2020年12月26日土曜日

【中央競馬予想と与太話】ホープフルS、阪神C、中山大障害(2020)~2000 mでも距離不足の名ステイヤー~

 いよいよ中央競馬もラストウィーク。今年は仕事納めの後に有馬記念があり、その日が最後の開催日。この形が一番いいなあ。
 そんな有馬記念前日の土曜は、中山でホープフルステークスと中山大障害が、阪神で阪神カップが組まれている。

 このレースは、かつてはラジオたんぱ杯3歳Sというレース名だった。その時代の勝ち馬の一頭がメジロブライト。1996年の優勝馬だ。
 1-2-0-0の成績でこのレースに出走すると、松永幹夫騎手を背に2馬身差の完勝。クラシックへの夢が膨らんだが、三冠レースは4-3-3着で未勝利に終わった。
 古馬になり、河内騎手に鞍が変わると4連勝で天皇賞・春を制覇。念願のGI勝利を飾った。結局、GIはこの1勝に終わってしまったが、距離が延びれば延びるほどよいという、生粋のステイヤーだった。
 私が本命に推した天皇賞・秋(3着)の後の、河内騎手の「2000 mでも短い」というコメントには「そんなアホな」とズッこけた。また、98年の有馬記念でも本命にしたら2着に頑張ってくれたが、優勝したグラスワンダーを押さえておらず、馬券は見事にハズレ…。強く記憶に残る馬の一頭だ。

 レースにいってみたい。
 ラジオNIKKEI杯2歳Sが名前を変えて中山に移ってから7回目、GIに昇格してからは4回目となる。昨年はコントレイルがこのレースを制してクラシックに結びつけた。今年も大物がいるのだろうか。
 本命は人気でも◎ダノンザキッド。阪神でデビュー戦を勝ち、東スポ杯1着を経てここへというローテは昨年のコントレイルと同じ。楽勝した新馬戦で負かした馬が次々に勝ち上がっており、能力は確か。無敗でクラシックへ。
 推奨穴馬はアドマイヤザーゲ。2戦2勝の馬の人気がない。

 中山大障害は◎ブライトクォーツが本命。大障害コースは得意。
 こちらの推奨穴馬はスズカデヴィアス。平地力は侮れない。

 阪神Cの本命は◎フィアーノロマーノ。前走が強かった。1400 mでさらに。
 推奨穴馬はサウンドキアラマルターズディオサの牝馬2騎。まだ見限れない。

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