2015年2月18日水曜日

大津市科学館に行ってきた~小学1年と年少組の子どもを連れて~

 子どもも大きくなってきたので、大津市科学館に連れて行った。そろそろこういう施設も楽しめるんじゃないかと思っていたら、予想以上に大喜びだった。ただ、カメラを忘れたのは残念だった…。

大津市科学館


 電車で大津市科学館に向かった。京阪大津線の膳所本町駅で下車。初めて降りたのだが、こんな古い地域だったとは知らなかった。神社や和菓子屋が軒を連ね、民家も歴史を感じさせる建物が多い。膳所城のお膝元だった頃からの街並みなのかもしれない。名門、膳所高校の最寄り駅でもある。

膳所本町



【まずはクイズラリー】
 それはさておき、科学館へ。30分後にプラネタリウムが上映されるというので、まずはそのチケットを入手。未就学児の息子は無料なのだが、その分は事務所まで取りに行かなければならないのは面倒だった。
 プラネタリウムが始まるまでにクイズラリーに挑戦。上級者コース(小学校高学年向け)と初心者コース(低学年向け)がある。わが家はもちろん初心者コース。鉱石の名前などを記入して提出すると、カードがもらえた。子どもたちはこういうゲームが大好きだ(私も好きだった)。ただ、せっかくもらったカードは、その日以来、目にしたことがない…。
 下のリンクはそのクイズラリーの用紙。どんな問題か見たい人はこちらを。



【続いてプラネタリウム】
 いざプラネタリウムへ。ギリギリに入ったのであまりよい場所には座れなかった。自由席なので、よい席で見るには場所取りが必要だ。
 天文大すき(子ども向け番組)というプログラムを鑑賞。まずは科学館のスタッフが、本日の大津の夜空に見える星を解説してくれた。冬の大三角とは懐かしい。昔に習ったが、とうに忘れていた。
 続いては、星座物語「オリオンとアルテミス(オリオン座・月)」。これはよかった。オリオン座のオリオンと月の女神アルテミスの間にこのような物語があったとは。
 最後は天文話題「宇宙探検シリーズ4 めざせ!宇宙飛行士」。宇宙飛行士にあこがれる子どもたちは興味津々なのだろうが、うちの子たちはあまり興味がなかった。最後は「早く出たいよう」と、やや飽き気味に…。



【再び科学館へ】
 再び科学館へ。娘はトライアルジャンプが面白かったそうだ。しかし、ジャンプの高さを競っているだけで、何が科学的なのかは全く分かっていなかった…。



 息子は「琵琶湖の生きもの」コーナーのタッチパネルのクイズなどで遊んでいた。
 二人とも何が科学なのかはよく分からなかったが、おおいに楽しんだし、それでよし。また行こう。

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2015年2月15日日曜日

【お父さんの週末料理】2015年2月14・15日~カップ麺には勝てない~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小1)、息子(年少)の4人である。なお、朝ご飯はパンとヨーグルト程度で済ませているので、特別に何か作ったとき以外は省略する。


 今週はバレンタインデーだったが特別メニューはナシ。ご飯を炊かずに麺類で攻めてみた。

 2月14日(土) 

◆昼ご飯◆
 娘と妻の要望でうどんに。娘はざるうどんがよかったのだが、妻が「寒い」と却下。焼きうどんになった。

<具だくさん焼きうどん>
 具だくさんの焼きうどん。うどんは3玉。具は豚肉、タマネギ、ニンジン、ピーマン、エリンギ、コンニャク、キャベツ。醤油と白だしで味をつけた。

<カツオたたき>
 安くて美味かった。

<海藻サラダ>
 娘が、買い置きしてあった海藻サラダを食べたいというので、水菜を加えて出した。水菜はちょっと育ちすぎていて苦かった。

<おでん>
 水曜(祝日)に作ったものの残り。

<きんぴらゴボウ>
 昨晩に作り置きしたもの。ゴボウサラダ(下記のリンク)をマヨネーズで和えずに、ごま油で炒めて醤油とみりんを絡めた。娘が苦手なのでピリ辛はナシ。
参考レシピ:キューピーとっておきレシピ

<ボンタン>
 食後にボンタンを食べた。ボンタンアメのボンタンである。水気の少ないミカンで、さっぱりして美味しかった。

―評 価―
 おおむね好評。麺類はつるつる食べてしまうが、高カロリーなので大人は食べ過ぎに注意。サラダの水菜は苦かったが、残さず食べた。偉い。

◆晩ご飯◆
 妻のリクエストで豆乳鍋。

<豆乳鍋>
 市販の鍋つゆを二袋使った。具は豚ロース、鶏もも肉、大根、白菜、水菜、コンニャク、エノキ。シメは春雨。ちょっと少ないかなあと思っていたが、お腹いっぱいになった。

<おでん>
 水曜に作ったのの残り。これで食べ終わった。

<カツオたたき>
 昼の残り。

―評 価―
 豆乳鍋は、肉は好評、野菜は不評。分かりやすい。娘は、サラダや野菜炒めは好きなのだが、ゆでた野菜はやや苦手。私もそうだったので気持ちは分かる。息子はゆでた野菜も比較的大丈夫だが、今日の水菜には苦戦していた。二人とも、残さず食べたのは偉かった。


 2月15日(日) 
◆昼ご飯◆
 今週は外食はないので、代わりというわけではないがカップラーメン大会。

<カップ麺>
 それぞれが好きなカップ麺を買った。娘は野菜たっぷりチャンポン、息子はポケモン醤油味、妻は韓国の激辛麺、私はカップ焼きそば。

<エリンギとベーコンのマヨ醤油炒め>
 ベーコン、エリンギ、菜の花(下ゆで済み)を炒めて、マヨと醤油で味付け。ベーコンは弱火でゆっくり炒めて、じっくり脂を出すのがコツ。

<サラダ>
 水菜、大根、キュウリ。苦い水菜を完食した。

<果物>
 立派なイチゴ一粒と、ボンタン。子どもたちはバナナ1本ずつ。

―評 価―
 子どもたちは、私が昨日作った焼きうどんの5倍のスピードでカップ麺を平らげた。私も子どもの頃はそうだったなあ。カップ麺にはかないません。

◆晩ご飯◆
 娘がアジフライを希望したが、アジが売っていなかったのでイワシフライに。

<イワシフライ>
 3枚におろしてフライに。フライにするには小さすぎないか心配したが、うまくできた。

<てきとーポタージュ>
 先週買ったじゃがいもがブヨブヨにならないうちにポタージュに。最後にミキサーにかければ普通のポタージュになるのだが、面倒なのでお玉で崩すのが「てきとー」ポタージュ。じゃがいもとタマネギの食感が残り、思った以上に好評のメニュー。レシピというほど大層ではないが、紹介しておく。好みで牛乳を入れても美味しい。
レシピ
(1) タマネギとじゃがいもを(別々に)多めのバターで炒める。これによって乳化され、なめらかになるらしい。
(2) お湯にコンソメの素を入れ、炒めたタマネギとじゃがいもを投入。
(3) じゃがいもが崩れるまで、フタをして20分ほど弱火で煮る。
(4) お玉でタマネギとじゃがいもを好みの硬さに崩す。粗めに崩しても美味。
(5) 塩で味を調えてできあがり。

<蕎麦>
 ご飯の代わりに蕎麦。娘の希望で冷たい蕎麦にした。冬にざるそばもいい。

<サラダ>
 大根、ニンジン、キュウリ、(ゆでた)菜の花。ニンジンとキュウリは息子が切った。けっこう上手に包丁を使う。

<手羽元と里芋の煮物>
 おでんの煮汁の残りで煮物。手羽元と里芋を(別々に)下ゆでし、おでんの煮汁で、ゆらゆら程度の火加減で煮込む。しっかり下ゆでしておけば10分程度でも食べられるが、やはり1時間以上煮込んだほうが美味。今回はスペシャルアイテムとしてゆで卵を加えた。

―評 価―
 どれもかなり好評で、あっという間に食べ終えた。たまにはご飯の代わりに麺類もいいものだ。イワシフライも、骨や臭みは気にならなかったようで、もりもり食べた。これだけパクパク食べてくれると、作った側も嬉しいものだ。

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【予想の回顧】京都記念、共同通信杯、アルデバランS、クイーンC(2015)

 今週は京都記念。予想通り二強の人気が抜けている。
 本命◎スズカデヴィアスは4番人気とはいえ単勝は16.1倍。レースでは予定通りハナを切り、スローに落とす。競りかけてくる馬もいず、楽な手応えで4コーナーへ。直線ではラブリーデイとの叩き合いにわずかに屈したが、キズナの追撃は抑えきって見事に2着を確保。行った行ったの決着。
「こうなればいいなあ」
と思っていた通りの展開で、気持ちよく馬連を的中した。もう少しつくかと思ったが、競馬はあたってナンボ。文句は言うまい。

 共同通信杯では◎ドゥラメンテが抜けた1番人気に。1番人気だろうとは思っていたが、ここまでとは。レースでは好発を切って先団にとりつくが、かなり行きたがっている。直線ではポッカリと進路が開き、あとは弾けるだけだったのだが、先に抜けたリアルスティールを捉まえきれずに2着。勝った馬を褒めるべきか、行きたがった分だけ弾けなかったのか。おそらく、その両方なのだろう。
 馬券は点数を絞っていたためリアルスティールを押さえておらず、ハズレ。

 土曜は京都でアルデバランS。
 本命◎メイショウイチオシは少し出は悪かった程度のスタート。しかし、なぜか下げて最後方へ…。ハナを切る予定だった馬がこれでは万事休す。4コーナーでは団子になった馬群の大外を回さざるを得ず、バテた馬をかわしただけの12着。今回は控える競馬を試したのだろうか…。納得のいかない乗り方だった。

 東京ではクイーンC。
 本命◎ロカは恒例の出遅れだが、前走よりはマシ。道中は最内に入れて前に壁を作る。頭を上げて行きたがっていた前走のようなことはなかった。直線では外に持ち出して馬群を割り、抜け出したキャットコインに迫る。
「差せ~」
という声に応えて伸びてきたのだが、最後は内にササる感じになり失速。3着に終わった。スタートと気性の改善が望まれる。
 勝ったキャットコインはこれで3連勝。勝ちっぷりが地味なのでなかなか人気にならないが、こういう馬には注意が必要だ。

 今週は4戦1勝だったが、そこそこついたし、他もポツポツ当たったのでトントン。来週こそはプラス収支といきたいものだ。

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2015年2月14日土曜日

【予想と与太話】京都記念、共同通信杯(2015)~アテにならないオヤジの記憶~

 今週は京都で京都記念、東京で共同通信杯が行われる。
 共同通信杯は「GIIIのままでいいのか」と言いたくなるほどの出世レースだ。ミスターシービー、ナリタブライアンの三冠馬をはじめ、数多くの名馬を送り出してきた。近年もゴールドシップ、ディープブリランテ、イスラボニータなど、続々とGI馬を輩出している。東京1800 mは底力が試されるコースなのだろう。
 私が印象に残っているのはメジロブライト。河内騎手を背にここを快勝し…と思っていたら、鞍上は松永幹夫騎手だった。河内騎手に手が替わったのは菊花賞の後からだったそうだ。人の記憶(特にオヤジの記憶は)はアテになりませんなあ。

 レースにいってみたい。
 今年も楽しみな馬が揃った。本命は◎ドゥラメンテ。前走の勝ちっぷりが圧巻。中団から抜け出すと、最後は流して0.9秒の大差をつけた。そこから中1週で反動が心配されるため、出走が正式に決まるのが遅くなったが、出てきたからには大丈夫と判断したい。その前走と同じコースで、再び衝撃の勝ちっぷりを見せてほしい。
 推奨穴馬はソールインパクト。あとひと押しが足りないが、いつも差はわずか。人気の盲点か。

 京都記念は思い切って◎スズカデヴィアス。京都の2200 mで単騎の逃げが見込めるここは、前々走の再現がないか。二強には後ろで牽制し合ってほしい。

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2015年2月13日金曜日

【予想と与太話】クイーンC、アルデバランS(2015)~いつの間にかなくなったレース~

 今週はバレンタインデー。昔はソワソワしたものだが、今は娘から何がもらえるのかと楽しみにする程度だ。
「そういえば、バレンタインSというレースがあったはずだが」
と思って調べてみると、2010年を最後に行われていない。勝ち馬にはサイレンススズカ、オフサイドトラップというGI馬の名前も見えるが、どういう事情でなくなったのだろうか。

 そんな土曜の京都メインはアルデバランS、東京メインはクイーンC。
 アルデバランSは星の名前シリーズの一つだ。先日、子どもたちを連れてプラネタリウムを見に行ったこともあり、アルデバランについて調べてみた。アルデバランはおうし座で最も明るい星で、1等星の一つなのだそうだ。そういえば、4歳の息子が4月生まれのおうし座だ。息子に予想させれば当たるかもしれない。

 レースにいってみたい。
 ダート1900 mのオープン特別ハンデ戦。いかにも荒れそうな条件で、実際に昨年も馬連は万馬券。今年も荒れるのだろうか。
 本命はメイショウイチオシ。前走は昇級初戦で厳しい展開だったが、0.8秒差の4着なら及第点。今回はもう少し展開にも恵まれそうだし、前走以上を期待したい。相手筆頭は○ベルサリエーレ。行った行ったがないか。
 推奨穴馬はマイネルバイカ。走るときと走らないときが極端な馬。走るときなら。

 クイーンCは◎ロカを狙う。まだ気性の問題で目一杯仕上げていないようだが、それでも能力が上と見た。

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【書評】瀧羽麻子『左京区恋月橋渡ル』(小学館文庫)

今度はイカ京「が」恋する物語

『左京区七夕通東入ル』の続編・姉妹編。単体でも楽しめるが、前作を読んでいれば面白さは5倍(当社比)。ぜひ前作を読んでからこちらにとりかかってほしい。

 その前作ではサブキャラだった山根が主人公。「イカ京を形にしたらこんな人になった」感じの大学院生だ。ちなみにイカ京とは、「いかにも京大生」の略で、あまりイケてない京大生を揶揄した言葉である。おもに理系男子学生で、チェック柄のシャツをジーンズに入れて、黒いベルトをしているのが典型的な姿だそうだ。
 その山根が恋に落ちる。そして一途に彼女を想い、恋のジェットコースターで浮いたり沈んだりを繰り返す。そしてついに告白タイム。その結果は…。

 という、粗筋だけを書けばいかにも単純な青春小説なのだが、そこがいい。20代前半の頃の、青臭くも瑞々しい感覚が蘇ってくる。寮の仲間たちをはじめとする脇役陣もキャラが立っていて、青春まっ盛りの自由さと躍動感が伝わってくる。葵祭や送り火など、京都の行事が節目のシーンを彩っているのもいい感じだ。
 恋と仲間。青春とは切り離せない2大キーワードがてんこ盛りの恋愛小説。今回も元気をもらった。

 ところで、主人公に感情移入するよりも、主人公を見守る父親のような感覚で読んでいる自分を発見。少し寂しい…。



2015年2月11日水曜日

【お父さんの週末料理】2015年2月11日~新・定番メニューはゴボウサラダ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小1)、息子(年少)の4人である。なお、朝ご飯はパンとヨーグルト程度で済ませているので、特別に何か作ったとき以外は省略する。
 祝日もおおむね私が料理を担当。2月11日は、昼は出かけたので外食だった。

 2月11日(水・祝) 
◆晩ご飯◆
 娘と息子の意見が珍しく一致して、メインはつくねバーグ。

<つくねバーク・つくね団子兼用メニュー>
 鶏ミンチを使って、つくねバーグとつくね団子を同時に作った。全く同じタネを焼いてつくねバーグにし、残りはおでんに転用した。
レシピ
(1) 鶏ミンチ400 gに塩3つまみを加えてよくこねる。娘が混ぜ混ぜ係を担当。
(2) ニンジンのみじん切り、おろし生姜、卵2個、醤油、鶏ガラスープの素、ごま油、片栗粉を加えて混ぜる。
(3) 形を整えて、焼く(おでんのほうは、煮る)。

<ゴボウサラダ>
 一度作ってみたら思いのほか好評だったので、最近、定番メニュー入りしたメニュー。水気をよく切るのがコツ。和え物やおひたしは、水気をよく切るのが大事だ(と、最近知った)。
参考レシピ:キューピーとっておきレシピ

<サラダ>
 キャベツ、大根。

<ポテサラ>
 昨日の夜に作り置きしたもの。カリカリに焼いたベーコンを混ぜたら大好評だった。

<刺身>
「本日のお買い得」のビン長マグロ。

<ナメコ汁>
 ナメコと豆腐と油揚げの味噌汁。

<ピーマン>
 つくねバーグの付け合わせ。うちの子どもたちはピーマンを好んで食べる。

<ご飯>

―評 価―
 かなり好評。自分が作ったものは美味しく感じるのか、特につくねバーグはパクパク食べた。ただ、卵は1個でよかったかもしれない。タネがちょっとゆるかったような。

 番外編 
◆明日以降の分を作り置き◆
 妻が風邪気味で、負担を減らす意味もあって、明日以降の分を作り置き。この寒い時期に作り置きといえば、やっぱおでんでしょう。

<おでん>
 手間はかかるが、煮物は、時間のあるときは煮汁と具を別に煮込むと美味。煮汁は、ダシを取るときも具を煮込むときも「ゆらゆら」状態を保つのがコツ。また、煮物にはスルメのダシがいい。わが家はおつまみ用にスルメ(北海スルメ)が常備してあるので、気合いを入れて煮物をするときには、これを使う(1枚100円ですが)。
レシピ
(1) 前日に出し昆布とスルメを水につけておく。
(2) 中火にかけ、沸騰直前にとろ火に落とす。
(3) 「ゆらゆら」の状態で20分出しを取る。
(4) ゆで卵、大根、手羽元、つくね団子を下ゆで。つくね団子以外は水から煮る。ゆで卵は沸騰後10分、大根は米のとぎ汁で20分、手羽元は5分、つくね団子は浮き上がってくるまでゆでる。
(5) 煮汁に(4)と好みの具材(今回は市販のおでん具材と結びしらたき)を加え、中火にし、沸騰直前にとろ火に。
(6) とろ火でひたすら煮込む。


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2015年2月9日月曜日

【お父さんの週末料理】2015年2月7・8日~嫌いなら先に言えっての~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。平日は妻が、週末は私が食事担当というスタイルが、子どもが生まれた頃から続いている。私は密かに料理好きなのであった。
 以前から何を作ったか残しておきたいと思っていたのだが、料理ブログといえば写真が必須というイメージがあり、なかなか手がつけられずにいた。しかしふと
「写真はなくてもええやん」
ということに気づき、備忘録をかねて記すことにした。
 ちなみに家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小1)、息子(年少)の4人である。なお、朝ご飯はパンとヨーグルト程度で済ませているので、特別に何か作ったとき以外は省略する。

 2月7日(土) 
◆昼ご飯◆
 娘の希望でたらこパスタがメイン。

<たらこパスタ>
 たっぷりのバターとパスタを絡ませ、乳化させるのがコツ。以前にからすみパスタを作ったときはバターをケチってパサパサになり、妻に酷評された。
参考レシピ:みんなのきょうの料理

<サラダ>
 キャベツ、大根、菜の花。

<刺身>
 息子が選んだビン長マグロ。

<スープ>
 鶏肉専門店で買った小骨で出汁を取り、塩のみで味付け。具はマッシュルーム、ジャガイモ、大根、タマネギ、ニンジン。

<コロッケ>
 バロー名物、1個18円のコロッケ。一人あたり2分の1個ずつ。

<手羽元の煮物>
 いつも醤油風味では芸がないので、さっぱりポン酢味で。
参考レシピ:みんなのきょうの料理

―評 価―
 パスタも手羽元も大好評。娘は食べ過ぎてお腹がいっぱいになり、食べ終えるのに時間がかかった。

◆晩ご飯◆
 メインはカキ。いつもカキフライばかりなので、何か別の食べ方を。

<蒸しカキ>
 昆布を敷いて大根をかぶせてカキを蒸した。下記のレシピをカブの代わりに大根でアレンジ。
参考レシピ:みんなのきょうの料理

<刺身(ヅケ)>
 昼のビン長マグロの残りはヅケに。キッチンペーパーで巻くと、ひっくり返さなくても全体に味が回る。刺身とはまた違った味わいに。
レシピ
(1) 刺身のサクに熱湯をかけて霜降りにし、キッチンペーパーで巻く。
(2) 醤油:みりん=1:1のタレに漬ける。今回は小ぶりのサクなので大さじ1ずつ。
(3) 冷蔵庫で寝かせる。

<サラダ>
 昼と同じ材料。

<手羽元の煮物>
 昼の残り。

<スープ>
 昼の残り。

<ポテトサラダ>
 1週間前のジャガイモが残っていたので、ブヨブヨになる前にポテサラに。

<ご飯>
 昼のたらこの残りでたらこご飯に。

―評 価―
 息子がカキを食べようとしない。フライ以外のカキは苦手だったのだ。買い物でカキかタラか迷っていたところ「カキにする」といったのはお前じゃないか…。息子がカキが苦手だったのは昔の話で、ずいぶん好きになってきたと思っていたのだが、カキフライ専門だったそうだ…。先に言えっての。
 カキ好きの娘(と私)には大好評。カキが苦手の妻と息子には不評。

 2月8日(日) 
◆昼ご飯◆
 日経新聞のサイトで見た中華料理をメインに。

<麻婆レンコン>
 下記のレシピにモヤシを加えた。子どもは豆板醤抜きで。2回炒めるのは面倒だ。
参考レシピ:日経新聞おすすめレシピ

<うまうま鶏肉ハム>
 正月に作った鶏肉ハムが美味しかったので、いろんなバージョンを作っている。簡単で美味しく、日持ちもする。お弁当にもバッチグー(死語)だ。コツはラップできっちり巻くこと。今回は特売のササミを使用したが、モモ肉やムネ肉のほうが美味。
レシピ
(1) ササミに下味をつけてラップできっちり巻き、2~3時間冷蔵庫で寝かす。下味は塩麹(2本)、醤油とみりん(2本)、チヂミのたれ(1本)。
(2) 耐熱皿に入れ、500 Wのレンジで4分加熱。
(3) ササミをひっくり返して、さらに3分加熱。
(4) しばらく寝かせて味が馴染んだらできあがり。

<サラダ>
 キャベツ、大根、菜の花、コーン。

<手羽元の煮物>
 昨日の残り。

<スープ>
 昨日の残り。

<ポテトサラダ>
 昨日の残り。

<ご飯>
 昨日のたらこの残りでたらこご飯に。

―評 価―
 麻婆レンコンはショウガがききすぎて少し辛かったらしい。娘は辛いのが苦手だ。息子は辛いのが好きなので豆板醤入りを与えたのだが、さすがに辛すぎたようで食べられなかった。スマン。また、モヤシを入れたため水分が出てしまい、少し水っぽくなったのは失敗だった。麻婆には春雨が定番な理由が分かった。
 鶏肉ハムは普通に好評。

◆晩ご飯◆
 私は所用で外食だったのだが、なるべく作っていった。メインは娘の希望でピザ。

<ピザ>
 市販品のマルゲリータ。焼くだけ。

<うまうま鶏肉ハム>
 昼の残り。

<サラダ>
 キャベツ、大根、菜の花。

<スープ>
 昨日の残り。

―評 価―
 私は外食だったため聞いていないが、大喜びでピザを食べたに違いない。ちょっと少なめだったので、妻が何か足してくれたかも。

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2015年2月8日日曜日

【予想の回顧】きさらぎ賞、東京新聞杯、すばるS(2015)

 京都のメインはきさらぎ賞。
 本命◎ポルトドートゥイユは後方から。4コーナー手前から先に仕掛けてルージュバックに並びかける。しかし、直線では突き放されて2着に終わった。正攻法で勝負を挑んだが、相手が悪かったというべきか。
 馬券はルージュバックを蹴飛ばしていたため、ハズレ。この馬が来たら仕方がない。

 東京では東京新聞杯。
 本命◎フルーキーはレース直前に1番人気になった。後方からレースを進めるが、3、4コーナーでは内に閉じこめられ、進路が開かない。直線入り口で躓いた(ように見えた)ときには
「終わった」
と思ったのだが、そこからラチ沿いをグイグイ伸びてきてクビ・クビ差の3着に突っ込んだ。不利がなければ勝っていたのでは。なかなか勝運に恵まれないが、いずれ重賞には手が届きそうだ。
 馬券は馬連で買っていたのでハズレ。不利さえなければ…。

 土曜は京都ですばるS。本命◎メイショウノーベルは7番人気。もっと人気すると思っていたので、おいしく映った。
 レースでは、好スタートから、前に行く3頭を見る形に。いい感じに見えたのだが、4コーナーで手綱をしごいても前に取り付けず、9着。1400 mは長いのか、オープンは家賃が高いのか。いずれにしろ、完敗だった。

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2015年2月7日土曜日

【予想と与太話】きさらぎ賞、東京新聞杯(2015)~GIで先頭でゴールしたのに残念だった唯一の馬~

 今週は京都できさらぎ賞が、東京で東京新聞杯が行われる。
 きさらぎ賞は、昔はさっぱりクラシックに結びつかなかったのだが、近年はメイショウサムソンやオルフェーヴルといったダービー馬を初め、多数のGI馬を輩出する出世レースとなった。調教技術の進歩もあり、有力馬が寒い時期から始動して賞金を確保し、余裕を持ってGIに臨むという図式が確立してきたのだろう。
 今年も、大物がいるのだろうか。

 レースにいってみたい。
 今回も、少頭数ながら楽しみな馬が顔を揃えた。本命は◎ポルトドートゥイユ。発音しにくいが、ラタトゥイユと何か関係があるのだろうか。
 その母はポルトフィーノ。GIレースで真っ先にゴールしたにもかかわらず、結局は重賞すら勝てずに引退した馬だ。それも失格・降着ではなく、スタート直後に武豊騎手を振り落として、カラ馬の状態で1番にゴールを駆け抜けたのだ…。JRAのGIでカラ馬が先頭でゴールしたのは、後にも先にもこの馬だけらしい。印象に残るレースだ。
 脇道にそれたが、その息子のポルトドートゥイユは、母に似ずお利口さんらしい。京都の1600 mはディープ産駒のために作られたかのようなコース。スローの用意ドンの展開は得意とするところ。今回から因縁の(?)武豊騎手を背に、母の無念を晴らしてほしいものだ。
 推奨穴馬はネオスターダム。先週からのコース替わりで、京都の芝は前が残る。ハナを切ることになりそうなこの馬が怖い。

 東京新聞杯は人気でも◎フルーキー。昨秋に復帰後、2連勝でオープン入りし、その後は重賞で2、4着。スカッと決めてほしい。

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2015年2月6日金曜日

【予想と与太話】すばるステークス(2015)~和名の星が少ない訳は~

 今週は東京の友人と数年ぶりに会い、旧交を温めた。ついでに財布も温めたいものだ。
 そんな土曜の京都メインはすばるS。星の名前シリーズの一つだ。星の名前というとアンタレスとかリゲルとか、なぜカタカナ語が多いのだろう。日本でも昔から星が見えたはずなのに…と疑問に思ったのが昨年のこと。
 そこで今年は、これについてグーグル先生に尋ねてみたのだが何も情報を拾えなかった。アンタレスには赤星、リゲルには源氏星という和名があるのに、なぜカタカナ語のほうが広まっているのだろうか。これらの星は理科の本でもカタカナだし、カタカナが正式名称なのだろう。なぜなんだろうか…。

 それは来年までの宿題として、レースにいってみたい。
 ダート1400 mのオープン特別。フェブラリーSに出られない馬たちが大挙登録したのか、22頭もの除外馬が出た(大半は権利取りなのかもしれないが)。
 本命は◎メイショウノーベル。昨年の今頃は500万クラスだった馬が
「5歳になってこんなんじゃイカン」
と思ったのか、1年経たないうちにオープンクラスに出世した。前走はあと一歩で勝ちを逃したが、引き続きチャンス。今なら1400 mでも。意外に人気がなさそうだ(シメシメ)。
 推奨穴馬はキングヒーロー。叩き2走目で一変がないか。

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2015年2月5日木曜日

映画評 『マンマ・ミーア』

 歌とダンスの圧倒的迫力はもちろん、そこに絶妙なタイミングで下ネタが加わり笑いを誘う。ストーリーなんてどうでもいい(とは言い過ぎだが)。ABBAのミュージックに乗せたダンスシーンは圧巻の連続。
 極上ミュージカルに吉本的お笑いの要素を加えたとでも言えばよいのか。

 この映画を見ると、数日以上は「Dancing Queen」が脳内で再生される続けるので要注意!



2015年2月1日日曜日

【予想の回顧】シルクロードS、根岸S、北山S(2015)

 日曜は京都でシルクロードS。
 本命の◎アンバルブライベンは2番人気。てっきり1番人気と思っていただけに、おいしく映った。スタートはいつもほどの出脚ではなかった感じもしたが、押して押してハナへ。前半の3ハロンは33.9秒。思ったよりもスローだ。余力十分に直線を向くと、後続との差を広げ、最後はサドンストームの追撃を抑えて見事に1着。着差以上の強さだった。
「この馬についていったら、共倒れになる」
と周囲に思わせていることが好結果の要因の一つだろう。
 高松宮記念には向かわないとのことだったが、路線変更があるかもしれない。
 馬券は馬連を取った。1600円もつくとは思わなかった。ラッキー。

 東京では根岸S。
 こちらの本命◎エアハリファは1番人気。こちらは1番人気になるとは思わなかった。
 道中は中団の後ろあたりにつける。想定よりもやや後ろだ。直線を向いてもまだ後方。しかも外の馬が寄せてきて進路が狭くなりかける。
「ヤバイ」
と思ったのだが、狭いところを抜けてきて、一気に差しきった。強かった。
 2着争いはアドマイヤロイヤル(買ってない)が抜け出たところに、ワイドバッハ(買っている)が襲いかかる。
「差せ差せ~」
という声に応え、2着に浮上してくれた。
 馬券は馬連を取った。人気の組み合わせだったが、本線だったのでけっこう浮いた。

 土曜の京都メインは北山S。
 本命の◎ワンダーアシャードは1番人気。スタート直後には2番手につけ「よしよし」と思っていたのだが、テレビカメラが後方を映してから前方に返ってくると、なぜか3列目に下がっていた。
「あら? でも、まあ大丈夫だろう」
4コーナーで外に持ち出すが、前が開くのに少し時間がかかった。その間に、逃げたキクノソルがセーフティリードを確保し、焦点は2着争いに。粘るヒラボクプリンスワンダーアシャードが迫るが、ハナ差及ばず3着。無念の結果に終わった。
 結果論だが、向こう正面でポジションを下げたことが敗因につながったか。ちょっと余裕を持って乗りすぎたかもしれない。

 今週は3戦2勝。東西重賞を二つとも当てたのはいつ以来だろうか。トータルもプラスになた。

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2015年1月31日土曜日

【予想と与太話】シルクロードS、根岸S(2015)~血統がシブすぎる~

 今週は京都でシルクロードS、東京で根岸Sと、GIの前哨戦が行われる。
 シルクロードSはGIのステップレースなのになぜハンデ戦なのだろうと、毎年不思議だったのだが、その謎が解けた。JRAとしては、阪急杯とオーシャンSをステップレースと位置づけており、優先出走権も与えている。それに対してシルクロードSは、単なる冬のスプリント重賞に過ぎないということなのだそうだ。確かに、納得できないことはないかなあ。
 しかしロードカナロアやドリームバレンチノなど、ここをステップに本番で結果を出している馬も多く、事実上は有力な前哨戦と言える。今年もここから有力馬が出るだろうか。

 レースにいってみたい。
 土曜のレースを見ていると、コース替わりの影響か、京都の芝はかなり前が残る。それでなくても、京都の芝1200 mは内の先行馬が有利なコース。となれば本命は人気でも◎アンバルブライベン。昨夏から力をつけてきた、遅咲きの牝馬だ。55.5 kgのハンデは楽ではないが、このレースは重ハンデの馬が結果を出しているし、大丈夫ということにしておきたい。クラウンドプリンス、スプレンディドモーメント、ルールオブローとつけられてきた超シブシブ血統の快足馬に期待。
 推奨穴馬はバクシンテイオー。休み明けの前走で好走した。ハンデ据え置きも有利。

 根岸Sはエアハリファ。落ち着いた流れになると見た。

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2015年1月30日金曜日

【予想と与太話】北山ステークス(2015)~洛中か洛外か~

 毎週のように書いているが、本当によく雨が降る。1月の(降雪ではなく)降雨量としては異例なのではないだろうか。
 そんな東京出張を控えた土曜の京都メインは北山S。京都の通り名シリーズの一つである。北山通りは洛中に入るのか洛外になるのか微妙なラインだ。洛中という言葉には厳密な定義はないので、人によって意見が異なるのだろうが、個人的には地下鉄も延伸したし、洛中に入れてよいのではないかと思う。

 レースにいってみたい。
 ダート1800 mの準オープン戦。かなり長い間、この時期と条件で行われているレースだ。
 本命は昨年の2着馬◎ワンダーアシャード。前走は、勝ち馬にはちぎられたが2着を確保。いつもとは違う差しの競馬でも結果を出した。なかなか勝ちきれない馬だが、今度こそを期待したい。
 推奨穴馬はヒラボクプリンス。着順ほど負けていない。

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2015年1月25日日曜日

書評 夏樹静子『二人の夫をもつ女』(講談社文庫)

昭和の香りがぷんぷん漂ってくる短編集


 1980年に発売された短編集。表題の「二人の夫をもつ女」を含めた八つの短編が収められている。主人公は全て女性で、みんなハイミスまたはミセスである。彼女たちの一人称で話は語られる。
 各話の根底には「感情のもつれ」がある。主人公の女性たちはみんな、嫉妬、猜疑心、憎しみなどの気持ちを抱いており、それが事件の遠因となっている。そして最後に全てが明らかになったときの、彼女たちの思いが同じなのだ。
「ああ、知らなければよかった」

 各話とも、最後は全てのピースがきっちりはまって話は閉じる。込み入ったトリックはないが、簡潔に、分かりやすく全てがつながる。非常に気持ちよく話が閉じるのだ。構想の段階で、プロットがよく練られているのだろう。
 また郊外団地、夢のマイホーム、公衆電話など、昭和のど真ん中の香りがぷんぷん漂ってくるのもよかった。スーパーマーケットが当たり前になり、核家族化が進み、女性の社会進出も進み始め、女性の立ち位置がおおいに変化した時代だったのだろう。
 私は幼少期を大阪のベッドタウンの新興マンションで過ごしたのだが、その頃の雰囲気を思い出した。妙に懐かしい作品だった。




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【予想の回顧】東海S、AJCC、京都牝馬S(2015)

 日曜の中京メインは東海S。
 ◎コパノリッキーはスタートはそれほどよくなかったが、二の脚で前へ。ニホンピロアワーズの番手に収まる。3コーナーから動き始め、ニホンピロアワーズをかわして先頭に出ると、直線は独壇場。4馬身差の完勝だった。番手で競馬ができたのも収穫だったか。
 2着争いはグランドシチー(押さえてない)が抜け出したところに、最後方からインカンテーション(押さえている)が襲いかかる。
「差せ差せ~」
という声も虚しく、ハナ差及ばなかった。馬券はハズレ。

 中山ではAJCC。
 ◎ゴールドシップは後方から。向こう正面で手綱が動き始め、4コーナー前からムチが入るという惨敗時のパターン。久々に気の悪いところを見せて7着に惨敗。
「もう、マジメに走らないことはないだろう」
と油断させておいて、人気を裏切った。お見事…。
 馬券は、こういうこともあろうかとタテ目も押さえていたのだが、クリールカイザーはノーマークでハズレ。4番人気とは意外だった。みんなよく見ているなあ。ゴールドシップの陰に隠れたが、フェイムゲームの凡走も意外だった。

 土曜は京都で京都牝馬S。
 ◎ベルルミエールは、スタート直後に、外の馬に寄られたのかふらついてしまい後方へ。3コーナーから外を回って追い上げたが、そんな横綱相撲が通用するはずもなく、10着に終わった。内を突いた馬が上位を占めた馬場では厳しかったか。
 レースの結果は、大荒れ。逃げた1着馬(ケイアイエレガント)に続いて、後方から2、3着馬(ゴールデンナンバーパワースポット)が内から差してきた。何回買っても取れそうにないなあ…。

 今週は3戦3敗。年初の一開催が終わったが、さっそく負債を抱えてしまった…。

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2015年1月24日土曜日

【予想と与太話】東海S、AJCC(2015)~人気でも~

 今週は中京で東海ステークス、中山でAJCCが行われる。この時期に横綱(ゴールドシップ)が出走する。よほど元気が有り余っているのだろうか。

 東海Sは平安Sと入れ替わりでこの時期に移ってから3回目。1回目からグレープブランデーがここをステップにフェブラリーSも制した。平安Sはステップレースとしてあまり機能していなかったが、左回りになってどうなるだろうか。

 今年も本番を狙えそうな馬が出てきた。本命は◎コパノリッキー。前々走は崩れたが、スタートでつまずいたのが全てだったか。前走はきっちり巻き返したし、ここも力を見せてくれるだろう。武豊騎手との新コンビにも期待。
 推奨穴馬はランウェイワルツ。安定感が光る。この相手でも。

 アメリカジョッキークラブカップは◎ゴールドシップで仕方なかろう。普通に走れば。相手はフェイムゲーム、ディサイファ、ミトラに絞る予定。

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2015年1月23日金曜日

【予想と与太話】京都牝馬ステークス(2015)~今週は人気薄から~

 数週間前にも書いたが、今冬は雨が多い。雪にならず雨ということは、やはり暖冬なのだろうか。
 この雨のせいか、今年の京都はわりに差しが決まる。例年の正月開催は極端な前残りの馬場になることが多いのだが、今年は少し傾向が違うようだ。

 そんな土曜の京都メインは京都牝馬S。京都牝馬特別(略称、京都牝特)と呼ばれていた頃が懐かしいが、名前が変わってから今回で15回目だそうだ。ところで、どうして名称が変わったのだろう。気になっていた「ステークス」と「特別」の違いを調べてみた。
 結論としては、ステークスも特別も、レースとしての条件は同じで、単に呼び方が違うだけらしい。それなら、なぜこのレースはわざわざ特別からステークスに呼び名を変えたのだろうか。それは、JRAでは準オープン以上のクラスのレースを「~ステークス」に、それより下のクラスを「~特別」に統一したのだそうだ。それまではごちゃ混ぜになっていたのを、この基準ではっきり分けたのが15年前だったらしい。そういえば、4歳牝馬特別がフローラSなどの名に変わったのも同じときだったような気がしてきた。

 前置きが長くなったがレースにいってみたい。
 今年はGI級がおらず、やや手薄なメンバーか。ヴィクトリアマイルには結びつかないかもしれない。この相手なら、◎ベルルミエールで足りないか。このレース、重賞実績のある4歳馬の成績がよいのだ。昇級初戦だが、昨春には重賞で掲示板に載っていたこの馬を狙ってみたい。逃げ馬不在で展開も向きそうだ。
 推奨穴馬も4歳からフォーエバーモア。長期休養明けだが、一発あるならこれか。

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2015年1月20日火曜日

映画評 『エンダーのゲーム』

エンダーだけに、エンダーテイメント


 いかにもハリウッド的なエンターテイメント作品。深い思想や感動があるわけではないが、単純に楽しめる映画だ。
 仲間、ライバル、恋、家族と、お決まりとも言えるテーマが散りばめられるが、壮大な世界観と大迫力の映像をバックに主人公が成長していく様子にのめり込んでしまう。あっという間の2時間だった。
「なんかオモロイことないかなあ」
というときにお勧めの一作。

【粗筋】
 地球が宇宙人の攻撃に遭い、数千万人が死亡。何とか追い払ったものの、2回目の攻撃が近づいている。そんな世界で、少年、少女たちがエリート兵士としての訓練を受ける。その中でも抜群の才能を見せるエンダーという少年が主人公。兵士養成施設に入ったエンダーが、さまざまな課題をクリアして、リーダーとしての資質も磨いていく。
 人類を救うヒーローとして期待のかかるエンダーだが、タイムリミットは刻一刻と迫ってくる。敵の攻撃が近づいているのだ。エンダーは地球を守ることができるのか。



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2015年1月18日日曜日

書評 朝井まかて『ちゃんちゃら』(講談社文庫)

マンションも便利でよいが、庭も捨てがたい


 江戸時代の下町を舞台にした人情小説。と思わせておいて、後半は人情にとどまらない展開を見せる。グイグイ読ませるストーリーに、江戸の庭文化が自然に散りばめられているところも憎い。私はマンション住まいなのだが、庭に対する憧れをかき立てられた。
 読ませる作品なのはもちろんなのだが、やはり朝井氏の小説は庭の描写が印象に残る。樹木、草花、池、石。これらが渾然一体となって一つの庭を造り、見る者を魅了する様子が伝わってくる。
「庭を見れば、その人が分かる」
というのは私がいま考えた格言(?)だが、そう言いたくなる。マンションも便利でよいが、庭も捨てがたいなあ。

【粗筋】
 江戸時代の庭師に弟子入りした孤児が、親方に加え、その仲間や娘たちに囲まれて成長し、自立していく様子が描かれる。やんちゃな青年が、仕事の悩みや恋の煩悶に面しつつも、一本気にそれをくぐり抜けて大人になっていく過程がほほ笑ましい。青年の成長を見えてほほ笑ましく感じてしまうとは、私も歳を取ったものだ…。しかし
「さあ、最後はどういう成長した姿を見せてくれるのだろう」
という期待は、いい意味で裏切られる。大きな影が、密かに彼を狙っていたのだ。




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【予想の回顧】日経新春杯、京成杯、大和S(2015)

 今週は日経新春杯。
 ◎フーラブライドは中団の前あたりにつける。いい手応えで4コーナーを回ると、直線では外へ。外にいる馬をはじくように進路を確保。
「差せ差せ~」
という声に応えてグイグイ伸びてきた。内を抜けてきたアドマイヤデウスには届かなかったが、見事に2着を確保。馬券は1-2着のワイドを取った。馬連だったら万馬券だったが、競馬はあたってナンボ。よしとしておきたい。

 中山では京成杯。
 ◎ベルーフは後方から大外を回す。
「なんぼなんでも、外を回しすぎでは…」
という心配をよそに、怒濤の追い込みで測ったように差しきった。あれだけ外を回って最速タイムで上がってくるのだから、モノが違った。デビューから4走で全て違う競馬場で走って3-1-0-0。楽しみな馬が現れた。ハービンジャー産駒の重賞初勝利となった。
 馬券は馬連を取り、少しプラスになった。

 土曜の京都メインは大和S。
 ◎サウンドガガは予定通り逃げ馬を見る位置につける。いい手応えで4コーナーを回って先頭に並びかけたのだが、直線半ばで脚があがって7着まで。差し馬の展開になっただけに仕方なかったか。

 今週は3戦2勝だったが、大当たりとはいかず、トントン。馬券の買い方は難しい。

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2015年1月17日土曜日

【予想と与太話】日経新春杯、京成杯(2015)~今日も熟女を狙う~

 今週の京都メインは日経新春杯、中山メインは京成杯。
 日経新春杯は今回で62回目を迎える伝統のGII戦。ハンデ戦ということもあり、例年、GI級の参戦は少ない。鬼の居ぬ間にひと稼ぎしようという「冬将軍」が目標とするレースである。
 過去の勝ち馬には第39回から順に、カミノクレッセ、エルカーサリバー、ムッシュシェクル、ゴーゴーゼット、ハギノリアルキングと(個人的に)懐かしい名前が並ぶ。ゴーゴーゼットが勝ったのがちょうど20年前のこと。サッカーボーイ産駒の長距離馬だった。この時代の冬将軍には個性的な馬が多かったように感じるのは、歳を取ったせいかもしれない。

 レースにいってみたい。
 今年も、昨年の覇者を含め、冬将軍っぽい馬が揃った。本命は◎フーラブライド。どうやら今回を最後に引退するようだ。この馬には一昨年の愛知杯でお世話になった。本ブログ史上最大級の大当たりをさせてもらい、人生初のワイド万馬券を取った。最後にもう一度お世話になりたいものだ。
 ハンデはやや見込まれたが、前々走はGIで0.3秒差、前走は56 kgを背負って0.4秒差なら悪くない。京都の長距離線は得意とするところ。昨年3着からの上昇を期待したい。
 推奨穴馬は昇級初戦のトウシンモンステラ…と思っていたら、現時点で何と1番人気。マジっすか。

 京成杯は◎ベルーフが本命。荒削りな馬だけに、外枠はむしろ歓迎か。

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2015年1月16日金曜日

【予想と与太話】大和S(2015)~熟女を狙う~

 珍しく、雨の多い冬だ。これだけ降水量があるのも珍しければ、雪にならず雨が降るのも珍しいように思う。京都の馬場が例年とは違って差しが決まりやすいのも、天候の影響もあるのかもしれない。

 そんな土曜は京都で大和Sが行われる。大和は大和地方、すなわち現在の奈良県を指す。京都の前に都のあったところだ。つい先日も明日香村で古墳が新たに発見された。
「こんな大きいものがなぜ見落とされていたのか」
と驚いてしまうが、見慣れた風景とはそんなものなのかもしれない。灯台もと暗しというやつか(ちょっと違うような)。

 レースにいってみたい。
 ダート1400 mのオープン特別。ここを勝てばフェブラリーSに出られるかもしれない、というメンバーが揃った。本命は◎サウンドガガ。前走は1着馬にはちぎられたが、2着とはアタマ、クビ差の4着。叩き2走目で力を示した。3走目でさらに前進がないか。今年好調の鞍上にも期待。
 推奨穴馬はカフェシュプリーム。穴を開けるなら昇級初戦の馬か。

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2015年1月15日木曜日

映画評 『スイングガールズ』

シンプルで、元気の出る映画。


 名作『ウオーターボーイズ』の女子高生版。田舎の女子高生たちが、ひょんなことから軽音楽グループを作ることになり、七転び八起きしながらグループを成長させていく。何のひねりもないストーリーなのだが、そこがいい。
 軽音楽に打ち込むことになった過程も笑えれば、途中のアクシデントや出会いにもズッこけてしまう。女子高生たちが絆を深めつつ成長していく姿がコミカルに描かれていて、ついつい引き込まれてしまう。
 感動の名作もいいが、こういうシンプルで元気の出る映画もいいものだ。

 一つ残念だったのは、演奏が上達していく過程が大胆に端折られていることか。聞くに堪えなかった演奏が、次のシーンでは突然「いい感じ」になっている。練習シーンをもう少し見せてくれてもよかったかなあ。
 とはいえ、それを差し引いても見る価値あり。ジャズが聴きたくなること間違いなし。

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2015年1月13日火曜日

書評 百田尚樹『モンスター』(幻冬舎文庫)

男目線の美人論


 とんでもない醜女が整形に目覚め、とんでもない美貌を手に入れて故郷に帰り、積年の鬱憤を晴らす。誰でも考えつきそうなストーリーなのだが、その心理描写がすさまじい。醜女の心がねじ曲がっていく様子、美女への嫉妬などが、これでもかと綴られる。ドロドロを通り越して、ネチョネチョだ。
「アホらしい」
と思いつつも
「次はどういう行動に出るのか」
と気になって、ついついハマりこんでしまう。

 私は男なので、醜女の気持ちも美女の気持ちも類推するしかないのだが、醜女は本当にこのように思いこんでいくものなのだろうか。書き手の百田氏も男性であり、心理描写には多分に男性目線が幅をきかせているように感じた。

 百田氏の作品は初めて読んだのだが、最初の一冊としてはやや変化球に過ぎたかもしれない。
 本書を読んで、女性はどのような感想をもつのだろうか。この本を買ってきた妻に聞いてみたい気もするが
「だから男は、うんぬん」
と説教されそうな気がする。いや、オレがこう思ってる訳じゃないんですけど(なぜ言い訳が…)。




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2015年1月12日月曜日

【予想の回顧】シンザン記念、フェアリーS、淀短距離S、寿S、招福S(2015)

 日曜は京都でシンザン記念。
 ◎ダッシングブレイズは蓋を開けてみれば、やや抜けた1番人気。そこまで人気するかな。
 後方からレースを進めるが、直線に入ってもいまいちエンジンがかからない。残り1ハロンでようやくエンジンに火がついて追い込んできたが、時すでに遅し。4着に終わった。同じ位置にいた馬が上位を占めたのだから、物足りなかった。距離が伸びるほうがよさそうだ。
 実は、パドックでダッシングブレイズがあまりよく見えなかったので、ダッシングブレイズを含む4頭のボックスで勝負したのだが、1~3着の馬はボックスに入っておらず、惜しくも何ともなかった…。内枠の先行馬に固執しすぎたかもしれない。

 土曜の京都メインは寿S。
 ◎アドマイヤスピカは前に行けず後方から。この日の京都の芝は意外に差しが決まっていたので、いいかもしれない。内枠ということもあり、4コーナーでは果敢に内に突っ込んだがモロに前がふさがりジエンド。かなり脚を余した。あの位置取りから内を狙うのは無理があったかもしれない。だが、突き抜けていれば好騎乗ということになったのだろうから、紙一重か。

 中山メインは招福S。
 こちらは直線で◎マイネルバウンスの進路が空いて、内を抜けてきた。ところが外から差してきたストロングサウザーの馬券を押さえておらず、ハズレ。

 月曜は京都で淀短距離S。
 本命◎ラインスピリットは好発を切ったが「何が何でも」のアンバルブライベンにハナを譲った。そこまではよかったのだが、アンバルブライベンの外に持ち出そうとしたところにエイシンブルズアイに蓋をされたしまった。そのため揉まれる形になったのが答えたのか、直線では早々に失速してブービー15着に惨敗。逃げ馬が負けるときはこんなものか。

 中山ではフェアリーS。
 ◎コートシャルマンは中団の内を追走して、4コーナーでもうまく前が開いたのだが、思ったほど伸びず4着。絶好の展開に見えたのだが…。

 今週は5戦してなんと0勝…。他がポツポツ当たったので大怪我はせずにすんだが、散々だった。

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2015年1月11日日曜日

【予想と与太話】淀短距離S、フェアリーS(2015)~逃げてどこまで~

 実はいま久しぶりに京都競馬場で現地観戦中。やはりライブはいいものだ。贅沢な時間を提供してくれた家族に感謝したい。
 そんな3日間開催最終日は京都で淀短距離Sが、中山でフェアリーSが行われる。
 淀短距離Sは「短距離」というレース名もあって、ずっと淀の1200 mで行われている。時期も30年以上、冬の京都開催のままだ。こういうレースは大事にしたいのだが、印象に残っているレースが思いつかない。要するに、あまり当たっていないということだ…。今年はバッチリ当てて、記憶に残るレースにしたいものだ。

 レースにいってみたい。
 例年ほどではない感じもするが、正月の京都芝レースはやはり内の先行馬が有利。本命は◎ラインスピリット。逃げて連勝中の登り馬だ。絶好の最内枠からの逃げ切りを期待。アンバルブライベンとの兼ね合いがカギになりそう。
 推奨穴馬はお隣のサクラアドニス。近走が冴えないが、着順ほどは負けていない。

 フェアリーSは、人気でも◎コートシャルマン。内枠、手替わりで巻き返す。

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2015年1月10日土曜日

【予想と与太話】シンザン記念(2015)~シンザン記念と聞いて思い出す馬は~

 日曜の京都メインはシンザン記念。オルフェーヴルやジェンティルドンナが出て、すっかり出世レースになった。
 シンザン記念で印象に残る馬の一頭がナリタタイシン。1993年だから、もう20年以上前になる。時が経つのは早いものだ…。その年、ナリタタイシンは直線で抜群のキレを見せて2着に突っ込んだ。
「小さい馬(418 kg)なのに、すごい切れ味やなあ」
と思ったことを覚えている。
 いま調べてみると、このときの鞍上は清水英騎手(現調教師)だったらしい。てっきり武豊騎手が乗っていたと思っていたのだが、その次走から武騎手に手綱が移ったのだった。

 レースにいってみたい。
 今年は重賞勝ち馬がゼロで、12頭中9頭が1勝馬。実績のない馬が揃ったが、今年もこの中に大物がいるのだろうか。
 本命は◎ダッシングブレイズ。前走は追い出しを待たされた分だけ届かなかったが、力は示した。外枠はちょっと誤算だが、スタートを決めて前につけてほしい。久々にマル外の大物登場を期待したい。
 推奨穴馬は最内枠のノースストーム。このレース、内枠の先行馬が有利。前に行ければ面白い。

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2015年1月9日金曜日

【予想と与太話】寿S、招福S(2015)~どの馬が行くのか~

 3学期も始まり、正月モードも終了。仕事も競馬も、そろそろエンジンを掛けていきたいところだ(正月でもそうでなくても、、めったにエンジンはかかりませんが…)。

 そんな3日間開催初日の土曜の京都メインは寿ステークス、中山メインは招福ステークスである。寿Sは、今年からメインレースに昇格した。どういう都合なのか分からないが、何か番組に変更があったのだろう。
 正月らしいレース名で、長い間この条件(芝2000または1800 mの準オープン戦)で行われている。名物レースとは言い過ぎかもしれないが、歴史のあるレースだ。JRAには、こういうレースは大事にしてほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 先週の競馬を見ていると、例年通り京都の馬場はかなりの前残り。少頭数でもあるし、ここも前の馬が有利と見た。しかし、どの馬が前にいくのかもよく分からないくらい、先行馬が不在のメンバー。どういう隊列になるのか、誰か教えてほしい。
 本命は◎アドマイヤスピカ。先行馬のイメージはないが、このメンバーなら前につけられないか。内枠も有利。素質馬が前走をきっかけに覚醒してほしい。
 推奨穴馬はダイシンブラック。この馬がハナを切るらしい。

 招福Sは◎マイネルバウンスが本命。ハンデ頭だが56 kgなら。

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2015年1月8日木曜日

映画評 『アルゴ』

実話を題材にした、CIAの人質救出作戦


 1979年、イラン革命が起こり、イランは反米のホメイニ氏に政権が移った。同年、イランの首都テヘランで暴動が起き、アメリカ大使館が占拠された。このとき、密かに大使館から脱出した6名の大使館員がいた。
「何としてでもこの6人をイラン国外に連れ出せ」
という命を受けたCIA捜査官が単身イラクに乗り込み脱出を図る。

 この脱出劇を描いたのが本作。史実を元にした大脱走が繰り広げられる。どこまでが事実で、どこからがフィクションなのかは知らないが、そんなことはどうでもよい。スリル満点の、手に汗握る逃亡大作戦。映画が始まったと思ったら、息つく間もなく一気にエンドロールへ。2回に分けて見ようと思っていたのだが、全然無理だった。

 そしてつい先日(2014年11月)、CIAがこの映画についてのコメントを発表した。時効だということなのだろう。

CIA、映画「アルゴ」の史実正す ユーモア交え真相公表

「真相公表」とはいえ、映画は大筋で事実だったことが分かる。ホンマにこんな話があったのか。「事実は小説よりも奇なり」とはよく言ったものだ。

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2015年1月7日水曜日

書評 湊かなえ『Nのために』(双葉文庫)

すれ違い、交錯する、それぞれの思い。誰が、誰を思い、誰をかばい、そのために何をしたのか。


 本作がドラマ化されて人気を博したのは記憶に新しいところ。ドラマは見ていないのだが、積ん読になっていた本書を手に取った。

 ある夫婦が殺害される。そこに居合わせたのは、4人の男女。事件の真相はどこにあるのか。4人の思惑が少しずつ明らかになるにつれ、一枚ずつ皮をはぐように、事件の姿も浮かび上がってくる。誰が誰のことを思い、その相手をかばうために何をしたのか。
「究極の愛は罪の共有だ」
4人はそれぞれ罪を共有するが、それは自らの心に秘められている。4人は、それぞれの思惑で、それぞれの方法で罪を共有したのだ。

 湊氏の「心」の描き方にはゾクゾクさせられる。深いだけでなく、深層部分がえぐり出されるような筆致には思わず引き込まれてしまう。この心理描写というか、心の動きの描き方が湊氏の真骨頂といえよう。

 しかし、最後のシーンにはやや物足りなさが残った。
「え、そんな終わり方でいいの?」
と思ったのは私だけだろうか。




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小1の娘と年少の息子のお正月~京都水族館、帰省、お勉強、雪遊びなど~

 備忘録を兼ねて、最近の子どもたちの様子をアップしておきたい。

【4回目の京都水族館】
 昨年(2014年)の暮れは、妻と子ども二人で京都水族館へ。ちょっとセコい話なのだが、京都水族館は入場料が高い(大人2000円)し、大人が二人とも行く必要はなかろうということになったのだ。そこで今回は、まだ行ったことのない妻が連れて行ってくれた。
 京都水族館は規模は小さいが、うちの子どもたちにはこれくらいがちょうどよい。未就学児にはお勧めの水族館だ。


【小机を買った】
 下は、先日買った小机で仲良くお絵かきをする二人。いままではダイニングテーブルでお絵かきや工作をしていたのだが、そろそろ親のいないところで二人で遊んでほしいという願いも込めて、小机を購入した。これは正解だった。


こうして見ると仲のよい姉弟のようだが、実際はしょっちゅうケンカをする。上が女の子ということもあり、とっくみあいではなく、口げんかが主である。と言っても、お姉ちゃんが力ずくで押さえないからケンカになるのだろう。私には2歳下の弟がいたが、ケンカをした記憶がほとんどない。私が力を誇示していたからだ。
 ケンカが多いわりには、弟は姉について行きたがり、姉は弟のすることに口や手を出す(娘はお節介なのだ)。仲がよいのか悪いのかよくわからないが、この年の姉弟ってこんなものなのかもしれない。

【勉強好きの娘】
 娘はけっこう勉強が好きだ。ちゃれんじ1年生も1週間もせずに終えてしまうし、冬休みの宿題も(少なかったが)1日で終えてしまった。いまは覚え立ての筆算のドリルに取り組んでいる。


格別に勉強ができるわけではないようだが、分かっていく過程が面白いらしく、ドリルなどの地道な勉強を苦にしない。このまま育っていってくれれば、親は楽ができそうだ。

【お正月は帰省】
 お正月は私の実家に帰省した。私は3人きょうだいで、それが全員集合した。父と母も含めると、4家族12人が勢揃い。子どもたちは楽しかったようだが、おじいちゃん、おばあちゃんはたいへんだっただろう。ありがとうございました。
 この正月(2015年)は雪が降ったので、雪遊びをして楽しんだ。雪だるま作りを弟、義弟、義妹に任せ、私は写真係。楽させてもらいました。



 今年もよい年になりますように。

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2015年1月5日月曜日

【予想の回顧】京都金杯、中山金杯、万葉S、ジャニュアリーS(2015)

 京都金杯の本命は◎ウインフルブルーム。スタートはそれほど早くなかったが、押して果敢にハナを奪いにいく。ホウライアキコが控えてくれたお陰ですんなりと隊列が決まり、1000 mは58.8秒と平均程度。「よしよし」と思って見ていると、3コーナー過ぎに早くもグランデッツァが馬体を併せてくる。
「もう少しゆっくり来てくれよ」
という願いも聞き入れられず、直線入り口でグランデッツァにかわされた。
「こりゃアカン、何とか2着に粘ってくれ。そのまま~」
ところが「そのまま」では終わらず、何とウインフルブルームが差しかえして完全に抜け出した。
「よし、やった」
と思ったところに内を抜けてきたのがエキストラエンド。何とこの馬を押さえておらず、馬券はハズレ…。痛恨のヒモ抜けとなってしまった。
 エキストラエンドフルーキーの角居厩舎2頭は、追い切りの日に雪が降るという誤算があったので軽視していたのだが、やられてしまった。3~9着の馬は全て買っていたのに、この馬だけ押さえていないとは。なんてこった。

 中山金杯は◎デウスウルトが本命。道中は中団後方のインを追走。前走と同じような位置取り。いい感じだ。3、4コーナーで内からスルスルと上がっていき、直線へ。1、2着馬の後を追うように伸び、最後に内を突いたが3着まで。馬券は馬連を買っていたのでハズレ。最後は外にも進路があったように見えたので、そちらに行ってほしかったというのは結果論か。

 月曜の京都メインは万葉S。◎サトノシュレンは予定通り快調にハナを切ったが、4コーナーで被せられたときにはすでに手応えがなく、直線は後退する一方。最下位に終わった。距離が保たなかったのか、ペースが早かったのか。

 中山メインはジャニュアリーS。◎メイショウノーベルは好位追走から4コーナーでは外に持ち出して、直線半ばで先頭に立つ。最後はレーザーバレットに差されたが2着は確保。枠連をとった。10倍つけば、まずまず。

 2015年最初の週は4戦1勝。本命馬4頭のうち、3頭は馬券圏内に頑張ってくれたのだが、取ったのは1レースのみ。馬券の買い方が噛み合わなかったが、流れは悪くないということにしておきたい。

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2015年1月4日日曜日

映画評 『鍵泥棒のメソッド』

笑いあり、ハラハラドキドキもあり、さらに恋愛もあり。満足!


 二人の男が入れ替わるというストーリーなのだが、その二人の生活環境が真逆で、しかも性格も真逆。
 人はいいが、とんでもなくマヌケでズボラな男を演じるのが堺雅人。完璧主義者でキレキレの男を演じるのが香川照之。この配役と、真逆さを際だたせる演出が秀逸。笑いあり、シリアスあり、恋愛ありのストーリーを堪能した。
 ベストセラーを原作とした映画ばかりの邦画界にあって、(本作にも原作はあるが)先入観なしに楽しめた作品だった。お勧めの一本。

【粗筋】
 役者志望のダメダメ男(桜井)が、ひょんなことから記憶を失った暗殺者(コンドウ)と人生を入れ替わる。超几帳面で完璧に仕事をこなすコンドウの仕事を桜井がこなせるわけもなく、裏社会の仕事でドジを踏んでピンチを迎える桜井。記憶を失ったコンドウに、この危機を脱出する手助けをすることができるのか。

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【予想と与太話】万葉S、ジャニュアリーS(2015)~前走ブービーでも~

 今年は1月4日の日曜日に金杯が行われ、翌日の月曜日にも開催があるという変則日程。1月5日は必ず開催しなければならないという決まりでもあるのだろうか。そうでないのなら、削減傾向にあるローカル開催に割り当ててもよいように思うのだが。

 そんな月曜の京都メインは万葉ステークス。いまや数えるほどになってしまった、3000 m以上のレースの一つである。JRAの3000 m以上のレースは現在六つあり、このレース以外は全て重賞なのだそうだ。残りの五つは天皇賞・春、菊花賞、阪神大賞典、ダイヤモンドS、ステイヤーズSである。嵐山Sがなくなったときにはガッカリしたものだ。これ以上減らなければよいのだが。

 レースにいってみたい。
 真冬のオープン特別らしく、手薄なメンバー構成。本命は◎サトノシュレン。前走は果敢にジャパンカップに挑戦したが、ブービーの17着。休み明けでのGI挑戦は、さすがに敷居が高かった。叩き2走目で、単騎逃げが見込めるここはチャンス。開幕馬場での粘り込みを期待したい。
 推奨穴馬は、穴というほどではないが、ステラウインド。「長距離線は騎手で買え」だ。

 中山のメインはジャニュアリーS。外枠有利の中山1200 mで7枠に面白そうな馬が入った。馬券は枠連で勝負する。本命をあげておくならメイショウノーベル

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2015年1月3日土曜日

【予想と与太話】京都金杯、中山金杯(2014)~今年最初の本命馬は~

 有馬記念がスカッとハズれて2014年の競馬が終わったと思ったら、その1週間後に東西の金杯で2015年の競馬がスタート。仕事納めの後に有馬記念があり、年を越して、金杯を終えてから仕事始めとなる。日付の関係もあるだろうが、毎年こうだといいなあ。
 例年は曜日にかかわらず金杯は1月5日に行われるのだが、今年は異例の1月4日だ。そりゃ月曜日よりも日曜日のほうが売り上げは伸びるよなあ。

 京都金杯が1600 mになってから、もう15年以上経つそうだ。マイル戦になってから、出世レースになったように思う。一昨年の勝ち馬のダノンシャークがマイルCSを制したのは記憶に新しいところ。今年もここから活躍馬が出るのだろうか。

 レースにいってみたい。
 GIを好走した馬からオープン昇級初戦の馬までいて、難解なメンバー構成。本命は◎ウインフルブルーム。前走の負けで人気が落ちているようだが、やや太かったか。平坦の京都に変わって粘りも増すはず。例年、極端な前残りになる正月の京都開催で展開利もありそう。
 推奨穴馬はホウライアキコ。すんなり行ければ。

 中山金杯は前走でお世話になった◎デウスウルトが本命。力をつけている。

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【お父さんの週末料理】2024年4月26~29日<small>~GWのから揚げ大会~</small>

 わが家では土曜、日曜の晩ご飯は主に父(私のこと)が担当している、そのメニューを絶賛(?)公開中、  家族構成は父(アラフィフ)、母(年齢非公表)、娘(高2)、息子(中2)の4人、  GW前半の3連休。金曜に休みを取ったので4日分の料理記録。  4月26日(金)   昼...