2019年1月29日火曜日

【読書メモ】塩田武士『盤上のアルファ』(講談社文庫)

 抱腹絶倒。将棋指しである主人公の真田をはじめ、濃いキャラが次々に登場。神戸を舞台に、吉本新喜劇のノリで話が進んでいく。本書にかかれば、オシャレなルミナリエも台無しだ(笑)。
 ノリを重視するあまり、絆を深めていく面がやや物足りない気もしたが、揚げ足取りかな。オチも見事。やられた~。
 しかし、こんなところで終わるか!? 続編『盤上に散る』が気になって仕方ない。

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