2017年2月11日土曜日

【書評】山梨明子『暮らしを彩る和紙オリガミ』(実務教育出版)

和紙で折るとあら不思議


 何を隠そう(隠してないけど)、わが息子(年長組、6歳、もうすぐ1年生)は大の折り紙好き。好きなだけでなくかなり得意で、けっこう難しいものでも、本を見ながら一人で折ってしまう。なので、本書が届いたときには大喜び。さっそく折ってみた。
 選んだのは「ハスの花皿」。レベルは3段階中の2番目だ。それほど苦労することもなく、父子とも順調に折り進める。しかし
「余裕やな」
と油断したのが悪かったのか、最後にぐるっと裏返すところで苦戦した。何とか作り終えたが、見本のような出来栄えとはいかなかった(そりゃそうか)。

ハスの花皿。あまりハスっぽくないような…

 本書の特長は、何といっても和紙の折り紙がついているところ。いまどき折り紙といえば洋紙が普通だが、本書は和紙で折るのを前提とした作品が紹介されている。箸置きやお皿など食卓で使うものから、アクセサリーまで、和テイストのものがずらりと並ぶ。暖かみがある、ほっこりした雰囲気になるのが和紙パワーなのだろう。洋紙で折った道具箱と比べてみてほしい。

和紙と洋紙の違い

 しかし息子は「やっぱ恐竜のほうがええなあ」だそうだ。確かに本書は大人向けだね。

息子の作ったステゴサウルス



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