オークス、ダービーと続く、競馬カレンダーにおいて最も盛り上がる2週間がやってきた。まずはオークスを当てて、ダービーへつなげたいところだ。
オークスをバッチリ的中した記憶といえば、ダンスパートナーが勝ったときである。このときの2着はユウキビバーチェ。たしか、その年のチューリップ賞の1、2着馬が、順番を変えてオークスでも1、2着となった。当時はチューリップ賞とオークスの結びつきが強かったのだ。馬連が2000円近くついたのだからおいしかった。
これはいつのことかと思って調べてみると…何と1995年。17年も前の話かよ。それ以来、16年間、まともに的中してないっちゅうことか? その頃は桜花賞で万馬券を当てたりして
「牝馬クラシックとは相性がよい」
と勝手に思っていたのだが、いつの間にかそうではなくなっていたらしい…。今年のレースをズバリ的中して、過去の栄光を取り戻そう。
今年のレースは、桜花賞1~3着馬とフローラS勝ち馬の4頭の争いという下馬評。果たしてこの4頭で決まるのかどうか。
桜花賞から距離は800 m伸びるが、この時期、血統的な距離適性はあまり関係ない。スタミナタイプよりも、切れ味のある、速い上がりを使える馬を狙っていきたい。
本命は◎ヴィルシーナ。陣営がオークス向きと見て、ここを目標に仕上げてきた馬だ。その上昇度を見込んで本命に推したい。ディープインパクト産駒は、重賞を二つ勝つ馬がなかなか出なかったように、ピークが長続きしない。逆にいうと、ビシッと仕上げられたときには無類の強さを発揮するということだ。ヴィルシーナにとって、今回がそれにあたると見た。
ディープインパクト産駒のこの特徴は、サンデーサイレンスの初期の産駒と同じだ。サンデーの初期の産駒は(特に牝馬は)、燃え尽き症候群とでもいうように、大レースで一世一代の走りを見せ、その後はしぼんでしまう馬がたくさんいたように思う。息子(ディープ)もその特徴を引き継いだのだろうか。
今年のレースに話を戻そう。相手筆頭は○ミッドサマーフェア。前走の勝ちっぷりが強烈だった。人気しているようだが、◎-○の馬券を厚く押さえたい。
四強の他の2頭にも触れておく。ジェンティルドンナは距離よりも輸送が不安。アイムユアーズは切れ味の点でやや劣るか。
推奨穴馬はトーセンベニザクラ。桜花賞は8着だったが、0.6秒差なら悲観する内容ではない。しかもそのときは関西への遠征で馬体重を減らし、万全の状態ではなかった。長距離輸送のない今回、馬体重が増えているようなら要注意。
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