2021年2月28日日曜日

【中央競馬予想と与太話】阪急杯、中山記念(2021)~遅咲きの名スプリンター~

 今週から中山開催が開幕。一方、阪神は第1回の開催が引き続き行われる。今年と来年は京都の改修のため、イレギュラーな日程が続くのだろう。

 日曜は阪神で阪急杯が、中山で中山記念が組まれている。阪急杯は65回目の、中山記念は95回目の節目を迎える。
 節目繋がりで、阪急杯の第45回目の勝ち馬がダイタクヤマト。父ダイタクヘリオス、母ダイタクブレインズというダイタクの自家生産馬だ。橋口弘次郎厩舎からデビューし、1997年に石坂厩舎が開業すると、そちらに移籍した。独立する石坂師への、橋口師からの餞別だったそうだ。
 古馬になって力をつけ、あっと言わせたのが2000年のスプリンターズS。江田照男騎手を背に、16頭立ての16番人気で優勝という超大穴を開けた。
 その翌年の3月に阪急杯に出走。当時は1200 mだったレースを2番人気で勝利した。このときの鞍上は、なぜかデムーロ騎手。どういう事情だったのだろう。
 遅咲きの名スプリンターだった。管理した石坂師も本日で引退。お疲れ様でした。

遅咲きのスプリンター、ダイタクヤマト。JBISサーチより

 レースにいってみたい。
 GI馬が3頭出走し、人気を集めている。本命はその中の一頭、インディチャンプ。GIを二つも勝っているわりには1番人気になることが少なく、今回もどうやら2、3番人気か。前走に続く1400 m戦で慣れを見込む。
 推奨穴馬はロードアクア。1400 mがよいほうに向けば、ここでも通じないか。

 中山記念は◎クラージュゲリエを狙う。実力馬が復調。

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