そんな土曜の京都メインは京都新聞杯。やはりこのレースは菊花賞トライアルであるべきで…などと言っているのは、もはや私と井上泰司氏くらいのものだろうか。この時期に移ってきて、はや15年以上。2頭のダービー馬を含め、毎年のように活躍馬を送り出している。昨年も、サウンズオブアースがここを2着して秋につなげた。今年もそういう馬がいるのだろうか。
思い出に残る京都新聞杯は、やはり菊花賞トライアル時代。1994年のこのレースでナリタブライアンがスターマンに敗れた。4コーナーで馬体があったときにはナリタブライアンの圧勝と思ったのだが、そこからスターマンが勝負根性を見せてクビ差でしのいだ。藤田騎手の渾身の騎乗が記憶に残っている。
当時は京都新聞杯の前に神戸新聞杯があり、スターマンはそこを勝っての臨戦だった。
「ひと叩きの上積みは大きいんだなあ」
と当時は思ったものだが、いまは調教技術も発達し、休み明けでもちゃんと力を発揮する馬が増えた。
レースにいってみたい。
ダービーを目指す馬が顔を揃えた。皐月賞がフルゲートに満たなかったので
「やっぱ、出とけばよかった」
と後悔している陣営も多いかもしれない。
本命は◎トーセンバジル。前走は皐月賞の権利を取り損ねたが、3着とはクビ、クビ差の5着なら悪くない。連対率の高い藤原厩舎が、満を持してダービーの切符を取りに来た。良血馬の素質開花に期待。
推奨穴馬はロードクロムウェル。底を見せていない馬は押さえておくに限る。
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