2018年3月6日火曜日

【目指せサブ3.5】2018年 寛平マラソン(45歳のオヤジがランニングを始めました)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2018年2月のフルマラソンでサブ4.5を目標にトレーニングを重ねた。
 2月の木津川マラソンに続く、2回目のフルマラソン挑戦。2戦目は3月4日の寛平マラソンだ。体調は良好。ふくらはぎを痛めた前回よりも順調に調整できた。
 木津川マラソンでは超強風の激悪コンディションの中、わりに余裕をもってサブ4を達成できたので、今回は止まるのを覚悟でサブ3.5を目標に設定した。
 この日も家族みんなで参加できたのは嬉しかった。今回は妻と娘(小4)と息子(小1)はエントリーはせず、ブラブラと楽しんだ。

◆レース前◆
 前日は40分のジョグと3 km弱のRP走で軽く刺激を入れた。
 朝食はおにぎり二つ、鶏レバーの煮物、トマト、バナナ。しっかり食べた。スタート1時間前にバナナを1本、30分前にゼリーを摂取。
 トイレは乗り換えの丹波橋駅と最後の枚方市駅で行った。空いていたのはラッキー。
 今回は前日受付だったため、会場に着いたのはスタート約20分前。上着を脱いで、ゼリーをポケットに入れて、帽子を被って、などしていると、あっという間にスタートが近づいてくる。家族がいたため荷物を預けなくてよかったので、この時間で大丈夫だったが、一人だったらもう1本早い電車じゃないと間に合わなかったかも。

◆トラブル◆
 朝、念のためガーミンをPCにつないで充電したら、エラーが出てガーミンが再起動した。無事に再起動できてホッとしたのだが、電車で時刻を見たら、全然違う時間に狂っていた。こんなの初めてだ。
 おそらく、PCを起動してすぐに、安定する前につないでしまったためだろう。朝にバタバタと準備してはいけないなあ。後から調べると、GPSを捕捉すれば正しい時刻に修正されるらしい。
 GPSでアクティビティを記録する機能に影響なさそうだったのは、不幸中の幸い。ちゃんと動いてくれるか少し不安だったが、予備もないしこれを使うしかない。

◆レースプラン◆
 最初の1~2 kmは渋滞するので、それを5 kmまでにリカバーしたい。5 kmの通過タイムを26分に設定した(平均してキロ5:12)。
 その後はキロ4:57で25 kmまで走る。そうすると、25 kmの通過タイムが2時間05分で、ちょうどキロ5:00のペースになる。
 そこから37 km(ラスト5 km)まではキロ4:50~55で頑張って貯金を作り、ラスト5 kmはいけるだけいく(粘れるだけ粘る)。
 これでギリギリ3.5時間を切れるはずだ。

 補食は10、20、30 kmでゼリーをとる。その他に糖質、電解質、アミノ酸のタブレットをもち、必要に応じて使う計画だ。
 三つのゼリーをポケットに入れるのは邪魔になるだろうが、エイドの様子も分からないので、このやり方を試してみる。

◆序 盤◆
 いざスタート。スタートラインを通過するまでに3分半以上かかったが、これは仕方ない。ネットで3.5時間を切れればよい。
 スタート直後は、やはり渋滞。エントリー時点ではフルマラソン出走歴すらなかったので、かなり後ろに並ばされたのも痛かった。木津川ほどではなかったが、なかなかペースを上げられなかった。最初の1 kmは5:58。40秒以上のビハインドだ。次の1 kmは5:18に上げられて、それ以降はほぼ自分のペースで走れるようになった。5 kmの通過は26:23。予定より23秒遅いが、徐々に取り返していこう。

◆中 盤◆
 5 km以降は、キロ5:00を少し切るペースを維持。かなり後ろからスタートしたので、どんどん抜いていけるのは気持ちいい。たまに4:50を切るペースに上がってしまったが、我慢してペースを戻す。
 気温が高かったので給水ではかかさずスポーツドリンクをとり、10、20 kmではゼリーで補給。ポケットのゼリーが減ると、走りやすい。
 心拍数も150前後で安定している。脚は溜まっている(と信じたい)。
 25 kmの通過タイムは2時間4分を切った。予定よりも1分の貯金がある。サブ3.5が少し見えてきた。

◆後 半◆
 26 kmで折り返したとたん、向かい風を感じた。それほど強くはないが、決してプラスではない。逆にいうと、それまでは追い風で走ってきたわけだ。追い風には鈍感だが、向かい風はすぐ分かるなあ…。同じペースで走っていても、だんだんきつくなってきて、心拍数も上がっていく。
 少し貯金ができたので、予定より2 km後ろの27 km(残り約15 km)でペースアップ。キロ4:50に上げた。心拍数も160を超え、だんだんきつさが増していくが、何とかペースを維持して残り5 kmに到達。

◆終 盤◆
 最後の5 kmはラストスパート、なんて思っていたのだが、キロ4:50を維持するのがやっと。このあたりになると、歩いている人も多く、足がつっている人もちらほら。みんなギリギリの状態だ。
 このあたりから、ガーミンの示すペースがおかしくなった。あり得ないペースが表示される。後で分かったのだが、GPSが完全に狂って、まったく違う場所を走っていることになっていた。朝の時刻表示の誤作動が影響したのだろうか。終盤になってからの不具合で事なきを得たが、序盤だったらと思うと恐ろしい。
 もう、ペースうんぬんは関係ない。ゴールを目指すのみだ。最後は応援にも励まされ、気持ちだけはラストスパート。よしもとの芸人さんたちの(ちょっとマンネリ気味の)漫談を耳にしつつゴールへ。
 結果は、見事にサブ3.5を達成!! あわよくばグロスでのサブ3.5も狙ったが、それはかなわず、10数秒オーバーした。ネットと3分半以上違っては仕方ない。

◆なんでやねん◆
 ゴール前では家族の「お父さん、頑張って~」という声が聞こえてきた…はずだったのだが、空振り。ゴールして数分後に、のんびりと家族が登場。タコ焼きを買うのに時間がかかって、間に合わなかったのだそうだ…。
 タコ焼きと、お父さんのゴールと、どっちが大事やねん。そりゃ、タコ焼きか…。

◆総 評◆
 気温はやや高かったが、それ以外のコンディションはよく、サブ3.5を達成できた。GPSウオッチで細かくペースを調節できなければ、無理だったと思う。
 前回の木津川は、初マラソンということもあり、余裕のあるペース設定だったが、今回は止まるのを覚悟だった。よい経験になったし、達成感も倍増だ。
 今後は事前の計画にこだわるのではなく、そのときの状況に合わせてペースを作っていくことも必要になってくるのだろうが、それはもう少し経験を積んでから考えよう。

◆レース後◆
 家族と合流し、遅刻の原因となったタコ焼きを食べて帰路へ。枚方市駅でマクドを食べて電車に乗った。マラソンには気温が高かったが、ポカポカ陽気で家族は楽しんだのかな。
 今季のフルマラソンは(たぶん)終了。来季は3時間15分を目指したい。

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