今回登るのは、坂本側からのルートだ。まずは湖西線の比叡山坂本駅からケーブルの坂本駅を目指す。入り口が分かりにくく、いちど行き過ぎてしまったが、無事に到着。
まずはケーブル坂本を目指す
そこから登山道への入り口が、これまた分かりにくかった。ケーブルの駅の50 mほど手前の分岐を、下に降りていかなければならない。ケーブルの下をくぐると、あとは1本道だ。
ケーブル坂本の下の道を行かねばならない
ケーブルをくぐる
序盤は階段
途中に「入り口」と書かれた木の扉があり、それをくぐると、だんだん登山道らしくなっていく。とはいえそれほど険しいところはなく、小1の息子でも十分に登れる程度だ。
木の扉。「入り口」と書かれている
だんだん登山らしくなってきた
しばらくすると、娘がだんだんと遅れていく…。
遅れ出す娘
妻も娘の前に
後で娘に聞くと
「疲れたのではなく、なかなか着かないことにムカついていた」
とのこと…。もちろん
「そんなことでみんなを待たせるな」
とこっぴどく叱られた。
2時間ほどで、最初の目的地、東塔(とうどう)エリアへ到着。まだゴールではないと聞くと「え~~っ」とブーイングが。
東塔エリアへ到着
ここからさらに1時間ほど山道を歩く。途中にはこんな見晴らしのよいところも。眼下に広がるのは、おそらく京都の八瀬・大原だろう。
八瀬・大原が見渡せる
いよいよ山頂エリアへ。ここまで来れば、あとひと息だ。ガーデンミュージアムの入り口を通り過ぎ、山頂を目指す。
ついに山頂である大比叡(848 m)に到着。達成感が心地よい(娘を除く)。ただし、眺めがよくなかったのは、少し残念だった。
ついに頂上へ!
ガーデンミュージアム入り口近くの山田商店でソフトクリームを食べて、少し休憩した後、来た道を戻り、再び東塔エリアへ。昼食は鶴喜そば。体を動かした後のご飯は美味しい。ただし、この店はセルフサービスで席がなかなか確保できないので、混む時間は注意が必要だ。
帰りは誘惑に負けてケーブルで下山した。日本一長い坂本ケーブルに乗るのもよい経験ということにしておきたい。坂本ケーブルは1927年に敷設された、現在でも日本最長のケーブルなのだそうだ。敷設当時は、超最先端技術の結集だったのだろう。
日本最長の坂本ケーブル
ケーブルの切符
秋晴れの一日で、気持ちよく登山ができた。比叡山は2~3時間で登り切れて、山頂にお店やお寺もあるし、ファミリーにお勧めだ。普通の体力があれば、小学校低学年でも余裕を持って登り切れるだろう。
ケーブル駅から。びわ湖大橋やわが家も見える
たまには登山もいいね。次は来春に蓬莱山を登りにいこう。娘はとても嫌がってますが…。
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