2019年1月29日火曜日

【読書メモ】塩田武士『盤上のアルファ』(講談社文庫)

 抱腹絶倒。将棋指しである主人公の真田をはじめ、濃いキャラが次々に登場。神戸を舞台に、吉本新喜劇のノリで話が進んでいく。本書にかかれば、オシャレなルミナリエも台無しだ(笑)。
 ノリを重視するあまり、絆を深めていく面がやや物足りない気もしたが、揚げ足取りかな。オチも見事。やられた~。
 しかし、こんなところで終わるか!? 続編『盤上に散る』が気になって仕方ない。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿

【50歳を過ぎて人生初の手術・全身麻酔】唾石摘出術を受けました

 53歳目前の2025年7月末に、人生で初めて全身麻酔の手術を受けた。その顛末をまとめておく。 ◆唾石発見◆  転職を控えた今年(2025年)の2月に、行きつけの歯医者さんからクリーニングの案内が来た。東京に転職する前に、挨拶をかねて訪れたら、歯科衛生士のお姉さんに 「...