2017年8月25日金曜日

【中央競馬予想と与太話】釜山ステークス(2017)~地名でしたか~

 8月も最終週を迎えるが、まだまだ暑い。今夏は「これはヤバい」という激烈な暑さの日は少なかったが、最高気温35℃程度の猛暑日がだらだら続いている印象だ。私の住む大津市は、本日、8月25日に今季の最高気温が出たそうだ。秋が待ち遠しい。
 そんな土曜の小倉メインは釜山Sで、準メインは西海賞である。西海賞は知っているが、西海は知らなかったので調べてみると、なんと地名だった。長崎県西海市は西彼杵半島北部を占める、ギザギザのリアス式海岸に囲まれた都市だ。2005年に平成の大合併でできた市の一つだというから、まだ新しい。きっと美味しい魚がたくさん獲れるところなのだろう。

 レースにいってみたい。予想は釜山Sを。
 釜山Sはダートに変わってから、今回で5回目になる。過去4回のうち1回(2年前)は荒れたが、それ以外は5番人気以内の馬が1~3着を占めている。本命路線のレースと言えるだろう。
 本命は◎コパノアラジン。藤田菜七子騎手が乗り始めてから成績が上昇。菜七子騎手の初騎乗以降は3-1-0-2の好成績だ。残念ながら前走から乗り替わりになったが、その前走も快勝。菜七子パワーで軌道に乗ったというのは言い過ぎか。今回は川田騎手との新コンビで連勝を狙う。小倉向きの先行力が魅力。
 相手筆頭は○ナムラアラシ。前走は人気を裏切ったが力は上位。流れが向けば突き抜ける。
 この2頭が同枠に入ったので、枠連で勝負するかもしれない。
 推奨穴馬は、穴というほどではないがロイヤルバンプ。すんなりなら。

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2017年8月20日日曜日

【中央競馬予想の回顧】北九州記念、札幌記念、TVQ杯(2017)

 今週は北九州記念。
 ◎キングハートはスタートひと息で、中団につけた。3コーナーから進出を開始して、4コーナーで前に並びかけたが、そこで大外を回らされたのが応えた。それなりに伸びたが4着まで。もう少し内を通りたかった。
 勝ったのは2番手から抜け出したダイアナヘイロー。2番手から抜け出した。武豊騎手-福島信晴厩舎のコンビによる北九州記念制覇は、ダンディコマンド以来だそうだ。懐かしい。

 札幌では札幌記念。
 ◎ヤマカツエースは5、6番手につけて前をうかがう。いい位置取りに見えた。4コーナーで前に並びかけたときには「やった」と思ったが、さらに外を回った1、2着馬に切れ負けして3着。もうひと押しが足りなかった。
 1、2着は外を差したサクラアンプルールナリタハリケーン。6-12番人気の決着で馬連37670円。何度買ってもとれそうにない…。

 土曜はTVQ杯。
 ◎タガノグルナは予定通りハナへ。やや速めの平均ペースでスイスイ逃げる。いい感じだ。しかし4コーナーで2番手のタガノヴェローナが並びかけてくると、しばらくは抵抗したが、直線半ばで脱落して7着に終わった。早めに来られたとはいえ、もう少し粘ってほしかった。
 勝ったのは同じタガノでもヴェローナのほう。2番手から抜け出して追撃を振り切った。

 今週は3戦0勝。他もちらほらではトータルはマイナス。小倉開催でのマイナスが膨らんでいる…。

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2017年8月19日土曜日

【中央競馬予想と与太話】北九州記念、札幌記念(2017)~海外GI最多勝馬~

 今週は小倉で北九州記念が、札幌で札幌記念が組まれている。
 北九州記念が1200 mになってから、はや12年。それ以前は1800 mだった。その1800 m時代の2001年(第36回)の勝ち馬がエイシンプレストン。朝日杯を制して2歳チャンピオンとなり、年が明けてアーリントンC、NZTと重賞を連勝したときにはタイキシャトルクラスの活躍が期待された。しかし、その後は凡走が続き、早熟のレッテルが貼られてしまった。
 そして4歳になって米子Sで久々の勝利をあげて、次のレースが北九州記念だった。ここを2番手から抜け出して完勝。完全復活を果たした。その後はJRAのGIには手が届かなかったが、香港でGIを3勝。よほど気候があうのか、中華料理が口にあうのかは分からないが、香港で無類の強さを発揮した馬だった。海外GIを3勝は、モーリスに並ばれるまでは単独1位の記録だった。

 レースにいってみたい。
 本命は◎キングハート。ここ5走ですべて3着以内、なかでも前走はレコード決着のレースで2着と本格化。函館→小倉の転戦となるが、2カ月の間隔があれば問題なかろう。昨年も小倉に滞在して2着2回の好成績。小倉大好き関東馬に期待したい。
 推奨穴馬はナガラオリオン。芝は問題ない。展開ひとつ。

 札幌記念は◎ヤマカツエースが本命。3度目の正直で。

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2017年8月18日金曜日

【中央競馬予想と与太話】TVQ杯(2017)~日本三大修験道の一つ~

 お盆を過ぎたがまだまだ暑い。そろそろ和らいでくれるとよいのだが。
 そんな土曜の小倉メインはTVQ杯、その前の準メインは英彦山特別だ。添田町観光ナビによると、英彦山は「英彦山は出羽の羽黒山、熊野の大峰山と並び日本三大修験道の霊場」なのだそうだ。最盛期には「3000人の衆徒と坊舎が800を数えた」というから山じゅうに坊さんがいる感じだったのだろう。
 勉強になりました。英彦山にはまだまだたくさんネタがありそうなので、また来年以降も紹介したい。

 レースにいってみたい。
 予想はTVQ杯を。ダート1700 mの1000万条件戦。本命は◎タガノグルナ。前走は惨敗したが、重賞で激流に巻き込まれては仕方なかったか。今回は一転、楽にハナを切れそうなメンバー。自分の形に持ち込みたい。
 推奨穴馬はヴェゼール。降級馬の割には印が薄い。

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2017年8月15日火曜日

夏の甲子園:滝川西vs.仙台育英戦を見に行った【小1の息子】

 息子は小学1年生。春の甲子園をテレビで見ていたときには、ファウルとストライクの区別もあやふやだった。しかし、野球チームに入団して野球への興味が増し、毎晩のように私と巨人戦を観戦し、さらにはアニメ「キャプテン」見て、ずいぶん野球に対する理解が進んだ。
 先日は滋賀県の予選大会も見に行き、最後まで観戦できた。その予選で頂点に立った彦根東が全国大会へ。それが甲子園なのだと知り、甲子園がどういう大会なのか分かったようだ。さらに、開幕戦で彦根東が劇的なサヨナラ勝ち。息子は、暇さえあれば甲子園を見て、トーナメント表に赤線を引くまでになった。

トーナメント表。彦根東が赤で塗られている

 そんなところに、会社で甲子園の無料チケットが配られた。それなら見に行こうかと、8月12日(土)の第1試合、滝川西(北北海道)vs.仙台育英(宮城)戦を選んだ。
 いざ出発。試合開始約20分前に到着した。席は何とかなるだろうと思っていたが、内野自由席はすでにほぼ満員。横に並ぶことはできず、縦に並んだ席を何とか確保した。陣取ったのは滝川西の一塁側。というわけで滝川西を応援することに。

試合前

 さあ試合開始。さすがは甲子園に出てくるチームだ。比べるのはかわいそうだが、滋賀県の予選で見た投手よりも、かなり球が速い。しかし、それでも球速は140 km弱。プロに行くような投手はモノが違うのだと、改めて思い知らされた。

球が速い

 1回表、仙台育英の3番打者の山田選手がいきなり先制の2ラン。19年ぶりの甲子園の滝川西には、これがかなり効いたように見えた。その裏の攻撃で、先頭打者を出しながらも、送りバントが痛恨の併殺打に。2回表には9番打者の長谷川投手に3ランを浴び、0-5と差が開いた。

いきなり0-5

 滝川西は攻撃面ではバントに固執したが、それがことごとく失敗し、流れを掴めない。選手も監督も、浮き足立っているように見えた。3、4回はしのいだが、5回以降は守備のミスも出て一方的な展開に。

一方的な展開に

 0-12と大差がついた7回裏に、滝川西が満塁のチャンスを作ると、球場全体が滝川西の竹原選手を鼓舞。私の息子も手拍子で声援を送った。その期待に応え、竹原選手が見事な3点適時打! 試合の大勢には影響なかったが、滝川西にとって、忘れられない3点になったことだろう。私も涙が出そうになった。
 この7回裏の「球場全体が滝川西応援団状態」には賛否両論あるだろうが、現地で見ていると応援したくなってしまう。「ライブで見る」とは、そういうことなのだ。
 最終的には3-15で仙台育英の勝利。どれだけ差がついても攻撃の手を緩めない仙台育英の姿勢も素晴らしかったし、常に全力疾走の滝川西も甲子園に爽やかな風を残した。鈴木選手の左翼からのバックホームレーザービームは見事だった。

試合終了

 甲子園常連の仙台育英と、19年ぶりの滝川西。場慣れの差が出た試合だった。何を言っても結果論だが、1回裏のバントが決まって1点返していれば、これほど大差のゲームにはならなかったと思う。
 息子は応援したチームが大差負けして面白くなかったかたと思いきや「最後まで見る」と9回裏までちゃんと見た。いまは「単なる惨敗」としか思えないのだろうが、いずれは滝川西の頑張りが理解できるようになるだろう。
 お土産に彦根東のボールを買って甲子園を後にした。来年もまた行きたいが、席の確保がたいへんだなあ。

彦根東のボール

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【お父さんの週末料理】2017年8月6・8・9・11・12・13日~お母さんの誕生祝い~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。

 お出かけやら夏休みやらでいろいろあったので、2週間分を簡単にまとめた。

 8月6日(日) 

◆晩ご飯◆
 私以外の3人は、昼にBBQをしたためお腹が重め。サワラを焼いた。ジューシーで美味しかった。お腹が重い割にはすいすい完食。
 他はサラダとそうめん。

サワラの塩焼き

 8月8日(火) 
この日は夏休みを取った。

◆昼ご飯◆
 みんな大好き皿うどん。具だくさんにして、モリモリ食べた。
 他はサラダとスープとビンナガマグロの刺身。

皿うどんとビンナガマグロ

◆晩ご飯◆
 子どもたちと、ピザを生地から作った。オーブンレンジのレシピ通りに作ったら、意外に簡単に、パリッと上手にできた。トマトソース味とホワイトソース味の2種類を堪能。生地をこねるのは子どもたちがやってくれた。上手にできました。
 他はサラダとスープ。

 8月9日(水) 
この日も夏休み。昼は外食した。

◆晩ご飯◆
 豚肉と生姜焼きのタレが残っていたので、使い切った。具の多い生姜焼きは好評。
 他はサラダとざるそば。

具だくさん生姜焼き

 8月11日(金・祝) 

◆昼ご飯◆
 午前中に用事があったので、妻が作ってくれた。娘と妻は手作りオムライス。息子と私はレトルトカレー。
 他はサラダとスープ。

◆晩ご飯◆
 私が選んだ「今週の魚」はブリ。2枚に下ろした半身が980円。いつもブリでは能がないと思いつつ、つい買ってしまう。塩焼きはもちろん好評。
 他はサラダ、スープ、白ご飯、鶏レバーの煮物。サラダは切り干し大根とキャベツの爽やかサラダ。みんなのきょうの料理のレシピを参考にした。

ブリの塩焼き

切り干し大根のさっぱりサラダ

 8月12日(土) 
昼は甲子園に行ったので外食。

◆晩ご飯◆
 料理の時間があまり取れなかったので、たこ焼き。最近は娘が返してくれるのだが、この日はあまり上手くできず、苦戦していた。油が少なかったのかもしれない。いつもと違うたこ焼き粉を使ったら量が少なかったが、みんなお腹が重かったのでちょうどよかった。
 他はサラダ、スープ、鶏レバーの煮物。息子はレバーはNGだが心臓は好物だ。変わっている。

栄養満点鶏レバー

 8月13日(日) 

◆昼ご飯◆
 麻婆春雨を作る予定だったのだが、私の都合で遅くなったので、豚ミンチとエリンギをオイスターソースで炒めただけになった。すみません。
 他はサラダ、スープ、おにぎり。

◆晩ご飯◆
 少し早いが妻の誕生パーティー。フルコースを一品ずつ供した。サーブは子どもたちが担当。
 突き出しは枝豆。山形の茶豆だ。
 前菜はブリとヒラメのカルパッチョ。ヒラメは本日の目玉食材だ。淡泊で美味。
 スープは冷製トマトスープ。これもみんなのきょうの料理のレシピ。酸味が爽やかで食欲をそそる。ただし、酸っぱいのが苦手な息子はダメだった。

冷製トマトスープ

 メインはパリパリチキンステーキ。鶏肉を、水を入れた鍋などでギューっと押さえながら焼くと、パリッと仕上がる。もも肉を買ったつもりがむね肉だったのは少し残念…。

パリパリチキンステーキ

 締めは冷製タラコスパゲティ。レタスクラブのレシピだ。もう少し塩気があってもよかったかもしれない。

冷製タラコスパゲティ

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【書評】池井戸潤『下町ロケット』(小学館文庫)

時代劇風のストーリー?


 半沢直樹ですっかり人気作家になった池井戸氏の代表作の一つ。高い技術力を持つ小さな町工場が、大手メーカーの妨害や圧力を跳ね返し、社長の夢であるロケットエンジンの製作を実現させる。
 一難去ってまた一難。大企業の狡猾な手口により、理不尽な要求が次々と突きつけられる。これを真っ正面から退けるという、昭和の香りのするストーリーになっている。判官贔屓のわれわれ日本人は、おおいに溜飲を下げることができる。
 この単純さ、まっすぐさが池井戸小説の人気の秘訣なのだろう。時代劇に似た雰囲気を感じるのは私だけだろうか。



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【読書メモ】東野圭吾『あなたが誰かを殺した』(講談社)

 加賀刑事シリーズ、最新第12作。娘が学校の図書館で借りてきてくれたので、文庫化前に読むことができた。  このところ、加賀の人生に絡んだ話が多かったが、シリーズの原点回帰。加賀は探偵役に徹して事件を推理する。いかにもミステリーなミステリー小説だ。  別荘地で起きた連続殺人事...