今週はチャンピオンズカップ。いろいろ驚いたレースだった。
◎コパノリッキーは1番人気。ホッコータルマエよりも人気するとは思わなかった。懸案のスタートを決めると、前へ。しかしクリノスターオーらが続々と押し寄せ、ペースが上がる。それでもハナをキープして、向こう正面ではマイペースに落とせたように見えた。
「前半1000 mは平均ペース」
という実況を聞いたときには「もらった」と思った。4コーナーでホッコータルマエが迫ってきたが、それを突き放す勢いでラスト400 mへ。やはりこの2頭の一騎打ちだと確信したのだが、ラスト200 mで両馬の脚色が鈍り、ずるずる後退。コパノリッキーは7着に、ホッコータルマエは5着に破れた。やはりハイペースだったのだろう。
驚いたのはここから。人気両馬が失速したところに伸びてきたのがサンビスタ。
「え? サンビスタ??」
と驚いているうちに突き放して、1馬身半差の完勝。中央の牡馬相手では厳しいと見ていたのだが、結果論的には買えない成績ではなかったか。デムーロマジックが炸裂した。
続いて驚いたのが、2着に突っ込んだノンコノユメ。3、4コーナーで後方でもがいているのを見たときには「ないな」と思ったのだが、いつの間にか最内をグイグイ上がってきて2着に。こちらの鞍上はルメール。先週に続いて、外国人騎手のイン差しにたまげた。
終わってみれば「JRA所属の外国人騎手」のワンツー。
土曜は中京で金鯱賞。
◎ベルーフは後方から。3コーナーあたりから内をスルスルと上がっていったが、直線は行き場がなく、不完全燃焼の6着。完全に脚を余した。「外を回しておけば」というのは結果論だろう。展開のアヤとはこのことか。
勝ったのはミトラ。5番手からグイと抜け出して1馬身1/4差をつけて完勝。ローカル専用のイメージだったのだが、ひと皮むけた勝ちっぷりだった。
中山ではステイヤーズS。
◎ファタモルガーナは中段待機から、直線入り口で前にとりついたが、そこからひと伸びがきかず、7着。最後はガス欠のような感じだった。意外にも距離が長かったか。
勝ったのはアルバート。5馬身差の圧勝だった。長距離適性があるのだろう。来春の天皇賞でも楽しめるかもしれない。
京都のメインは逆瀬川S。
◎タイセイアプローズはスローペースを嫌ったのか、向こう正面で先頭へ。しかし、1番人気だった勝ち馬(ガリバルディ)にピタッとマークされ、これに競り落とされると、ずるずる後退して5着。もう少し頑張ってほしかった。
今週は4戦0勝…。他もさっぱりで先週の勝ちがなくなった。
にほんブログ村
登録:
コメントの投稿 (Atom)
【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)
2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。 スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。 スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...
-
さて、いよいよ「なんば」の謎に迫っていこう。 といっても「なんば」の意味自体は謎でもなんでもなく、要するにネギのことである。いったい、前回の長い前振りは何だったのだろうか…。 要するに、「鳥そば」といえば鳥肉入りのそば、「鳥なんばそば」といえば鳥肉とネギの入ったそばを意味す...
-
わが家では土曜、日曜の晩ご飯は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。 家族構成は父(アラフィフ)、母(年齢非公表)、娘(高2)、息子(中2)の4人。 娘は中間テストが終わって部活モードに復帰。息子は相変わらず週末は野球三昧。 10月12...
-
2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は52歳。 2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成! 自己ベストは2024年3月のびわ湖マラソンの2時間54分台。 ◆総 評◆ 福知山マラソン5週前。気温が下がり、ようやく日中に普通に走れる...
0 件のコメント:
コメントを投稿