2020年4月10日金曜日

【中央競馬予想と与太話】阪神牝馬S、ニュージーランドT(2020)~ヒシアマゾンの後輩~

 コロナウイルスの影響で今週も無観客開催。JRA職員や厩務員にも感染者が出始め、見通しは暗い。
 今週の開催があるだけでもありがたいと思って、楽しめるうちは楽しもう。

 そんな土曜は西で阪神牝馬ステークスが、東でニュージーランドトロフィーが組まれている。
 阪神牝馬Sは長らく2000 mで行われていたが、1996年に1600 mに短縮された。その最初の勝ち馬がヒシナタリー。この頃は「ヒシ」の冠名のマル外馬がよく走っていて、その代表がヒシアマゾンだ。ヒシナタリーはその2年後輩にあたる。
 当時はマル外馬はクラシックに出られず、ヒシナタリーは3歳で果敢にも宝塚記念に挑戦して4着と善戦。その後、重賞を二つ勝って、3歳の暮れに阪神牝馬特別に出走したのだった。1番人気こそショウリノメガミに譲ったが、レースでは後方から差しきった。
 年が明けてオーストラリアTに出走したが、故障を発生。そのまま引退となってしまったのは残念。GIには手が届かなかったが、GI級の能力を感じたマル外牝馬だった。
 母としては不発に終わったが、唯一の娘のアイズオブナタリーが繁殖として頑張っている。大物が出てほしいものだ。

ヒシナタリー。引退名馬より

 レースにいってみたい。
 16頭が揃った。本命は◎スカーレットカラー。昨秋の府中牝馬Sでは、ラッキーライラックなどを退けて勝利。続くGI二戦は着外に終わったが、牝馬どうしなら十分に勝機あり。差しの決まる展開・馬場になってほしい。
 推奨穴馬はプールヴィル。前走をフロックと決めつけるのは早計。

 ニュージーランドTは◎カリオストロが本命。好枠から押し切り。

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