道尾さんの本は、『シャドウ』に次いで2冊目。2冊目も面白かった。
盗聴専門の探偵が、ある会社を探る依頼を受けるところから話は始まる。新たな仲間も加わり、さあこれからというときに、探っていた会社で殺人事件が発生。否応なく巻き込まれていく探偵たち。殺人事件、依頼主、新たな仲間、ライバル探偵社と、さまざまな謎が絡み合う…というのが話の概要。
ストーリーの組み立てや伏線の張り方が秀逸で、どんどん読み進められる。事件の解決も見事。それに加え、事件が解決した後の後日談で、さらにアッと言わせられる。非常に良く組み立てらていて、スッキリした読後感が味わえるだろう。
「解決したのかもしれないけど、何か腑に落ちないなあ…」
という小説に辟易している人は、ぜひ一度、読んでみてほしい。
ただ、さまざまなところに伏線が張られており、あらゆる出来事がラストへ向けて収束していくので、何を書いてもネタバレになってしまうところが欠点かもしれない(それは欠点とは違うやろ)。書評屋さん泣かせの作家さんだ。
道尾さんは、心理描写が巧みで、読者を欺く手法も見事なものがある。正統派ミステリーが好みの人には特にお勧めしたい。
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2011年11月21日月曜日
2011年11月20日日曜日
2011修学院S、マイルCS 予想の回顧
土曜は修学院S。本命◎のカワキタフウジンは、後方を追走。ところが、3コーナーから手が動き始め、直線に入るころには完全に脱落。大惨敗の11着に終わった。
「どうしてこんな馬を本命にしたのだろう」
と自己嫌悪に陥るレースだった…。何かアクシデントでもあったのだろうか。
日曜はマイルCS。◎リアルインパクトは中段のやや前からレースを進める。徐々に差を詰め4コーナーへ。直線では前も開き「スパッと伸びて完勝」の予定だったのだが、ジリジリとしか伸びず、前の馬をかわせず、後ろの馬にも差され、物足りない内容の5着。渋った馬場が応えたのか、こちらも物足りない内容だった。
それにしても、2着のフィフスペトルには驚いた。まったくのノーマークだった。さすがノリ。
今週は土曜も日曜もあまりパッとしない予想だった。まあ、たまにはこういうこともあるさ、ということで来週のJCに向かいたい(京都のGIはもう終わりか。早いなあ)。
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「どうしてこんな馬を本命にしたのだろう」
と自己嫌悪に陥るレースだった…。何かアクシデントでもあったのだろうか。
日曜はマイルCS。◎リアルインパクトは中段のやや前からレースを進める。徐々に差を詰め4コーナーへ。直線では前も開き「スパッと伸びて完勝」の予定だったのだが、ジリジリとしか伸びず、前の馬をかわせず、後ろの馬にも差され、物足りない内容の5着。渋った馬場が応えたのか、こちらも物足りない内容だった。
それにしても、2着のフィフスペトルには驚いた。まったくのノーマークだった。さすがノリ。
今週は土曜も日曜もあまりパッとしない予想だった。まあ、たまにはこういうこともあるさ、ということで来週のJCに向かいたい(京都のGIはもう終わりか。早いなあ)。
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2011年11月19日土曜日
2011マイルチャンピオンシップ オレの予想を聞いてくれよ
日曜のメインレースはマイルCS。秋のマイル王決定戦なのだが、その割りにはあまり印象に残らないレースが多い。堅く収まる(ダイワメジャーとか、デュランダルとか)場合が多いためだろうか(いや、馬券を獲ってないからかも…)。
そんな中で、私がマイルCSと聞いてまず思い出すのは、アグネスデジタル。的場均騎手を背に、鮮やかな勝ちっぷりで大穴を開けた。それがフロックでなかったのは、後の活躍が示すとおり。産駒の活躍がもう一歩なのは残念だが、非常に印象に残っている馬の一頭だ。
さて、ここ2年こそ、エーシンフォワード、マイネルファルケという超大穴が飛び込んできているが、マイルCSのイメージは「実績馬が順当に結果を残すレース」である。今年はその傾向が復活すると見た。
本命◎は、リアルインパクト。GI勝ち(安田記念)があり、好成績の毎日王冠組。3歳馬の活躍がないのは気がかりだが、安田記念でそのジンクスを打ち破ったこの馬なら、ここも突破してくれるだろう。重馬場適性は走ってみないと分からないが、夕方には雨もやんだし、極悪馬場にはならないだろう。それほど気にする必要なないと見た。
推奨穴馬も実績馬から。エーシンフォワード、マルセリーナ、グランプリボスのGI馬3頭を挙げておきたい。
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そんな中で、私がマイルCSと聞いてまず思い出すのは、アグネスデジタル。的場均騎手を背に、鮮やかな勝ちっぷりで大穴を開けた。それがフロックでなかったのは、後の活躍が示すとおり。産駒の活躍がもう一歩なのは残念だが、非常に印象に残っている馬の一頭だ。
さて、ここ2年こそ、エーシンフォワード、マイネルファルケという超大穴が飛び込んできているが、マイルCSのイメージは「実績馬が順当に結果を残すレース」である。今年はその傾向が復活すると見た。
本命◎は、リアルインパクト。GI勝ち(安田記念)があり、好成績の毎日王冠組。3歳馬の活躍がないのは気がかりだが、安田記念でそのジンクスを打ち破ったこの馬なら、ここも突破してくれるだろう。重馬場適性は走ってみないと分からないが、夕方には雨もやんだし、極悪馬場にはならないだろう。それほど気にする必要なないと見た。
推奨穴馬も実績馬から。エーシンフォワード、マルセリーナ、グランプリボスのGI馬3頭を挙げておきたい。
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2011年11月18日金曜日
2011修学院ステークス オレの予想を聞いてくれよ
土曜は東京で重賞(東京スポーツ杯)があるのだが、この時期の2歳戦は予想しづらいので、京都メインの修学院Sの予想をエントリーする。最近、同じようなことを書いたなあ…と思っていたら、何のことはない、先週の土曜にまったく同じことを書いていた。東京では2週続けて2歳の重賞があるんやな。
レース名の修学院は京都の地名。京都市の東北部にある閑静な住宅街で、叡電(えいでん)沿いにある。たしか、美味しいカレー屋さんがこの近辺にあったような(20年ほど前の話ですが…)。
叡電とは、出町柳を起点とする市電で、八瀬、大原、鞍馬などへ向かう電車が走っている。タクシーで有名どころを回るのもいいが、叡電や嵐電(らんでん)も、風情があってなかなかいいですぞ。京都へ観光に来られた際には、ぜひ乗ってみてほしい。
閑話休題。予想にいってみよう。
天気予報は雨。馬場はかなり渋りそうだ。というわけで、本命◎は重馬場適性を重視し、カワキタフウジン。いつも差のない競馬をするのになかなか勝ちきれない馬だが、叩き2走目で重馬場も得意。差し切りを期待したい。
推奨穴馬は、ウォークラウン。休み明けということもあり人気はないようだが、重賞やオープン特別でもそれほど差のない競馬をしている。京都、重馬場ともに大の得意としており、激走の香りがする。
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レース名の修学院は京都の地名。京都市の東北部にある閑静な住宅街で、叡電(えいでん)沿いにある。たしか、美味しいカレー屋さんがこの近辺にあったような(20年ほど前の話ですが…)。
叡電とは、出町柳を起点とする市電で、八瀬、大原、鞍馬などへ向かう電車が走っている。タクシーで有名どころを回るのもいいが、叡電や嵐電(らんでん)も、風情があってなかなかいいですぞ。京都へ観光に来られた際には、ぜひ乗ってみてほしい。
閑話休題。予想にいってみよう。
天気予報は雨。馬場はかなり渋りそうだ。というわけで、本命◎は重馬場適性を重視し、カワキタフウジン。いつも差のない競馬をするのになかなか勝ちきれない馬だが、叩き2走目で重馬場も得意。差し切りを期待したい。
推奨穴馬は、ウォークラウン。休み明けということもあり人気はないようだが、重賞やオープン特別でもそれほど差のない競馬をしている。京都、重馬場ともに大の得意としており、激走の香りがする。
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2011年11月15日火曜日
書評 新潮社ストーリーセラー編集部編『Story Seller』(新潮文庫)
売れっ子作家たちが短編を一つずつ書き、それをまとめた短編集。贅沢な本だ。
「重たい本は、ちょっと読む元気がないなあ」
なんてときに、ちょうどよい。
それぞれの作家さんが、悪く言うとちょっと手を抜いているけど、よく言えば力みがとれていて、単行本とはまた違った魅力を感じた。
「新しい作家さんを開拓したい」
という方にはぜひお勧めの一冊である。出版社の狙いも、まさにそこにあるのだろう。
私の場合、読んだことのある作家さんと、読んだことのない作家さんが、だいたい半々の割合だった。
読んだことのある作家さんに対しては「迫力にはやや欠けるけど、これはこれで面白い」と思ったし、読んだことのない作家さんには「単行本も読んでみたいなあ」と感じた。さすが売れっ子さんたち、みんな話が上手だ(当たり前や)。
執筆陣に、気になる作家さんがいる人にも、いない人にも読んでほしい。読書の新しい道が開かれるに違いない。
また、旅のお供としてもお勧めしたい。
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「重たい本は、ちょっと読む元気がないなあ」
なんてときに、ちょうどよい。
それぞれの作家さんが、悪く言うとちょっと手を抜いているけど、よく言えば力みがとれていて、単行本とはまた違った魅力を感じた。
「新しい作家さんを開拓したい」
という方にはぜひお勧めの一冊である。出版社の狙いも、まさにそこにあるのだろう。
私の場合、読んだことのある作家さんと、読んだことのない作家さんが、だいたい半々の割合だった。
読んだことのある作家さんに対しては「迫力にはやや欠けるけど、これはこれで面白い」と思ったし、読んだことのない作家さんには「単行本も読んでみたいなあ」と感じた。さすが売れっ子さんたち、みんな話が上手だ(当たり前や)。
執筆陣に、気になる作家さんがいる人にも、いない人にも読んでほしい。読書の新しい道が開かれるに違いない。
また、旅のお供としてもお勧めしたい。
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2011年11月13日日曜日
2011アンドロメダS、エリザベス女王杯 予想の回顧
土曜はアンドロメダS。本命◎は断然人気のダノンバラード。スタートは普通に切ったのだが、ややかかり気味。なだめている間に位置取りが後ろになり、包まれた。そのまま直線を向き、外へ出そうとするもインに押し込まれて行き場がなく、脚を余しての3着。不完全燃焼だった。
豊騎手、何とかしてほしかったなあ…。
日曜はエリザベス女王杯。しかし、レース発送直後に大事件が発生。何と、馬券を買っていないことに気づいたのだ…。何だか買った気分になっていたのだが、よく考えると買った記憶がない。なかなかの痴呆っぷりである…。というわけで、予想が当たってほしいような、ほしくないような、複雑な心境でレースを見ることになった。
◎アヴェンチュラは前を見る形で内ラチ沿いを追走。3コーナーから徐々に進出し、直線はうまく馬場の真ん中に持ち出して前を追う。さすが岩田騎手。先に前に出たアパパネを競り落とし「勝った! でも、しまった、アパパネは買ってない。いや、よく考えたらそもそも馬券を買ってない…」とわけの分からない状態に陥っていると、内からピンクの帽子が飛んできた。何と、スノーフェアリーが内をぶち抜いてクビ差で勝利。すごい脚だった。
しかし、大外枠の馬がなぜ内を抜けてくるのか?? いくらハイペースで馬群がばらける展開だったとはいえ、人気を背負った馬で内を突くか…。ヨーロッパの騎手は、こういうところが肝が据わっている。馬群を抜けてくる技術にも自信があるのだろう。いや、いい物を見せてもらった。スノーフェアリーには、ジャパンカップは厳しいとしても、このまま日本に残って有馬記念に出てもらえると嬉しいなあ。
馬券は、もし購入していれば、おそらく押さえ程度に馬連、馬単を買っていたと思われる。トントンか、ほんの少しプラスというところだっただろう。
少しもったいないことをしたが、予想はズバリ的中ということにして、この調子で来週のマイルCSに向かいたい(買い忘れを反省せんのか)。
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豊騎手、何とかしてほしかったなあ…。
日曜はエリザベス女王杯。しかし、レース発送直後に大事件が発生。何と、馬券を買っていないことに気づいたのだ…。何だか買った気分になっていたのだが、よく考えると買った記憶がない。なかなかの痴呆っぷりである…。というわけで、予想が当たってほしいような、ほしくないような、複雑な心境でレースを見ることになった。
◎アヴェンチュラは前を見る形で内ラチ沿いを追走。3コーナーから徐々に進出し、直線はうまく馬場の真ん中に持ち出して前を追う。さすが岩田騎手。先に前に出たアパパネを競り落とし「勝った! でも、しまった、アパパネは買ってない。いや、よく考えたらそもそも馬券を買ってない…」とわけの分からない状態に陥っていると、内からピンクの帽子が飛んできた。何と、スノーフェアリーが内をぶち抜いてクビ差で勝利。すごい脚だった。
しかし、大外枠の馬がなぜ内を抜けてくるのか?? いくらハイペースで馬群がばらける展開だったとはいえ、人気を背負った馬で内を突くか…。ヨーロッパの騎手は、こういうところが肝が据わっている。馬群を抜けてくる技術にも自信があるのだろう。いや、いい物を見せてもらった。スノーフェアリーには、ジャパンカップは厳しいとしても、このまま日本に残って有馬記念に出てもらえると嬉しいなあ。
馬券は、もし購入していれば、おそらく押さえ程度に馬連、馬単を買っていたと思われる。トントンか、ほんの少しプラスというところだっただろう。
少しもったいないことをしたが、予想はズバリ的中ということにして、この調子で来週のマイルCSに向かいたい(買い忘れを反省せんのか)。
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2011年11月12日土曜日
2011エリザベス女王杯 オレの予想を聞いてくれよ
今週のメインレースはエリザベス女王杯。もう知らない人も多いのかもしれないが、昔は3歳牝馬限定戦だった。そこへ秋華賞を新たに設置し、そちらを3歳牝馬限定にして、このレースを古馬牝馬も出走できるようにした。それまでは、牝馬のGIは3歳限定のものしかなかったのだ。
「牝馬はさっさと繁殖に上がればいいやん」
という時代だったのだろう。
話は変わるが、このレースの名前は、もちろん英国の女王様の名前なわけだが、相変わらずお元気だよなあ。皇太子さんのほうが、先に亡くなっちゃったりするんじゃなかろうか。
余計な話はこれくらいにして、予想に向かいたい。
このレース、かなり堅く収まる傾向にある。2年前(クィーンスプマンテ、テイエムプリキュアの逃げ残り)を除くと、ここ10年間、必ず1番人気か2番人気(またはその両方)が連対している。相手も7番人気(フサイチパンドラ)が一度あるだけで、その他の連対馬はすべて5番人気以内だ。今年もこの傾向は続くと見て、無理な穴狙いは避ける。
本命◎はアヴェンチュラ。秋華賞でお世話になった馬を、もう一度◎に推す。器用に立ち回るこの馬にとって、1番枠は願ってもない好枠だろう。包まれる危険性がなきにしもあらずだが、岩田騎手ならぬかりないだろう。
おそらく1番人気になるだろうスノーフェアリーは、大外枠、虫刺され、ハードなローテーションと、心配な要素が散見される。特に気になるのが虫刺されだ。初めて聞いたぞ、競走馬の虫刺されなんて。競走馬は基本的には屋外にいるのだから、虫にはしょっちゅう刺されているのではないのか。それが治療を要するほど悪化するというのは、体調に問題ありということではなかろうか(勝手な憶測です)。よって、ここは評価を下げる(完全に外す勇気まではありませんが…)。
推奨穴馬は、ホエールキャプチャ、アニメイトバイオ、ブロードストリート。この3頭の共通点がすぐに分かる方は、かなりの競馬通だ。正解は、この3頭は、今年、去年、一昨年のローズSの勝ち馬なのだ。もう一つ言うと、惜しいところでGIを逃しているのも共通点。この3頭のボックス馬券など、面白いかもしれない。
もう一頭は、レディアルバローザ。前走(府中牝馬S)は2番人気だった馬だ。そのレースで8着だったとはいえ、0.6秒差。いくら何でも評価を下げすぎではないだろうか。鞍上の武豊も虎視眈々と狙っているに違いない。土曜のダノンバラードのヘマ(そして、オレの馬券代)を取り返してほしい。
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「牝馬はさっさと繁殖に上がればいいやん」
という時代だったのだろう。
話は変わるが、このレースの名前は、もちろん英国の女王様の名前なわけだが、相変わらずお元気だよなあ。皇太子さんのほうが、先に亡くなっちゃったりするんじゃなかろうか。
余計な話はこれくらいにして、予想に向かいたい。
このレース、かなり堅く収まる傾向にある。2年前(クィーンスプマンテ、テイエムプリキュアの逃げ残り)を除くと、ここ10年間、必ず1番人気か2番人気(またはその両方)が連対している。相手も7番人気(フサイチパンドラ)が一度あるだけで、その他の連対馬はすべて5番人気以内だ。今年もこの傾向は続くと見て、無理な穴狙いは避ける。
本命◎はアヴェンチュラ。秋華賞でお世話になった馬を、もう一度◎に推す。器用に立ち回るこの馬にとって、1番枠は願ってもない好枠だろう。包まれる危険性がなきにしもあらずだが、岩田騎手ならぬかりないだろう。
おそらく1番人気になるだろうスノーフェアリーは、大外枠、虫刺され、ハードなローテーションと、心配な要素が散見される。特に気になるのが虫刺されだ。初めて聞いたぞ、競走馬の虫刺されなんて。競走馬は基本的には屋外にいるのだから、虫にはしょっちゅう刺されているのではないのか。それが治療を要するほど悪化するというのは、体調に問題ありということではなかろうか(勝手な憶測です)。よって、ここは評価を下げる(完全に外す勇気まではありませんが…)。
推奨穴馬は、ホエールキャプチャ、アニメイトバイオ、ブロードストリート。この3頭の共通点がすぐに分かる方は、かなりの競馬通だ。正解は、この3頭は、今年、去年、一昨年のローズSの勝ち馬なのだ。もう一つ言うと、惜しいところでGIを逃しているのも共通点。この3頭のボックス馬券など、面白いかもしれない。
もう一頭は、レディアルバローザ。前走(府中牝馬S)は2番人気だった馬だ。そのレースで8着だったとはいえ、0.6秒差。いくら何でも評価を下げすぎではないだろうか。鞍上の武豊も虎視眈々と狙っているに違いない。土曜のダノンバラードのヘマ(そして、オレの馬券代)を取り返してほしい。
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