今週のメインレースは朝日杯フューチュリティステークス。先週のジュベナイルフィリーズと同様、舌を噛みそうな名前になってから、はや10年が経つ。
以前は、アイネスフウジン、ミホノブルボン、ビワハヤヒデ、ナリタブライアン、フジキセキ、バブルガムフェロー、グラスワンダーなど、後にダービーなどのビッグレースを制する馬がここを登竜門とて通過していったものだ。
しかし、名前を変えたのが悪かったのか、この10年間で、クラシックとの結びつきが非常に弱い2歳チャンピオン決定戦となってしまった。クラシック戦線でも活躍したのは、ローズキングダム程度ではないだろうか。来週のラジオNIKKEI杯との兼ね合いもあるだろうが、距離を延長するのが解決策の一つかもしれない。
レースの傾向はというと、中山1600 mは内枠が圧倒的有利で、このレースも例外ではない。7、8枠は非常に厳しい。
また、2歳戦にもかかわらず、意外に本命サイドでの決着が目立つ。しかし今年は、1番人気候補だったダローネガが大外枠に入ってしまうなど、波乱の匂いがする。思い切って穴を狙ってみたい。
本命◎はスノードン。10月に復帰してから、逃げ切り、差しと異なる戦法で2連勝。自在性のある脚質が混戦で生きると見た。もう一頭、同枠のネオヴァンクルも面白い。前走は左回りに戸惑ったということで度外視したい。今回はメンコも着けるそうだし、その効果にも期待だ。
というわけで、今週は枠連で勝負する。3枠から、内枠を中心に手広く流す。
推奨穴馬はハクサンムーン。先週に続き、デビュー2戦目でのGI制覇が見られないか。
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