2018年5月25日金曜日

【中央競馬予想と与太話】葵ステークス(2018)~このレースを勝った意外な名中距離馬~

 週末は梅雨入り前の爽やかな天候となりそうだ。馬券も爽やかに的中させたいところ。
 そんなダービー前日の土曜は、京都で新設重賞の葵Sが組まれている。

 葵Sは今年から重賞に格上げされた。3歳のスプリント路線を充実させようということなのだろう。今年のNHKマイルCに、前走が皐月賞だった馬の出走がなかったように、近年は早くから路線が分かれていく。その流れの一環だといえよう。
 葵Sは1985年にオープン特別として創設され、最初の4回は葵賞という名前だった。1989年の記念すべき第1回の葵「ステークス」の勝ち馬がオサイチジョージ。後に宝塚記念を制する名中距離馬が、意外にもこのレースを勝っていた。
 (今でいう)4歳のときに宝塚記念を勝ったときには、古馬中長距離戦線の中心になるかと思わせたが、このレース以降は未勝利に終わってしぼんでしまった。オグリキャップの1歳年下で、オグリの奇跡のラストランとなった有馬記念では4着に入った。

オサイチジョージ。凪的電脳賽馬より

 レースにいってみたい。
 人気の中心と見られていたアンフィトリテがリタイヤし、混戦模様。本命は、押し出された人気馬になりそうだが◎アサクサゲンキ。過去6戦で、掲示板を外したのはGIの朝日杯のみ。芝1200 mは小倉2歳S勝ちも含めて2-1-0-0の得意条件。京都は初めてだが、小回り平坦が向かないはずがなかろう。内枠からスイスイと先行してほしい。心配はハイペースに巻き込まれたときか。
 推奨穴馬はウインジェルベーラ。重賞2着の馬が、あまりにも人気を落としすぎでは。

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