今週はジャパンカップ。凱旋門賞1、2着馬が揃って参戦という、まれに見る豪華な顔ぶれ。迎え撃つ日本馬も、宝塚記念、天皇賞(秋)に続いて充実のメンバー。馬券好きにはたまらない、どこからでも入れるレースとなった。
以前は、トップクラスの馬でも、前哨戦→天皇賞→(JCはパスして)有馬記念、というローテーションを組む馬が多かったものだが、それも今や昔。近年はGI3連戦をすべて使う馬がほとんどになった。喜ばしいことだ。疲労を取る手法や調教技術が進歩しているのだろう。
しかしそうなると、この三つのGIの差別化が課題になってきているのが現状ではないだろうか。JCは外国馬、有馬記念は3歳馬の参戦があるとはいえ、基本的には同じようなメンツが同じような距離で争う。やや盛り上がりに欠ける面があると思うのは、私だけではないだろう。
そこで、とっておきの方策を披露したい(おお)。
まず、天皇賞(秋)を11月末頃に京都2400 mで行い、関西馬限定レースとする。次に、有馬記念とJCの時期を入れ替え、有馬記念を11月末頃に施行し、関東馬限定レースとする。そして、JCを年末に持ってきて、関西チャンピオン、関東チャンピオン、外国馬、3歳馬が勢揃いする、頂上決戦としてはどうだろうか。
レース名や施行時期などは考える余地があるだろうが、このようにすれば、それぞれのレースを新鮮に楽しめると思う。
外野の無責任な戯言はこれくらいにして、予想にいってみたい。
本命◎は、宝塚記念、天皇賞(秋)に続き、エイシンフラッシュ。前走の天皇賞はハイペースに巻き込まれて失速したものの、総崩れした先行馬の中で、0.7秒差に踏ん張った。叩き2走目の上積みも見込めるここは、前2走の借りを(馬券代も)返してもらいたい。乗り替わり(ルメールにもう一度乗ってほしかったなあ)や外枠は不安材料だが、ノリノリの謙一クンなら何とかしてくれるだろう。脚さえ溜まれば突き抜けるはず。頼みまっせ。
推奨穴馬は、前走の10着ですっかり人気を落としてしまったローズキングダム。昨年のダービーのワンツーの再現がないか。もう一頭はウインバリアシオン。このレース、3歳牡馬の健闘が目立つ。今年、3歳牡馬はこの馬だけだ。
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2011年11月26日土曜日
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