賞典と毎日王冠が行われる。この週が3連休になるときは、3日間開催で別の日に組まれるのだが、今年は同じ日だ。「なんでやねん」と思っている騎手もいるかもしれない。

 毎日王冠は今年で70回目の節目を迎える。20年前、第50回の勝ち馬がグラスワンダー。有馬記念を2回、宝塚記念を1回勝ったグランプリホースだ。いま、JRAのCMでグラスワンダーとオルフェーヴルの仮想グランプリホース対決がやっているが
「なんだかなぁ」
と、ちょっと寒い思いをしているのは私だけだろうか。
 それはともかく、グラスワンダーは、勝った1999年の1年前にも毎日王冠に出走していた。このときに同じく出走していたのが同期のエルコンドルパサー。両馬ともにここまで無敗で、的場均騎手のお手馬だった。的場騎手は悩んだあげくにグラスワンダーを選び、泣く泣くエルコンドルパサーを手放したのだった。その後、エルコンドルパサーは蛯名騎手とのコンビで大活躍したのは周知の通り。
 とはいえ、グラスワンダーもGIをいくつも勝ったし、的場騎手の目も間違ってはいなかったのだろう。
 ちなみに、その年の毎日王冠を勝ったのはサイレンススズカ。まさかこれが最後の勝利になるとは。

グラスワンダー。JRAより

 レースにいってみたい。
 10頭とやや少頭数だが、好メンバーだといってよいだろう。本命は◎ダノンキングリー。ダービーでは馬券でお世話になった。ここはもう一度本命に推すのがスジだろう。ここを勝ってGI戦線の中心へ。
 推奨穴馬は、穴というほどではないが、ペルシアンナイト。まだ終わっていない。

 京都大賞典は思い切って◎ウラヌスチャームを狙う。叩き2走目で、2400 mが吉と出れば。

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2019年10月4日金曜日

【中央競馬予想と与太話】サウジアラビアロイヤルカップ(2019)~馬名だけは覚えていた馬~

 10月に入ったが、なかなか涼しくならない。毎週のように台風も来るし、日本の気候が変わってきていると思うのは私だけだろうか。
 中央競馬も京都・東京開催がスタート。本格的なGIシーズンの到来だ。

 そんな開催初日の土曜は、東京でサウジアラビアRCが組まれている。第5回とまだ若い重賞だが、第1回がいちょうSという名だったことからも分かるように、オープン特別だったいちょうSの流れを汲んだレースだ。

 いちょうSの平成元年の勝ち馬を調べてみると、カムイフジだった。当時の友人に伊藤くんと伊東くんがいて「いふじ」「いひがし」と呼び分けていたので、この馬名を見て「イフジ!」と思ったのが懐かしい。
 カムイフジはこのレースを快勝後、府中3歳S(いまの東スポ杯2歳S)を2着してGIの朝日杯へ。1番人気を集めたが、残念ながら7着に終わり(勝ったのはアイネスフウジン)、結局、このいちょうSが最後の勝ち鞍になってしまった。競走成績はさっぱり覚えていなかったが、上記のいきさつで馬名だけは記憶に残っていた馬だ。

 レースにいってみたい。
 本命は◎クラヴァシュドール。前走の新馬戦は1番人気に応えて好位から最速の上がりで抜け出した。ハーツクライ産駒から大物誕生か。左回りさえ戸惑わなければ。
 少頭数でもあり、推奨穴馬はなしとしたい。

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2019年10月1日火曜日

【目指せサブ3】45歳でランニングを始めました(2019年9月の記録)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2018年2月の初マラソンでサブ4を、3月の2度目でサブ3.5を、翌シーズン2018年11月の3度目でサブ3.1(3時間10分)を達成。現在はサブ3を目標にトレーニング中。
 8月の暑さは昨年ほどではなかったが、残暑が長く、なかなか涼しくならない。そんななかでも、プラン通りの練習はほぼ消化できている。大阪マラソンまであと2カ月。怪我がないよう練習を積んでいきたいものだ。今月も腸脛靱帯がなんともなかったのは何より。
 ポイント練習は週3回で、ハイペースのインターバル走と、閾値走と、ロングジョグ。

◆総 評◆
 月間走行距離は251 km。初の2カ月連続250 km超えだ。と言っても、9月30日に1.5 km走って、250 kmを超えるように調整したんだけど…。
 総距離は8月とほぼ変わらないが、猛暑も去り、ロングジョグも時間を伸ばし、内容は濃かったと思う。その割に距離が伸びなかったのは、つなぎのジョグを短く、遅くしたためだ。

◆つなぎのジョグ◆
 先月のエントリーで、「つなぎのジョグを増やし、走らない日を減らしたが、効果は微妙。もっと休むほうがよいのかも」という意味のことを書いた。どうもつなぎのジョグで疲れが増す感じがしていたのだ。
 そこで、つなぎのジョグについて調べてみた。すると、なるほどねえ…、要するに速く走りすぎていたようだ…。ジョグを、フルの目標ペース+約1分(1 kmあたり)で走っていたのだが、真夏にこのペースは速すぎた。そりゃ、疲れも感じるはずだ。
 心拍数を70%以下(ガーミンで言うゾーン2)に抑え、フルのペースよりも1分半以上ゆっくり走ると…なるほど、これなら疲れない。脚の筋肉と心肺に適度な刺激が加わる感じがする。これがジョグ(LSD)なのだろう。
 これまでは、ポイント練習としてのロングジョグと、つなぎのジョグを同じペースで走っていたが、それがダメだった。これからは、ロングジョグとつなぎのジョグは、しっかり分けて考えよう。
 私が走るきっかけになった田中宏暁先生の「ニコニコペース」をすっかり忘れていた。基本に返って、ジョグはゆっくりニコニコ走ろう。

◆インターバル走◆
 今月も「抜く週」以外は毎週できた。4回実施し、1回は坂道インターバルをやってみた。あまりに暑いので、少しでも日陰のある坂道を走ってみたのだ。近所の公園の前の坂が、ちょうど500 mであることを発見。500 mで約25 m登るから、ほぼ5%の傾斜だ。
 500 mと短い距離だし、走り終えた後、スタート地点まで500 m戻るので、心拍数はそんなに上がらないが、数字以上にキツい。かなり脚に来た。筋肉を痛めそうで、本番の近い時期にはちょっと怖い。もう一度やるかどうか、迷い中。
 他の3回は、基本の1 km×5本。最後の1回はよく追い込めて、これまでのペースを大幅に更新。「余力を残して、後傾ラップでペースアップ」という気持ちがあると、どうしても追い込みきれないようだ。失速を覚悟で1本目を速く入ると、よく追い込める。キツいんだけど…。
 まずはキロ3:50切りを5本揃えて、5 km走で19分を切りたいものだ。

◆閾値走◆
 心拍数を85%前後に保ち、10 kmを走っている。今月は3回やった。ペースを見ずに、心拍数だけを見て走るのも、よいトレーニングになる。
 1回は44分を切ったが、残りの2回は44分台後半。これではサブ3は厳しいなあ。気温が下がって、もっとペースが上がるとよいのだが。

◆ロング走◆
 腸脛靱帯炎はいったん完治したことにして、時間を2.5時間まで伸ばした。今月は3回実施した。
 3回のうち2回は起伏のないコースで、2.5時間(約30 km)を走った。キロ4:50~5:00のペース。日が差すととたんにキツくなる。脚に違和感が出ないのは何よりだ。ロング走は坂道を中心にやっていたが、息作りには平坦コースをちゃきちゃき走ることも必要なのだそうだ。ガーミンのゾーン3を目安に走った。
 もう1回は、坂道を2時間。20 kmで200 m超を上り下りした。けっこう脚に来るが、心肺の負担は軽い。上りをもう少し頑張って、心肺にも負荷をかけてもよいのかもしれない。

◆抜く週◆
 今週も「抜く週」を作った。3週間トレーニングして、1週間抜くのを基本サイクルにしている。ただ、先月までは抜く週のジョグが速く、長すぎたようなので、ペースも距離も落とした。しっかり疲れが取れた気がする。

◆田中宏暁先生逝去◆
 上のニコニコペースを書くためにググっていると、田中宏暁先生が逝去されていたことを知った。私が走るきっかけになった『ランニングする前に読む本』(ブルーバックス)を書いてくださった方だ。
 この本を読む前は、まさかこんなに走ることになるだろうとは、夢にも思っていなかった。ランニングの道に誘っていただき、ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。

◆まとめ◆
 予定通りにポイント練習をこなせた。インターバル走は一人で追い込むのは難しいが、頑張りたい。
 10月中旬に海外出張があるので、そこまでしっかり練習を積む予定。海外ではジョギング程度にして、帰国後にハーフの大会に出て、11月へつなげたい。

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2019年9月30日月曜日

【お父さんの週末料理】2019年9月28・29日~熱々リゾット~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小6)、息子(小3)の4人。

 今週は外食はしなかった。

 9月28日(土) 
息子の練習試合が朝からあった。

◆朝・昼ご飯◆
 昼の弁当を含む朝・昼は妻が作ってくれた。お陰でランニングと風呂掃除がはかどった。

◆晩ご飯◆
 熱々リゾットを作った。自作のミートソースとご飯を和えて、チーズをたっぷりかけてトースターへ。こんがり美味しくできた。息子は気に入ったが、娘は「マカロニにほうがいいなあ」だそうだ。
 他はサラダ、あさり汁、エビカツ。エビカツは市販品。

熱々リゾット

 9月29日(日) 
朝から娘はジュニアドクター、息子は野球の練習。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は前日のミートソースの残りを食べた。ご飯にぶっかけてミートソース丼に。ずっしりとお腹に溜まる。他はサラダ。
 昼は娘も息子も弁当。サンドイッチを作った。いつも通り、卵とハムチーズの2種類。妻が
「野球の練習にサンドイッチだけでは足りない。おにぎり、おにぎり~」
と妖怪おにぎりに取り憑かれて、おにぎりを買ってきた。そこまでかな…。
 他は塩キュウリ。

◆晩ご飯◆
 「今週の魚」は甘鯛。可愛い甘鯛が1匹300円とお買い得。2匹を4人で分けた。頭はいつも通り娘と私が担当。息子も真ん中で割って、上手に食べられるようになってきた。
 他はサラダ、味噌汁、焼きそば。

プリプリ甘鯛

◆作り置き◆
 お買い得の豚ブロックを二つ購入。ジッパーつきの袋に入れて、お湯につけて放置してゆで豚を作った。そのままでも美味しそうだったが、2種類の料理にした。
 一つは定番、厚揚げの煮物。サービスでうずらの卵つき。
 二つ目は、ナスの爽やかカボス醤油。たくさんもらったカボスをようやく使い切った。

右が厚揚げの煮物、左がナスの爽やかカボス醤油

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【読書メモ】綿矢りさ『手のひらの京』(新潮文庫)

 綿矢氏が、生まれ育った地であり、現在も住む京都を舞台に書いた小説。

 北大路か北山の西のほう、衣笠近辺の洛中か洛外か微妙な地域(たぶん洛外(笑))に両親とともに暮らす三姉妹が主人公。
 30歳を過ぎた長女の「結婚・出産できないかも」という不安、新人OLの次女が会社で受ける「いけず」、大学院生の三女の「このまま一生京都で暮らすのだろうか」という焦りが描かれる。正直なところ、京都じゃなくても、どこに住んでいてもこういう悩みはあるのだが、京都が舞台だと、はんなりした雰囲気になる。

 祇園祭や大文字焼き(←本書ではこう表現されている)の大御所や、鴨川や先斗町の定番から、マンガミュージアムや近江舞子(滋賀やけど)のマイナー所まで、京都の魅力が山盛り。森見小説のようなディープさはないが、しみじみした京都の良さ(と悪さ)が伝わってくる。
「そうだ 京都、読もう」
と思ったときには鉄板の一冊。

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2019年9月29日日曜日

【中央競馬予想の回顧】スプリンターズS、シリウスS(2019)

 今週は秋のGI開幕戦、スプリンターズS。
 ◎ダノンスマッシュは1番人気。レースでは枠なりに中団のイン。進路が開くだろうか。その心配が的中し、4コーナーでは馬群の中。まさかタワーオブロンドンよりも後ろで4コーナーを回ることになるとは。直線ではそのタワーオブロンドンのさらに外から追い込んだが、これでは届かず3着まで。悔いの残るレースになってしまった。
 勝ったのはタワーオブロンドン。藤沢師には珍しい強行軍で頂点に立った。

 土曜はシリウスS。
 ◎ジョーダンキングは中団から。外から早めに仕掛け、4コーナーで前に並びかける。「よしっ」と思ったが、直線ではジリジリになり、4着に破れた。これが重賞の壁か。
 推奨穴馬のメイショウワザシが3着に来たが、本命が飛んでは意味なし。

 今週は2戦0勝。他も散々でトータルはマイナス。今開催は全然だった。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...