そんな開幕初日は例年通り東西で金杯が行われる。
金杯というレース名は、正月の雰囲気が伝わるよいネーミングだと思う。いったい誰が考えたのだろうか。今週もJRAの特別レース名解説に聞いてみると、中山金杯のレース名の由来は以下の通りだそうだ。
本競走は、昭和27年に『金杯』の名称で創設された重賞競走。当初は2600 mのハンデ戦で実施されていたが、29年から負担重量が別定に変更され、36年に2000 mのハンデ戦となり現在に至る。平成8年からは東西で行われる金杯を区別するため、名称が『中山金杯』となった。『京都金杯』と並んで、新年の競馬を飾る名物競走として定着している。
一方、京都金杯のほうは次の通り。
本競走は、昭和 38 年に創設された『迎春賞』を前身とする重賞競走。41年に『スポーツニッポン賞金杯』と改称するとともに、別定重量戦となった。その後、56年にハンデ戦となり、平成 年から東西で行われる金杯を区別するため、現在の競走名に改称された。また、12年には距離が2000 mから1600 mに短縮された。
由来は分からなかったが、「金杯」の名称は中山のほうが元祖で、京都はそちらに合わせる形で始まったレースだったのだ。だから中山は今回が66回目、京都は55回目なのである。今週も勉強になりました。
レースにいってみたい。予想は京都のほうを中心に。
年始の変則日程で荒れ傾向なのかと思いきや、意外に順当に収まっている。過去10年で馬連が万馬券になったのは、昨年のみ。1~3番人気が揃って連を外したのも2回だけ。今年も人気の馬が連に絡むと見た。
本命は◎マイネルハニー。前走で初重賞勝ちを飾った。前にいた馬で上位に残ったのはこの馬だけで、決して恵まれた勝利ではなかった。今回は楽に行けそうな組み合わせで、ハンデも1 kg増にとどまった。久々の1600 mに戸惑わなければ。
推奨穴馬はテイエムイナズマ。前に行きたい。
中山金杯は◎ドレッドノータスが本命。ダートの前走は度外視。
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