2019年10月26日土曜日

【中央競馬予想と与太話】天皇賞・秋(2019)~ちょうど20年前の勝ち馬は~

 今週は天皇賞・秋。今回で160回目の節目を迎える。といっても160年前から行われているわけではなく、春と秋を1回ずつカウントするので、天皇賞・秋としては80回目というわけだ。それでも80年間行われているのだから、十分すごい。今年の天皇賞・春は4月28日だったため、ギリギリで平成。今回が令和初の天皇賞となる。

 キリ番つながりで、ちょうど20年前、第120回の天皇賞の勝ち馬がスペシャルウィーク。ご存じ、武豊騎手に初めてのダービー勝ちをもたらした馬だ。その後も天皇賞・春などを勝ち、その時点でのサンデーサイレンス産駒の筆頭に登り詰めた。
 ところが、4歳秋初戦の京都大賞典で7着に惨敗。その後の追い切りも精彩を欠き、「終わった」と思われたのか、天皇賞・秋では4番人気。後付けだが、明らかに人気の盲点だった。レースでは34.5秒の強烈な末脚でステイゴールドをクビ差でかわし、見事に勝利したのだった。天皇賞の中でも印象に残るレースの一つである。

スペシャルウィーク。JBISより。グッドルッキングホースだった

 レースにいってみたい。
 アーモンドアイサートゥルナーリアの二強が抜けた人気になっているが、両馬とも次を見据えた仕上げに映る。
 本命は思い切って◎アエロリット。距離適性よりも左回りを優先して、ここに出てきた。2000 mは右回りの秋華賞で惨敗しているが、左回りなら保たないか。前残り傾向の馬場も味方に粘り込みを。
 本命が人気薄なので、これを推奨穴馬としたい。

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