全6章からなり、1章につき六大学の一校が割り当てられている。第1章の東大から始まり、最後の第6章は早大。間に残りの四校が挟まれる。
各章の主人公は野球選手とは限らず、マネージャー、就活生、野球選手の彼女など、さまざま。各話ともほんのり心が温まる、大学生の若者たちの小話だ。
私は関西人なので、東京六大学の各校の立ち位置はよく分からないが、そういうのを知っている人にはより楽しめるだろう。爽やかで気持ちのよい作品だった。
加賀刑事シリーズ、最新第12作。娘が学校の図書館で借りてきてくれたので、文庫化前に読むことができた。 このところ、加賀の人生に絡んだ話が多かったが、シリーズの原点回帰。加賀は探偵役に徹して事件を推理する。いかにもミステリーなミステリー小説だ。 別荘地で起きた連続殺人事...
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