「ちぐさ台カープ」という草野球チームに入部することになった、離婚ほやほやの母と、中2の娘が主人公。母娘と、個性的なチームの面々との人生が交錯する。ハッピーなことばかりではなく、苦労や障壁をしっかり描くのが重松流。すべてがすっきり前向きに解決するわけではないが、それが人生だ。
野球好きにはもちろん、野球の何がよいのかいまいちよく分からない人にもお勧め。
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