先日、娘(小学2年)の土曜参観があり、その1週間後に息子(保育園年中組)も土曜参観があった。
◆娘の土曜参観◆
まずは娘の土曜参観。小学2年生になり、担任の先生が変わってクラス替えもあったが、新しい環境にも問題なく馴染んでいるようだ。そろそろ気の合う友達と、そうでない友達が出てくる年頃だろうか。いや、もうとっくに出ているのかも。男親の私にはよく分からない環境に、すでに入りつつあるのかもしれない。
この時期(5月)に土曜参観があるのは、子どもの様子を見てもらうためもあるのだろうが、むしろ「担任の先生を見てもらう」意味が大きいように感じる。
「今年の担任はこんな先生です」
「クラスの雰囲気はこんな感じです」
という報告の場なのだろう。
今年の担任の先生は、保護者よりも年上のベテラン女性教師。さすがに場慣れしていて、しっかりしている。娘からの報告によると、問題のある生徒をちょっと下げすぎる面があるような気がしないでもないが、無難にクラス運営してくれるだろう。
参観は国語の授業。先生がパワポを使ってプレゼン、ではなく授業をしていたのには驚いた。教科書ではない市販の書籍をスキャンし、パワポに取り込んで授業を進めていく。時代と言えばそれまでだが、授業スタイルも変わっていくものだ。先生もたいへんだなあ。娘の担任の先生は、パワポ講義がお好きなようだ。
娘は張り切り屋さんで、分かりやすく言えば「とにかく手を上げたがる」タイプ。参観のときには、欠席した友達の分までプリントをたばねていた。
張り切りすぎて、そのうちクラスメイトに
「あの子、うっとうしいわね」
と言われないか少し心配だが、悪いことではないし、張り切り屋さんの面はなるべく伸ばしてあげたいものだ。
◆息子の土曜参観◆
1週間後は息子の参観。こちらは保育園の年中組なので、参観というよりも発表会の延長のような雰囲気が強い。お歌を披露した後は、親と一緒に工作をした。
お姉ちゃんは飽きて園庭に遊びに行ったのだが、それを察して息子が
「お姉ちゃん、どこ行ったん?」
と聞いてきたのには、驚くと同時に笑ってしまった。やはり、園児たちもかなり意識しているのだろう。
息子は4月生まれということもあり、先生の言うことを率先して実践するリーダー的役割を担っていると聞いたのだが、参観を見るとそこまでではないようだった(笑)。かつてはそうだったのかもしれないが、年中組になって4月生まれのアドバンテージも小さくなっているのだろう。
ただ親としては、優等生として見られることは悪い気分はしないものだ。教育ママの気持ちが少し分かる気がした。しかしこの状況に慣れすぎると、子どもたちが少し成績が悪くなったり、ちょっとした問題を起こしただけで
「マズイ!!」
と過剰反応してしまうのかもしれない。悪い状況を放置してOKというわけではないが
「優等生でないとダメ!」
とならないよう、親としては気をつけたいところだ。
二人とも大きな問題もなく、おおむね楽しく通ってくれているのはたいへんありがたい。そのうち気を揉むようなことも出てくるのだろう。ちょっと憂鬱だが、全く何も問題がないのもヘンな感じはする。
ついいろいろ指図してしまうが、過干渉にならないよう気をつけたい。
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