2011年12月24日土曜日

2011有馬記念  オレの予想を聞いてくれよ

さあ、いよいよ有馬記念。今年1年、調子のよかった人も悪かった人も(私はもちろん後者ですが…)、終わりよければすべてよしということで、ズバリと的中させたいものですな。

いまJRAのCMでは、オグリキャップの勝った有馬記念の映像が流れている。
「ベタやなぁ」
と思わないでもないが、やはり有馬記念と言えばこのレースだ。「唸るような走り」で4コーナーを回ったシーンは、脳裏に焼き付いている。私に「唸るような」走りとして記憶されているのは、このレースのオグリの走りと、ナリタブライアンのダービーである。
そんなオグリキャップナリタブライアンも、今はこの世から去り、過去の名馬となってしまった。私にとってシンザンシンボリルドルフが過去の名馬であるように、今の競馬ファンの多くにとっては、これらの馬も過去の名馬なのだろう。当たり前のことだが「時代は変わっていくのだなあ」という感を強くする今日この頃である。

オッサンの感傷はこれくらいにして、予想にいってみたい。今日は所用があるので、早めに予想をエントリーしておく。
今年の有馬記念は、宝塚記念、天皇賞秋、JCに続いて、豪華な顔ぶれとなった。今年は、古馬戦線が非常に充実した1年だったと思う。
その、層の厚い古馬陣に三冠馬が挑むという構図。オルフェーヴルが世代交代を果たすのか、天皇賞、JCで結果を出したトーセンジョーダンブエナビスタがここを制すのか、このところパッとしなかった馬が変わり身を見せるのか、それとも休養明けの実力馬が激走するのか、興味深いレースとなった。馬券的にはたいへん面白い。

私の本命◎は、迷ったあげく、ブエナビスタ。JCの後、さらに状態は上向いているらしいし、引退レースだから仕上げにお釣りもいらない。トリッキーな中山2500 mで取りこぼしはあるかもしれないが、連は外さないと見た。
ブエナビスタの白帽(1枠)と言えば、昨年の天皇賞秋を思い出す。松田(博)調教師も言っているように、今までで一番強い走りを見せたレースだ。GIで、騎手が後ろを見てから追い出しを開始するシーンなど、初めて目にした。その再現を期待したい。

推奨穴馬は、5枠と8枠にいる。5枠のトゥザグローリーは池江厩舎の所属。
「同一厩舎の2頭出し、3頭出しは人気薄を狙え」
の格言(最近あまり聞かない気もするが…)にピタリと当てはまる。天皇賞春では1番人気だった馬だ。5枠のもう一頭は、ローズキングダム。ここ2走の凡走で大いに人気を下げているが、スローで流れてヨーイドンの競馬は得意とするところ。そういう流れになれば怖い。
8枠にはレッドデイヴィス。まだ底を見せていない馬だ。もしかするとトンデモホース(とんでもなく強い馬)かもしれない。同じく3歳でこのレースを制したグラスワンダーと印象が重なる。8枠のもう一頭はルーラーシップ。やや順調度を欠くが、体制は整ったようだ。天皇賞秋を見送ったのが吉と出れば、激走があるかも。

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