2020年6月6日土曜日

【中央競馬予想と与太話】鳴尾記念(2020)~世紀末の勝ち馬は~

 特に関西では、コロナ騒動が一段落。子どもたちの学校もようやく始まった。この状態が長く続けばよいのだが。
 中央競馬は今週から阪神・東京開催がスタート。その開幕日は阪神で鳴尾記念が組まれている。

 鳴尾記念は今年で73回目という、伝統の重賞レースだ。この時期に移って宝塚記念の前哨戦となってから、もう9回目だから早いものだ。その前は年末に組まれていたが、さらにその前は今と同じ時期に行われていた。
 その最後の勝ち馬がスエヒロコマンダー。1999年のこのレースを制した。初勝利までに8戦を要し、2勝目をあげるのに、そこからさらに11戦かかったという遅咲きの馬だ。
 4歳になって本格化し、オープンクラスに昇級。さらには小倉大賞典も制して、金鯱賞を挟んで迎えたのがこのレースだった。2番人気に推されると、クビ、クビ差の接戦をしのいで見事に重賞2勝目を挙げた。その後は1勝にとどまったが、通算60戦を走り抜いた頑張り屋さんだった。
 母はGI馬のスエヒロジョウオー。先日、訃報が流れていた。息子よりも長生きしていたようだ。

スエヒロコマンダー。種牡馬もやっていたらしい。JBISサーチより

 レースにいってみたい。
 最近は前哨戦を使わない馬が増えたため、宝塚記念の有力馬の参戦はナシ。小粒なメンバーと言ってよいだろう。
 本命は◎サトノルークス。昨年の菊花賞2着以来のレースとなるが、ノーザンFの馬なら割引は不要どころか、むしろプラスと言えるかもしれない。菊花賞に続いて、再び馬券でお世話になりたいところ。
 推奨穴馬はパフォーマプロミス。なぜこんなに印が薄いのだろう。

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