本屋大賞に輝いた、戦国エンタメ小説。一気に読み終えた。小4の息子が戦国時代にハマっており、タイミング的にもバッチリだった。
織田信長と石山本願寺の戦いの一つである、木津川合戦を扱った物語だ。舞台は大阪湾。毛利と村上海賊が瀬戸内から押し寄せ、泉州の眞鍋水軍がこれを迎え撃つ。小早川隆景や鈴木孫一などの有名武将も登場するが、それらわ脇役。主役は荒くれの海賊どもと、海賊衆の姫だ。
史実にたくみにフィクションをまじえた、手に汗握る攻防。村上方と眞鍋方の双方ともキャラが立っており、どちらの側も応援したくなる。和田小説の真骨頂だ。
噂に違わぬエンタメ小説だった。戦国好きには外せない一冊。
にほんブログ村
2020年5月22日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)
2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。 スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。 スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...
-
さて、いよいよ「なんば」の謎に迫っていこう。 といっても「なんば」の意味自体は謎でもなんでもなく、要するにネギのことである。いったい、前回の長い前振りは何だったのだろうか…。 要するに、「鳥そば」といえば鳥肉入りのそば、「鳥なんばそば」といえば鳥肉とネギの入ったそばを意味す...
-
わが家では土曜、日曜の晩ご飯は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。 家族構成は父(アラフィフ)、母(年齢非公表)、娘(高2)、息子(中2)の4人。 娘は中間テストが終わって部活モードに復帰。息子は相変わらず週末は野球三昧。 10月12...
-
2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は52歳。 2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成! 自己ベストは2024年3月のびわ湖マラソンの2時間54分台。 ◆総 評◆ 福知山マラソン5週前。気温が下がり、ようやく日中に普通に走れる...
0 件のコメント:
コメントを投稿