2015年5月21日木曜日

映画評『テルマエ・ロマエII』

「度肝を抜かれる」を映像化したギャグ映画。笑える


 人気マンガが原作のギャグ映画。主人公は古代ローマの浴槽技師、ルシウス。風呂を通じて現代日本へとタイムスリップするルシウスが、現代日本の風呂文化(たとえば入浴剤)や食文化(たとえば餃子とビール)を体験し、度肝を抜かれる。そりゃ、餃子とビールは美味いに違いない。
 この度肝の抜かれ方が本作のキモ。阿部寛演じるルシウスの度肝の抜かれっぷりに、抱腹絶倒。なんやかんやで、最後はローマ皇帝の権力争いにまで話は発展するが、それはオマケのようなもの。日本の風呂文化と食文化の素晴らしさを、笑いとともに堪能するのが本筋であると、独断しておきたい。
「ルシウス、ワロスww(ちょっと古い)」
な映像に笑い転げた。
 ヒロイン役の上戸彩、ローマ皇帝役の市村正親はじめ、脇役陣もいい味を出している。「フホハハ」と笑いつつリラックスしたいときには最高の1本である。

 もちろん原作もお薦め。原作のマンガ評はこちらを参照




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