日経新春杯は、今年で65回目を迎える、伝統のハンデGII。レース名が「新春」なので、時期もずっと年初の京都開催だ。65年間、ずっと1月に京都で行われている。レースの距離や時期の変更が多いなか、なかなかないことだ。
21世紀になって最初の勝ち馬がステイゴールド。3歳の9月に900万条件(いまでいう1000万条件)を勝ったが、それ以降は28戦未勝利。その間にGIで2着になること、なんと4回。「最強のシルバーコレクター」というニックネームがついた。
6歳の目黒記念でようやく惜敗に終止符を打ち、重賞勝ち馬となると、翌年の日経新春杯で二つ目の重賞タイトルを手に入れたのだった。その後は、ドバイと香港で海外の重賞を2勝。ついにJRAではGIをとれずに引退した。
種牡馬となってからの大活躍は周知の通り。オルフェーヴルやゴールドシップを初めとする活躍馬を次々に送り出し、大種牡馬となったのだった。
ステイゴールド。JBISウェブサイトより
レースにいってみたい。今年はステイゴールドのような大物が隠れているだろうか。
本命は◎モンドインテロ。トップハンデの57 kgはやや見込まれたが、オープン特別3勝の実績は、ここでは上位。前々走は後方からになってしまい、度外視できる。距離不足の前走は0.1秒差の4着と頑張った。距離延長でもうひと押しを期待。ステイゴールドと同じく、6歳での重賞初勝利なるか。
推奨穴馬はガンコ。芝に矛先を変えた前走を快勝。追い切りも動いた。
京成杯はぶっちゃけ手薄なメンバー。それなら新馬勝ち直後の◎デルタバローズで足りる。
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