2020年7月5日日曜日

【中央競馬予想と与太話】CBC賞、ラジオNIKKEI賞(2020)~海外GIを2勝した快足馬~

 今週は阪神でCBC賞が、福島でラジオNIKKEI賞が組まれている。今年は京都の改修やオリンピック(延期になったが)のため、阪神開催が延長され、CBC賞が阪神で行われる。

 CBC賞が中京以外で行われたことがあったか調べてみると、最近では2010年(京都)、2011年(阪神)の2年がそうだった。その前は1999年(小倉)までさかのぼる。
 そのときの勝ち馬がアグネスワールド。国内GIは未勝利の立場だったが、フランスに遠征してアベイドロンシャン賞を勝利して、日本に凱旋して迎えたのがCBC賞だった。レースでは59 kgの斤量を背負いながら逃げ切り勝ち。スピードを見せつけた。その後もイギリスのジュライカップを勝って、海外GIで2勝目を挙げる偉業を達成した。
 国内のGIは勝てずに引退してしまったが、スピード満点の快足マル外馬だった。小倉を大の得意にしていたように、平坦コースがあっていたのだろう。京都に1200 mのGIがあれば、勝っていたかもしれない。

アグネスワールド。JRA-VANより

 レースにいってみたい。
 土曜はかなり雨が降り、芝は重。日曜もひと雨あるかもしれず、馬場は悪化しそう。重馬場を見込んで、本命は◎グランドロワ。前走は東京で最後にドドッとかわされたが、阪神内回りなら粘りは増すはず。使い詰めのところにきての連闘が心配だが、ここを勝って、夏休みを気分よく過ごしてほしい。
 推奨穴馬はショウナンアンセム。道悪は得意。

 ラジオNIKKEI賞は◎ベレヌスが本命。芝は1戦1勝で底を見せておらず、ダートで走っていたので、道悪はよさそう。今をときめく杉山厩舎から新星が。

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