ブログを始めて、今月でちょうど10年になった。いまのマンションに引っ越してきて、娘が妻のお腹の中にいるときに始めたのだった。いまのブログ(blogspot.jp)はまだ6年目だが、その前に4年ほど違うところでやっていた。
読み返すと、当時のことが思い出される。10年なんてあっという間だと思っていたが、かなりいろいろ忘れていることにビックリ。人の記憶など、いい加減なものだ。いい記憶を貯めていく人と、悪い記憶を貯めていく人は、人生の最後に大きな差がつくのかもしれない。
ブログを始めた当初は、書き慣れていないし、初めての子どもが生まれる前後ということもあり、数週間に一度の更新ということも珍しくなかった。最初は科学に関すること、言葉の雑学、出版・編集についてなどを中心に書こうと思っていたのだが、すぐに競馬予想が中心になってしまった(笑)。だが、今になって思うと、それが10年続いた理由なのかもしれない。
ブログを読み返して、改めて思い出したこの10年。
子どもが生まれてからは(どこの家でもそうだろうが)生活が子ども中心にシフトした。当時はそれほど意識していなかったが、私と妻の生活も激変したのだろう。
娘が生まれてからしばらくは、母親たる妻を賞賛する記述が見られたのだが、しばらく後にはそれが一変。妻が毎週末のように、酒を飲んでは私に絡んでいたようだ…。子育てのストレスはあったのだろうが、酒癖の悪い人は気をつけましょう。
娘の2年半後に息子が生まれ、その息子が乳児期を終えて幼児期に入る頃になると、ずいぶん余裕が出てきたようだ。妻が仕事を再開したのもこの時期であり、結局これが、わが家の風通しが改善したいちばんの要因なのかもしれない。
ブログを移転したのもこの頃で、それからはほぼ毎週、競馬予想をアップしている。妻のストレス爆発が私に向かうことも減り、時間的・精神的な余裕ができたのだろう。その後は書評、映画評、子どもの様子、週末料理なども書くようになり、子どもたちの成長に伴って、自由になる時間が増えてきたことが分かる。
そして、10周年。上の娘は4年生、下の息子は1年生になった。(お母さんはまだまだ世話を焼く気が満々だが)子どもたちはどんどん自立していくのだろう。
それに伴い、増えるであろう時間。「時間を何に使おうかなあ」などという贅沢な悩みが、そろそろ出てくるのだろうか。でも、時間は増えても収入は増えないので、お金はかけられないのだが…。
10年後はどうなっているのだろう。
「10年前に比べて楽になったなあ」
と思うのか、それとも
「10年前はよかったなあ…」
と思うのか。ぜひ前者であってほしいものだ。
にほんブログ村
2017年6月29日木曜日
2017年6月8日木曜日
巨人の12連敗について考えた【その原因と解決策?】
2017年6月7日、巨人が12連敗を喫して42年前の球団記録を塗り替えた(翌日も負けて、13連敗に記録更新)。いちばん悔しいのは選手であり首脳陣であろう。それは承知で、周囲で勝手なことを言うのがファンのつとめ。そのつとめを果たすべく、思ったことを書いてみた。
《1975年との比較》
42年前に11連敗したときは、長嶋監督。今年は高橋監督。二人とも、現役を退いてすぐ就任した、青年監督だというのが大きな共通点。巨人で、引退した翌年から監督を務めたのは、長嶋監督の後は高橋監督だけだ。やはり、引退即監督就任には無理があるのだろう。
近年は落合監督や工藤監督など、コーチを経験せずに監督になって成功する例が増えてはいるが、いずれも現役をやめて即監督ではなかった。最近の例外はプレイングマネージャーだった古田監督と谷繁監督だが、二人とも失敗。現代野球では、現役引退即監督は無謀だと結論してよさそうだ。
長嶋監督は1年目、高橋監督は2年目という違いはあるが、高橋監督1年目もこういう状態になっておかしくなかった。あの打率、得点でよく2位になったものだ。519得点は3位と大きく離れたリーグ4位。投手が頑張って2位になったが、一つ歯車が狂えば今年のような状態になってしまう程度のチーム力だったということだろう。
《やる気の問題ではなさそう》
選手も首脳陣も、投げやりになっているようにも、士気が落ちているようにも見えない。(堀内監督時代のように)チームが空中分解しているようでもない。士気を保っているところは、さすがは巨人軍といえる。ただ、空回りしていることはたしかだが…。
《では、原因は》
連敗の原因は、貧打に尽きるだろう。坂本、阿部、マギーのクリーンアップこそ頑張っている(いた)が、それ以外の野手が軒並み2割台前半。正捕手の小林に至っては2割を切っている。12連敗目の6月7日のスタメン(DH制)の打率は、1割台が2人、1、2番は0.200と0.212、捕手の実松は0割。9人中5人がこれでは…目を覆うばかりである。
石川が打率0.272とレギュラーを取りつつあるが、それ以外の若手~中堅がチャンスを掴めない。巨人史上まれに見るくらいチャンスがごろごろ転がっているのに、だーれもレギュラーを奪えない。ほんとに歯がゆくて仕方がない。
《では、貧打の原因は》
なぜ若手~中堅がこれほどまでにさっぱり打てないのだろうか。個々の選手の能力のせいにするのは簡単だ。スカウトが悪い(取ってくる選手の質が悪い)という言い方もできるだろう。この日の対戦相手の西武のドラ3の源田が、巨人のドラ1の吉川尚をはるかにしのぐ活躍を見せているのは、その象徴かもしれない。
しかし、ドラフトで指名されるほどの選手たちが、揃いも揃って能力不足なんてことがあるだろうか。巨人はここ数年、ずーっと貧打だ。進化したのは坂本だけ。レギュラーを取りそうな石川も、日ハムからの移籍選手。指導者に問題ありと考えるのが普通だろう。
この現状はフロントも承知しており、内田コーチや田代コーチを招聘したのだろうが、効果なし。何か構造的な問題があるような気がしてならない。
《貧打解消の策はあるのか?》
素人考えを承知で言うと、巨人の選手は「みんなが同じ打撃を目指している」ように見える。
「脇を締めて、内からバットを出して、右中間・左中間へ強い打球を打つべし」
全員が「右にならえ」で、この打撃を目指しているように見えるのだ。長距離砲の大田(移籍したけど)や岡本から、小兵の松本や重信まで、みーんなこの打撃だ。オープンスタンスで、テイクバックをしっかり取って、センター返し。そりゃ、この打撃が合う選手もいるのだろうけど、金太郎飴じゃないんだし…。
松本や重信は、常に三遊間を狙って転がしていればいい。たまに決め打ちで、バーンと引っ張ればいいのだ。「左の井端」を目指して何が悪い。岡本は全打席、レフトスタンドを狙って打てばいい。状況を考えた打撃など、くそ食らえだ。
というのは極論としても、全員が同じ方向を目指す必要はなかろう。持ち味を生かすことが、できていないように見えるんだよなあ…。
《希望の光》
希望の光は、1976年に巨人が優勝していること。張本選手と加藤初投手を補強し、王さんが本塁打と打点の二冠王に輝き、見事に優勝した。
今季は、由伸監督に預けた。成績は問わないから、レギュラーを張れる選手を育ててくれ。そして、来季は優勝争いに加われ。
そうはならないんだろうなぁ…。
にほんブログ村
《1975年との比較》
42年前に11連敗したときは、長嶋監督。今年は高橋監督。二人とも、現役を退いてすぐ就任した、青年監督だというのが大きな共通点。巨人で、引退した翌年から監督を務めたのは、長嶋監督の後は高橋監督だけだ。やはり、引退即監督就任には無理があるのだろう。
近年は落合監督や工藤監督など、コーチを経験せずに監督になって成功する例が増えてはいるが、いずれも現役をやめて即監督ではなかった。最近の例外はプレイングマネージャーだった古田監督と谷繁監督だが、二人とも失敗。現代野球では、現役引退即監督は無謀だと結論してよさそうだ。
長嶋監督は1年目、高橋監督は2年目という違いはあるが、高橋監督1年目もこういう状態になっておかしくなかった。あの打率、得点でよく2位になったものだ。519得点は3位と大きく離れたリーグ4位。投手が頑張って2位になったが、一つ歯車が狂えば今年のような状態になってしまう程度のチーム力だったということだろう。
《やる気の問題ではなさそう》
選手も首脳陣も、投げやりになっているようにも、士気が落ちているようにも見えない。(堀内監督時代のように)チームが空中分解しているようでもない。士気を保っているところは、さすがは巨人軍といえる。ただ、空回りしていることはたしかだが…。
《では、原因は》
連敗の原因は、貧打に尽きるだろう。坂本、阿部、マギーのクリーンアップこそ頑張っている(いた)が、それ以外の野手が軒並み2割台前半。正捕手の小林に至っては2割を切っている。12連敗目の6月7日のスタメン(DH制)の打率は、1割台が2人、1、2番は0.200と0.212、捕手の実松は0割。9人中5人がこれでは…目を覆うばかりである。
石川が打率0.272とレギュラーを取りつつあるが、それ以外の若手~中堅がチャンスを掴めない。巨人史上まれに見るくらいチャンスがごろごろ転がっているのに、だーれもレギュラーを奪えない。ほんとに歯がゆくて仕方がない。
《では、貧打の原因は》
なぜ若手~中堅がこれほどまでにさっぱり打てないのだろうか。個々の選手の能力のせいにするのは簡単だ。スカウトが悪い(取ってくる選手の質が悪い)という言い方もできるだろう。この日の対戦相手の西武のドラ3の源田が、巨人のドラ1の吉川尚をはるかにしのぐ活躍を見せているのは、その象徴かもしれない。
しかし、ドラフトで指名されるほどの選手たちが、揃いも揃って能力不足なんてことがあるだろうか。巨人はここ数年、ずーっと貧打だ。進化したのは坂本だけ。レギュラーを取りそうな石川も、日ハムからの移籍選手。指導者に問題ありと考えるのが普通だろう。
この現状はフロントも承知しており、内田コーチや田代コーチを招聘したのだろうが、効果なし。何か構造的な問題があるような気がしてならない。
《貧打解消の策はあるのか?》
素人考えを承知で言うと、巨人の選手は「みんなが同じ打撃を目指している」ように見える。
「脇を締めて、内からバットを出して、右中間・左中間へ強い打球を打つべし」
全員が「右にならえ」で、この打撃を目指しているように見えるのだ。長距離砲の大田(移籍したけど)や岡本から、小兵の松本や重信まで、みーんなこの打撃だ。オープンスタンスで、テイクバックをしっかり取って、センター返し。そりゃ、この打撃が合う選手もいるのだろうけど、金太郎飴じゃないんだし…。
松本や重信は、常に三遊間を狙って転がしていればいい。たまに決め打ちで、バーンと引っ張ればいいのだ。「左の井端」を目指して何が悪い。岡本は全打席、レフトスタンドを狙って打てばいい。状況を考えた打撃など、くそ食らえだ。
というのは極論としても、全員が同じ方向を目指す必要はなかろう。持ち味を生かすことが、できていないように見えるんだよなあ…。
《希望の光》
希望の光は、1976年に巨人が優勝していること。張本選手と加藤初投手を補強し、王さんが本塁打と打点の二冠王に輝き、見事に優勝した。
今季は、由伸監督に預けた。成績は問わないから、レギュラーを張れる選手を育ててくれ。そして、来季は優勝争いに加われ。
そうはならないんだろうなぁ…。
にほんブログ村
2016年3月11日金曜日
野球賭博問題を考える【告白者に対するメリットが必要】
罪を憎んで人を憎まず
笠原、福田、松本竜の3名に続き、高木京も賭博に手を染めていたことが発覚した。私見を述べておきたい。
【身内調査の限界】
いまごろになって4人目が発覚したことで、改めて身内調査の限界が明らかになった。マスコミもコミッショナーも文部科学大臣もスポーツ庁長官も、揃って「徹底的な調査を」と言う。私もそう思う。
でも「どうやって」徹底的な調査をすればよいのだろう? 調査しているのは身内。しかも捜査ではなく調査であり、強制力はない。
「できれば話してください」
と言われて、正直に
「やってました」
と話すアホがいるだろうか。
強制力を持った第三者、できれば警察権力が出てこないと、全貌は明らかにならないだろう。
※3/11の報道で、NPBの第三者委が徹底調査に乗り出すことが明らかになった。たしかに身内(巨人)の調査よりはマシだろうが、強制力がないことには変わりない。笠原や胴元の「協力」など得られないだろう。
【それでも身内で何とかしたいなら】
「でも、警察も動いてくれないし、(NPBも含めた)身内で何とかしないといけないんです」というなら、司法取引的な策を実行するしかないだろう。
現状では、勇気を奮って自ら告白したところで、何のメリットもない。無期限の資格停止処分がくだされるだけでなく、「怖い人」から報復を受ける恐れもある。それなら
「黙っていれば、ばれないかも」
という可能性に賭けるのが普通の発想だ。ばれたところで、自ら告白した場合と状況は同じである。
そういう状況を打破するには、勇気を出して告白した人にはメリットを与える必要がある。具体的には「無期限ではない処分に軽減する」「退職金を出す」などが考えられる。もう一つ大事なのは「怖い人からの報復行為からは守ってあげる」と約束することだ。
罪を憎んで人を憎まず。個人を罰することが目的ではなく、全容を明らかにすることが目的なら、考慮に値する策ではないだろうか。
【不可解な点】
この事件が発覚した当初から、不可解な点がある。なぜ胴元側を強制的に捜査できないのかということだ。胴元側である「飲食店経営のB氏」を調べ上げれば、ほぼ全容が明らかになるだろうに、なぜしないのか。それとも、できないのか。
警察は「慎重に捜査を進めている」そうだが、なんのこっちゃよく分からない。違法な賭博の胴元をしてたんだから、罪は明らかなのでは? さっさとしょっ引いて、吐かせればいいのに。
この疑問に答えてくれる報道は、私の知る限り、ない。
【黒い霧事件との比較】
これは事件そのものではなく、報道への批判である。黒い霧事件を引き合いに出す報道が目立つが、それには但し書きが必要だろう。
「黒い霧事件では八百長行為があったが、今回の事件では八百長行為はなかった(ことがほぼ確実)」
ということである。そこを書かずに「過去には黒い霧事件があった」などと引き合いに出すのは、意図的にミスリーディングを誘っているとしか思えない。
もう一つ報道に対して苦言を示すなら、高木京の関与が発覚したことは「再発」ではないということだ。高木京の件は、再発ではなく、前回の続きである。それを「再発防止うんぬん」などの記事と並べるのも、ミスリーディングを狙っているとしか思えない。意地が悪い。
【着地点はどこに】
いったんは収まったと思われた事件が、再び掘り起こされた。さて、どう着地するのだろうか。
賭博をしていた選手が、もう何人かいる可能性は高い。また、「これ以上いません」ということをを証明するのは難しい。「存在する」ことよりも「存在しない」ことを示すほうが、よほどハードルは高いのだ。
そのためにも(話は戻るが)B氏の徹底追求が必要だろう。警察がB氏を調べ上げ
「これ以上の選手の関与は認められませんでした」
と結論しない限り
「助かった奴がいるに違いない」
と思われても仕方ない。私もそう思うだろう。
一日も早い、警察権力による捜査を願いたい。
にほんブログ村
2014年4月4日金曜日
激勝にも不満な原監督のすごさ
2014年4月2日の横浜-巨人戦は、8回に巨人が一挙に10点を奪って大逆転勝ちを収めた。1年に一度、いや数年に一度あるかないかの大逆転劇だった。
巨人ファンである私は、ウハウハだった。完全な負けゲームを猛打でひっくり返したのだから、こんなに気持ちのよいゲームはない。
ところが一人、違う人がいた。原監督である。最もウハウハになってよい立場の人が、この激勝にもご立腹だったそうだ。
要するに、先発投手(宮國)が崩れたことと、序盤から中盤のチャンスを逃し続けたことが不満だったらしい。普通なら、そんなことは忘れて、大逆転勝利の余韻に浸るところだと思うのだが、さすがですなあ…。
「勝って兜の緒を締めよ」
とはまさにこのことである。勉強になりました。
今年も巨人がぶっちぎりで優勝する気がしてきた。
逆の立場の監督にも触れておきたい。大逆転負けを食らったのは、横浜の中畑監督だ。8回の継投について、こんな辛辣な記事があった。
ただ、この記事はちょっと結果論に過ぎるかもしれない(記事内でもそのことは断っているが)。8回で5点差のリードなのだから、勝ちゲームの投手を使うのではなく、期待の新人に経験を積ませようとしても責められないだろう。
敗因を求めるとすれば、投手リレーの順番ではなく、横浜のリリーフ投手たちの「準備不足」ではないだろうか。他の試合でもそうだが、出てくるリリーフ投手の多くが準備不足に見えるのだ。
想像でしかないが「○回から行くぞ」などと言われるタイミングが遅いのではないだろうか。中畑監督と投手コーチ、もしくはベンチの投手コーチとブルペン担当コーチの間の連絡がうまくいっていないのではないかと推察する。
また、中畑監督の性格からして
「よし、次の回から○○を投げさそう」
何てことを急に言い出したりするのかもしれない。記者でもない私には、真実を知るすべはないが…。
にほんブログ村
巨人ファンである私は、ウハウハだった。完全な負けゲームを猛打でひっくり返したのだから、こんなに気持ちのよいゲームはない。
ところが一人、違う人がいた。原監督である。最もウハウハになってよい立場の人が、この激勝にもご立腹だったそうだ。
要するに、先発投手(宮國)が崩れたことと、序盤から中盤のチャンスを逃し続けたことが不満だったらしい。普通なら、そんなことは忘れて、大逆転勝利の余韻に浸るところだと思うのだが、さすがですなあ…。
「勝って兜の緒を締めよ」
とはまさにこのことである。勉強になりました。
今年も巨人がぶっちぎりで優勝する気がしてきた。
逆の立場の監督にも触れておきたい。大逆転負けを食らったのは、横浜の中畑監督だ。8回の継投について、こんな辛辣な記事があった。
ただ、この記事はちょっと結果論に過ぎるかもしれない(記事内でもそのことは断っているが)。8回で5点差のリードなのだから、勝ちゲームの投手を使うのではなく、期待の新人に経験を積ませようとしても責められないだろう。
敗因を求めるとすれば、投手リレーの順番ではなく、横浜のリリーフ投手たちの「準備不足」ではないだろうか。他の試合でもそうだが、出てくるリリーフ投手の多くが準備不足に見えるのだ。
想像でしかないが「○回から行くぞ」などと言われるタイミングが遅いのではないだろうか。中畑監督と投手コーチ、もしくはベンチの投手コーチとブルペン担当コーチの間の連絡がうまくいっていないのではないかと推察する。
また、中畑監督の性格からして
「よし、次の回から○○を投げさそう」
何てことを急に言い出したりするのかもしれない。記者でもない私には、真実を知るすべはないが…。
にほんブログ村
2013年5月23日木曜日
日本プロ野球(NPB)改革案 3リーグにすればすべて解決
今年(2013年)の4月、落合博満氏が講演を行い、3リーグ制という秘策を披露した。
@niftyニュース、週刊朝日
これはやられた。何がやられたって、私も同じことを考えていたのだ。
落合氏の講演の前に私の案をエントリーしておけば
「落合氏は、私のブログを読んだに違いない」
などと自慢することもできたのに…残念だ。
時すでに遅しの感もあるが、落合氏の講演内容が文章で残っているわけでもないようだし、私の案をまとめておこうと思う。
◆3位のチームがポストシーズン進出って…おかしくね?
パリーグがポストシーズンにトーナメント(現在のクライマックスシリーズ(CS)の前身)を導入してから今年で10年。CS自体は短期決戦の醍醐味もあって面白いし、観客動員増にもつながっているのだろう。
しかし、それでも私はこの方法には反対だ。3位のチームにポストシーズンがあるというのは、やはりおかしい。3位といえば、勝率が5割を切っていても不思議ではない順位だ。そんなチームが何かの拍子に日本シリーズを制してしまったら…。私は、とても日本一のチームと認める気になれない。
12球団のうち6球団がCSに参加するというのが、そもそも多すぎる。ポストシーズン進出のハードルを上げないと、CSや日本シリーズはもちろん、ペナントレースの価値も下がってしまう。
◆そこで3リーグ案ですよ
そこで、3リーグ案である。
12球団を4チームずつに分ければ三つのリーグができる。それぞれの1位はポストシーズンに進出。2位の3チームのうち、勝率が最も高かったチームもワイルドカード(WC)としてポストシーズンへ。この4チームでトーナメントを行えばすっきりする。
ワイルドカードの1チームは、いま流行のワンゲームプレーオフ(1試合で勝ったほうが権利を得る)で決めても面白い。
◆落合案とのちょっとした違い
ここまでは落合氏の案と同じである(と思う)。しかし、試合数をどうするかというところは少し違う。
落合案では、すべての対戦カードを同じ試合数にしている。同じリーグどうしでも、違うリーグ相手でも、同じ試合数にするというのだ。
私は、それではあまりにも「リーグ」の意味がなさ過ぎるように思う。そこで、次のように組めばよいのではないかと考えた。
同一リーグどうしの試合 → 1カード16試合
別リーグとの試合 → 1カード12試合
たとえば巨人と阪神がAリーグ、日ハムがBリーグの所属だとすると、巨人-阪神戦は16試合、巨人-日ハム戦、阪神-日ハム戦はそれぞれ12試合というわけだ。
そうすると、1チームあたりの試合数は
同リーグ 16×3=48
別リーグ 12×8=96
合計 48+96=144
おお、現在の試合数と同じだ。素晴らしい(自画自賛)。
同一リーグの試合で、1チームの主催試合が8試合になるので2連戦が出てくるが、これは何とでもなるだろう。
◆交流戦が多すぎませんか?…
「同じリーグの試合よりも別リーグの試合のほうが2倍も多いって、どうやねん」
という反論に対しては、あらかじめ回答しておく。
たしかに多い。しかしこれは、営業面を考えてのことである。
3リーグ案に対する球団側の反対意見としてまず考えられるのが
「巨人、阪神などの人気チームと別リーグになったら、経営が成り立たないよ~」
というものだろう。それを軽減するには、別リーグとの試合の割合を増やせばよいと考えたわけだ。そうすれば、人気チームとの試合数の差が少なくなる。
これをさらに推し進め、試合数を完全に平均化するというのが落合案なのだろう。
◆妄想が実現するには
以上が、私の案の骨子である。現在のところ妄想にしか過ぎないが、落合氏という強力な味方を得て、ほんの少しだけ希望の光が見えてきた。
さらなる秘策もあるが、これは機会があればまた披露したい。
妄想実現にあたっての大きな壁の一つが、セリーグの一部チームだろう。
「巨人戦、阪神戦が減る案なんて、飲めるわけなかろう」
と考えるに違いない。一球団のオーナーとしては、その考えは間違っていないが、野球界全体を見たときにはどうなのだろうか。英断を期待したい。
@niftyニュース、週刊朝日
これはやられた。何がやられたって、私も同じことを考えていたのだ。
落合氏の講演の前に私の案をエントリーしておけば
「落合氏は、私のブログを読んだに違いない」
などと自慢することもできたのに…残念だ。
時すでに遅しの感もあるが、落合氏の講演内容が文章で残っているわけでもないようだし、私の案をまとめておこうと思う。
◆3位のチームがポストシーズン進出って…おかしくね?
パリーグがポストシーズンにトーナメント(現在のクライマックスシリーズ(CS)の前身)を導入してから今年で10年。CS自体は短期決戦の醍醐味もあって面白いし、観客動員増にもつながっているのだろう。
しかし、それでも私はこの方法には反対だ。3位のチームにポストシーズンがあるというのは、やはりおかしい。3位といえば、勝率が5割を切っていても不思議ではない順位だ。そんなチームが何かの拍子に日本シリーズを制してしまったら…。私は、とても日本一のチームと認める気になれない。
12球団のうち6球団がCSに参加するというのが、そもそも多すぎる。ポストシーズン進出のハードルを上げないと、CSや日本シリーズはもちろん、ペナントレースの価値も下がってしまう。
◆そこで3リーグ案ですよ
そこで、3リーグ案である。
12球団を4チームずつに分ければ三つのリーグができる。それぞれの1位はポストシーズンに進出。2位の3チームのうち、勝率が最も高かったチームもワイルドカード(WC)としてポストシーズンへ。この4チームでトーナメントを行えばすっきりする。
ワイルドカードの1チームは、いま流行のワンゲームプレーオフ(1試合で勝ったほうが権利を得る)で決めても面白い。
◆落合案とのちょっとした違い
ここまでは落合氏の案と同じである(と思う)。しかし、試合数をどうするかというところは少し違う。
落合案では、すべての対戦カードを同じ試合数にしている。同じリーグどうしでも、違うリーグ相手でも、同じ試合数にするというのだ。
私は、それではあまりにも「リーグ」の意味がなさ過ぎるように思う。そこで、次のように組めばよいのではないかと考えた。
同一リーグどうしの試合 → 1カード16試合
別リーグとの試合 → 1カード12試合
たとえば巨人と阪神がAリーグ、日ハムがBリーグの所属だとすると、巨人-阪神戦は16試合、巨人-日ハム戦、阪神-日ハム戦はそれぞれ12試合というわけだ。
そうすると、1チームあたりの試合数は
同リーグ 16×3=48
別リーグ 12×8=96
合計 48+96=144
おお、現在の試合数と同じだ。素晴らしい(自画自賛)。
同一リーグの試合で、1チームの主催試合が8試合になるので2連戦が出てくるが、これは何とでもなるだろう。
◆交流戦が多すぎませんか?…
「同じリーグの試合よりも別リーグの試合のほうが2倍も多いって、どうやねん」
という反論に対しては、あらかじめ回答しておく。
たしかに多い。しかしこれは、営業面を考えてのことである。
3リーグ案に対する球団側の反対意見としてまず考えられるのが
「巨人、阪神などの人気チームと別リーグになったら、経営が成り立たないよ~」
というものだろう。それを軽減するには、別リーグとの試合の割合を増やせばよいと考えたわけだ。そうすれば、人気チームとの試合数の差が少なくなる。
これをさらに推し進め、試合数を完全に平均化するというのが落合案なのだろう。
◆妄想が実現するには
以上が、私の案の骨子である。現在のところ妄想にしか過ぎないが、落合氏という強力な味方を得て、ほんの少しだけ希望の光が見えてきた。
さらなる秘策もあるが、これは機会があればまた披露したい。
妄想実現にあたっての大きな壁の一つが、セリーグの一部チームだろう。
「巨人戦、阪神戦が減る案なんて、飲めるわけなかろう」
と考えるに違いない。一球団のオーナーとしては、その考えは間違っていないが、野球界全体を見たときにはどうなのだろうか。英断を期待したい。
2013年4月5日金曜日
2013WBC(ワールドベースボールクラシック)雑感
今さらだが、WBCの雑感をまとめておきたい。
まず、やっぱり楽しい。NPBのトップ選手が一緒のチームで戦うのも新鮮だし、一発勝負のトーナメントもリーグ戦とは違った緊張感がある。
現時点では問題点もたくさんあるようだが、大きな大会に育ってもらいたいものだ。
内川の走塁ミスは「敗因」だったのか?
プエルトリコに負けた試合での、内川選手の走塁ミスが「敗因」であったかのように報じられている。しかし、あれは決して「敗因」ではない。強いて言うなら「負けが決まった瞬間」だ。あの瞬間に負けが決まった、と言うことはできるだろう。しかし、それは「敗因」とは別物だ。
では敗因は何だったのか。敗因は、打てなかったことに尽きる。7回まで0点で勝とうというのがムシが良すぎる。序盤のチャンスに点を取れなかったことが敗因だ。内川選手のあのプレーは確かに走塁ミスだが、それを敗因として捉えるのは間違っている。
また、盗塁のサイン自体についても、一発勝負のトーナメントなんだから、おおいにあり得る作戦だった、と私は思う。それに、台湾戦の鳥谷の盗塁は批判せず、結果的に失敗に終わったこちらだけをあげつらうのはおかしい。
采配ミスは別の場面だった
采配ミスは別の試合にあったと思う。それは、二次ラウンドの台湾戦。今大会で最も熱かった試合だ。その8回裏の台湾の攻撃の場面。
0-2のビハインドの6回裏から登板した田中投手が、6、7回の2イニングをパーフェクトに押さえた。打者6人から4三振を奪う、完璧な内容だった。そして8回表に日本が2点を取り同点に追いつき、迎えた8回裏。
田中が先頭打者、次の打者に連打をあび、無死一・二塁のピンチ。ここで采配ミスがあったと思う。結果的に、田中はここで勝ち越しのタイムリーを打たれ、マウンドを降りるのだが、結果論ではなく、ここは投手を替えるべきだった。
終盤の8回で2-2の同点。バッターは左打者。ここで森福を使わずに、何のために森福をベンチに入れているのか。ここは、森福への交代の一手だった。
大会後に突如わき出た首脳陣批判
日本チームの結果は、ご存じの通り、ベスト4敗退。最低限の目標は達成したと言ってよいだろう。
しかし敗退が決まるやいなや、采配その他について、マスコミによる首脳陣への批判が噴出した。大会中は(申し合わせでもあったのか)表に出てこなかった批判が一斉にわき出てきたのだ。特にコテンパンに叩かれたのが東尾コーチだった。私も当初から、投手総合コーチが東尾氏というのは疑問だった。
しかし、大会が終わってから「待ってました」とばかりにマスコミが批判し始めるのには違和感がある。娘と一緒にイベントに出るのを怪しからんと思うなら、大会中であろうと、その時点でしっかり批判してほしかった。
首脳陣の功績 その1
敗退が決まると、上記に加えて、「練習している選手がいるのに映画や競艇に行っていた」とか「毎晩、酒盛りをしていた」とか、おおいに批判されている今大会の首脳陣だが、功績もあったと思う。
それはメンバー選考についてだ。
一つ目は、事前の予想を覆して角中と本多を残し、大島と聖沢を選ばなかったこと。この決定の直後には疑問の声が上がったし、私も「足のスペシャリスト」を選ばなかったことに疑問を感じた。
しかし、大会を通じて
「大島か聖沢がいたらなあ」
と思う場面があっただろうか。今大会のメンバーは、走攻守兼備の選手が多く、代走があるとすれば、どうしても1点がほしいときに阿部に代走を出すという場面だけだっただろう。それを見越して、足のスペシャリストよりも打力を優先した人選はヒットだったのではないか。
ただ、せっかく残した本多がほとんど使われなかったのは残念だった。2塁の守備固めとして使う手はあったように思うのだが。
首脳陣の功績 その2
二つ目は中田翔選手を選んだことだ。中田を選ぶことに否定的なコーチもいたようだが、山本監督の一存で選んだのだという。
結果的には、中田はレギュラーとして活躍した。本人にとっては、またとない経験になっただろう。首脳陣にはおおいに感謝してほしい。奔放な中田については批判の声も多いが、今回の経験をどう生かすのか、注目していきたい。
また、お目付役の稲葉選手を、ちゃんとメンバーに入れていたところも見逃せない。
以上、感じたところをザッと書いてみた。いまから次回が楽しみだ。
日本代表を常設するなら、サッカーのように外国人を監督に呼んでみてはどうだろうか。サッカーと同様に、長期間、腰を据えて指揮できる環境を整えれば、アッと驚くような人選など、日本球界に新しい風を吹き込んでくれるように思う。
ヒルマン氏とかマニエル氏(現フィリーズ監督、元近鉄)なんかどうですかね。不動の三塁手モッカ氏(元アスレチックス、ブルワーズ監督、元中日)もいいなあ。
まず、やっぱり楽しい。NPBのトップ選手が一緒のチームで戦うのも新鮮だし、一発勝負のトーナメントもリーグ戦とは違った緊張感がある。
現時点では問題点もたくさんあるようだが、大きな大会に育ってもらいたいものだ。
内川の走塁ミスは「敗因」だったのか?
プエルトリコに負けた試合での、内川選手の走塁ミスが「敗因」であったかのように報じられている。しかし、あれは決して「敗因」ではない。強いて言うなら「負けが決まった瞬間」だ。あの瞬間に負けが決まった、と言うことはできるだろう。しかし、それは「敗因」とは別物だ。
では敗因は何だったのか。敗因は、打てなかったことに尽きる。7回まで0点で勝とうというのがムシが良すぎる。序盤のチャンスに点を取れなかったことが敗因だ。内川選手のあのプレーは確かに走塁ミスだが、それを敗因として捉えるのは間違っている。
また、盗塁のサイン自体についても、一発勝負のトーナメントなんだから、おおいにあり得る作戦だった、と私は思う。それに、台湾戦の鳥谷の盗塁は批判せず、結果的に失敗に終わったこちらだけをあげつらうのはおかしい。
采配ミスは別の場面だった
采配ミスは別の試合にあったと思う。それは、二次ラウンドの台湾戦。今大会で最も熱かった試合だ。その8回裏の台湾の攻撃の場面。
0-2のビハインドの6回裏から登板した田中投手が、6、7回の2イニングをパーフェクトに押さえた。打者6人から4三振を奪う、完璧な内容だった。そして8回表に日本が2点を取り同点に追いつき、迎えた8回裏。
田中が先頭打者、次の打者に連打をあび、無死一・二塁のピンチ。ここで采配ミスがあったと思う。結果的に、田中はここで勝ち越しのタイムリーを打たれ、マウンドを降りるのだが、結果論ではなく、ここは投手を替えるべきだった。
終盤の8回で2-2の同点。バッターは左打者。ここで森福を使わずに、何のために森福をベンチに入れているのか。ここは、森福への交代の一手だった。
大会後に突如わき出た首脳陣批判
日本チームの結果は、ご存じの通り、ベスト4敗退。最低限の目標は達成したと言ってよいだろう。
しかし敗退が決まるやいなや、采配その他について、マスコミによる首脳陣への批判が噴出した。大会中は(申し合わせでもあったのか)表に出てこなかった批判が一斉にわき出てきたのだ。特にコテンパンに叩かれたのが東尾コーチだった。私も当初から、投手総合コーチが東尾氏というのは疑問だった。
しかし、大会が終わってから「待ってました」とばかりにマスコミが批判し始めるのには違和感がある。娘と一緒にイベントに出るのを怪しからんと思うなら、大会中であろうと、その時点でしっかり批判してほしかった。
首脳陣の功績 その1
敗退が決まると、上記に加えて、「練習している選手がいるのに映画や競艇に行っていた」とか「毎晩、酒盛りをしていた」とか、おおいに批判されている今大会の首脳陣だが、功績もあったと思う。
それはメンバー選考についてだ。
一つ目は、事前の予想を覆して角中と本多を残し、大島と聖沢を選ばなかったこと。この決定の直後には疑問の声が上がったし、私も「足のスペシャリスト」を選ばなかったことに疑問を感じた。
しかし、大会を通じて
「大島か聖沢がいたらなあ」
と思う場面があっただろうか。今大会のメンバーは、走攻守兼備の選手が多く、代走があるとすれば、どうしても1点がほしいときに阿部に代走を出すという場面だけだっただろう。それを見越して、足のスペシャリストよりも打力を優先した人選はヒットだったのではないか。
ただ、せっかく残した本多がほとんど使われなかったのは残念だった。2塁の守備固めとして使う手はあったように思うのだが。
首脳陣の功績 その2
二つ目は中田翔選手を選んだことだ。中田を選ぶことに否定的なコーチもいたようだが、山本監督の一存で選んだのだという。
結果的には、中田はレギュラーとして活躍した。本人にとっては、またとない経験になっただろう。首脳陣にはおおいに感謝してほしい。奔放な中田については批判の声も多いが、今回の経験をどう生かすのか、注目していきたい。
また、お目付役の稲葉選手を、ちゃんとメンバーに入れていたところも見逃せない。
以上、感じたところをザッと書いてみた。いまから次回が楽しみだ。
日本代表を常設するなら、サッカーのように外国人を監督に呼んでみてはどうだろうか。サッカーと同様に、長期間、腰を据えて指揮できる環境を整えれば、アッと驚くような人選など、日本球界に新しい風を吹き込んでくれるように思う。
ヒルマン氏とかマニエル氏(現フィリーズ監督、元近鉄)なんかどうですかね。不動の三塁手モッカ氏(元アスレチックス、ブルワーズ監督、元中日)もいいなあ。
2012年9月8日土曜日
スポーツニッポンと金本選手
私は関西在住で、土・日はスポーツニッポン(スポニチ)を購読している。関西以外の方はあまりご存じないかもしれないが、関西のスポーツ紙は、報知を除き、ほぼ毎日、阪神タイガースが1面を飾る。私は阪神ファンではないので、それらの記事にはほとんど用事はないのだが、今日の1面の見出しには驚いた。
昨日、阪神は0-1で中日に完封負けを喫した。こういうときは、打てなかった打者や和田監督の采配を批判するのがいつものパターンなのだが、今日は違った。1面の見出しを紹介しよう。
もう唖然である。代打で出てきてヒットを打った金本選手を持ち上げる記事を1面に持ってくるとは…。
以前から気になっていたのだが、スポニチは金本に対する批判はほとんど書かず、いつも妙にヨイショする。毎日のように批判にさらされる和田監督や新井(兄)と扱いが違いすぎて気持ち悪い。引退後にスポニチに引っ張るためなのか何なのか知らないが、これはイカンだろう。いくら常勝阪神を作った功労者とはいえ、言うべきことは言わんとな。
ただし、スポニチにも金本を批判する記事が(たまに)見られるときがある。それは何と競馬欄。井上泰司記者がコラムでたまに書いておられる。気になる人は、要チェック。
にほんブログ村
昨日、阪神は0-1で中日に完封負けを喫した。こういうときは、打てなかった打者や和田監督の采配を批判するのがいつものパターンなのだが、今日は違った。1面の見出しを紹介しよう。
来期まだやれる!!
金本
激打!!
9回代打で
もう唖然である。代打で出てきてヒットを打った金本選手を持ち上げる記事を1面に持ってくるとは…。
以前から気になっていたのだが、スポニチは金本に対する批判はほとんど書かず、いつも妙にヨイショする。毎日のように批判にさらされる和田監督や新井(兄)と扱いが違いすぎて気持ち悪い。引退後にスポニチに引っ張るためなのか何なのか知らないが、これはイカンだろう。いくら常勝阪神を作った功労者とはいえ、言うべきことは言わんとな。
ただし、スポニチにも金本を批判する記事が(たまに)見られるときがある。それは何と競馬欄。井上泰司記者がコラムでたまに書いておられる。気になる人は、要チェック。
にほんブログ村
2011年10月27日木曜日
2011ドラフト会議雑感
私は関西に住んでいるが、巨人ファンである。一巨人ファンとしては菅野君が入団できず残念だ。
しかし、今回の日本ハムの菅野1位指名には大賛辞を送りたい。いくら密着マークして、関係者を取り込み、1年前から1位指名を表明しても、また監督の甥っ子だからといっても、逆指名制がない以上、入団が保証されるわけではない。他球団がドラフトで指名するのは自由なのだ。
1位で指名した選手に逃げられるリスクを承知で、巨人の囲い込み作戦に敢然と立ち向かった勇気を讃えたい。
菅野君も、この勇気に免じて日ハムに入団してはどうだろうか(まったく大きなお世話だろうが)。ダルビッシュ、中田翔を初め、陽岱鋼、祐ちゃんなど、自前の選手の育成には実績がある。栗山新監督の手腕は不明だが、悪い球団ではないと思う。
巨人には、FAで行けばいいやんか。札幌にはススキノもあるし、いいところやで。
しかし、今回の日本ハムの菅野1位指名には大賛辞を送りたい。いくら密着マークして、関係者を取り込み、1年前から1位指名を表明しても、また監督の甥っ子だからといっても、逆指名制がない以上、入団が保証されるわけではない。他球団がドラフトで指名するのは自由なのだ。
1位で指名した選手に逃げられるリスクを承知で、巨人の囲い込み作戦に敢然と立ち向かった勇気を讃えたい。
菅野君も、この勇気に免じて日ハムに入団してはどうだろうか(まったく大きなお世話だろうが)。ダルビッシュ、中田翔を初め、陽岱鋼、祐ちゃんなど、自前の選手の育成には実績がある。栗山新監督の手腕は不明だが、悪い球団ではないと思う。
巨人には、FAで行けばいいやんか。札幌にはススキノもあるし、いいところやで。
2011年10月4日火曜日
ブログの引っ越し
FC2でブログをしていたのだが、何が行けないのか、8月半ばにgoogleの検索順位が急落した。ブログのタイトルで検索しても1ページ目に出てこないのだから、何か原因があるとしか思えない。
ああだこうだと試行錯誤すること2カ月。しかし、状況は改善せず、ついにブログの引っ越しを決めた。
よく読まれていたエントリーをいくつかこちらに移し、新しい記事はすべてこちらにエントリーしていこうと思う。
心機一転、よろしくお願いします。
ああだこうだと試行錯誤すること2カ月。しかし、状況は改善せず、ついにブログの引っ越しを決めた。
よく読まれていたエントリーをいくつかこちらに移し、新しい記事はすべてこちらにエントリーしていこうと思う。
心機一転、よろしくお願いします。
登録:
投稿 (Atom)
【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)
2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。 スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。 スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...
-
さて、いよいよ「なんば」の謎に迫っていこう。 といっても「なんば」の意味自体は謎でもなんでもなく、要するにネギのことである。いったい、前回の長い前振りは何だったのだろうか…。 要するに、「鳥そば」といえば鳥肉入りのそば、「鳥なんばそば」といえば鳥肉とネギの入ったそばを意味す...
-
わが家では土曜、日曜の晩ご飯は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。 家族構成は父(アラフィフ)、母(年齢非公表)、娘(高2)、息子(中2)の4人。 娘は中間テストが終わって部活モードに復帰。息子は相変わらず週末は野球三昧。 10月12...
-
2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は52歳。 2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成! 自己ベストは2024年3月のびわ湖マラソンの2時間54分台。 ◆総 評◆ 福知山マラソン5週前。気温が下がり、ようやく日中に普通に走れる...