秋競馬が始まったと思ったら、阪神・中山開催はあっという間に最終週。1カ月などあっという間だ。
そんな土曜の阪神メインはシリウスS。JRAの最長距離のダート重賞である。2000mに距離が延長される以前は1400 mで行われていた(06年は中京1700 m)。
最後の1400 mとなった、2005年の勝ち馬がブルーコンコルド。京王杯2歳Sを制したときは将来が期待されたが、芝では頭打ちに。3歳暮れにダートに転向すると、いきなりオープン特別を勝ったが、その後は伸び悩んだ。しかし
「これではイカン」
と思ったのか、4歳の冬に覚醒。そこから1→2→1着で迎えたのがシリウスSだった。レースでは単勝1.9倍の人気に応え、次走のJBCスプリント制覇につなげた。
その後も地方交流を中心に大活躍。カネヒキリやヴァーミリアンがいたので中央のGIこそ取れなかったが、00年代を代表するダート場の一頭だった。
レースにいってみたい。
本命は◎ジョーダンキング。2着の多い馬で出世が遅れたが、6歳にしてようやくオープン入り。前走の2着でクラスにも目処を立てた。3-1-0-0と大得意の阪神2000 mで重賞制覇へ。
推奨穴馬はメイショウワザシ。前走だけでは見限れない。
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