12月に入り、競馬も最後の阪神・中山開催がスタート。あっという間に1年が過ぎていくなあ。終わりよければすべてよしというし、競馬もその他も、よい形で締めくくりたいものだ。
そんな土曜は阪神でチャレンジカップが、中山でステイヤーズステークスが組まれている。チャレンジカップは「朝日」という冠がとれて、いったい何のレースか分からなくなったが、ようやく慣れてきた。今年から金鯱賞に替わる形で、開幕週に移ってきたようだ。もう、どのレースがいつあるのか、ワケワカメだ。ついていけない…
「朝日チャンレジカップ」時代は、長らく秋の阪神開催の開幕週に組まれていて、朝日CCのように略されることもあった。「ゴルフ場かっ」というツッコミが多数あったに違いない。
その朝日CC時代の勝ち馬の一頭がタップダンスシチー。遅咲きの馬で、5歳になって頭角を現し、条件戦を卒業すると、日経賞で2着に入った。その後は少し停滞したが、秋初戦のこのレースをクビ差でものにして重賞初制覇。その後、重賞を3、3、5着して迎えた有馬記念で、13番人気ながら、シンボリクリスエスの半馬身差の2着に入り大穴を開けた。
その翌年のJCで6歳にしてGI馬となり、そのまた翌年に7歳で宝塚記念を制した晩成の馬だった。佐藤哲三騎手とのコンビが印象深いが、その佐藤騎手と初めてコンビを組んだのが、この朝日CCだった。
レースにいってみたい。金鯱賞はそれなりに有馬記念と結びついていたが、このレースはどうだろうか。
12頭と、やや少頭数。ぶっちゃけ、あまりレベルは高くないようだ。本命は◎ブレスジャーニー。当初は、長期休養明け2戦目で、復活はまだ先と見ており
「人気を吸ってくれれば美味しいなあ」
なんて思っていたのだが、追い切りを見て180°方針転換。本命に推す。最終追い切りでは、格下相手とはいえ、併走馬をぶっちぎった。長期休養明け・転厩2戦目で復活ののろし。
推奨穴馬はプリメラアスール。マイネルミラノにはゆっくり来てほしい。
ステイヤーズSは◎アルバートで仕方なかろう。3連覇濃厚。
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