【中央競馬予想と与太話】オークス（2020）～1番人気になれなかった三冠牝馬～

　今週はオークス。オークス、ダービーが無観客なのは残念だが、開幕できないプロ野球などと比べると、中央競馬は恵まれている。

　オークスは今年で81回目。9×9＝81（くくはちじゅういち）だ。九九ゾロ目つながりで、8×8＝64回目の勝ち馬がスティルインラブ。ご存じ、史上2頭目の三冠牝馬だ。桜花賞、オークス、秋華賞とも2番人気で、人気ではアドマイヤグルーヴの後塵を拝した。しかしレース本番ではことごとくこれを退け、見事に三冠を達成。
　三冠馬というと「あの馬は強かったなあ」という馬ばかりなのだが、この馬だけは例外。ここ一番の勝負強さが光る馬だった。幸騎手とのコンビも印象深い。

スティルインラブ。netkeiba.comより

　レースにいってみたい。
　桜花賞組に別路線組が挑むという、例年通りの構図。本命は◎デアリングダクト。桜花賞は衝撃の大外一気だった。初の輸送と左回り、先行有利の馬場など不安点はあるが、それを吹き飛ばす圧勝を期待したい。三冠へ王手。
　推奨穴馬はアブレイズ。苦労人の藤井騎手の一発が。


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【中央競馬予想と与太話】平安ステークス（2020）～15歳まで走った人気者～

　関西では緊急事態宣言が解除され、ひと区切り。中央競馬も観客を入れることを検討し始めるのだろうか。

　そんな土曜は京都で平安Sが組まれている。
　平安Sが重賞になったのは1994年。それ以前はオープン特別として行われていた。1993年、最後のオープン特別となったレースの勝ち馬がミスタートウジン。父ジュニアス、母父ジルドレという超マイナー血統の馬だ。ちなみに母の名はナオユキ。何度も牡馬と間違えられたことだろう。
　ミスタートウジンは若い頃は芝も走り、皐月賞にも出走した。古馬になってダートにほぼ専念すると成績が安定し、オープン特別の掲示板の常連に。その流れで、7歳の冬に勝利したのが平安Sだった。
　これが最後の勝利となったが、この馬が本領を発揮したのはこの後。何と15歳まで走ったのだった。最後はかなりの人気者だった記憶がある。

ミスタートウジン。競走馬のふるさと案内所より

　レースにいってみたい。
　平安Sがこの時期に移ってから、今回で8回目。帝王賞のステップにちょうどよいため、毎年よいメンバーが揃う。今年もなかなか高レベルだ。
　本命は◎スワーヴアラミス。ここまでダートは6-4-2-0と馬券圏内を外していない。前走で待望の重賞勝利をあげてここに向かってきた。実績馬が2頭いるが、2 kgの斤量差と上昇度で。
　推奨穴馬はナシ。人気上位馬で決まる見立て。


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【読書メモ】和田竜『村上海賊の娘 1～4』（新潮文庫）

　本屋大賞に輝いた、戦国エンタメ小説。一気に読み終えた。小4の息子が戦国時代にハマっており、タイミング的にもバッチリだった。

　織田信長と石山本願寺の戦いの一つである、木津川合戦を扱った物語だ。舞台は大阪湾。毛利と村上海賊が瀬戸内から押し寄せ、泉州の眞鍋水軍がこれを迎え撃つ。小早川隆景や鈴木孫一などの有名武将も登場するが、それらわ脇役。主役は荒くれの海賊どもと、海賊衆の姫だ。
　史実にたくみにフィクションをまじえた、手に汗握る攻防。村上方と眞鍋方の双方ともキャラが立っており、どちらの側も応援したくなる。和田小説の真骨頂だ。
　噂に違わぬエンタメ小説だった。戦国好きには外せない一冊。


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【お父さんの週末料理】2020年5月15～19日～お肉が来た！～

　わが家では土曜、日曜の料理は主に父（私のこと）が担当している。そのメニューを絶賛（？）公開中。
　家族構成は父（40代後半）、母（年齢非公表）、娘（中1）、息子（小4）の4人。
　今週も金・月・火は在宅勤務。主に私がご飯を担当した。娘の料理が上達して、いろいろ作ってくれるので大助かりだ。

　5月15日（金）　

在宅勤務の日。あまり料理に時間をかけられないので、手早く済ませた。

◆朝・昼ご飯◆
　朝は、妻が目玉焼きを作ってくれた。
　昼はせみ餃子を焼いた。安くて手軽で美味しい、庶民の味方だ。子どもたちも、餃子は競って食べる。
　他は冷凍の肉巻きポテト、サラダ、ご飯、即席スープ。サラダはもちろん娘の作。

おなじみ、せみ餃子

◆晩ご飯◆
　ジンギスカンをモヤシと炒めた。思ったより肉が少なかったが、体を動かさないのでお腹も減っておらず、ちょうどよかった。
　他は無限豆苗、スープ、そば。無限豆苗はサワー＆スモークチーズ味。思ったよりもイケたが、やっぱ塩味のほうがいいかな。
　ベーコンと丸天とコンニャクの煮物も作り置いた。

無限豆苗のもと

　5月16日（土）　

昼は応援をかねて、息子の友だちのお弁当家さんへ。

◆朝・昼ご飯◆
　朝は妻がトーストと目玉焼きを作ってくれた。
　昼は息子の友だちのお父さんが営んでいる弁当屋さんへ。私が間違えて妻のホットドッグをかじってしまい、ひんしゅくを買った…。息子はメンチカツバーガー、娘はから揚げ弁当、私はトンカツ弁当を食べた。どれもシンプルで美味。

◆晩ご飯◆
　注文していた肉類が到着。冷凍庫に入りきらないので、最もカサのある丸鶏を焼いた。やや小さかったのか、オーブンのレシピ通りに焼いたら少し焦げた。子どもたちはもも肉をほおばった。丸焼きは、ややグロテスクだが、ご馳走感が満載。また焼こう。
　他はホタルイカ、サラダ、スープ、アサリご飯。ホタルイカは生を買ってさっと湯がいた。やっぱり、湯がいたものを買ってくるよりも美味しかった。娘と私で食べた。

写りが悪いが、まる鶏のロースト

ホタルイカが旬

あさりご飯

　5月17日（日）　

せっかくの日曜なのに、何の予定もナシ。
　
◆朝・昼ご飯◆
　安くて美味しそうな鯵を発見。2枚に下ろしてもらって、塩焼きと照り焼きの両方を作った。子どもたちは「塩焼きと照り焼きの区別がつかない」だそうだ…。
　他はサラダ、ご飯、豚レバー（昼のみ）。サラダはもちろん娘が担当。

左が照り焼きで右が塩焼き

◆晩ご飯◆
　前日に到着した肉類から、牛テールとアキレス腱を煮込んでスープにした。煮込むときに鷹の爪を入れたら、ピリ辛になってしまい、苦手な娘が苦戦した。すみません。息子はおやつの食べ過ぎで満腹だったため、グズグズ食べ…。目の前に出されたおやつを、なぜすべて食べないと気が済まないのか。同じ失敗を何度繰り返すつもりだろう…。
　他は作り置きのベーコンと丸天とコンニャクの煮物、サラダ、豚レバー、パン。

牛テールとアキレス腱を大鍋で煮込んだ。右上の○は玉ねぎ

　5月18日（月）　

この日は妻も私も在宅勤務。

◆朝・昼ご飯◆
　朝は妻が牛テールとアキレス腱のスープの残りを出してくれた。
　昼も牛テールとアキレス腱のスープ。ようやく食べ尽くした。息子は、アキレス腱はいまいちだそうだ。
　他はサラダ、ご飯、豚レバー。娘がサラダを作ってくれるので、私はスープを温めただけ。

左のコンニャクみたいなのがアキレス腱。右下の肉がテール

◆晩ご飯◆
　娘がシチューオンライスを作ってくれた。もうサポートなしですべてやってくれる。平日は特に大助かりだ。
　他はサラダとご飯。ベーコンの消費期限が迫っていたので、焼いておいた。

シチューオンライス。娘が全部やってくれる

　5月19日（火）　

この日は私は在宅勤務。妻は午後から出勤。

◆朝・昼ご飯◆
　朝は妻がベーコンを出してくれた。
　昼もベーコンを食べた。加工肉好きの息子が気に入った。
　他は冷凍の味噌カツ、サラダ、ご飯、即席スープ。サラダは娘が作ってくれるので、私は冷凍食品をチンしただけ。

ご飯、ベーコン、味噌カツ

◆晩ご飯◆
　親子ンニャクの煮物がメイン。鶏肉と卵（親子）とコンニャクをあっさりと煮込んだ。けっこう好評。子どもたちは卵好きだ。
　他はポテサラ、サラダ、無限レタス、スープ、ご飯。ご飯以外の4品はすべて娘が作った。ポテサラは初挑戦。意外に簡単だったそうだ。次からは一人で作れるだろうか。

親子ンニャクとポテサラ

◆作り置き◆
　明日からの作り置きにハンバーグ。娘は他の料理を作るのに忙しかったので、ハンバーグ好きの息子がこねてくれた。自分でこねると、何が入っているかがよく分かるだろう。味もグー。

息子がこねたハンバーグ

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【中央競馬予想の回顧】ヴィクトリアマイル、京王杯SC、京都ハイジャンプ（2020）

　今週はヴィクトリアマイル。
　◎ビーチサンバは9番人気。来たらデカイ。しかし、懸念のスタートが決まらず、前にはいけなかった。こうなると厳しく、人気通りの9着に終わった。先行したかった。
　勝ったのは断然人気のアーモンドアイ。海外カラ輸送帰り、距離、7分の仕上げなど、負けるとしたら今回と思っていたが、何のその。好位からほとんど追わずに、4馬身差でぶっちぎった。

　土曜は京王杯SC。
　◎ダノンスマッシュは何とハナへ。1400 mなのに、大丈夫だろうか。心配をよそに、いい手応えで直線を向くと、そのまま押し切った。馬も強かったが、レーン騎手の騎乗も見事だった。
　2着にステルヴィオが入り、馬連をとった。

　京都ハイジャンプは本命の◎スズカプレストが見事に勝利！　しかし、馬券は複勝しか買っておらず、ちょろ当たり…。

　今週は3戦2勝だが、日曜が散々でトータルはマイナス。オークス、ダービーで巻き返したい。


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【中央競馬予想と与太話】ヴィクトリアマイル（2020）～勝利の女神～

　今週はヴィクトリアM。今回で15回目とは早いものだ。
　ヴィクトリアはローマ神話に登場する勝利の女神だ。JRAの競走馬にもショウリノメガミがいた。オシャレな馬名が印象に残る馬だ。
　ショウリノメガミは1991年生まれの外国産馬で、武邦彦厩舎－武豊騎手のコンビで走った。デビューが遅くクラシック戦線には乗れなかったが、徐々に力をつけて5歳時に京都牝馬特別を、6歳時に中山牝馬Sを勝った。当時、ヴィクトリアMがあれば、きっと出走していたに違いない。
　繁殖としては不発に終わったが、子孫から大物が出てほしいものだ。JRA-VANによると、サンデーサイレンスとの子（20歳！）がまだ抹消されずに残っているそうだ。何なのだろか。

　レースにいってみたい。
　女王アーモンドアイの参戦で、俄然、盛り上がった。本命は思い切って◎ビーチサンバ。オークス以外の9戦はすべて掲示板を確保している堅実派。いつもあと一歩が足りないが、重馬場と内枠がそれをカバーしてくれないか。スタートを決めて前につけたい。
　推奨穴馬は、隣のシャドウディーヴァ。左回りに戻って。


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【中央競馬予想と与太話】京王杯スプリングカップ、京都ハイジャンプ（2020）～20年前の勝ち馬は～

　多くの県で緊急事態が解除となり、徐々に平常モードへ。中央競馬もこのまま開催が続いてほしいものだ。
　今週は東京で土・日に重賞が組まれているが、関西では平地重賞はナシ。何だかアンバランスだ。ヴィクトリアマイルとNHKマイルCは京都でやってもよいと思っているのは私だけだろうか。

　土曜は東京で京王杯SCが組まれている。今回で節目の65回目を迎える。
　キリ番つながりで、20年前の第45回の勝ち馬がスティンガー。サンデーサイレンスを父に持つ、藤沢厩舎の良血馬だ。古馬になって初戦の京都牝馬Sを快勝してここに。武豊騎手を鞍上に迎えたが、なぜか5番人気。レースでは後方から一気に差し切って、1馬身3/4差で楽勝。ハマったときの切れ味はすごかった。翌年の同レースも勝利したように、東京の1400 mはベストの舞台だったのだろう。
　GIは2歳時の1勝にとどまったが、それ以上の能力を感じた馬だった。母としてこれといった産駒を出していないのは残念。子孫から大物が出てほしいものだ。

スティンガー。netkeiba.comより（撮影：高橋正和）

　レースにいってみたい。
　GI馬の参戦はあるが、やや小粒なメンバー。今年も安田記念とは結びつきそうにない。本命は◎ダノンスマッシュ。前走の高松宮記念は惨敗したが、かなりの重馬場が堪えたか。東京は雨模様でも、やや重程度で収まりそう。スタートを決めたい。
　推奨穴馬はライラックカラー。武豊騎手を鞍上に迎え、20年前の再現が。

　京都ハイジャンプは◎スズカプレストが本命。前走は相手が強すぎた。


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