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2021年6月5日土曜日

【中央競馬予想と与太話】鳴尾記念(2021)~オグリキャップと一緒に引退した馬~

 まだ緊急事態は解除されないが、関西のコロナ感染者数は減少傾向。油断せずにしっかりと下げきりたいものだ。

 そんな土曜は、京都の改修による変則日程のため、中京で鳴尾記念が行われる。このレースが中京で組まれるのは初めてのようだ。
 鳴尾記念が京都で行われた1990年の勝ち馬がカチウマホーク。美浦の柄崎厩舎の所属馬だった。4歳夏の札幌で900万条件を勝ち上がると、秋は格上挑戦で鳴尾記念に挑戦。別定戦にもかかわらず、見事に勝利をあげたのだった。
 しかし、次走の有馬記念(オグリキャップの奇跡の引退レース)を最後に引退してしまった。故障でもあったのかもしれない。

 レースにいってみたい。金曜は雨が降ったが、夕方にはやんだし、それほど馬場は悪くならないだろう。
 本命は◎ヒンドゥタイムズ。ここまで13戦して5着以下がないという安定株。前走で待望のオープン勝利をあげた後、間隔をとってここに出走してきた。ノーザンFの生産馬なら休み明けはむしろプラスか。ダービー連覇の鞍上も魅力。
 推奨穴馬はペプチドオーキッド。格上挑戦でも。

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2021年5月30日日曜日

【中央競馬予想と与太話】ダービー(2021)~日本の至宝の超良血馬~

 さあ今週はダービー。競馬カレンダーの正月がやってきた。

 ダービーは今回で88回目。ゾロ目つながりで、第66回の勝ち馬がアドマイヤベガ。父サンデーサイレンス、母ベガという、日本の至宝とも言える良血馬だ。こういう「超」のつく良血馬がダービーを勝つのも珍しい。
 アドマイヤベガは新馬で降着を食らうと、格上挑戦でエリカ賞へという異例のローテーション。こことラジオたんぱ杯を連勝したときには三冠への夢が膨らんだが、皐月賞はテイエムオペラオーの6着と不発に終わった。
 迎えたダービーは2番目の馬よりも0.6秒速い34.4秒で上がり、鬼脚でナリタトップロードとテイエムオペラオーを差し切った。ありそうで、なかなかない、ダービーの後方一気だった。テイエムオペラオーとナリタトップロードとこの馬の3頭で三冠を分け合ったのが記憶に残る年だ。

アドマイヤベガ。鬼脚で差しきった

 レースにいってみたい。昨年に続いて無敗のダービー馬の誕生なるかが注目される。
 本命は◎エフフォーリア。皐月賞でも本命に推し、見事に期待に応えてくれたが2着馬が抜けて馬券はハズレ…。今度こそ。
 推奨穴馬はステラベローチェアドマイヤハダルヨーホーレイクの3頭。皐月賞3~5着馬の人気がない。

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2021年5月29日土曜日

【中央競馬予想と与太話】葵ステークス(2021)~1200 mで初勝利を上げ、菊花賞に出た馬~

 緊急事態宣言の再延長が決定。もうしばらくは、大人しく家で競馬をするのがよいようだ。

 そんなダービー前日の土曜は、中京で葵Sが組まれている。今年で4回目だが、まだ格付けがなされていない。なぜなのだろうか。
 重賞に昇格する前は、長い間オープン特別として実施されてきた。その時代も含めて、今年は初めて中京で行われる。
  一度、阪神で行われた1994年の勝ち馬がマルカオーカン。マルカ-瀬戸口厩舎-河内騎手の名トリオが懐かしい。マルカの馬はすっかり少なくなり、瀬戸口師は引退、河内騎手は調教師。年を取るはずだ。
 マルカオーカンはアンバーシャダイ産駒には珍しく、短距離でデビューし、芝とダートの1200 mを1勝ずつしてこのレースに出走。人気のインディードスルーを抑えて勝利した。
 秋は長距離の血が騒いだのか神戸新聞杯、京都新聞杯で3、4着と頑張り、菊花賞へ出走したが、ナリタブライアンの13着に終わった。1200 mでデビューして、1200 mと1400 mで3勝を挙げた馬が菊花賞に出るのも珍しい。

 レースにいってみたい。18頭が揃い、混戦模様。馬券的には面白い。
 本命は◎ロングトレーン。前走はいい脚で追い込んだが、惜しくも2着。1200 mがあうのだろう。団野騎手に乗り替わって1→2着と好相性。差しの決まる流れになってほしい。
 推奨穴馬はマリーナ。前走は勝ち馬には千切られたが、2着とはそれほど差がない。攻めも動いた。

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2021年5月23日日曜日

【中央競馬予想の回顧】オークス、平安S(2021)

 今週はオークス。
 ◎タガノパッションは2桁の10番人気。人気がないのは分かっていたが、ここまでとは思わなかった。
 レースではのんびり後方から。4コーナー手前から進出を開始し、いい手応えで外へ持ち出し、馬群を縫うように前へ迫ってくる。「差せ~っ!」という声に応えてアールドヴィーブルとの叩き合いを制して3着…と思ったところに、単勝200倍超のハギノピリナにかわされて4着まで。馬券はワイドで買っていたのでガッカリ…。夢は見させてもらったが、残念。
 勝ったのはユーバーレーベン。残り100 mで抜け出して粘りきった。
 人気のソダシは8着。前が総崩れの展開では厳しかったし、距離も長かったのだろう。スタミナの要求されるレースになった。

 土曜は平安S。
 ◎オーヴェルニュは2番手で人気のアメリカンシードの直後につけた。直線に入り前に並びかけ、人気馬どうしの叩き合いになるかと思いきや、あっさり突き放して独走。6馬身差でレコード勝ちとは強かった。
 アメリカンシードが2着に残り、安かったが馬連をとった。

 今週は2戦1勝。オークスは惜しかったが、他がポツポツ当たってトータルはプラスを計上。ダービーに向けて調子は上向きということにしておきたい。

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【中央競馬予想と与太話】オークス(2021)~牝馬のダービー挑戦~

 今週はオークス。少ないとは言え、観客を入れて行えるのはよいことだ。

 今年は桜花賞2着のサトノレイナスがダービーに挑戦する。牝馬のダービー挑戦と聞いて思い出すのが2007年。ウオッカがダービー制覇を成し遂げたときだ。その年の桜花賞は、断然人気のウオッカを抑えてダイワスカーレットが優勝した。  ではオークスはと言うと、ダイワスカーレットが熱発で回避し、混戦模様に。そのレースを制したのがローブデコルテだった。5番人気の伏兵がハナ差で勝利をものにして、福永騎手は3度目のオークス制覇となり「牝馬の祐一」の名を確立したのだった。

ローブデコルテ

 レースにいってみたい。
 今年は07年とは違い、桜花賞馬が出走する。そのソダシの単勝は1倍台。しかし、気になるのは血統。クロフネの子がオークスを勝つことがあるのだろうか。
 本命は思い切ってタガノパッション。3歳の3月と遅いデビューになったが、2戦目で初勝利を上げ、3戦目のスイートピーSを勝ってここに進めてきた。サッカーボーイなどにつながる牝系が大舞台で花開かないか。
 タガノパッションが人気薄なので、これを推奨穴馬とする。

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2021年5月22日土曜日

【中央競馬予想と与太話】平安ステークス(2021)~芝・ダート兼用の自家生産馬~

 異例の早さで梅雨入り。しかもよく降る。日本の気候が変わってしまったのだろうか。

 そんな土曜は中京で平安Sが組まれている。
 平安Sが京都以外で行われるのは初めてかと思いきや、なんと第1回目は阪神だった。それなら1年後からでよかったのでは、と思うのは私だけだろうか。
 それはともかく、そのときの勝ち馬がトーヨーリファール。今は見なくなった「トーヨー」の冠名の馬で、自家生産馬だったようだ。トーヨーが馬の生産を手がけていたとは知らなかった。
 芝・ダート兼用の馬で、このレースに加えてニュージーランドTとマーチSを勝ち、フェブラリーSや毎日王冠の2着もあった。現調教師の松永善騎手のお手馬だったのも懐かしい。
 ちなみにリファールの産駒ではなく、リファールはおじいちゃん(母父)である。

トーヨーリファール。リファール産駒ではないことに注意

 レースにいってみたい。金曜にかなり降雨があったので、馬場が渋る前提で予想する。
 本命は◎オーヴェルニュ。前走は体重減もあり、GIの壁に跳ね返された。立て直して距離延長のここで、巻き返してほしい。渋った馬場は大歓迎。
 推奨穴馬はドスハーツ。差しが決まる流れになれば怖い。

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2021年5月16日日曜日

【中央競馬予想の回顧】ヴィクトリアマイル、京王杯スプリングC、京都ハイジャンプ(2021)

 今週はヴィクトリアマイル。
 ◎レシステンシアは大外枠から好位へ。3番手でいい感じで折り合っているように見えた。直線に入って前が脱落して自然に先頭に。ラスト200 mでグランアレグリアにかわされた後も2着で粘っている。「そのまま~」というかけ声もむなしく、最後にドドッとかわされて6着。いつもの粘りが見られなかった。
 勝ったのはグランアレグリア。安全運転で外を回り、持ったままで前に取りつくと、残り400 mで仕掛けて一気に突き抜けた。4馬身差の圧勝。歴史に残る名牝の域に入ったと言ってよいだろう。
 推奨穴馬のランブリングアレーが10番人気で2着に激走したが、本命が沈んでは意味なし…。

 土曜は京王杯スプリングC。
 ◎エーポスは7番人気と思ったよりも人気がない。レースでは3番手に収まり、いい感じで直線を向いたが、最後は力尽きて7着。重賞では足りないのか。
 勝ったのはラウダシオンエーポスと同じような位置からグイッと伸びて人気に応えた。

 中京では京都ハイジャンプ。
 ◎トラストは2番手で進め、前はいつでも捉まえられる雰囲気だったが、3番手から出し抜けを図ったマーニに追いつけず、2着に終わった。うまく乗られた。
 勝ったのはマーニ。三津谷騎手が現役最後の騎乗で初重賞制覇という奇跡を成し遂げた。

 今週は3戦0勝。障害戦で中穴が当たりチョロ負けで済んだのは不幸中の幸い。

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【中央競馬予想と与太話】ヴィクトリアマイル(2021)~能力を秘めた三冠馬の姉~

 今週はヴィクトリアマイル。今年で16回目となる。
 9年前、2012年の2着馬がドナウブルー。父にディープインパクト、母にドナブリーニをもつ、ジェンティルドンナの1歳上の全姉だ。ジェンティルドンナも、デビュー当初は「ドナウブルーノ下」と呼ばれていた。
 ドナウブルーは能力はあったが気性が荒く、乗り難しい馬だった。2012年のヴィクトリアマイルも、前走の中山記念で11着の沈んだため7番人気。しかし、レースではウィリアムス騎手が上手くなだめて先行させ、2着に粘りこんだ。GIには手が届かなかったが、かなりの能力を感じた馬だった。
 母としてもドナウデルタを出し、まずまずのスタートを切った。今後、大物が出そうな気がする。

ドナウブルー。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。グランアレグリアが単勝1倍台の人気を集めている。
 本命は、それに続く人気のレシステンシア。この馬の先行力と安定感は特筆物で、通算成績は4-3-1-1。しかも、新馬戦以外はすべて重賞というから驚きだ。大外枠はやや誤算だが、東京の1600 mなら大きなマイナスにはならなかろう。ひと雨あればさらによさそう。
 推奨穴馬はランブリングアレー。前走で重賞を勝った馬の単勝が100倍超(前日時点)とはさすがに失礼だろう。

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2021年5月15日土曜日

【中央競馬予想と与太話】京王杯スプリングC、京都ハイジャンプ(2021)~的場騎手の究極の選択~

 緊急事態宣言の範囲も広がり、第四波は依然として拡大中。おとなしく家で競馬をするのがよさそうだ。

 そんな土曜は東京で京王杯スプリングカップが、中京で京都ハイジャンプが組まれている。
 京王杯スプリングCは今回で66回目。ゾロ目つながりで、第44回の勝ち馬がグラスワンダー。マル外の強かった時代を代表する一頭だ。
 デビュー4連勝で朝日杯を制覇したときは、タイキシャトルを負かすならこの馬かもと思ったが故障。1年後の復帰戦でエルコンドルパサーとお手馬が重なった的場騎手は、グラスワンダーを選んだ。このレースで5着に敗れて、的場騎手の選択は間違っていたという声もあったが、その後の活躍は周知の通り。
 京王杯に出走したのは4歳のとき。その前走が有馬記念(1着)だから、異例のローテーションだった。

グラスワンダー。短距離から長距離まで走った名馬だった

 レースにいってみたい。
 本命は◎エーポス。前走は1年ぶりのレースで0.2秒差と見せ場を作った。ひと叩きで状態はアップ。初の左回りを克服したい。
 推奨穴馬はビッククインバイオ。得意の東京で。

 京都ハイジャンプは熊ちゃんを応援する。◎トラストが本命。

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2021年5月9日日曜日

【中央競馬予想の回顧】NHKマイルカップ、新潟大賞典、京都新聞杯(2021)

 今週はNHKマイルC。
 ◎ルークズネストは好位から。1000 mは56.9秒とハイペース。その流れについていき、直線では内から抜け出しを図ったが、残り200 mで馬群に飲み込まれて10着敗退。同じような位置にいた馬が上位に来ているので、力負けか。
 勝ったのはシュネルマイスター。テレビ画面では劣勢に見えたが、先に抜けたソングラインをハナ差でかわしていた。

 新潟では新潟大賞典。
 ◎ポタジェは予定通り1番人気。レースでは中団のインから。直線では、各馬とも荒れた内を空けて外へ。ポタジェはやや内に押し込められ気味。それでもノシノシと伸びてきてサンレイポケットサトノソルタスとの叩き合いに持ち込む。最後は、サンレイポケットには届かなかったがサトノソルタスには競り勝ち、2着を確保。お陰で馬連が的中。
 サンレイポケットは6歳で嬉しい重賞初制覇。

 土曜は京都新聞杯。
 ◎マカオンドールは前日からずっと1番人気だったが、レース前に2番人気になった。
 レースでは後方から。前にいくとは思っていなかったが、ここまで後ろとも思わなかった。直線に入り、レッドジェネシスと一緒に伸びたが、これには切れ負けし、逃げたルペルカーリアにも届かず3着。もう少し前につけたかった。
 勝ったのはレッドジェネシス。いい切れ味を見せたが、ダービーでは微妙。

 今週は3戦1勝。他もイマイチでトータルはマイナス。パッとしませんなあ。

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【中央競馬予想と与太話】NHKマイルカップ、新潟大賞典(2021)~3強に挑んだシンザンの孫~

 今週は東京でNHKマイルCが、新潟で新潟大賞典が組まれている。
 NHKマイルCは今年で26回目。ダービートライアルのNHK杯がGIに生まれ変わってから四半世紀が過ぎたとは、年を取るはずだ。
 まだNHK杯だった時代の、1993年の勝ち馬がマイシンザン。ミホシンザンを父に持つ、マル父馬だ。ナリタタイシン、ウイニングチケット、ビワハヤヒデの3強と同期で、皐月賞は9着に破れ、NHK杯に出走した。
 レースでは人気のガレオンに3馬身半差をつけて完勝。ダービーでは3強に次ぐ4番人気に押されたが、3強の壁は厚く、5着に敗退した。その後は故障にも悩まされて朝日CCの1勝にとどまったが、高い能力を感じた馬だった。シンザンの父系をつないでほしかったが、かなわなかったのは残念。

マイシンザン。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 ローテの多様化もあり、混戦模様。本命は◎ルークズネスト。前走のファルコンSは逃げの手に出てグレナディアガーズを振り切った。前々走は後方から追い込んで2着と、どんな競馬もできるのが強み。浜田厩舎に初GI勝利を。
 推奨穴馬はリッケンバッカー。前走はフロック視できない。

 新潟大賞典は同じ勝負服の2頭が人気を集めそう。本命はそのうちの1頭、ポタジェ

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2021年5月2日日曜日

【中央競馬予想の回顧】天皇賞・春、青葉賞(2021)

 今週は天皇賞・春。雨が降ったりやんだりの天気だったが、レースは晴れの良馬場で行われた。
 ◎カレンブーケドールは好発から先行して、枠なりにインに収まる。折り合いもついて、いい感じだ。そのままラチ沿いをグルッと回って、3コーナーから進出開始。各馬とも激しく手綱が動き、ロングスパート合戦の様相だ。
 カレンブーケドールは4コーナーで逃げ馬をかわして先頭に。2馬身ほどの差をつけたときには「やったか!」と思ったが、最後の100 mで2頭にかわされて3着。よく頑張ったが2着とは2馬身差。上位の2頭を褒めるしかなかろう。
 1、2着はワールドプレミアディープボンドワールドプレミアは先行集団につけられたのが勝因だろう。福永騎手の好騎乗だった。

 土曜は青葉賞。
 ◎ノースブリッジは注文通りハナへ。すんなり直線を向いたときは期待が高まったが、坂で失速して13着に敗退。距離が保たなかったか。
 勝ったのはワンダフルタウン。一頓挫あり皐月賞を使えなかったが、しっかり立て直した。

 今週は2戦0勝だったが、他がポツポツ当たったのでちょろ負けに収まった。

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【中央競馬予想と与太話】天皇賞・春(2021)~27年前の記憶~

 今週は天皇賞・春。京都の誇る長距離GIだが、今年は27年ぶりに阪神で行われる。そのときはビワハヤヒデ-ナリタタイシン-ムッシュシェクルの1→2→3番人気の順で決着。
 4着以下もナイスネイチャ、マチカネタンホイザ、ステージチャンプ、ルーブルアクトと懐かしい名前が並んでいる。
 このレースを友人が馬連を1点買いでとったのを覚えている。当時は天皇賞・春は非常に堅いレースだった。一方、私は「ムッシュ」シェクル-「ルーブル」アクトのおフランス馬券を買ったのは覚えているが、何を本命にしたかは忘れた…。
 その友人も私も、いまや2児の父でアラフィフ。時の経つのは早いものだ…。

 レースにいってみたい。
 前哨戦でアリストテレスが着外に敗れ、一気に混沌としてきた。本命は◎カレンブーケドール。前走で何と6回目の重賞2着。その中にはオークスとダービーも含まれるのだから、実力はGI級。スッと好位につける脚質は有利に働きそう。悲願のGI奪取へ。
 推奨穴馬はウインマリリン。牝馬のワンツーがないか。
 今年は阪神大賞典が重馬場だった。消耗が大きいように思うので、阪神大賞典組は少し評価を下げる。

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2021年5月1日土曜日

【中央競馬予想と与太話】青葉賞(2021)~青葉賞つながりの力士~

 緊急事態宣言で阪神と東京は無観客開催が続く。競馬があるだけでもありがたいと思うことにしよう。

 そんな天皇賞前日の土曜は東京で青葉賞が行われる。
 毎年、青葉賞のときに思い出すのが青葉城。青葉城といっても、伊達氏のお城ではなく、大相撲のほうだ。
 青葉城は昭和50年代に活躍した力士で、長いもみあげがトレードマークだった。当時は高見山など、モジャモジャのもみあげの力士がたくさんいたが、いまはほとんどいなくなった。
 青葉城は初土俵から37歳で引退するまで、一度も休場したことがなかった。「無事これ名馬」の代表選手だ。

青葉城。もみあげがトレードマークだった。NHKより

 レースにいってみたい。18頭のフルゲート。思わぬ伏兵が隠れているのだろうか。
 本命は◎ノースブリッジ。逃げて2連勝中の快速馬だ。半年ぶりだが、攻めも動いたし問題なかろう。課題は距離か。
 推奨穴馬はスワーヴエルメ。上積み十分。

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2021年4月25日日曜日

【中央競馬予想の回顧】マイラーズC、フローラS、福島牝馬S、京橋S(2021)~~

 今週はマイラーズC。
 ◎ボンセルヴィーソは3番手から。手応えよく4コーナーを回ったように見えたが、坂で馬群に飲み込まれた。前には厳しい流れだったにしろ、見せ場はなかった。坂はよくないのか。
 勝ったのはケイデンスコール。中団から、2着のアルジャンナと併せ馬のかたちでグイグイ伸びた。完全復活。

 東京ではフローラS。
 ◎パープルレディーは馬なりで後方から。直線に向いて外に出し、後は伸びるだけだったのだが、不発に終わり6着。前走の切れが見られなかった。これが重賞の壁か。
 勝ったのはクールキャット。終わってみればルメール。

 土曜は福島牝馬S。
 ◎パラスアテナは後方のまま何の見せ場もなく11着に惨敗。論ずるに値しない走りだった。
 勝ったのはディアンドル。人気のドナアトラエンテを差し返して穴を開けた。

 阪神では京橋S。
 ◎イズジョーノキセキは思ったよりも後ろの位置取り。4コーナーでは内に押し込められ、腹をくくって馬群を突いた。何とか進路が開き、馬群を抜け出して前のプライドランドを追い詰めたがハナ差で惜敗。スムーズならかわせたかもしれない。
 馬券は馬連をとった。15倍超とは嬉しい誤算。

 今週は4戦1勝。土曜のプラスを日曜で吐き出してしまった。

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【中央競馬予想と与太話】マイラーズC、フローラS(2021)~2年ぶりの勝利が同一重賞~

 今週は阪神でマイラーズカップが、東京でフローラステークスが組まれている。阪神のマイラーズCとは懐かしい響きだ。マイラーズCがアンタレスSと入れ替わりで阪神から京都に移ったのが2012年のこと。京都が改修中のため、9年ぶりの里帰りだ。

 マイラーズCを2003年と05年に制したのがローエングリン。同一重賞を連覇する例は多いが、隔年での勝利は珍しい。父はシングスピールだが、日本生まれの持ち込み馬のため、マル外扱いではなかった。
 春のクラシック路線には乗れなかったが、3歳にして果敢にも宝塚記念に挑戦。ダンツフレームの3着に健闘した。
 古馬になり、中山記念で重賞初勝利を飾り、次走にマイラーズCを選択。58 kgも何のその、番手から押し切って1番人気に応えた。
 その後はムーランドロンシャン賞の2着などがあったが、勝ち星には見放され、2年後のマイラーズCに出走。プリサイスマシーンの追撃をハナ差で振り切って勝利をあげた。2年ぶりの勝利が同一重賞だったという例は他にもあるのだろうか。

ローエングリン。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。別定のGIIにしては、やや手薄なメンバーか。
 本命は◎ボンセルヴィーソ。いつも自分の時計は走る、馬主孝行な馬だ。阪神で連対がないが、朝日杯で3着しているので問題なかろう。この相手なら力は足りる。
 推奨穴馬はカイザーミノル。今季好調。

 フローラSは◎パープルレディーが本命。切れ味非凡。

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2021年4月24日土曜日

【中央競馬予想と与太話】福島牝馬S、京橋S(2021)~♪ええとこだっせ~

 4都府県で再び緊急事態宣言。感染者が減らないので、早めの処置もやむを得ないだろう。大阪や京都の人は、滋賀に遊びに来ないでください。

 そんな土曜は新潟で福島牝馬ステークスが組まれていて、阪神のメインは京橋ステークスである。京橋Sは(おそらく)初めてのメインレース抜擢だ。京阪沿線で育った私としては、たいへん喜ばしい。
 京橋駅の南側はOBPなどの高層ビルが建ち並ぶ大都会だが、東北側にはディープな地域が残っている。その代表格がグランシャトー。
「♪京橋は、ええとこだっせ」
のCMソングでおなじみの商業ビルだ。
 浪人時代はこの界隈でパチンコに興じ、勝ったときは当時グランシャトーにあった華城飯店で舌鼓を打ったのが懐かしい。

グランシャトー。Tripadvisorより

 レースにいってみたい。
 芝2000 mの準オープン戦。本命は◎イズジョーノキセキ。福島牝馬Sにも登録があったが、こちらに回ってきた。福島牝馬Sでも本命に考えていた馬だ。自己条件なら。
 推奨穴馬はアドマイヤジョラススヴァルナの2頭。前者は阪神得意で、後者は堅実。

 福島牝馬Sは◎パラスアテナが本命。大外枠がよいほうに出ないか。

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2021年4月18日日曜日

【中央競馬予想の回顧】皐月賞、アーリントンC、中山グランドJ(2021)

 今週は皐月賞。前日はかなり雨が降ったが、馬場はやや重まで回復。すごいぞ、日本の競馬場。
 ◎エフフォーリアダノンザキッドに続く2番人気。レースでは横の枠のダノンザキッドを見る位置どりから、抜群の手応えで4コーナーへ。進路ができると手応え通りにズバッと抜け出して3馬身差の完勝。無傷の4連勝でまずは一冠。鞍上の横山武騎手に待望の初GIをプレゼントした。
 2着争いは、タイトルホルダー(押さえてない)が粘るところにステラヴェローチェアドマイヤハダル(ともに押さえている)が襲いかかる。
「差せ~」
という声もむなしく、タイトルホルダーが2着を死守して馬券はハズレ。皐月賞の連敗はついに20に伸びた…。前走は展開に恵まれたと軽視していたが、弥生賞の勝ち馬にノーマークとは失礼だった。

 土曜はアーリントンC。
 ◎ホウオウアマゾンは1番人気。レースでは人気を分け合ったピクシーナイトをぴったりマーク。直線に入ると、これをかわして抜け出して勝利。渋った馬場もよかったのだろう。
 しかし、馬券は2着のリッケンバッカーには手が伸びず、ハズレ…。6戦目の前走で未勝利を抜け出した馬までは手が回らなかった…。

 中山では中山グランドJ。
 ◎メイショウダッッサイオジュウチョウサンを抑えて1番人気。レースでは安定した飛越で淡々と周回し、余裕をもって抜け出して4馬身差の圧勝。世代交代を果たした。
 馬券は2頭軸のもう一頭のケンホファヴァルトが最後に2着に浮上。3着のタガノエスプレッソも押さえており、馬連と3連単をとった。気持ちよく的中。

 今週は3戦1勝。皐月賞は残念だったが、本命馬は3戦3勝と、調子は上向きということにしておきたい。中山グランドJのお陰でトータルはプラスになった。森騎手、熊ちゃん、ありがとう。

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【中央競馬予想と与太話】皐月賞(2021)~20連敗を阻止せよ~

 今週は皐月賞。
 毎年恒例のネタで恐縮だが、今回もこのことに触れざるを得ない。私が皐月賞を最後に的中したのはアグネスタキオンが勝ったとき。何と、20年の歳月が経ってしまった…。
 その前に当たったのはいつだったかと歴代の勝ち馬を眺めてみると…どうもすべてハズレているようだ。競馬歴も四半世紀を超えたのに、何と1勝とは…。馬券下手の私でも、ここまで相性の悪いレースはあまりない。

アグネスタキオン。JBISサーチより

 今年こそ、この黒歴史に幕を下ろす。20連敗を阻止してくれるのは◎エフフォーリア。共同通信杯の勝ちっぷりを見たときから、皐月賞の本命はこの馬と決めていた。ダノンザキッドが前哨戦で敗れたので、人気を二分するかたちになったのは誤算だが、初志貫徹で本命に推す。横山武騎手はGI初制覇の大チャンス。
 推奨穴馬はヨーホーレイク。折り合いひとつ。

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2021年4月11日日曜日

【中央競馬予想の回顧】桜花賞、阪神牝馬S、ニュージーランドT(2021)

 今週は桜花賞。
 ◎サトノレイナスソダシを抑えて1番人気になるとは思わなかった。レースでは、行き脚がつかず後方から。いくら何でも後ろ過ぎるような。
 ルメール騎手は腹をくくって末脚にかける。4コーナーでは外を回し、外の馬を弾くようにして進路を確保すると、怒濤の追い込みを見せたが、ソダシには届かず2着まで。阪神JFのVTRのようなレースになってしまった。
 勝ったのはソダシ。レースレコードを大きく上回るコースレコードで、勲章に花を添えた。
 馬券は馬単を取ったが、2-1番人気の組合せではチョロ当たり。

 土曜は阪神牝馬S。
 ◎デゼルは悠然と後方から。持ったままで直線へ向き、追い出しを開始すると、グインと伸びてクビ、クビ、クビ差の接戦をものにした。次走のGIが楽しみだ。
 馬券はマジックキャッスルとの馬連をとったが、1-2番人気の組合せではチョロ当たり(今週2回目)。

 中山ではニュージーランドT。
 ◎アヴェラーレは後方のまま何の見せ場もなく沈むという、1番人気とは思えない走りで惨敗。金返せ。
 勝ったのはバスラットレオン。5馬身差の圧勝劇で惜敗続きに終止符。

 今週は3戦2勝。両方とも本命馬券でトータルはマイナスになってしまったが、流れは悪くないということにしておきたい。

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【読書メモ】東野圭吾『あなたが誰かを殺した』(講談社)

 加賀刑事シリーズ、最新第12作。娘が学校の図書館で借りてきてくれたので、文庫化前に読むことができた。  このところ、加賀の人生に絡んだ話が多かったが、シリーズの原点回帰。加賀は探偵役に徹して事件を推理する。いかにもミステリーなミステリー小説だ。  別荘地で起きた連続殺人事...